【湖北】2024初登山→横山岳(東峰・西峰)

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kitayama-walk2
記事: 1
登録日時: 2024年1月04日(木) 11:41

【湖北】2024初登山→横山岳(東峰・西峰)

投稿記事 by kitayama-walk2 »

【日付】2024.1.2
【山域】湖北
【メンバー】単独
【天候】快晴
【コースタイム】
 7:50駐車地(265m)→9:30P722→10:15▲阿曾山(阿蘇岳)(865.1m)→10:25東尾根ルート分岐(900m)→11:20横山岳東峰(1131m)→12:00▲横山岳西峰(1131.7m)12:05→12:30横山岳東峰13:50→14:25東尾根ルート分岐→15:30東尾根登山口(470m)→16:30駐車地



 2024年が明けた。2日は天気予報がよく、晴天が期待できるようなので初登山することにしたが、どこに行こうかと思案した。年末のfbで山仲間の山日和さんが登っていた横山岳東峰に金居原ルートで登ることにした。実はこのルートは2022/2/9に登ったことがあるが、このときは雪が豊富で山頂まで行けるかどうか心配した。しかし、8時半に出発して13時に何とか山頂に到達した(登りに4時間半もかかった)。今回は少しスタート時間が7:50と少し早かった。

国道沿いにあるこの小屋の裏手から取り付いた。
国道沿いにあるこの小屋の裏手から取り付いた。

 金居原ルートの登山口は、国道から林道を少し入ったところにある横山橋を渡ったところにあるが、林道入口にある小屋の裏手から取り付くことにした。まだほとんど雪がついていないのでスノーシューは背負ったまま、急登を登っていくことになった。樹林帯の中を登っていくと、やがて段々畑のようになっているところを通過し、標高400mくらいで雪が繋がってきたのでスノーシューハイクを履くことにした。間もなく数日前のものと思われるスノーシューの跡が出てきたが、これは山日和さんのトレースだ。これからしばらくはこれを追って行くことになる。気温が低いため雪が締まっていてほとんど沈まないのがラッキーだ。やがて植林から雑木林になると、左手に隣の東側尾根(東尾根コースがある)が見えてくる。今日は晴天で青空がまぶしい。順調に高度を上げていくが、P722の手前が急登になっていて、結構難儀した。後から思えば、ここが一番の難所であった。

P722地点には標識があった。
P722地点には標識があった。

 P722を通過すると比較的なだらかな登りとなり、やがて鞍部を左に直角に曲がるところにやってきた。矢印の形をした古い表示板が方向を指し示していた。ここから横山岳の東尾根に乗ることになる。前回歩いているため様子がわかっているが、ここからは林相がブナに変わってくる。まだ細い若木ばかりであるが、密度があり密集している。青空の下なのでブナ林も輝いている。なだらかな尾根を登っていくと、三角点のある阿曾谷山(阿蘇岳865.1m)に到達した。ピークらしくなく単なる通過点であるが、三角点は雪に埋もれて見えるはずもない。さらに登っていくと、東尾根ルートの分岐点に出合ったが、ここには大きな表示があった。ここから先には、スノーシューだけではなく、ワカンないしツボ足と思われる何人かのトレースが付いていた。この先、930mあたりでスノーシューのトレースがなくなっていたが(山日和さんは途中敗退したらしい)、ワカンのトレースは続いていた。さらに登っていくと、東峰手前の展望地に出たが、ここからは右手には奥美濃の山々、白山と別山、能郷白山、左手にはびわ湖が広がっていた。最後の登りを登り切ると東峰に到着した(11:20)。登りに3時間半かかったことになる。前回より1時間も早かったが、やはり雪が少なく締まっていたからであろうか。東峰山頂は快晴無風の絶好のコンディション。山頂からの景色は言うことなし。上谷山、三国岳、三周ヶ岳、高丸、烏帽子岳、蕎麦粒山、黒津山、花房山、小津権現山などの奥美濃の山々、そして遠くには白山、別山、能郷白山、御嶽山などが青空の下に輝いている。南には金糞岳が大きな山容を誇示していて、その隣には伊吹山が頭を覗かせている。さらにびわ湖には竹生島が浮かんでおり、その向こうには比良の山々が見えている。

