【鈴鹿】聖地巡礼 御池岳奥の平
Posted: 2024年12月26日(木) 19:14
【日 付】2024年12月25(水)
【山 域】鈴鹿
【コース】藤原簡易P6:45---10:30白船峠---12:50御池奥の平13:50---16:45藤原簡易P
【メンバー】単独
御池岳とヤブコギネットのかかわりは深い。御池杣人さんが御池三部作を出版し、最後の山行に選んだのも御池だった。コグルミ谷には近藤岩があり登山口にはログハウスを建てた。熊笹をかきわけての池探しに緑水さんも参戦していた。今は笹が消え、だれでも歩ける山だが、当時は手ごわい相手だった。ハリマオさん宅に畳大の御池岳のジオラマ、kasayaさんの車のナンバーは御池の標高と御池愛が止まらない。秋狸さんのタヌクラもあった。初めて参加したオフ会も奥の平だった。私も御池には足しげく通った口だが、登山者が多くなり足が遠のいた。それでも、冬の奥の平に魅了されて冬季限定で通っていた。昔は木和田尾・白船峠経由の直登ルートで人に会うことは無かったが、ここ数年人に会うようになった。雪がしまった良日に真の谷でたくさんの人に出会った。行く気が失せ、頭陀の洞窟に行き先を変更してから行っていない。久々に静寂の奥の平をさまよいたいと思っていると、25日が寒波と寒波の間で天気が良い。雪がしまるまえの新雪で敬遠する人も多いだろう、しかも平日だ。
夜明け前の簡易パーキング周辺はまったく雪が無い。藤原岳のお藤の鼻筋を見ながら巡視路に向かう。植林を抜け白い伊吹が正面に見える鉄塔から雪が着きだしたのでスパッツをつける。子向井山をすぎると雪の沈み込みも深くなってきたのでスノーシューを装着。だれも歩いていない尾根筋を進んで白船峠の分岐に到着。まったく歩かれていない新雪のトラバース道はよく沈む。峠から降りてきている小尾根に取りつくあたりの吹き溜まり地帯で苦労させられる。新雪の不安定な雪での膝上ラッセルが続く。ようやく白船峠に着いたが、県境尾根にも歩かれた気配がない。この峠には、白船大神という祠が以前あり炭焼き達の火傷の神で、伊勢尾に続く炭焼き地帯の名残だ。壊れかけの祠と銅製の鏡は覚えている。
新雪の一人ラッセルで思った以上に時間がかかっている。真の谷へ一息で下り、御池の末端に取りつく。ここから雪はさらに深くなり、尾根筋も斜面も沈み込み膝上ラッセルが続く。雪が降った後でも以前降った雪が下にあればどうにかなるが、新雪のみの急登ではしかたがない。踏み跡を固めながら進むが、直登は難しく、ずり落ちるだけだ。九十九折に進むものの遅々として進まない。いつ着くかわからないペースだがしかたがない。すると下から男性が上がってきた。私のトレースを使って同じルートを歩いてきたそうだ。ここで先頭を変わってもらって急登に挑む。目途がつき、ようやくテーブルランドに到着した。雪の状態が良ければ1時間で着く直登だが、倍かかった。
奥の平に踏み跡はなく、けがれ無き平原が広がっている。時間が無いので、男性と別れ先を急ぐ。テーブルランド歩きは沈み込みも無く快適なはずだが、今日は違う。スノーシューが沈み込むだけでなく、体勢を崩して手をつくとどこまでも沈み込んでいく。胴体で止まり、時間を掛けてもがきながら体勢を整えた。雪のしまっている場所は無く、どこを歩いても沈み込む。とはいえ、だれも歩いていない奥の平は気持ちいい。通常なら滋賀県側から奥の平に来ている人がいるものだが、新雪のおかげでだれも来ていない。奥の平にたどりついたのは、私と後続の男性の2人だけだ。テーブルランドからは伊吹、乗鞍、御嶽、中ア、南アが見えた。
ボタンブチを眺め青のドリーネに向かう。御池杣人さんが命名したドリーネで、いつ来ても落ち着く。雪の季節にしか見られない曲線美は秀逸だ。杣人さんが好きだったアンパンを食べながらホゲーとまどろむ。下山のタイムリミットも近づいてきたので丘を越えて竜が白く輝く下山地点にもどる。
さて帰ろう。どこまでも沈み込む雪に気を使いながら真の谷の植林に向かって下る。真の谷からは緑水さんが命名した鉄の平の鉄塔が見えていた。白船峠からのトラバース道もいやらしくゆっくり進むしかない。木和田尾を下り駐車地には16時45分着で、どうにか間に合った。このコースは何度も歩いているが、今回が一番時間がかかった。タイムリミットもあり昼食を食べずに10時間歩いた。苦労したが、静寂の奥の平に出会えて満足している。
