【 渡会山地 】神出ノ峰 572m

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seiichi
記事: 191
登録日時: 2022年9月14日(水) 21:12
お住まい: 津市高茶屋

【 渡会山地 】神出ノ峰 572m

投稿記事 by seiichi »

【 日 付 】2023年11月28日
【 山 域 】 渡会山地
【メンバー】k子 k氏
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】地蔵尊駐車場 8:45 ー 東のコル 10:30 ー 神出ノ峰 11:10 ー 南峰(昼食)ー 小萩の高 13:00 ー オボコ山東峰 14:20 ー カゲの高 14:50 ー 駐車場 15:30

渡会セブンで一番の難関の神出ノ峰(かんでのみね)東尾根コースを歩いてきた。
東尾根は石灰岩が浸食されたカルスト地形の岩場の山で不思議な雰囲気が漂う。
渡会セブンは「神」にまつわる名前の山が多い。
国束山 411m ・・・日本を束ね国家安泰を祈念するため聖徳太子が開山と伝わる
神岳 492m ・・・伊勢神宮の式年遷宮で新しい社殿の屋根を葺く「かや」を育てる御萱場(神宮の領地)のある山
七洞岳 778m・・・一等三角点のある山で展望が素晴らしい山
釈迦岳 784m・・・渡会山地の最高峰、太平洋が眺められる
倭ノ姫山 706m・・・二千年前の倭姫伝説の神水が湧き出る山 古事記や日本書紀に登場する倭姫命が天皇の命により天照大神が鎮座するにふさわしい土地(伊勢神宮)を探し求める長い旅の途中、ここで立ち寄り清水でノドを潤したという伝説の残る山
牛草山 550m・・・熊野灘を俯瞰する素晴らしい景観、天然記念物の火打石があり、日向コースには「山の神」がある

津を7時出発、下道を走るが途中の松阪市内の自然渋滞で予定より30分遅れて8時45分スタート。
林道横の駐車場は誰もいない、静かな山歩きを期待できる。
林道横に立派なお地蔵さんがあり安全登山を祈願する。
登山口の地蔵尊
登山口の地蔵尊

東尾根コースは急登から始まる、余り人が歩いていない感じで登山道は草木が伸びて分かりづらい。
赤テープを追いかけながら1時間弱で稜線に上がる、
ここからはほぼ水平道となるが、カルスト地形独特の岩場歩きとなる。
尖った岩を両手を駆使しながら膝や足をぶつけない様に慎重に歩く。





神出ノ峰には11時過ぎに登頂、周りの木々で展望はほとんどない。
さっさと南峰に向かい、ここで風を避けて昼ご飯。
今日はバーナーをやめてサーモス2本でご飯とコーヒー。
6時半頃に熱い湯を入れたが、5時間経過してもまあまあの湯の温度、荷物の軽量化と簡素化だ。

稜線を快適に歩き、13時過ぎに小萩の高到着。
狭い岩場のピークは素晴らしい展望を得ることが出来る。
北の渡会ファームの25基の風車群が正面、ふもとの脇出の集落もよく見える。
ここからは小萩コースとなり、オボコ山の西峰~東峰~カゲの高の尾根歩き。
所々視界が開けたところから南伊勢の五ケ所湾を見ることが出来る。




カゲの高、ふもとのカゲと言う集落からついた名前みたいだがなにやら怪しい名前が気になる。
今日の周回コースはスリリングな岩場歩きや、時折木の隙間から素晴らしい展望などが見ることが出来た。
尾根芯上の岩のピークは左右のどちらかに巻き道がついているが、狭い道は落ち葉の斜面を歩くので注意が必要。
テープマークもないところを歩くと支尾根に引っ張られることもたびたびあった。
多少のルーファイが試されるがこれくらいあった方が面白い。

seiichi
添付ファイル
神出ノ峰ログ2023.jpg
ツインピークの稜線s.jpg
小萩の高からの展望s.jpg
カルスト地形の岩場を歩くs.jpg
tsubo
記事: 192
登録日時: 2023年3月07日(火) 13:27
お住まい: 和歌山県

