【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

山行記、山の思い出、限定
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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by Kasaya »

皆さま、ご無沙汰です。
以前のオフ会で関東の山の紹介という話もありましたので、ちょっと面白い山のレポをします。
気になりましたらどうぞお越しください。
【日付】2024年2月17日(土) 
【山域】南会津
【メンバー】単独
【天候】快晴
【ルート】
林道入口7:45---8:51頂上台地---9:48舟鼻山---10:15P1230 10:58---12:45P1162---13:40湿原---
14:40頂上台地末端---15:10駐車地
一昨年以来の舟鼻山。ここは会津百名山にもなっているらしいが登る人はまれで前回は誰にも会わなかった。今日も誰もいないだろうと思って登山口となる林道入口に来ると一人の男性が出発準備をしている。舟鼻山ですかと聞くと2週間ほど前にも来たが御前が岳への再チャレンジという。ヤマレコでそんなレポを見たので聞くとまさにその人だった。マイナーな山ではこんなこともあるんだ。
 先に出発した人を見送り自分もスノーシューを履いて出発。この辺りは雪が豊富で登山口からスノーシューを履ける。先行者のトレースを辿り舟鼻峠から頂上台地に向かう。前回は独りラッセルでの急登がきつかったが今日は先行者のトレースがあるし雪も締まっているので歩きやすい。1時間少々で到着である。やったね。着いた頂上台地は広い。御池岳の比ではない。ただ高低差がほとんどないのでその全貌を俯瞰できる場所が無いのが残念。でもいい天気で青空に霧氷が映えているのが美しい。今年は気温が高い日が多く2月にして初めて霧氷を見た気がする。今日は気温が上がるということなのでこの霧氷もすぐに無くなるだろう。
久しぶりの霧氷
久しぶりの霧氷
まずは舟鼻山を目指す。先行者もそちらを目指しているようで、つかず離れず歩いて行く。途中で南方面の展望が開けてくると栃木側の山々が目の前に広がる。左の那須連山は二股山が顕著だ。茶臼岳も大きい。その右が大佐飛あたりか。地図を広げて山座同定を試みる。
那須連山。左端の顕著な二コブが二股山
那須連山。左端の顕著な二コブが二股山
そんなことをしつつ舟鼻山に到着。もっともここは何の特長もない。どう見てもピークとなる処ではない。GPSで確認しなければまったく分からない地点だ。辺りに標高点を指し示す表示でもないかと探すが何もない。こんなもんだね。ここは前回も来ていたので次にP1230を目指す。特に意味はないが今日はこの広い雪原をグルっと廻ろうと思っている。
どこまでも続く雪原
どこまでも続く雪原
雪原はブナも森となっている
雪原はブナも森となっている
着いたピークからも南方向が開けている。中でも目を引くのが近くにある七ヶ岳。ゴジラの背中を想像させるコブのつながりが他の山と異なる姿を見せていて面白い。
ゴジラの背中のような七が岳
ゴジラの背中のような七が岳
時間は多少早いが朝が早かったこともありここでランチだ。雪を固めて腰を落ち着けるが寒さを全く感じない。フリースを着こんでいたが暑くて脱いでしまった。もう霧氷は残っていない。2月の会津の山ではないなあ。4-5月の雰囲気だ。
さて次はP1162を目指そう。地図上で湿原マークのあるあたりに来ると先行者のトレースを発見。予定通り御前ヶ岳に向かっているようだ。ここの湿原マークは実際無雪期にはどんな感じになるんだろう。周りの緩やかな起伏の中にあるこの場所は今でもいい雰囲気なのだが一度無雪期にも訪れたいものだ。ただし相当のヤブコギを強いられるらしい。
P1162までも緩やかな地形が続いている。時々小さな谷や尾根を横切る。地形図にはほとんど現れない起伏があるようだ。そして着いたP1162はやはり何もない場所。舟鼻山同様何の表示物もない。こんなものだろうなあ。
さあ帰ろう。ここは降り口から一番離れている場所。ほぼ降り口まで一直線であるが少々疲れてきた身にはわずかばかりの上り下りも堪える。気温が上がって雪の抵抗も増してきた。そして無心になって歩いていると、前方に大きな動物がヒョコヒョコ歩いているのを発見。カモシカだ。めったに人の来ないこの山で人間を見つけて驚いている様子。途中で一度こちらを振り向いたがすぐに林の中に消えていった。じっとしていてくれれば写真も撮れたのに残念。
その後湿原地帯に戻ると、疲れはあるもののなぜかホッとする。微妙にうねる地形の妙はなかなかいい。どうせここからは戻るだけでいくらもかからない。そう思えばここでコーヒータイムだ。風も無くて過ごしやすい。何もない場所だけどこんな所なら雪遊びやテント泊もいいのではないかと思えてくる。誰か誘おうかな。
湿原にある蛇行した水の流れ
湿原にある蛇行した水の流れ
湿原には先行者のトレースのみ
湿原には先行者のトレースのみ
このあと下山口に向かって歩くとまたトレースを発見。先行者はP1203を越えて戻ってきたらしい。雪でトレースがハッキリと分かると他人の足取りも想像できて面白い。あとはそのトレースに沿った形でテーブルマウンテンを降りるのみ。午後となりすっかり緩くなった雪の急斜面はスノーシューでも問題もなく降りられる。そして降り立った峠からは緩やかな林道を下るだけ。今日は終日快晴の中、自由気ままな散策を満喫できなんだかまた山歩きの良さを再認識した気分だった。
最後に編集したユーザー Kasaya [ 2024年2月23日(金) 09:10 ], 累計 1 回
tsubo
記事: 192
登録日時: 2023年3月07日(火) 13:27
お住まい: 和歌山県