東尾根コースとの合流点である。
東尾根コースとの合流点である。
白山と別山。手前は烏帽子岳。
白山と別山。手前は烏帽子岳。
御嶽山。右手前は黒津山。
御嶽山。右手前は黒津山。

 さて東峰からの眺望を一通り楽しんだところで、まだ11時半だ。横山岳西峰までは30分足らずで行けるはず。今日は天気もよいので行ってみることにした。西峰・東峰の尾根は随分以前に無雪期に歩いたことがあるが、積雪期には歩いていない。途中の中間あたりでヤセ尾根になっていて眺望はすこぶるよい。この尾根にもワカンのトレースがあり、西峰までピストンしたものと思われた。西峰には見覚えのあるプレパブの物置小屋があった。山頂付近にはブナがあったが、樹木が成長していて眺望はあまりよくない。かろうじて樹間から奥美濃の山々を眺めることができた。西峰の滞在はそこそこにして東峰に引き返した。ここでランチタイムにしたが、年末に登ったと思われるグループが作ったスノーテーブルが残っていたので、ありがたく使わせていただくことにした。ランチは久しぶりに得正のカレーうどんだ。相変わらず甘辛の味がうまい。ランチタイムと眺望を楽しんでいたら、もう14時前になっていた。早く下山しないと暗くなってしまう。

横山岳西峰に向かう途中のヤセ尾根。
横山岳西峰に向かう途中のヤセ尾根。
横山岳西峰に到着した。
横山岳西峰に到着した。
晴天の空と山に乾杯!
晴天の空と山に乾杯!

 下山ルートは東尾根コースを使うことにした。ここには、山日和さんのスノーシューとワカンのトレースがあるはずだ。このコースは、急坂になっているところは回り道になっていて、苦労することがなかった。ただ若干の小ヤブになっているところがあったが、何のこともなかった。どんどんと下っていくと途中で金糞岳北尾根がきれいに見えるところがあったのは儲けものであった。最後は、スノーシューを外して表示に従って尾根から右に下ると、東尾根登山口に着地した(15:30)。ここからは林道歩きになった。雪道なのでツボ足ではなかなか進まない。やはりスノーシューを履くことにした途端、スノーシューのトレースが現れた。山日和さんのものと思われるが、同じようなことをしている。もう後は林道を歩き通せば、駐車地点に着くので黙々と歩き続け、ようやく車に戻ってくることができた(16:30)。快晴に恵まれた初登山を締めくくり、北近江の湯に向かった。
written by kitayama-walk
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北】2024初登山→横山岳(東峰・西峰)

投稿記事 by biwaco »

kitayama-walkさん、(遅まきながら)明けましておめでとうさんです。
今年も相変わらずよろしくお付き合いくださいませ~<m(__)m>


年末年始、お忙しい中、精力的な山遊び、羨ましい限りです。
新年初山は横山岳でしたか。もう雪は融けたのかな?と思っていたら、けっこうの積雪ですね。
今朝(8日)の雪でいっそう増し積みされたでしょうね。
私は天気予報も見て、5日に雪の無い近くの低山でスタートしました。
身体の事もあり、今季の雪山はどうなるか…自信がありません。

P722まで一気に450mほどの登り。わたしならここまでだけで確実に3時間以上かかるでしょう(@_@。
阿蘇山まで来れば、あとは何とかなりそうですね。東尾根コースから登る方が楽なんでしょうか?

山はやはりお天気次第ですね。東峰付近まで来ると眺望抜群でしょうね。
琵琶湖の近くに我が家は見えませんでしたか?

西峰をピストンしてからランチですか。余裕たっぷりだ!
得正のカレーうどん、一度食べてみたいけど、近くのスーパーには置いてないみたいです。

ラストの尾根から林道に下るところは、逆に左の支尾根を下るってのはできないんでしょうか? 
林道の遠回りせずに済みそうだけど…?

駐車地へはピッタリ日没寸前でしたね。
相変わらずの健脚は年が兎から龍に変わっても健在ってことですね!(^^)!
                
              ~びわ爺
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