【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2011年11月5日(土)
【山 域】若狭 耳川上流域
【天 候】曇りのち雨
【コース】駐車地7:28---7:57新庄乗越---9:17芦谷岳9:39---10:31甲森谷11:57---13:10 P860m---13:26 P850m
     ---13:43 P795m---13:59鉄塔---14:38駐車地

 この週末も天気予報は絶望的だ。土曜の午前中は辛うじて持つかもしれない。たとえ降られてもブナさえ見られれば十分だ。
さらに紅黄葉していれば申し分ない。こういう時は若狭の森に限る。

 折戸谷林道の終点まで車を進める。終点付近の谷は豪雨の影響か、かなり荒れて河原のトチの木が2mばかり埋もれていた。
終点から2本目の左岸からの支流へ入る。そこはかとない踏み跡が右岸に残る谷は植林で面白みはない。ところどころに大きな
トチがあるのだけが取り柄だ。林道終点の標高は450m。稜線の新庄乗越までわずか150mほどの登りである。
 谷が倒木で鬱陶しくなり始めると、左に砂ザレの急斜面が現われた。そこを上がるとあっけなく稜線に到達した。これが野坂岳
~三国山縦走路への最短ルートだろう。

 この稜線を北に向けて歩くのは初めてだ。掘り込まれた古い道の周囲は植林とブナの混生林だ。P661mまで上がると植林も消
え、尾根はブナ1色となる。まだ緑の葉もあるが、徐々に進み始めた黄葉は、どんより曇った空の下でも森を明るくしてくれる。
紅葉のピークは来週あたりだろうか。

[attachment=4]P1030558_1.JPG[/attachment]
 尾根芯を外してあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。大きな木があれば近寄って確かめずにはおれない。
野坂岳と三国山を結ぶこの稜線はブナの回廊だ。質、量ともに文句のないブナの森が続いている。これに庄部谷山への尾根を加
え、さらに大御影山から大日周辺まではまさにブナの宝庫。福井県美浜町を流れる耳川水源の森である。

 P806mの庄部谷山分岐を見送り、芦谷岳866mへ向かう。別に何度も踏んでいるこの山頂へ立つ理由はないのだが、ひとつぐら
いは名前のある山頂をと、ついつい足が向いてしまうのである。
とりあえず山頂に立った。風が強くなり始めて寒い。風を避けて西側斜面に腰を降ろす。ここまでの標高差は400m余り。大した運
動にもならないので、目論み通り甲森谷のトチとカツラのワンダーランドへ下りることにした。460mの下りである。

[attachment=3]P1030592_1.JPG[/attachment]
 貧相な林相の尾根芯を外して、西斜面の見事な樹林をトラバースして進む。Ca850mピーク下で右折、この先で尾根はふたつに
分かれている。右は横谷川源流二俣へ、左は甲森谷の白谷出合へと続く。どちらも歩いたことのある尾根だ。
 左の尾根を取り、北へ向きが変わるところから真っ直ぐ甲森谷へ下りる尾根を選んだ。このあたりは尾根上に白い岩とトチの巨木
が並ぶ、ちょっと不思議な雰囲気の場所である。
ほとんどヤブもなく、最後は転げ落ちるような急斜面を駈け下りれば、ちょうど庄部谷山直登沢であるサルハシ谷との出合に下りつ
いた。下流へ歩き、まずはカツラの御神木に挨拶して行こう。ここを逆方向に歩くのも初めてだ。

[attachment=2]P1030623_1.JPG[/attachment]
 いつも振り返りながら歩いているが、逆の方向から正面に見据える眺めはまた違った印象を受けるものだ。
カツラの巨木を次々に見て、甲森谷一番のトチの大木を見上げれば御神木の台地はすぐそこだ。今日は上の台地へ先に上がって、
窯跡とカツラの巨木の絶妙な配置を見下ろそう。ここから見る窯跡はまるでドーナツのようなまん丸の形をしている。

[attachment=1]P1030630_1.JPG[/attachment]
 少し早いが昼飯とするか。再び上流へ歩いて、ワンダーランド第2位と思しきカツラの対岸に腰を降ろした。サラサラと流れる甲森谷
の流れと深い森。ここの標高はわずか400mである。この標高でこれだけの山深さと神々しいばかりの森に出会えるのは若狭の、
とりわけ美浜の山ならではだ。

