【北海道】不思議な縁に紡がれた利尻の山 ~登山編~
Posted: 2024年11月07日(木) 06:18
※2024年11月12日 コースタイムを追記しました。本文を一部追記修正しました。
【 日 付 】2024年7月8日
【 山 域 】でっかいどう
【メンバー】わしたか、マスオ、のぞみん
【 天 候 】ガス
【 ルート 】利尻町本町0413→鴛泊登山口0508→0927山頂1019→1328鴛泊登山口1340
→1408利尻富士温泉1458→セイコマート→1534利尻町本町(0 to 0)
これはレポというより、奇跡の出会いの物語である
(身バレ防止のため個人情報を一部改変および脚色)。
2024年7月6日、利尻港のフェリーターミナルにほど近いむくどりゲストハウスで
不思議な縁に導かれてパーティーが結成された。
20代の男女とアラフィフの私の逆凹トリオ。
・わしたか:アラフィフ男性。バリエーションルートをメインに山登りする鳥屋。
モットーは「ヒトがいかない場所に行きヒトが見てないものを探す」
・マスオ:20代男性。動物のお医者さん大学の野鳥研究会所属。初対面だったが共通の鳥屋がいることがわかり意気投合。
ナルシスト。花に話しかけるヤバいやつ。なんと箕面出身。近所やないかい。
・のぞみん:20代女性。大エゾ畜産大学環境学部卒業。京都出身なのに「ぶぶ漬けでもどうですか」なんて回りくどいことは言わない。
初対面の私に炎のストレートで悪口を連射するヤバいやつ。でも不思議と怒りと沸かないのはお互い関西人だからか。おばちゃんによく「あなた中学生?」といわれる童顔。
知らないヒトとはパーティーを組まない主義だが、到着した夜に宿のリビングルームで10人くらいでワイワイ飲んでると、
いつのまにか3人で話し込んでいた。
3人とも0 to 0、いわゆるsea to summitするというので、自然と時間を合わせて出発することになった。
翌朝、宿から指定された海岸で海に足を漬けてすたーてぃん。
海岸のあちこちに利尻昆布の干し場があるので、知らずに土足で踏み込まないよう指定されているのだ。
すでに私の悪口を4,5センテンス放言しているのぞみんに、
「海に潜って-10mからスタートしろや(意訳)」と言い返す。
ひと笑いとったところで、集落の中を歩きはじめる。
だらだらと登る舗装道路が延々続くが、私とのぞみんの、悪口(ボケ)と悪口(ツッコミ)言い合いで
笑いがどっかんどっかん起きて、あっというまに鴛泊(おしどまり)登山口に着いた。
甘露泉水で喉を潤して、登山道に入る。
デカい針葉樹があちこちにあって巨木フェチのわたしはホクホク。
悪口の応酬でゲラゲラ笑ってたら、あっというまに第一見晴らし台に着いた。
しかし周囲は真っ白。なにも見えない。
本来は前日に登る予定だったが雨の予報で延泊したのだ。
雨が降ってないだけマシだと思うことにして出発。
笑いはとどまること知らず、あっという間に第二見晴らし台に到着。
ここでトラブル発覚。
6.5合目の携帯トイレブースにスマホを置き忘れていることに気づいた。
すると、のぞみんから脊髄反射で「それはクソみたいなログしか取れてないね」
というツッコミが入って大爆笑。
横にいたおばちゃんは「ほんと仲いいね。3人は家族?」とニコニコ笑ってる(ちがいます)。
私のスマホは帰りに回収することにして先へ進む。
9合目からは利尻島固有種のリシリヒゲナシを探す。
しばらくして砂礫に咲くリシリヒゲナシを見つけた。
すると、マスオがしゃがんで「やっと会えたね。可愛いね。こんなとこに咲いて大変だね」と
話しかけている。
これまでマスオはあまりしゃべらず、我々の漫才を横で笑っている大人しいタイプだと思っていたが、
実は花を愛するナルシストであることが判明。以降、マスオではなくナルオと命名された。
山頂に近づくと、一番に登るために若手の二人がいきなり我先にとダッシュした。
わたしは「まったく二人ともコドモなんだから」と言いオトナの余裕をかましていたが、
二人のペースが速かったので実はけっこうヘロヘロだった。
山頂に着くと、のぞみんが「わたし一番、あなたは三番」とさっそく煽ってくる。
「煽り運転は3年以下の懲役、または50万円以下の罰金」と軽くかわして、神社にお参り。
