【奥越】スノー衆2024パート1/大谷山
Posted: 2024年2月19日(月) 15:48
山歩きを始めたのが5年前。姫越山から見た熊野灘の綺麗な海に感動して色々出かけるようになった。それからも単独で歩く事しか無かった。
雪山に行くようになり、いつしか2人となりこの前は4人での登山だった。
10人以上のグループでベテランばかりの中で大丈夫だろうかと不安だったが、参加してみないと楽しさが分からない。
クロオさんの「初参加者は漏れなくレポ担が付いてきますよ~」のフレーズが気になるが思い切って懐に飛び込んでみようと決断する。
【日 付】2024年2月17日(土)
【山 域】奥越
【メンバー】山日和、グー、クロオ、わりばし、シュークリーム、おど+、副館長、sato、tsubo、ふ~さん、わしたか、WinRiver (敬称略) 12名
【天 候】曇り
【ルート】長野集落ふるさとの碑(07:00)…P925(09:00)…大谷山(12:20)-ランチ(14:00)…P910(15:50)…箱ヶ瀬隧道南口(16:50)
当日は前泊しようか迷ったが、雪も降らないので高速道路も大丈夫だろうと思い早朝に移動する事とした。
時間に余裕を持って3時に自宅を出発する。途中コンビニにより朝食を買って高速に乗る。
1時間程走って途中のパーキングエリアで朝食をとった。
道の駅九頭竜に5時に到着する。辺りは暗く少し眠気が有ったので40分程仮眠をとった。
集合時間に近付いたので駐車場をうろついていると、わりばしさんの賑やかな話声が聞こえたので挨拶してみる。「誰だろう?」と思われたかな。
スノー衆第37回目にして初参加。まだ薄暗い中メンバーの顔もオフ会で見ただけで誰が誰だか良く分からない。
山に登る時はメガネが邪魔なので何時もとって行くので余計見えない。(名前と顔が一致してない箇所がありましたら修正をお願いします)
集合時間になり皆が集まり山日和さんの説明が始まる。今日は11名と思っていたが、わしたかさんが参加されて12名となっていた。
道の駅から4台に分乗して長野集落ふるさとの碑に行き、下山口に1台デポするとの事。
長野集落ふるさとの碑に到着して、下山口に1台デポする間に準備を整える。
うしろでグーさんが何か騒いでいる。どうやらスパッツの片方を無くしたみたいだ。
わりばしさんの車の中で落としたのか、何処で失くしたのか分からない。電話をするが電波が届かないようで連絡が付かない。
クロオさんが古いスパッツを渡すが、グーさんの足には合わない。慌てて予備のスパッツを道の駅の車まで取りに行くと事となった。
最初から色々アクシデントが有った、初参加者の緊張を和らげようとグーさんなりにネタを仕込んでいたに違いない。
ようやく皆さんの準備が整い7時には出発出来た。
国道を800m程歩き橋を渡って雪と水溜り混じり林道を少し歩くと尾根尻に着く。誰が先頭で行くかと見ているとグーさんだ。
なにかと話題作りに有難い。予想通りすぐに交代する。一度は先頭を歩かないと気が済まないらしい。
その後はおどさん、わりばしさんを先頭にその次を行かせて頂く。暫く植林地帯のヤブ混じりの尾根を我慢の登りとなった。
標高750m辺りで雪が繋がりそうなのでスノーシューを履く。ザックが少し軽くなった。
標高800mを過ぎた辺りから植林地帯を抜けたのか明るくなってきた。少し行くとブナ林に変わり雰囲気が良くなって来た。
晴れていたら荒島岳が見えるはずだが、雲が立ち込めていて遠くまで見えない。
ようやく2時間程で稜線上にでた。
標高1000m辺りから入り組んだ地形になっているみたいで、何とも不思議な巨木が時折現れる。
朽ち果てた古株の上から新たに檜などの樹々が生えていて、下がハート型の空洞になっている。
この辺りにはそんな変わった樹々があちらこちら見える面白い場所だ。その度に立ち止まって眺めたり写真を撮ったり。
心地よい稜線歩きと思いつつ、雪が繋がらず地肌が見えている所もちらほらある。
出発から5時間20分程で大谷山に到着。意外に時間が掛かった。グループで歩くとこれ位が平均タイムなのか。
一通りの写真を撮りお楽しみのランチタイムとなった。
山日和さんが四角を描きその周りを掘りスノーテーブルを作る。これがスノー衆恒例の行事スコップを持ってこれば良かったと反省する。
グーさんが一辺に3か所ずつバーナー用の竈を掘り、その周りに12人が座ってランチタイムが始まった。
初参加で何を作れば分からなかったので、食べ慣れている味噌煮込みうどんを作る事とした。
具材は予め火を通して有るので出汁と味噌と具材を入れ沸騰したら麺を入れる。適当に煮込めば出来上がり以外にシンプルだ。
締めはご飯を入れて雑炊にする定番の食べ方だ。
恒例のわりばしさんのファイヤーが見れて良かった、もっと近くで見たかったが隣のsatoさんは驚いていた。
シュークリームさんは肉と野菜を炒めている良い香りがして来た。グーさんはあさげ?にうどん?
クロオさんは何時のも冷たいお稲荷さんだ。おどさんの恒例のお餅を焼く姿が見れて良かった。
山日和さんは雪に埋めて見えないが何時ものプレミアムモルツ?
皆さんのメニューを全て確認してないが、うどんが多いようだ。
色々フルーツやお菓子が回って来る。私も何か持ってこれば良かった。
食事が終わり色々な話題で盛り上がる。こんな楽しいランチは久しぶりだ。
食後は恒例のスノーシューを並べて記念写真。片付けをして時計を見たらもう午後2時、楽しい時間はあっという間に過ぎた。
後は下るだけ、南側の尾根伝いに下降するが雪が更に少なくなってきた。
一旦入り組んだ林道に出て、又尾根を下る。最後はスノーシューを脱いでヤブ尾根を下りトンネル手前に着地した。
デポした車が運転手を乗せ出発地まで戻る。待ってる間工事関係者の方に少しお話を聞かせて頂いたが、この辺りは夏は熊がよく歩いているそうだ。
夏に登る人はほとんどいないと思うが。
迎えの車が順次到着して全員道の駅まで戻り解散となった。
レポート担当か~ 上手く書けないだろうな~
でもこんなに沢山笑った一日は何年ぶりだろう。
子供の頃友達と雑木林を探険したのを思い出した。スノー衆と言うのはそんな気持ちに戻れる場所だと気付いた。
こんな楽しいスノー衆を企画して頂いた山日和さんには感謝申し上げたい。m(_ _)m
このスノー衆が続く限り参加させて頂きたいと思う。心地よい余韻に浸りながら帰路についた。
WinRiver