 食後のコーヒーを楽しんでいると、ついに雨が降り始めた。覚悟していたとは言え、予定より少々早い。店じまいして尾根への登
り返しに備えるか。
 本流を渡ってサルハシ谷との中間尾根に取り付く。尾根と呼べる代物ではない激登りの急斜面である。ビアランチの後にはまった
く不適当なアルバイトである。ふうふう言いながらもできるだけ休まず登る。
雨の量が増えてきたので雨具を着ることにする。杉の根方で雨宿り。見下ろす樹林はほどよく色付いて美しい。
 なんとか1時間ほどで登り切り、Ca860mの稜線に出た。ここも美しいブナ林だが見慣れ過ぎて新たな感動はない。
南東のCa850mピークへ向かう。そこから795m標高点を経由して、南東の尾根から送電鉄塔を目指す。鉄塔からは折戸谷へ巡視
路があるはずだ。今朝の出発時に林道脇に標識があるのを確認済である。

 Ca850mで下降点を探してうろうろしていると、青い物体が目に入った。拾い上げてみると携帯電話だ。見覚えのある形は4年前に
私が落としたものだ。2年ほどまえにここを通った時には発見できなかった。少し汚れているものの、ほとんど無傷と言える状態だっ
たのには驚いた。
恐る恐る電源を入れてみると液晶が光った・・・はずはない。とりあえず自分のゴミを回収できただけ良しとしよう。

 795mピークへははっきりした道が付いている。右半分は植林だからである。ピークから南西の尾根へは伐採・植林が入り、林道
がかなり上まで延びて来ているのだ。南東の尾根はどうだろう。
 南東尾根にも明瞭な踏み跡があり、少し進んだところで完全な自然林に変わった。天然杉や雑木混じりの林はそのうちブナの純
林に変わった。広い尾根にブナの疎林。単なる下山ルートとして選んだ尾根だったが、これは思わぬ拾い物だ。

[attachment=0]P1030668_1.JPG[/attachment]
 ブナ林の奥がやたら明るいと思ったら、案の定丸裸の尾根に鉄塔が聳えていた。ちょうど大日のような尾根の変化だ。
あてにしていた巡視路の標識が見当たらないので次の鉄塔まで進んでみたが、踏み跡はそこまでだった。戻って折戸谷側の斜面
をトラバースして行くと、手前の尾根に道が付いていた。巡視路らしくよく踏まれた道が、尾根を真っ直ぐ下りるのではなく右に左に
回りながらうまく勾配を殺して付けられている。樹林の雰囲気も悪くないこの道は、登路としても十分使えそうだ。

 下部ではさすがに植林となり、尾根を外れて斜面をジグザグに切り始めた。さっきの状態のまま下りられればいいコースなのだが。
水音が近くなると最後は再び自然林に戻った。堰堤の横を谷沿いに少し下ると45度傾いた木橋が架かっていた。さすがにこいつは
渡れない。水量も少ないので簡単に渡渉して対岸へ。林道から分岐した支線が50mほど延びており、原形を留めないほど崩れた車
が3台放置してあった。こいつはちょっと薄気味悪いオブジェだ。

 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開
拓できた満足感があった。
これまた通い慣れたきららの湯で早く冷えた体を温めよう。

                                山日和
添付ファイル
P1030668_1.JPG
P1030630_1.JPG
P1030623_1.JPG
P1030592_1.JPG
P1030558_1.JPG
oku
記事: 240
登録日時: 2011年3月07日(月) 22:52

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by oku »

山日和さん こんばんは

>【日 付】2011年11月5日(土)
>【山 域】若狭 耳川上流域
5日、もう少し寝坊していたらばったりだったかもしれません(^^;

> この週末も天気予報は絶望的だ。土曜の午前中は辛うじて持つかもしれない。たとえ降られてもブナさえ見られれば十分だ。
>さらに紅黄葉していれば申し分ない。こういう時は若狭の森に限る。
この週は、休日ピンポイントでしたね(-_-;

> 折戸谷林道の終点まで車を進める。終点付近の谷は豪雨の影響か、かなり荒れて河原のトチの木が2mばかり埋もれていた。
>終点から2本目の左岸からの支流へ入る。そこはかとない踏み跡が右岸に残る谷は植林で面白みはない。ところどころに大きな
>トチがあるのだけが取り柄だ。林道終点の標高は450m。稜線の新庄乗越までわずか150mほどの登りである。
> 谷が倒木で鬱陶しくなり始めると、左に砂ザレの急斜面が現われた。そこを上がるとあっけなく稜線に到達した。これが野坂岳
>~三国山縦走路への最短ルートだろう。
ブナが広がる森までも最短ルートですよね。最近は、林道の運転が億劫なんで遠ざかっていますが。

> この稜線を北に向けて歩くのは初めてだ。掘り込まれた古い道の周囲は植林とブナの混生林だ。P661mまで上がると植林も消
>え、尾根はブナ1色となる。まだ緑の葉もあるが、徐々に進み始めた黄葉は、どんより曇った空の下でも森を明るくしてくれる。
>紅葉のピークは来週あたりだろうか。
P661からがスタートですね。