すると神様に願いが通じたのか、一気にガスが切れて素晴らしい景色が広がった。
(続く)
【 日 付 】2024年7月8日
【 山 域 】でっかいどう
【メンバー】わしたか、マスオ、のぞみん
【 天 候 】ガス
【 ルート 】利尻町本町0413→鴛泊登山口0508→0927山頂1019→1328鴛泊登山口1340
→1408利尻富士温泉1458→セイコマート→1534利尻町本町(0 to 0)
これはレポというより、奇跡の出会いの物語である
(身バレ防止のため個人情報を一部改変および脚色)。
2024年7月6日、利尻港のフェリーターミナルにほど近いむくどりゲストハウスで
不思議な縁に導かれてパーティーが結成された。
20代の男女とアラフィフの私の逆凹トリオ。
・わしたか:アラフィフ男性。バリエーションルートをメインに山登りする鳥屋。
モットーは「ヒトがいかない場所に行きヒトが見てないものを探す」
・マスオ:20代男性。動物のお医者さん大学の野鳥研究会所属。初対面だったが共通の鳥屋がいることがわかり意気投合。
ナルシスト。花に話しかけるヤバいやつ。なんと箕面出身。近所やないかい。
・のぞみん:20代女性。大エゾ畜産大学環境学部卒業。京都出身なのに「ぶぶ漬けでもどうですか」なんて回りくどいことは言わない。
初対面の私に炎のストレートで悪口を連射するヤバいやつ。でも不思議と怒りと沸かないのはお互い関西人だからか。おばちゃんによく「あなた中学生?」といわれる童顔。
知らないヒトとはパーティーを組まない主義だが、到着した夜に宿のリビングルームで10人くらいでワイワイ飲んでると、
いつのまにか3人で話し込んでいた。
3人とも0 to 0、いわゆるsea to summitするというので、自然と時間を合わせて出発することになった。
翌朝、宿から指定された海岸で海に足を漬けてすたーてぃん。
海岸のあちこちに利尻昆布の干し場があるので、知らずに土足で踏み込まないよう指定されているのだ。
すでに私の悪口を4,5センテンス放言しているのぞみんに、
「海に潜って-10mからスタートしろや(意訳)」と言い返す。
ひと笑いとったところで、集落の中を歩きはじめる。
だらだらと登る舗装道路が延々続くが、私とのぞみんの、悪口(ボケ)と悪口(ツッコミ)言い合いで
笑いがどっかんどっかん起きて、あっというまに鴛泊(おしどまり)登山口に着いた。
甘露泉水で喉を潤して、登山道に入る。
デカい針葉樹があちこちにあって巨木フェチのわたしはホクホク。
悪口の応酬でゲラゲラ笑ってたら、あっというまに第一見晴らし台に着いた。
しかし周囲は真っ白。なにも見えない。
本来は前日に登る予定だったが雨の予報で延泊したのだ。
雨が降ってないだけマシだと思うことにして出発。
笑いはとどまること知らず、あっという間に第二見晴らし台に到着。
ここでトラブル発覚。
6.5合目の携帯トイレブースにスマホを置き忘れていることに気づいた。
すると、のぞみんから脊髄反射で「それはクソみたいなログしか取れてないね」
というツッコミが入って大爆笑。
横にいたおばちゃんは「ほんと仲いいね。3人は家族?」とニコニコ笑ってる(ちがいます)。
私のスマホは帰りに回収することにして先へ進む。
9合目からは利尻島固有種のリシリヒゲナシを探す。
しばらくして砂礫に咲くリシリヒゲナシを見つけた。
すると、マスオがしゃがんで「やっと会えたね。可愛いね。こんなとこに咲いて大変だね」と
話しかけている。
これまでマスオはあまりしゃべらず、我々の漫才を横で笑っている大人しいタイプだと思っていたが、
実は花を愛するナルシストであることが判明。以降、マスオではなくナルオと命名された。
山頂に近づくと、一番に登るために若手の二人がいきなり我先にとダッシュした。
わたしは「まったく二人ともコドモなんだから」と言いオトナの余裕をかましていたが、
二人のペースが速かったので実はけっこうヘロヘロだった。
山頂に着くと、のぞみんが「わたし一番、あなたは三番」とさっそく煽ってくる。
「煽り運転は3年以下の懲役、または50万円以下の罰金」と軽くかわして、神社にお参り。
すると神様に願いが通じたのか、一気にガスが切れて素晴らしい景色が広がった。
(続く)