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by tsubo »

kasayaさん、こんにちは。

2月17日、ちょうどやぶこぎのスノー衆の日ですね。私は初参加でした。
それほど標高は違わないのにやっぱり雪の量が全然違いますね!

一昨年以来の舟鼻山。ここは会津百名山にもなっているらしいが登る人はまれで前回は誰にも会わなかった。

うちにある「分県登山ガイド 福島県の山」を見ましたが出ていませんでした。で、検索して地形図を見ました。
駒止湿原の近くですね。

着いた頂上台地は広い。御池岳の比ではない。ただ行程差がほとんどないのでその全貌を俯瞰できる場所が無いのが残念。
地形図を見ると、確かにだだっ広い台地ですね!
去年登った田代山もそうでした。
でも、地形図を見ると、この舟鼻山の方が断然広い!

でもいい天気で青空に霧氷が映えているのが美しい。今年は気温が高い日が多く2月にして初めて霧氷を見た気がする。今日は気温が上がるということなのでこの霧氷もすぐに無くなるだろう。
そうなんですか。
私は三峰山と桧塚奥峰と2回見ました。
このあたりの山ならもっと大きな霧氷がつくのかと思いました。

そんなことをしつつ舟鼻山に到着。もっともここは何の特長もない。どう見てもピークとなる処ではない。GPSで確認しなければまったく分からない地点だ。辺りに標高点を指し示す表示でもないかと探すが何もない。こんなもんだね。ここは前回も来ていたので次にP1230を目指す。特に意味はないが今日はこの広い雪原をグルっと廻ろうと思っている。
田代山も山頂の標識がないとどこが山頂かわからないです。で、その山名版が最高地点とは思えませんでした。ノートレースの広い雪原を歩き回るのは楽しいですね。

着いたピークからも南方向が開けている。中でも目を引くのが近くにある七ヶ岳。ゴジラの背中を想像させるコブのつながりが他の山と異なる姿を見せていて面白い。
本当に特徴的な山容ですね。一目でわかります。紀伊半島で言ったら大峰の大普賢岳みたいですね。

時間は多少早いが朝が早かったこともありここでランチだ。雪を固めて腰を落ち着けるが寒さを全く感じない。フリースを着こんでいたが暑くて脱いでしまった。もう霧氷は残っていない。2月の会津の山ではないなあ。4-5月の雰囲気だ。
スノー衆で行った大谷山も春山でした。
もっと標高が高くないと冬山らしくないんでしょうかね。

さて次はP1162を目指そう。地図上で湿原マークのあるあたりに来ると先行者のトレースを発見。予定通り御前ヶ岳に向かっているようだ。ここの湿原マークは実際無雪期にはどんな感じになるんだろう。周りの緩やかな起伏の中にあるこの場所は今でもいい雰囲気なのだが一度無雪期にも訪れたいものだ。ただし相当のヤブコギを強いられるらしい。
そうなんですか。それで「福島の山」に出ていないんですね。
でも、私も無雪期の湿原が見たいです。