> 尾根芯を外してあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。大きな木があれば近寄って確かめずにはおれない。
>野坂岳と三国山を結ぶこの稜線はブナの回廊だ。質、量ともに文句のないブナの森が続いている。これに庄部谷山への尾根を加
>え、さらに大御影山から大日周辺まではまさにブナの宝庫。福井県美浜町を流れる耳川水源の森である。
最近、若いブナの芽が鹿に全部食べられてるんじゃ?って心配になります。

>とりあえず山頂に立った。風が強くなり始めて寒い。風を避けて西側斜面に腰を降ろす。ここまでの標高差は400m余り。大した運
>動にもならないので、目論み通り甲森谷のトチとカツラのワンダーランドへ下りることにした。460mの下りである。
このあたりは、自由に歩けるのもポイント高いですよね。

> 左の尾根を取り、北へ向きが変わるところから真っ直ぐ甲森谷へ下りる尾根を選んだ。このあたりは尾根上に白い岩とトチの巨木が並ぶ、ちょっと不思議な雰囲気の場所である。
自分もけっこう好きな場所です。北側斜面に広がるブナの林とこの広場の雰囲気がいい感じだと思います。

> 本流を渡ってサルハシ谷との中間尾根に取り付く。尾根と呼べる代物ではない激登りの急斜面である。ビアランチの後にはまったく不適当なアルバイトである。ふうふう言いながらもできるだけ休まず登る。
>雨の量が増えてきたので雨具を着ることにする。杉の根方で雨宿り。見下ろす樹林はほどよく色付いて美しい。
> なんとか1時間ほどで登り切り、Ca860mの稜線に出た。ここも美しいブナ林だが見慣れ過ぎて新たな感動はない。
つい、もう少し北側と比べてしましますね(^^;

> 南東尾根にも明瞭な踏み跡があり、少し進んだところで完全な自然林に変わった。天然杉や雑木混じりの林はそのうちブナの純
>林に変わった。広い尾根にブナの疎林。単なる下山ルートとして選んだ尾根だったが、これは思わぬ拾い物だ。
送電鉄塔前後にブナが広がっていたような気がします。

> 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開
>拓できた満足感があった。
>これまた通い慣れたきららの湯で早く冷えた体を温めよう。
お疲れ様でした。

oku
 
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

okuちゃん、どうもです。

5日、もう少し寝坊していたらばったりだったかもしれません(^^;

おっ、惜しかったなあ~。

この週は、休日ピンポイントでしたね(-_-;

前の週も日曜はピンポイント。(>_<)

ブナが広がる森までも最短ルートですよね。最近は、林道の運転が億劫なんで遠ざかっていますが。

ここから茶屋谷を上がっても良し、三国へ上がっても良しでルートが選べますね。

P661からがスタートですね。

そうそう、ここからがこの尾根の白眉です。

[attachment=2]P1030547_1.JPG[/attachment][attachment=1]P1030553_1.JPG[/attachment]
最近、若いブナの芽が鹿に全部食べられてるんじゃ?って心配になります。

それは意識して見てなかったなあ。麓で車運転中にシカと衝突したことはありますが。(^^ゞ

このあたりは、自由に歩けるのもポイント高いですよね。

大抵のところは狙ったライン通り歩けますね。

自分もけっこう好きな場所です。北側斜面に広がるブナの林とこの広場の雰囲気がいい感じだと思います。

おおっ、okuちゃんもそうでしたか!!

[attachment=0]P1030604_1.JPG[/attachment]
つい、もう少し北側と比べてしましますね(^^;

そうそう。(^^)

送電鉄塔前後にブナが広がっていたような気がします。

前は見たけど、後はすこし覗いただけ。ちょっとヤブがあったかな。
okuちゃんなら「道」があったというところでしょう。(^_^;)

                  山日和
添付ファイル
P1030604_1.JPG
P1030553_1.JPG
P1030547_1.JPG
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは

 この週末も天気予報は絶望的だ。土曜の午前中は辛うじて持つかもしれない。たとえ降られてもブナさえ見られれば十分だ。
さらに紅黄葉していれば申し分ない。こういう時は若狭の森に限る。


ずっと、雨の週末が続きますね。

 終点から2本目の左岸からの支流へ入る。そこはかとない踏み跡が右岸に残る谷は植林で面白みはない。ところどころに大きな
トチがあるのだけが取り柄だ。林道終点の標高は450m。稜線の新庄乗越までわずか150mほどの登りである。


「新庄乗越」は、三国山~芦谷山稜線の最低鞍部のことですか。

 この稜線を北に向けて歩くのは初めてだ。掘り込まれた古い道の周囲は植林とブナの混生林だ。P661mまで上がると植林も消
え、尾根はブナ1色となる。
 尾根芯を外してあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。大きな木があれば近寄って確かめずにはおれない。
野坂岳と三国山を結ぶこの稜線はブナの回廊だ。質、量ともに文句のないブナの森が続いている。


