【白山】平瀬道から南竜を経て御前峰へ
Posted: 2024年8月24日(土) 14:44
【 日 付 】2024年8月11日~12日
【 山 域 】 白山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大白水登山口>平瀬道>大倉山>展望歩道分岐>南竜キャンプ場>テント泊
2日目 エコーライン>室堂>お池巡り>御前峰>室堂>平瀬道>登山口
夏山シリーズの第3弾は、やはり定番の白山です。
今回は岐阜県側の平瀬道から登って南竜ヶ馬場でテン泊し翌日御前峰に登る予定です。
8月10日(木)午後から自宅を出発し荘川村の公共トイレ前に駐車して車中泊としました。荘川インター前の道の駅でも良さそうなものですが、あそこは便利すぎて夜間も車の出入りが多そうです。
翌朝、大白水の登山口に着くと一番上と2段目の駐車場は満杯で下の駐車場に駐車して6時に出発しました。
よく整備された登山道は登りやすく丸太階段でどんどん高度を上げていきます。すぐに太いブナが出てきますが、純林という訳ではなく様々な樹種が交じり合って多様な自然を守っています。
高度が上がると徐々にダケカンバに変わっていき大倉山が近づくころには高木はダケカンバだけとなります。見通しも効くようになり別山の稜線も見えてきました。 足元はニガナのような花が多いですが、鮮やかなアザミが彩を添えています。
大倉山避難小屋に着くと改装中で12月まで使えないということです。紅葉シーズンの時に使おうと思っていたのですが、ピストンで日帰りすることになりそうです。 お天気はど快晴で雲海もまだ低くたなびいています。
大倉山のコルを過ぎて登りが始まるとミヤマキンポウゲやハクサンフウロなどの花々が出てきました。
小型のタンポポみたいなミヤマコウゾリナも咲いています。
ピンクの綿あめはシモツケソウ
ピンクの猫ジャラシはカライトソウです。昔中国から輸入していた鮮やかな糸のようだと名付けられたそうな。
登りがきつくなってくるとマツムシソウとナデシコが出てきてテンションも上がります。昔から見られたスポットなのですが、近年数が増えたようにも思えます。
大カンクラ雪渓を見渡すコバにはイワギキョウも咲いています。
白山は全山花だらけなので花見用のリンクも付けておきます。
https://skywalk3.livedoor.blog/archives/25367371.html
https://skywalk3.livedoor.blog/archives/25384706.html
雪渓の方はすっかり解けてハイ松の緑に覆われた御前峰が青空に映えています。
展望歩道分岐まで来ました。御前峰登頂のお楽しみは翌日にして展望歩道で南竜まで下ります。
分岐付近でクロユリの花を探しましたが、どの花も茶色に枯れていました。
他のお花は咲きまくっているのですが、クロユリは見つかりませんでした。白山を代表する花なのに残念でした。
ミヤマリンドウはハルリンドウに似ています。
長いまつ毛のオトギリソウも可愛い。
展望歩道というだけあって前には別山が見渡せ振り返れば御前峰が見渡せます。 カライトソウの群落など見ながら下って行くと南竜まで1㎞地点で小さな沢を渡ります。
冷たい水の誘惑に勝てずビールを放り込んで休憩しました。冷えたところでプシュッ!今回の旅で一番の至福の時でした。
周りにはオタカラコウとイブキトラノオの群落が広がっています。この辺りにはハクサンコザクラが咲いていたはずだが、見つからず。ちょっと遅かったか。
木道の先にカラフルなテント村が見えてきました。 南竜山荘の下の小屋でテン泊の無人受付を済ませ(受付表に記入して800円を封筒に入れポストに入れる)天場にいくと良さそうな場所は取られていました。山の日の前日ということで仕方ないと諦め奥の方のテントの間に自分のテントを張りました。何はともあれテントの中で横になって休みますが、天気が良すぎて中が暑い。
夕食は炊事場でお湯を沸かし親子丼のレトルトを温めそのお湯でアルファ米を戻した。アルファ米はボリュームもたっぷりで明日の行動のためのカーボローディングもできそうだ。
夜はさらにテントが増えてきたので話声など心配したが、皆さんお行儀がよく8時を過ぎると話声など聞こえなくなり私も睡眠薬を飲んで眠った。
(2日目8月12日)
テント村の朝が明けてきました。良く晴れているのに冷え込みがないのが少々気になりますが、とりあえずお湯を沸かしカップ麺で朝食を済ませたらシュラフなど荷物をまとめテントも撤収しました。
5時50分、室堂に向け出発しました。