このあと下山口に向かって歩くとまたトレースを発見。先行者はP1203を越えて戻ってきたらしい。雪でトレースがハッキリと分かると他人の足取りも想像できて面白い。

なるほど!そんな楽しみ方もありますね。

あとはそのトレースに沿った形でテーブルマウンテンを降りるのみ。午後となりすっかり緩くなった雪の急斜面はスノーシューでも問題もなく降りられる。そして降り立った峠からは緩やかな林道を下るだけ。今日は終日快晴の中、自由気ままな散策を満喫できなんだかまた山歩きの良さを再認識した気分だった。
大谷山は晴れると思ったのに、曇っていました。やっぱり全然お天気が違いますね。
積雪期は無理だけど、また機会があったら会津地方の山に行きたいです。
また、面白い山があったら紹介してくださいね。

tsubo
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by シュークリーム »

kasayaさん,こんにちは。
すっかり元気になられたようで何よりです。この前のスノー衆でもkasayaさんの話題が出てましたよ。山でくしゃみしてませんでした?

福島の山というと,磐梯山の麓(五色沼のあたり)に自分の研究材料の採集に行ったことがあります。あとは,尾瀬ですね。舟鼻山というのは聞いたことがありませんでしたので,マップで調べてみたら,会津の山ですね。尾瀬からもそれほど遠くではなさそうな。


一昨年以来の舟鼻山。ここは会津百名山にもなっているらしいが登る人はまれで前回は誰にも会わなかった。今日も誰もいないだろうと思って登山口となる林道入口に来ると一人の男性が出発準備をしている。舟鼻山ですかと聞くと2週間ほど前にも来たが御前が岳への再チャレンジという。ヤマレコでそんなレポを見たので聞くとまさにその人だった。マイナーな山ではこんなこともあるんだ。

最近はヤマレコやヤマップでレポをあげている人が多いですね。自分が歩いた日の山のレポを見ると,大概どちらかにレポがアップされています。


 先に出発した人を見送り自分もスノーシューを履いて出発。この辺りは雪が豊富で登山口からスノーシューを履ける。先行者のトレースを辿り舟鼻峠から頂上台地に向かう。前回は独りラッセルでの急登がきつかったが今日は先行者のトレースがあるし雪も締まっているので歩きやすい。1時間少々で到着である。

1時間ほどで頂上台地に着くなんて,お得ですねえ。湿原もあるようだし,なかなか良さげなところですね。

時間は多少早いが朝が早かったこともありここでランチだ。雪を固めて腰を落ち着けるが寒さを全く感じない。フリースを着こんでいたが暑くて脱いでしまった。もう霧氷は残っていない。2月の会津の山ではないなあ。4-5月の雰囲気だ。

この前のスノー衆でも山の上とは思えないほど暖かかったですね。

今日は終日快晴の中、自由気ままな散策を満喫できなんだかまた山歩きの良さを再認識した気分だった。

お疲れ様でした。
東北の山にも行ってみたいと思うけど,もうあまり遠出をする気力がなくて,近場でお茶を濁しています。
また東北の山を紹介してくださいね。楽しみにしています。
                         @シュークリーム@
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by Kasaya »

Tsuboさん こんばんは
会津の山へのレスありがとうございます。

2月17日、ちょうどやぶこぎのスノー衆の日ですね。私は初参加でした。
それほど標高は違わないのにやっぱり雪の量が全然違いますね!

この日はスノー衆でしたね。すっかり忘れてました。

うちにある「分県登山ガイド 福島県の山」を見ましたが出ていませんでした。で、検索して地形図を見ました。
駒止湿原の近くですね。
福島のガイドブックでこの山を書いているのは余り見当たりません。忘れられた山です。
駒止湿原は有名です。こちらも平坦な地形です。

去年登った田代山もそうでした。
でも、地形図を見ると、この舟鼻山の方が断然広い!

こちらは広いし奥行きもありそうです。ただ無雪期はどんな風なのか?

私は三峰山と桧塚奥峰と2回見ました。
このあたりの山ならもっと大きな霧氷がつくのかと思いました。

普通なら着くはずですが、最近は暖かすぎます。今回も期待していませんでしたが
登り始めの気温は何とマイナス5度。ちょっとびっくりでした。


田代山も山頂の標識がないとどこが山頂かわからないです。で、その山名版が最高地点とは思えませんでした。ノートレースの広い雪原を歩き回るのは楽しいですね。

ノートレースの雪原はいいのですが、変化に乏しいのです。もう少し高低差があればいいのにと思います。


本当に特徴的な山容ですね。一目でわかります。紀伊半島で言ったら大峰の大普賢岳みたいですね。
この山は有名です。コブがすごく見えますが登ってみるとそれほど高低差を感じません。秋の紅葉の頃は見事です。