P661から北に続く尾根は最高の雰囲気ですね。

 P806mの庄部谷山分岐を見送り、芦谷岳866mへ向かう。別に何度も踏んでいるこの山頂へ立つ理由はないのだが、ひとつぐら
いは名前のある山頂をと、ついつい足が向いてしまうのである。


まあ、オリエンテーリングのチェックポイントみたいなものでしょう。

 ここまでの標高差は400m余り。大した運動にもならないので、目論み通り甲森谷のトチとカツラのワンダーランドへ下りることにした。460mの下りである。

えらいっ。
運動せんとね。
しかし、さすが山日和さん。
ここからワンダーランドへ下りてまた尾根に登るなんていう発想は、ワシにはありませんな。

 少し早いが昼飯とするか。再び上流へ歩いて、ワンダーランド第2位と思しきカツラの対岸に腰を降ろした。サラサラと流れる甲森谷
の流れと深い森。ここの標高はわずか400mである。この標高でこれだけの山深さと神々しいばかりの森に出会えるのは若狭の、とりわけ美浜の山ならではだ。


ありがたい山域です。

 本流を渡ってサルハシ谷との中間尾根に取り付く。尾根と呼べる代物ではない激登りの急斜面である。ビアランチの後にはまった
く不適当なアルバイトである。ふうふう言いながらもできるだけ休まず登る。
 なんとか1時間ほどで登り切り、Ca860mの稜線に出た。ここも美しいブナ林だが見慣れ過ぎて新たな感動はない。


目が慣れると贅沢になってしまっていけません。

 南東のCa850mピークへ向かう。そこから795m標高点を経由して、南東の尾根から送電鉄塔を目指す。鉄塔からは折戸谷へ巡視路があるはずだ。今朝の出発時に林道脇に標識があるのを確認済である。

あそこは巡視路がありますね。

 Ca850mで下降点を探してうろうろしていると、青い物体が目に入った。拾い上げてみると携帯電話だ。見覚えのある形は4年前に
私が落としたものだ。2年ほどまえにここを通った時には発見できなかった。少し汚れているものの、ほとんど無傷を言える状態だったのには驚いた。


うわー、こんなことがあるんですね。
携帯さんも、ご主人様に巡り会えてうれしかったことでしょう。
堀北真希ちゃんだったら、ワシも拾いに行くぞ。
ああ、それより、3年前に落とした三千万円を探しに行かなくちゃ。

 ブナ林の奥がやたら明るいと思ったら、案の定丸裸の尾根に鉄塔が聳えていた。ちょうど大日のような尾根の変化だ。
あてにしていた巡視路の標識が見当たらないので次の鉄塔まで進んでみたが、踏み跡はそこまでだった。戻って折戸谷側の斜面
をトラバースして行くと、手前の尾根に道が付いていた。


最近、巡視路がらみの、おっとっとルートファインディングに凝ってますね。

 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開拓できた満足感があった。

ああそうか。
ずっと雨が降ってたんだ。
全身ずぶ濡れって、カッパ着ないで歩いてたんですか。

 これまた通い慣れたきららの湯で早く冷えた体を温めよう。

山日和さんは、いつもこっちから帰るんですね。
ワシはどうしても越の湯方面へ向かってしまいます。

よい山旅を!
                               洞吹(どうすい)
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

ずっと、雨の週末が続きますね。

今週末はやっと雨から解放されそうです。

「新庄乗越」は、三国山~芦谷山稜線の最低鞍部のことですか。

そうだす。

661から北に続く尾根は最高の雰囲気ですね。

ホンマにええとこですわ。
野坂~三国の公開をやろかなとも思ってたんですが・・・

[attachment=3]P1030574_1.JPG[/attachment][attachment=2]P1030582_1.JPG[/attachment]
まあ、オリエンテーリングのチェックポイントみたいなものでしょう。

通過せんと失格?

えらいっ。
運動せんとね。
しかし、さすが山日和さん。
ここからワンダーランドへ下りてまた尾根に登るなんていう発想は、ワシにはありませんな。


下まで下りてやっとトータル900mの登りですからね。温泉に気持ち良く入るためにも必要な作業です。

ありがたい山域です。
目が慣れると贅沢になってしまっていけません。


こんな山と森が海のすぐそばにあるんですからね。奇跡です。

[attachment=1]P1030620_1.JPG[/attachment][attachment=0]P1030626_1.JPG[/attachment]
あそこは巡視路がありますね。

巡視路をうまく使うのがこの山域のコツですね。

うわー、こんなことがあるんですね。
携帯さんも、ご主人様に巡り会えてうれしかったことでしょう。
堀北真希ちゃんだったら、ワシも拾いに行くぞ。


渡辺謙だったらそのまま置いてきてました。(^_^;)