ミソガワソウやダイモンジソウに見送られて進みます。
室堂に向かう最短ルートはトンビ岩コースですが、ズルズル急斜面もあって登りにくいのでエコーラインから登っていきます。エコーラインは石畳の遊歩道のようなコースが大きくジグを切りながら登っていくので快適そのもの。
その上日当りが良くて花見も楽しめるのですが、8月になるとチングルマは筋だけになっているしニッコウキスゲも殆んど残っていませんでした。
ひと仕切り登りが終わると弥陀ヶ原に出ました。木道を歩いていくと五葉坂の下で砂防新道と合流しました。 五葉坂をジワジワ登っていくと室堂に着きました。
ザックを降ろし一休みして水筒だけ持ったら御池巡りの外回りコースに入りました。
外回りの方が花が多いと思ったのですが、キンポウゲやヨツバシオガマは咲いているものの期待したほどの種類や量は見られませんでした。
ウサギギクがいつも能天気に見えるのは偏見だろうか。
クルマユリを見つけてちょっと得した気分になるが、7月だったらテン場でも見られたはずだ。
万年雪に覆われた千蛇が池は、その昔高僧が千匹の蛇を雪の中に閉じ込めたというが、近年の高温化で秋ごろには万年雪が融けるようになったので蛇たちは好き放題だ。
血ノ池の奥に剣が峰が見えてきた。
ザレ場の中の花も少なくなっていますが、ミヤマリンドウが綺麗に咲いていました。
一番大きな翠ヶ池は雲海を見下ろして空中浮遊しています。 紺屋ヶ池の雪は全部融けてドラゴンアイとはいきません。
8時38分、御前峰に到着。晴れ渡って言うことなしの展望を得られました。 隣の剣が峰も周りの山々を従えるように聳えています。
表参道を下って行くとクロユリが・・・何これ!種ですか。こんなに大きくなるの?
室堂に戻ったら給水して平瀬道から下山しました。ハクサンフウロの大群落ともお別れ。
大倉山まで下ったら後半分ほど。ここからは気温も上がってきた。
12時40分、登山口に着きました。千mを越える高度があるのに凄い暑さだ。平地は、さらに殺人敵な暑さなのかと思うと怖くなってくる。別荘も持ってないし家に帰るしかないか。
何とか予定通りに2日間の山行を終えることができた。花々も沢山見ることができたけど。欲を言えばクロユリとハクサンコザクラも見たかった。来年はもっと早い時期に登ろう。でも年々体力の衰えは加速しているしテントを担ぐ体力は残っているかな。
【 山 域 】 白山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大白水登山口>平瀬道>大倉山>展望歩道分岐>南竜キャンプ場>テント泊
2日目 エコーライン>室堂>お池巡り>御前峰>室堂>平瀬道>登山口
夏山シリーズの第3弾は、やはり定番の白山です。
今回は岐阜県側の平瀬道から登って南竜ヶ馬場でテン泊し翌日御前峰に登る予定です。
8月10日(木)午後から自宅を出発し荘川村の公共トイレ前に駐車して車中泊としました。荘川インター前の道の駅でも良さそうなものですが、あそこは便利すぎて夜間も車の出入りが多そうです。
翌朝、大白水の登山口に着くと一番上と2段目の駐車場は満杯で下の駐車場に駐車して6時に出発しました。
よく整備された登山道は登りやすく丸太階段でどんどん高度を上げていきます。すぐに太いブナが出てきますが、純林という訳ではなく様々な樹種が交じり合って多様な自然を守っています。
高度が上がると徐々にダケカンバに変わっていき大倉山が近づくころには高木はダケカンバだけとなります。見通しも効くようになり別山の稜線も見えてきました。 足元はニガナのような花が多いですが、鮮やかなアザミが彩を添えています。
大倉山避難小屋に着くと改装中で12月まで使えないということです。紅葉シーズンの時に使おうと思っていたのですが、ピストンで日帰りすることになりそうです。 お天気はど快晴で雲海もまだ低くたなびいています。
大倉山のコルを過ぎて登りが始まるとミヤマキンポウゲやハクサンフウロなどの花々が出てきました。
小型のタンポポみたいなミヤマコウゾリナも咲いています。
ピンクの綿あめはシモツケソウ
ピンクの猫ジャラシはカライトソウです。昔中国から輸入していた鮮やかな糸のようだと名付けられたそうな。
登りがきつくなってくるとマツムシソウとナデシコが出てきてテンションも上がります。昔から見られたスポットなのですが、近年数が増えたようにも思えます。
大カンクラ雪渓を見渡すコバにはイワギキョウも咲いています。
白山は全山花だらけなので花見用のリンクも付けておきます。
https://skywalk3.livedoor.blog/archives/25367371.html