スノー衆で行った大谷山も春山でした。
もっと標高が高くないと冬山らしくないんでしょうかね。
今年の暖冬は異常すぎる気がします。

そうなんですか。それで「福島の山」に出ていないんですね。
でも、私も無雪期の湿原が見たいです。
特徴が無さすぎて登られないんでしょうね。今年の無雪期には一度行ってみたい。

なるほど!そんな楽しみ方もありますね。
これは良し悪しです。ルートを間違えたこともすぐわかるし、御花摘みも分かってしまう(笑)

また、面白い山があったら紹介してくださいね。
東海の山ではないですが、このように言ってもらえるとレポのし甲斐があります。
kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by Kasaya »

シュークリームさん 今晩は
レスありがとうございます。

すっかり元気になられたようで何よりです。この前のスノー衆でもkasayaさんの話題が出てましたよ。山でくしゃみしてませんでした?
まだ医者通いもしているのですが、とりあえず歩く分にはほとんど問題がなくなりました。私の話題って何でしょう...気になる

福島の山というと,磐梯山の麓(五色沼のあたり)に自分の研究材料の採集に行ったことがあります。あとは,尾瀬ですね。舟鼻山というのは聞いたことがありませんでしたので,マップで調べてみたら,会津の山ですね。尾瀬からもそれほど遠くではなさそうな。
感覚的には尾瀬からは大分離れている気がしますが、三重から見たらほとんど隣ですね。

最近はヤマレコやヤマップでレポをあげている人が多いですね。自分が歩いた日の山のレポを見ると,大概どちらかにレポがアップされています。
ほんとにそうです。旬の情報があるのでよく利用させてもらっています。

 
1時間ほどで頂上台地に着くなんて,お得ですねえ。湿原もあるようだし,なかなか良さげなところですね。
御池岳の頂上台地はこれほど早くつかないでしょう。そういう意味ではお得です。ヤブコギの面々にとっては良さげに見えるかも


東北の山にも行ってみたいと思うけど,もうあまり遠出をする気力がなくて,近場でお茶を濁しています。
また東北の山を紹介してくださいね。楽しみにしています。

こちらに来る機会があれば連絡してください。案内しますよ。
kasaya
sato
記事: 422
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by sato »

Kasayaさま

こんばんは。
ご無沙汰しております。お正月に実家に帰り、母と、父のお墓参りをした後、
江戸川の土手に上がり日光連山を眺めました。実家に住んでいた頃は気づかなかった山並み。
いつか、母の愛する日光の山を辿っていきたいとあらためて思いました。

宇都宮はいい所ですね。南会津の山やまも日帰りで楽しめるのですね。舟鼻山は初めて聞きました。
面白い名前のお山ですね。地図を見て、わぁっと興奮してしまいました。
なんて魅惑的な地形なのでしょう。広大な山上台地と湿原。
御前ガ岳にかけての広く緩やかな稜線(線ではないですね)、
転石峠、駒止湿原へのゆるゆるとした尾根と谷が織りなす壮大な地形にも目が釘付け。
地形の妙を感じる山域ですね。無積雪期は、この一帯はヤブなのでしょうか。
島のように浮かぶ△1142.2からの眺めを想像してしまいます。並松山、石ぽろ山もドキドキする地形。
kasayaさんとお話をしたいのに、しばらく地図に見入ってしまいました。

舟鼻山は、国道が舟鼻峠を通っているので、標高の高い地点から登ることが出来るのですね。
締まった雪なら1時間ちょっとで山上台地に辿り着くので、
この広大な山上台地をゆらゆらゆらと彷徨うことが出来るのですね。
地形図にはほとんど現れない起伏。私は、こんな起伏に出会うと心ときめきます。
「微妙にうねる地形の妙はなかなかいい。どうせここからは戻るだけでいくらもかからない。そう思えばここでコーヒータイムだ」
「何もない場所だけどこんな所なら雪遊びやテント泊もいいのではないかと思えてくる。誰か誘おうかな」
「自由気ままな散策を満喫」
いいなぁ。素敵ですね。ゆたかな山旅が伝わってきます。Kasayaさんのしあわせいっぱいのお顔が浮かんできます。
私も、ゆらゆらと大雪原を彷徨いたくなりました。