ああ、それより、3年前に落とした三千万円を探しに行かなくちゃ。

それはもう私が拾いましたよ。よく見たら新聞紙でしたけど。

最近、巡視路がらみの、おっとっとルートファインディングに凝ってますね。

まあ、なきゃないで歩けるんですけどね。

ああそうか。
ずっと雨が降ってたんだ。
全身ずぶ濡れって、カッパ着ないで歩いてたんですか。


途中から着ましたが、なんせ汗だくで・・・

山日和さんは、いつもこっちから帰るんですね。
ワシはどうしても越の湯方面へ向かってしまいます。

あっ、そうなの?
だって高速代が半分以下で済むじゃないですか。
それに温泉もきららの湯の方がいいしね。
でも今回はちょっと迷いました。「ゆらん」に入ってるのでリラポートが300円引きだったんで・・・(^^ゞ

                        山日和
添付ファイル
P1030626_1.JPG
P1030620_1.JPG
P1030582_1.JPG
P1030574_1.JPG
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by とっちゃん »

山日和さん、こんばんは~。


この週は、土日とも雨模様の天気予報「やったね~。
雨でも、山に行くとしたら、やっぱりブナ林って、発想になるね。


【コース】駐車地7:28---7:57新庄乗越---9:17芦谷岳9:39---10:31甲森谷11:57---13:10 P860m---13:26 P850m
     ---13:43 P795m---13:59鉄塔---14:38駐車地

ブナ林のええとこ周遊、甲森谷も含めたコースやね。


尾根はブナ1色となる。まだ緑の葉もあるが、徐々に進み始めた黄葉は、どんより曇った空の下でも森を明るくしてくれる。紅葉のピークは来週あたりだろうか。

稜線の紅葉は、今週末って感じなんやね~。この辺りは、ブナの黄葉、紅葉の赤は少なかったのかな?

 尾根芯を外してあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。大きな木があれば近寄って確かめずにはおれない。
野坂岳と三国山を結ぶこの稜線はブナの回廊だ。質、量ともに文句のないブナの森が続いている。これに庄部谷山への尾根を加
え、さらに大御影山から大日周辺まではまさにブナの宝庫。福井県美浜町を流れる耳川水源の森である。

ブナの森に包まれて、いい山旅やね~。自由気ままに歩けるのもいいね。この辺り、もう、目をつぶってても歩けるんじゃ?

落としたものだ。2年ほどまえにここを通った時には発見できなかった。少し汚れているものの、ほとんど無傷と言える状態だっ
たのには驚いた。
恐る恐る電源を入れてみると液晶が光った・・・はずはない。とりあえず自分のゴミを回収できただけ良しとしよう。

よほどご縁があるのか、見つかったんだ。携帯。もう、電源が入らなくても、感動やね。

 
 南東尾根にも明瞭な踏み跡があり、少し進んだところで完全な自然林に変わった。天然杉や雑木混じりの林はそのうちブナの純林に変わった。広い尾根にブナの疎林。単なる下山ルートとして選んだ尾根だったが、これは思わぬ拾い物だ。

こういう拾い物は、嬉しいもんですね~。

 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開拓できた満足感があった。
これまた通い慣れたきららの湯で早く冷えた体を温めよう。

山を歩けるだけでも嬉しいけれど、通いなれた山に、新たな発見があると、もっと嬉しくなってきちゃうね。
ブナの森でリフレッシュできてよかったね。

☆~~とっちゃん~☆
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

とっちゃん、どうもです。


この週は、土日とも雨模様の天気予報

今週は久し振りに天気の心配しなくてすみそうです。(^^)

ブナ林のええとこ周遊、甲森谷も含めたコースやね。

[attachment=1]P1030633_1.JPG[/attachment]
コースを自由に組み立てられるのがこの山域の魅力です。

稜線の紅葉は、今週末って感じなんやね~。この辺りは、ブナの黄葉、紅葉の赤は少なかったのかな?

後から写真を見るとそこそこきれいでしたわ。(^_^;)

[attachment=2]P1030572_1.JPG[/attachment][attachment=0]P1030582_1_1.JPG[/attachment]
ブナの森に包まれて、いい山旅やね~。自由気ままに歩けるのもいいね。この辺り、もう、目をつぶってても歩けるんじゃ?