【山 域】鈴鹿
【コース】藤原簡易P6:45---10:30白船峠---12:50御池奥の平13:50---16:45藤原簡易P
【メンバー】単独
御池岳とヤブコギネットのかかわりは深い。御池杣人さんが御池三部作を出版し、最後の山行に選んだのも御池だった。コグルミ谷には近藤岩があり登山口にはログハウスを建てた。熊笹をかきわけての池探しに緑水さんも参戦していた。今は笹が消え、だれでも歩ける山だが、当時は手ごわい相手だった。ハリマオさん宅に畳大の御池岳のジオラマ、kasayaさんの車のナンバーは御池の標高と御池愛が止まらない。秋狸さんのタヌクラもあった。初めて参加したオフ会も奥の平だった。私も御池には足しげく通った口だが、登山者が多くなり足が遠のいた。それでも、冬の奥の平に魅了されて冬季限定で通っていた。昔は木和田尾・白船峠経由の直登ルートで人に会うことは無かったが、ここ数年人に会うようになった。雪がしまった良日に真の谷でたくさんの人に出会った。行く気が失せ、頭陀の洞窟に行き先を変更してから行っていない。久々に静寂の奥の平をさまよいたいと思っていると、25日が寒波と寒波の間で天気が良い。雪がしまるまえの新雪で敬遠する人も多いだろう、しかも平日だ。
夜明け前の簡易パーキング周辺はまったく雪が無い。藤原岳のお藤の鼻筋を見ながら巡視路に向かう。植林を抜け白い伊吹が正面に見える鉄塔から雪が着きだしたのでスパッツをつける。子向井山をすぎると雪の沈み込みも深くなってきたのでスノーシューを装着。だれも歩いていない尾根筋を進んで白船峠の分岐に到着。まったく歩かれていない新雪のトラバース道はよく沈む。峠から降りてきている小尾根に取りつくあたりの吹き溜まり地帯で苦労させられる。新雪の不安定な雪での膝上ラッセルが続く。ようやく白船峠に着いたが、県境尾根にも歩かれた気配がない。この峠には、白船大神という祠が以前あり炭焼き達の火傷の神で、伊勢尾に続く炭焼き地帯の名残だ。壊れかけの祠と銅製の鏡は覚えている。
新雪の一人ラッセルで思った以上に時間がかかっている。真の谷へ一息で下り、御池の末端に取りつく。ここから雪はさらに深くなり、尾根筋も斜面も沈み込み膝上ラッセルが続く。雪が降った後でも以前降った雪が下にあればどうにかなるが、新雪のみの急登ではしかたがない。踏み跡を固めながら進むが、直登は難しく、ずり落ちるだけだ。九十九折に進むものの遅々として進まない。いつ着くかわからないペースだがしかたがない。すると下から男性が上がってきた。私のトレースを使って同じルートを歩いてきたそうだ。ここで先頭を変わってもらって急登に挑む。目途がつき、ようやくテーブルランドに到着した。雪の状態が良ければ1時間で着く直登だが、倍かかった。
奥の平に踏み跡はなく、けがれ無き平原が広がっている。時間が無いので、男性と別れ先を急ぐ。テーブルランド歩きは沈み込みも無く快適なはずだが、今日は違う。スノーシューが沈み込むだけでなく、体勢を崩して手をつくとどこまでも沈み込んでいく。胴体で止まり、時間を掛けてもがきながら体勢を整えた。雪のしまっている場所は無く、どこを歩いても沈み込む。とはいえ、だれも歩いていない奥の平は気持ちいい。通常なら滋賀県側から奥の平に来ている人がいるものだが、新雪のおかげでだれも来ていない。奥の平にたどりついたのは、私と後続の男性の2人だけだ。テーブルランドからは伊吹、乗鞍、御嶽、中ア、南アが見えた。
ボタンブチを眺め青のドリーネに向かう。御池杣人さんが命名したドリーネで、いつ来ても落ち着く。雪の季節にしか見られない曲線美は秀逸だ。杣人さんが好きだったアンパンを食べながらホゲーとまどろむ。下山のタイムリミットも近づいてきたので丘を越えて竜が白く輝く下山地点にもどる。
さて帰ろう。どこまでも沈み込む雪に気を使いながら真の谷の植林に向かって下る。真の谷からは緑水さんが命名した鉄の平の鉄塔が見えていた。白船峠からのトラバース道もいやらしくゆっくり進むしかない。木和田尾を下り駐車地には16時45分着で、どうにか間に合った。このコースは何度も歩いているが、今回が一番時間がかかった。タイムリミットもあり昼食を食べずに10時間歩いた。苦労したが、静寂の奥の平に出会えて満足している。
御池杣人さん、緑水さん、ハリマオさん、kasayaさん、秋狸さん・・・