一方で、七ケ岳のようなギザギザしたお山も好きなのですが。
七ケ岳は二十代の頃、登ってみたいなぁ、と思ったことを思い出しました。

そう、実家の本棚で「南会津・鬼怒の山50」というガイドブックを見つけ、貰ってきました。
宇都宮の随想舎という出版社から1996年に出版された本です。
南会津には、こんな山があるのね、いいなぁ、と読んでいたところでした。
御前ガ岳は、治承の乱で敗れた後白河天皇第三皇子高倉宮以仁王の妃の紅梅御前が、
追っ手を逃れて隠れ住んだ伝説のあるお山で、西側の畑小屋から登山道があるのですね。
これからも、素敵なお山を紹介してください。夢が広がります!

 sato
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【南会津】ひと気の少ない南会津のテーブルマウンテンを独り彷徨

投稿記事 by Kasaya »

Satoさん こんばんは。
レスありがとうございます。

宇都宮はいい所ですね。南会津の山やまも日帰りで楽しめるのですね。舟鼻山は初めて聞きました。
面白い名前のお山ですね。地図を見て、わぁっと興奮してしまいました。
なんて魅惑的な地形なのでしょう。広大な山上台地と湿原。
御前ガ岳にかけての広く緩やかな稜線(線ではないですね)、

会津の山は日帰り圏内とはいえ朝の5時前には自宅を出発です。
しっかりと地図を確認いただいたようで恐縮です。
舟鼻山はガイドブックにはまず出てこない山で、福島の人もあまり知らないのではないでしょうか。
ここは駒止湿原辺りを歩いていた時に気になっていた山です。ほんと平坦な地形です。

転石峠、駒止湿原へのゆるゆるとした尾根と谷が織りなす壮大な地形にも目が釘付け。
地形の妙を感じる山域ですね。無積雪期は、この一帯はヤブなのでしょうか。
島のように浮かぶ△1142.2からの眺めを想像してしまいます。並松山、石ぽろ山もドキドキする地形。
kasayaさんとお話をしたいのに、しばらく地図に見入ってしまいました。

P1142.2は石ぽろ山の西方のピークですね。確かにこの山から周囲を見渡したらおもしろいかも。
ただこの辺りは冬季にどうやってアプローチしたらいいのか。なかなか難儀そうです。


舟鼻山は、国道が舟鼻峠を通っているので、標高の高い地点から登ることが出来るのですね。
締まった雪なら1時間ちょっとで山上台地に辿り着くので、
この広大な山上台地をゆらゆらゆらと彷徨うことが出来るのですね。

この広大な台地の中では取り付きやすいのが、この舟鼻山です。

地形図にはほとんど現れない起伏。私は、こんな起伏に出会うと心ときめきます。
平坦だと思っていたところに予想外に登りや谷があってちょっと戸惑いました。
ただどれも大きいものではないのでのんびり行けます。

「微妙にうねる地形の妙はなかなかいい。どうせここからは戻るだけでいくらもかからない。そう思えばここでコーヒータイムだ」
「何もない場所だけどこんな所なら雪遊びやテント泊もいいのではないかと思えてくる。誰か誘おうかな」
「自由気ままな散策を満喫」
いいなぁ。素敵ですね。ゆたかな山旅が伝わってきます。Kasayaさんのしあわせいっぱいのお顔が浮かんできます。
私も、ゆらゆらと大雪原を彷徨いたくなりました。

ここは誰かを連れて歩きたいと思いました。

一方で、七ケ岳のようなギザギザしたお山も好きなのですが。
七ケ岳は二十代の頃、登ってみたいなぁ、と思ったことを思い出しました。

ここはいい山と思います。なんどか登ってます。黒沢森からの周回コースが面白いです。前半は簡単な沢歩きが楽しめます。

そう、実家の本棚で「南会津・鬼怒の山50」というガイドブックを見つけ、貰ってきました。
宇都宮の随想舎という出版社から1996年に出版された本です。
南会津には、こんな山があるのね、いいなぁ、と読んでいたところでした。

これは私も持っています。随分と参考にさせてもらっています。

御前ガ岳は、治承の乱で敗れた後白河天皇第三皇子高倉宮以仁王の妃の紅梅御前が、
追っ手を逃れて隠れ住んだ伝説のあるお山で、西側の畑小屋から登山道があるのですね。
これからも、素敵なお山を紹介してください。夢が広がります!

御前ヶ岳はこのガイドブックにも載ってますね。1昨年に今回の舟鼻峠から往復しました。
もっと頂上台地が見られるかと思いましたが、樹木が邪魔をして展望が少ないのが残念でした。
でもこのあたり一帯はまだ面白そうなところがありそうです。期間限定になりそうですが
出来ればまた探ってみたいと思っています。
kasaya
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