目をつぶって歩いたらブナにぶちあたりますわ。

よほどご縁があるのか、見つかったんだ。携帯。もう、電源が入らなくても、感動やね。

幼い頃に生き別れになった兄弟と出会ったみたいでした。(^^)v

こういう拾い物は、嬉しいもんですね~。

もう下りるだけだと思ってたからね~。

山を歩けるだけでも嬉しいけれど、通いなれた山に、新たな発見があると、もっと嬉しくなってきちゃうね。
ブナの森でリフレッシュできてよかったね。


ありがとう~。

                  山日和
添付ファイル
P1030582_1_1.JPG
P1030633_1.JPG
P1030572_1.JPG
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 雨子庵 »

山日和さん、コンバンワ。
遅ればせながらですが、OKUさんにあてていた返事のところでのせているキノコ、確証は持てませんが、ヒラタケでしょうか?だとしたら素晴らしい!なかなかヒラタケの群生を見つける機会がなくて、自分にとってはもはや幻に近いのです。

写真で判断をしてはいけませんが、スゴイな~。
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 緑水 »

おはようございます、今週末は小春日和の上天気ですよね。もうお出かけかな :D
法事とフェスタで缶詰だワン :|

山日和 さんが書きました:【日 付】2011年11月5日(土)
【山 域】若狭 耳川上流域
【天 候】曇りのち雨
【コース】駐車地7:28---7:57新庄乗越---9:17芦谷岳9:39---10:31甲森谷11:57---13:10 P860m---13:26 P850m
     ---13:43 P795m---13:59鉄塔---14:38駐車地

歩いた所幾箇所も有るから、絵を見ながら後追いしましたよ。
また山日和さんの後追いが復活しそうだ。ワン


 たとえ降られてもブナさえ見られれば十分だ。
さらに紅黄葉していれば申し分ない。こういう時は若狭の森に限る。


自分のお気に入り場所がある、っうところは幸せだ。人にもあわない静寂と語り合う、大声出そうが泣き出そうがドップリと受け止めてくれる、ええですなあ。

折戸谷林道の終点まで車を進める。
さらに大御影山から大日周辺まではまさにブナの宝庫。福井県美浜町を流れる耳川水源の森である。

甲森谷一番のトチの大木を見上げれば御神木の台地はすぐそこだ。今日は上の台地へ先に上がって、
ここの標高はわずか400mである。

目に浮かんできますよ、行こうだ

 青い物体が目に入った。拾い上げてみると携帯電話だ。見覚えのある形は4年前に
私が落としたものだ。2年ほどまえにここを通った時には発見できなかった。少し汚れているものの、ほとんど無傷と言える状態だっ
たのには驚いた。
恐る恐る電源を入れてみると液晶が光った・・・はずはない。とりあえず自分のゴミを回収できただけ良しとしよう。

ナンかしらツルルルーって音が聞こえたんじゃないのかなあ、充電したら生きるかも知れませんですよ。


 手前の尾根に道が付いていた。巡視路らしくよく踏まれた道が、尾根を真っ直ぐ下りるのではなく右に左に
回りながらうまく勾配を殺して付けられている。樹林の雰囲気も悪くないこの道は、登路としても十分使えそうだ。

 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開
拓できた満足感があった。

● あれは五月に行ったんだ、深い森が忘れ去られてる巨木の園
● あれは五月に行ったんだ、深い森が忘れ去られてる巨木の園
知ったテリトリーまるでケモノが巡視するようなレポ、この逆のコースから歩いてみようかな。
でもよく判りすぎる美文だなあ。

天気周期が変わって、泣いてたカラスがもう笑ったですね。

                       緑水


                                
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by Kasaya »

山日和さん おはようございます
【日 付】2011年11月5日(土)
【山 域】若狭 耳川上流域
 この週末も天気予報は絶望的だ。土曜の午前中は辛うじて持つかもしれない。たとえ降られてもブナさえ見られれば十分だ。

この週末はいい天気予報ではなかったですねえ。しかし僅か望みを託して耳川までいかれましたか。
私は近場の御池で済ませましたが、予報が悪くても出かけずにはいられないこの感覚。なんなんでしょうねえ。

さらに紅黄葉していれば申し分ない。こういう時は若狭の森に限る。
紅葉は低山に移ってますから今頃がいいのかな
 尾根芯を外してあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。大きな木があれば近寄って確かめずにはおれない。
野坂岳と三国山を結ぶこの稜線はブナの回廊だ。質、量ともに文句のないブナの森が続いている。これに庄部谷山への尾根を加え、さらに大御影山から大日周辺まではまさにブナの宝庫。福井県美浜町を流れる耳川水源の森である。
 P806mの庄部谷山分岐を見送り、芦谷岳866mへ向かう。別に何度も踏んでいるこの山頂へ立つ理由はないのだが、ひとつぐらいは名前のある山頂をと、ついつい足が向いてしまうのである。