https://skywalk3.livedoor.blog/archives/25384706.html
雪渓の方はすっかり解けてハイ松の緑に覆われた御前峰が青空に映えています。
展望歩道分岐まで来ました。御前峰登頂のお楽しみは翌日にして展望歩道で南竜まで下ります。
分岐付近でクロユリの花を探しましたが、どの花も茶色に枯れていました。
他のお花は咲きまくっているのですが、クロユリは見つかりませんでした。白山を代表する花なのに残念でした。
ミヤマリンドウはハルリンドウに似ています。
長いまつ毛のオトギリソウも可愛い。
展望歩道というだけあって前には別山が見渡せ振り返れば御前峰が見渡せます。 カライトソウの群落など見ながら下って行くと南竜まで1㎞地点で小さな沢を渡ります。
冷たい水の誘惑に勝てずビールを放り込んで休憩しました。冷えたところでプシュッ!今回の旅で一番の至福の時でした。
周りにはオタカラコウとイブキトラノオの群落が広がっています。この辺りにはハクサンコザクラが咲いていたはずだが、見つからず。ちょっと遅かったか。
木道の先にカラフルなテント村が見えてきました。 南竜山荘の下の小屋でテン泊の無人受付を済ませ(受付表に記入して800円を封筒に入れポストに入れる)天場にいくと良さそうな場所は取られていました。山の日の前日ということで仕方ないと諦め奥の方のテントの間に自分のテントを張りました。何はともあれテントの中で横になって休みますが、天気が良すぎて中が暑い。
夕食は炊事場でお湯を沸かし親子丼のレトルトを温めそのお湯でアルファ米を戻した。アルファ米はボリュームもたっぷりで明日の行動のためのカーボローディングもできそうだ。
夜はさらにテントが増えてきたので話声など心配したが、皆さんお行儀がよく8時を過ぎると話声など聞こえなくなり私も睡眠薬を飲んで眠った。
(2日目8月12日)
テント村の朝が明けてきました。良く晴れているのに冷え込みがないのが少々気になりますが、とりあえずお湯を沸かしカップ麺で朝食を済ませたらシュラフなど荷物をまとめテントも撤収しました。
5時50分、室堂に向け出発しました。
ミソガワソウやダイモンジソウに見送られて進みます。
室堂に向かう最短ルートはトンビ岩コースですが、ズルズル急斜面もあって登りにくいのでエコーラインから登っていきます。エコーラインは石畳の遊歩道のようなコースが大きくジグを切りながら登っていくので快適そのもの。
その上日当りが良くて花見も楽しめるのですが、8月になるとチングルマは筋だけになっているしニッコウキスゲも殆んど残っていませんでした。
ひと仕切り登りが終わると弥陀ヶ原に出ました。木道を歩いていくと五葉坂の下で砂防新道と合流しました。 五葉坂をジワジワ登っていくと室堂に着きました。
ザックを降ろし一休みして水筒だけ持ったら御池巡りの外回りコースに入りました。
外回りの方が花が多いと思ったのですが、キンポウゲやヨツバシオガマは咲いているものの期待したほどの種類や量は見られませんでした。
ウサギギクがいつも能天気に見えるのは偏見だろうか。
クルマユリを見つけてちょっと得した気分になるが、7月だったらテン場でも見られたはずだ。
万年雪に覆われた千蛇が池は、その昔高僧が千匹の蛇を雪の中に閉じ込めたというが、近年の高温化で秋ごろには万年雪が融けるようになったので蛇たちは好き放題だ。
血ノ池の奥に剣が峰が見えてきた。
ザレ場の中の花も少なくなっていますが、ミヤマリンドウが綺麗に咲いていました。
一番大きな翠ヶ池は雲海を見下ろして空中浮遊しています。 紺屋ヶ池の雪は全部融けてドラゴンアイとはいきません。
8時38分、御前峰に到着。晴れ渡って言うことなしの展望を得られました。 隣の剣が峰も周りの山々を従えるように聳えています。
表参道を下って行くとクロユリが・・・何これ!種ですか。こんなに大きくなるの?
室堂に戻ったら給水して平瀬道から下山しました。ハクサンフウロの大群落ともお別れ。
大倉山まで下ったら後半分ほど。ここからは気温も上がってきた。
12時40分、登山口に着きました。千mを越える高度があるのに凄い暑さだ。平地は、さらに殺人敵な暑さなのかと思うと怖くなってくる。別荘も持ってないし家に帰るしかないか。
何とか予定通りに2日間の山行を終えることができた。花々も沢山見ることができたけど。欲を言えばクロユリとハクサンコザクラも見たかった。来年はもっと早い時期に登ろう。でも年々体力の衰えは加速しているしテントを担ぐ体力は残っているかな。
今回は岐阜県側の平瀬道から登って南竜ヶ馬場でテン泊し翌日御前峰に登る予定です。