Re: 【 渡会山地 】神出ノ峰 572m

投稿記事 by tsubo »

seiichiさん、こんばんは。

渡会セブンで一番の難関の神出ノ峰(かんでのみね)東尾根コースを歩いてきた。
東尾根は石灰岩が浸食されたカルスト地形の岩場の山で不思議な雰囲気が漂う。
渡会セブンは「神」にまつわる名前の山が多い。
国束山 411m ・・・日本を束ね国家安泰を祈念するため聖徳太子が開山と伝わる
神岳 492m ・・・伊勢神宮の式年遷宮で新しい社殿の屋根を葺く「かや」を育てる御萱場(神宮の領地)のある山
七洞岳 778m・・・一等三角点のある山で展望が素晴らしい山
釈迦岳 784m・・・渡会山地の最高峰、太平洋が眺められる
倭ノ姫山 706m・・・二千年前の倭姫伝説の神水が湧き出る山 古事記や日本書紀に登場する倭姫命が天皇の命により天照大神が鎮座するにふさわしい土地(伊勢神宮)を探し求める長い旅の途中、ここで立ち寄り清水でノドを潤したという伝説の残る山
牛草山 550m・・・熊野灘を俯瞰する素晴らしい景観、天然記念物の火打石があり、日向コースには「山の神」がある

渡会セブン、初めて聞きました。
私はこの中では、七洞岳しか登ったことはありません。他は名前さえ知りませんでした。
でも、興味深い名前の山が多いですね。
地図を見ると、獅子ヶ岳が近いですが、ここはセブンに入っていないのですか?

東尾根コースは急登から始まる、余り人が歩いていない感じで登山道は草木が伸びて分かりづらい。
赤テープを追いかけながら1時間弱で稜線に上がる、
ここからはほぼ水平道となるが、カルスト地形独特の岩場歩きとなる。
尖った岩を両手を駆使しながら膝や足をぶつけない様に慎重に歩く。

もっと一般的な人気コースはないんですか?

稜線を快適に歩き、13時過ぎに小萩の高到着。
狭い岩場のピークは素晴らしい展望を得ることが出来る。
北の渡会ファームの25基の風車群が正面、ふもとの脇出の集落もよく見える。
ここからは小萩コースとなり、オボコ山の西峰~東峰~カゲの高の尾根歩き。
所々視界が開けたところから南伊勢の五ケ所湾を見ることが出来る。

山頂は展望がなくても、少し行った先に展望のいい場所があるとうれしいですね。

今日の周回コースはスリリングな岩場歩きや、時折木の隙間から素晴らしい展望などが見ることが出来た。
尾根芯上の岩のピークは左右のどちらかに巻き道がついているが、狭い道は落ち葉の斜面を歩くので注意が必要。
テープマークもないところを歩くと支尾根に引っ張られることもたびたびあった。
多少のルーファイが試されるがこれくらいあった方が面白い。

低山でも変化があっていろいろ楽しめる山なんですね。これからの季節にはよさそうですね。

tsubo
アバター
seiichi
記事: 191
登録日時: 2022年9月14日(水) 21:12
お住まい: 津市高茶屋

Re: 【 渡会山地 】神出ノ峰 572m

投稿記事 by seiichi »

tsuboさん、おはようございます。

獅子ヶ岳は渡会山地で眺望良い山ですが、渡会セブンに入っていませんね。
私も不思議に思っていましたが、「三重の山」の本によると、
「現在は風力発電による電源開発のために入山出来ない」と書いてあります。
推測ですが、渡会セブンを立ち上げた役場関係者は、その点を考えてあえて対象外にしたと思います。

渡会山地は津から下道で1時間とアクセスよく冬の寒気もほぼ影響ないので、今年の冬は通いたいと思っています。
冬の海は夏に比べて透明度も高くて、水平線にきらめく波や遠くの船舶が絵になります。
やマップ見ていたら、姫越山の山歩きで、芦浜に下りないで周回する歩き方をしている人がいました。

錦から柏崎までの尾根歩きで、28km、8時間40分、累積標高1764m。
所々で海を眺めながらのロングコースで面白そうです。
姫越山から北上して有地山~オロチ山~大河内山~錦峠のルート。
多少のやぶこぎもあるみたいでルーファイも必要かと。

これからは台高の霧氷と南勢・渡会・尾鷲の海を眺めながらの山歩きとなります。
日が短いですが、暑くないので快適にロングを歩けますね。

   seiichi
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