今海外出張中で地図がうまく見られず、どこを歩いているか良く分かりませんが、良さそうですね。
山頂に立つのも山日和さんらしい。私なら全部パスかな

下流へ歩き、まずはカツラの御神木に挨拶して行こう。ここを逆方向に歩くのも初めてだ。
いつも振り返りながら歩いているが、逆の方向から正面に見据える眺めはまた違った印象を受けるものだ。
カツラの巨木を次々に見て、甲森谷一番のトチの大木を見上げれば御神木の台地はすぐそこだ。今日は上の台地へ先に上がって、窯跡とカツラの巨木の絶妙な配置を見下ろそう。ここから見る窯跡はまるでドーナツのようなまん丸の形をしている。

ここの窯跡が印象的ですねえ。ここは何度も訪れたいところ。私も逆方向に歩いたことがありませんが、
今度軟弱に往復してみようかな。頂上はパスして

サラサラと流れる甲森谷
の流れと深い森。ここの標高はわずか400mである。この標高でこれだけの山深さと神々しいばかりの森に出会えるのは若狭の、とりわけ美浜の山ならではだ。

これがホントにすごい。よく開発されずに残っているものだと思います。まだ山日和さんのようにこのあたりを
歩き回っているわけではありませんが、癒しの森としてすごい魅力を感じます。もうちょっと自宅から近ければなあ。

 Ca850mで下降点を探してうろうろしていると、青い物体が目に入った。拾い上げてみると携帯電話だ。見覚えのある形は4年前に私が落としたものだ。2年ほどまえにここを通った時には発見できなかった。少し汚れているものの、ほとんど無傷と言える状態だったのには驚いた。
こういう山に何度も足を運んでいるとこういうことも起こるのでしょう。私も御池で落としたカメラに出会わないかな。
人が多すぎるから誰かがゴミとして拾っていったかなあ。

南東尾根にも明瞭な踏み跡があり、少し進んだところで完全な自然林に変わった。天然杉や雑木混じりの林はそのうちブナの純林に変わった。広い尾根にブナの疎林。単なる下山ルートとして選んだ尾根だったが、これは思わぬ拾い物だ。
貼ってある写真がなぜか今は見られませんが、よさげです。

 林道を少し上がって駐車地に戻った。雨脚が気持ち強くなった。雨と汗で全身ずぶ濡れだが、通い慣れた山域の新しいルートを開拓できた満足感があった。
まだまだ未知の場所があったということですね。後追いしたくなりました。

Kasaya
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

雨子庵さん、どうもです。
ヒラタケですか~。いかにも食べられそうだったけど、とても食べる自信がありません。
残念!!
これはいかがでしょうか?
ナメコだけはわかりますが・・・

山日和
P1030544_1.JPG
P1030654_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

緑水さん、どうもです。
久し振りに晴れてくれましたね~。

自分のお気に入り場所がある、っうところは幸せだ。人にもあわない静寂と語り合う、大声出そうが泣き出そうがドップリと受け止めてくれる、ええですなあ。

ホントにそうですね。ここはいつでも優しく迎えてくれます。
悪天候の時は行ったことないですけどね。(^^ゞ

[attachment=1]P1030557_1.JPG[/attachment]
[attachment=0]P1030659_1.JPG[/attachment]
目に浮かんできますよ、行こうだ

ぜひどうぞです。(^^)

ナンかしらツルルルーって音が聞こえたんじゃないのかなあ、充電したら生きるかも知れませんですよ。

若狭の山の神様が引き合わせてくれたのかもね。

知ったテリトリーまるでケモノが巡視するようなレポ、この逆のコースから歩いてみようかな。
でもよく判りすぎる美文だなあ。


分かり過ぎておもしろくないですか?(^^)
どこを上がっても下りてもピンチに陥る心配のない山域です。

                    山日和
添付ファイル
P1030659_1.JPG
P1030557_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

kasayaさん、どうもです。

私は近場の御池で済ませましたが、予報が悪くても出かけずにはいられないこの感覚。なんなんでしょうねえ。

まあ、週に1度は山に入らんといかんという強迫観念みたいなもんでしょうか。はたまた惰性か。(^_^;)

紅葉は低山に移ってますから今頃がいいのかな

そうですね。9月末の高山を皮切りに、地域と高度をずらして1月半ぐらいは楽しめますね。

今海外出張中で地図がうまく見られず、どこを歩いているか良く分かりませんが、良さそうですね。
山頂に立つのも山日和さんらしい。私なら全部パスかな


またまた海外ですか。さすが国際ビジネスマンの傘屋さん。(^^ゞ
歩いた場所は公開をやった時のすぐそばです。
特別いいところでもないので、芦谷の山頂はカットしてもよかったんですけどね。

[attachment=1]P1030590_1.JPG[/attachment]
ここの窯跡が印象的ですねえ。ここは何度も訪れたいところ。私も逆方向に歩いたことがありませんが、
今度軟弱に往復してみようかな。頂上はパスして


いつもと逆向きに歩けば見える風景も変わります。たまにはそういうのも新しい発見があっていいですね。

これがホントにすごい。よく開発されずに残っているものだと思います。まだ山日和さんのようにこのあたりを
歩き回っているわけではありませんが、癒しの森としてすごい魅力を感じます。もうちょっと自宅から近ければなあ。


新庄の人々のおかげでしょうね。もちろん植林もありますが、よくぞあれだけ残しておてくれたものです。

こういう山に何度も足を運んでいるとこういうことも起こるのでしょう。私も御池で落としたカメラに出会わないかな。
人が多すぎるから誰かがゴミとして拾っていったかなあ。


誰かに使われてるかもね。それにしてもデジカメ落とした人って多いんですねえ。(^^ゞ

貼ってある写真がなぜか今は見られませんが、よさげです。

今は見れるでしょう。もう1枚どうぞ。

[attachment=0]P1030669_1.JPG[/attachment]
まだまだ未知の場所があったということですね。後追いしたくなりました。

粟柄谷の上流部は未踏のところが多いので、これからですね。

                      山日和
添付ファイル
P1030669_1.JPG
P1030590_1.JPG
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by クロオ »

山日和さん、こんばんは

 若狭の森、山日和さんのレポート、拝見させていただいて、非常に気になりました。

 日曜日、太平洋側の天気予報には、晴れマークもあり、逆に、日本海側の天気予報は、傘マークだったのですが、あえて、雨覚悟で、芦谷岳を歩いてきました。

 折戸谷林道は、手前の送電線のあたり、少々道がひどかったので、これ以上進んだらまずいと思い、空地があったのでそこに停めて、林道を歩きました。歩き始めて分かったのですが、林道が少々ひどかったのは私が駐車したあたりまでで、その先は、未舗装の割に比較的いい道でした。広い駐車地も何ヶ所かありました。終点まで車で行けばよかったです。

 折戸谷、薄暗いイメージを持っていたのですが、広い、明るい谷でした。

 新庄乗越に着いたあたりから、雨が降ってきたこともあり、いったん稜線に出てからは、谷には降りずに、芦谷岳をピストンしてきました。
芦谷岳
芦谷岳
 植林を抜けた後は、ブナばかり。黄葉したブナ林の中を、のんびり歩くことができました。
ブナ
ブナ
 カツラの木も見たかった、というか、においをかぎたかったのですが、これは、またの機会に確認してみます。

 とても雰囲気のいい稜線でした。今度行くときは是非、天気のいい日に行って、谷にも降りてみたいと思います。
ブナ
ブナ
【日付】2011年11月13日(日)
【若狭】芦谷岳
【メンバー】単独
【天候】曇りのち雨
【ルート】折戸谷林道途中空地7:50---8:35折戸谷林道終点---9:15新庄乗越---11:05芦谷岳---13:00新庄乗越---13:30折戸谷林道終点---14:10駐車地

http://gallery.nikon-image.com/11335685 ... s/2703284/

                                      クロオ
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭】ブナ林逍遥 耳川源流域に遊ぶ

投稿記事 by 山日和 »

クロオさん、どうもです。名前に色を付けていただきありがとうございます。

 日曜日、太平洋側の天気予報には、晴れマークもあり、逆に、日本海側の天気予報は、傘マークだったのですが、あえて、雨覚悟で、芦谷岳を歩いてきました。

あえて若狭へ向かいましたか。はやる気持ちを抑えられずってとこですかね。(^^ゞ

 折戸谷林道は、手前の送電線のあたり、少々道がひどかったので、これ以上進んだらまずいと思い、空地があったのでそこに停めて、林道を歩きました。歩き始めて分かったのですが、林道が少々ひどかったのは私が駐車したあたりまでで、その先は、未舗装の割に比較的いい道でした。広い駐車地も何ヶ所かありました。終点まで車で行けばよかったです。

左手前の大きな空き地ですね。私の定宿です。(*^^)v
道が悪いのは部分的ですが、終点付近はだいぶ荒れて止めるスペースが小さくなりました。

 植林を抜けた後は、ブナばかり。黄葉したブナ林の中を、のんびり歩くことができました。

いい稜線だったでしょう。途中のP806mから庄部谷山へ向かう尾根もブナだらけですよ。

 カツラの木も見たかった、というか、においをかぎたかったのですが、これは、またの機会に確認してみます。
とても雰囲気のいい稜線でした。今度行くときは是非、天気のいい日に行って、谷にも降りてみたいと思います。
 

ここはまず横谷川の巡視路から入ることをおすすめします。
簡単な谷歩きですが、遡って行って出会う方が感激が大きいですよ。(^^)

                    山日和

P806m付近のブナ林
P806m付近のブナ林
返信する