【鈴鹿】小矢場峠はいずこに、石谷川彷徊
Posted: 2011年11月04日(金) 21:35
【日 付】2011年11月3日(木祝)
【山 域】鈴鹿 鬼が牙 石谷川
【天 気】晴れ
【コース】石水渓バンガロー9:10—9:20石谷川大堰堤—9:40林道上の小矢場峠分岐—石谷川彷徊—10:40石谷川大堰堤—11:00石水渓バンガロー—11:40鬼が牙東峰12:20—12:45クライミングゲレンデ直上—13:21サングラス回収—14:00石水渓バンガロー
【メンバー】あろん
オフ会当日に石水渓バンガローから尾根どおしで鬼が牙東峰を目指した。岩稜に行き詰まりザックの中のシュリンゲを探すときに、誤ってサングラスをケースごと落としてしまった。 サングラスは谷へと視界から消え去ったのだが、どうもあきらめきれず回収しようと思った。
どうせ行くならオフ会の帰路に話題となった「小矢場峠コース」をしらべてみようと思い。まずは当日とは逆コースで石水渓バンガローから連絡道を通って石谷川大堰堤駐車地へと向かう。
今日は祭日の好天ともあって堰堤上の駐車地付近には5台ほどの車が止まっている。
小矢場峠という地名をいろんな方法で探したが、行き当たらず、鬼が牙を形成する3つのピークの間の峠状の場所の事を指しそのうちのどれかに上がるコースと思い込んでいた。
地形図や実際の地形を見るにかなりの急峻な地形を登るのかと思っていたのだ。
林道を歩くこと20分ほどで例の「小矢場峠コース」という道標に出合う。
確かに石谷川に降りる踏み跡があるので降りていくと、道型は途中で崩れ、川に降りるまでにルートファインディングを強いられた。それでもなんとか巨岩の転がる川に下り、取り付きのあるであろう対岸を気にしながら上流へとさかのぼった。
ところが15分ほど歩くとゴルジュになってしまい、もう登山靴ではさかのぼることができなくなってしまった。
「小矢場峠コース」というだけのことあってどちらかというとハイキングコースなのかとも思い、こんなゴルジュ帯を行くようなコースは無いだろうと考え、下流に引き返してみる。
林道から降り立った場所あたりの右岸にもそれらしき取り付くようなところが見当たらない。
やがて左岸の踏み跡にまさに石谷川林道方向上部に上がるのを導くような「小矢場峠コース」という道標を見つける。
この踏み跡をたどれば林道で見た道標へと明確に続いていたのだろう。でも今は途中で道が崩落している。
仕方が無いので道標を下流方面にたどることにした。それでも鬼が牙へと向かう道を左岸に求めながら気をつけていくと立派な「八帖岩」という案内標に出くわした。平たい巨岩が横たわっている。その手前にはまたしても「小矢場峠コース」という道標が両矢印で示されている。 う~んコースを歩いているんだなぁと思いながら、あきらめ半分でさらに下流へと歩くと崩壊した小屋が現れ、その脇には頂礼井戸の豪快な滝が現れた。その滝の圧巻にしばし見とれる。 頂礼井戸を過ぎれば石谷川も砂礫が多くなり、大堰堤に着いてしまった。
結局のところ林道の上部東に走る、石谷川を挟んで鬼が牙の対岸にある尾根の峠名かなぁとも思いながら石谷川をあとにする。宿題ができてしまっただけで石水渓バンガローに戻った。
さてと、バンガローの上部尾根を鬼が牙東峰へと向かう。前回山日和氏と歩いた尾根芯を詰めていく。今日は8mm×20mとハーネス、シュリンゲ、カラビナしっかり背負った。前回行き詰った手前30mほどの場所の右方向に踏み跡を見つける。目の前の岩峰を右に巻きながらルンゼを木の根をつかみながらのモンキークライムだ。
汗をふきふき鬼が牙東峰にあがった。ここまでは正規ルートなどというものは無く、ルートを探しながらのアプローチとなる。
ランチの準備をしていると鬼が牙本峰から一人男性がやってきた。挨拶を交わす。ここから長坂の頭を通って臼杵ヶ岳で戻るという。
360度の展望を楽しむ。鬼が牙は岩山の面白さもさることながら、山を見る山としても鈴鹿南部の絶好のピークであろう。 さてと、腹もふくれた事だし、ミッション2の開始である。
懸垂下降で行き詰った岩の下まで降りる。そこから念のために懸垂下降で東側の谷へ転がっていったサングラスを探せば幸運にも2ピッチ目で見つけることができた。思ったより上部で止まっていてくれた。転がっていってしまったときには視界から消えてしまったので半ばあきらめていたのだが・・・・。
回収の喜びに浸りながら一気に尾根を下り、古いバンガロー地帯の脇を通りアスファルトの道へと降り立った。
しかしながら最近よく物を落とす。歳のせいか注意散漫になっていると思う。反省反省。
「小矢場峠」について亀山市役所の観光振興室にメールで問い合わせてみた。
返事は以下、
せっかくご質問をいただきましたが、
当室では、そこまで把握しておらず、
当室所有の山に関する本を調べてみましたが、
小矢場峠の位置も特定できませんでした。
そこで地元の方に連絡してみたところ、
ご存じの方がいらしたので、
お手数ですが、
直接お電話でお話していただければと思います。
ぶしつけながらその人(S.K.さん)に電話で直接問い合わせをしてみた。会話の中に右岸、左岸、ゴルジュなど登山の用語が使われながらの説明であったので、コース設定時の登山関係者かと思われた。
要約するとこうであった。
「現在小矢場峠コースは石谷川沿いに設定されたルートで今はもう整備されておらず、ほぼ廃道の状態になっています。起点は石谷川大堰堤、終点は石谷川林道です。
小矢場峠の位置は峠といった形状は成していませんが石谷川林道にある『小矢場峠コース』という道標がある位置です。あの場所を小矢場峠と呼んでいます。」
と、親切丁寧に教えていただいた。胸のつかえが下りたようでうれしい気持ちで一杯である。この場を借りて大感謝申し上げます。
と同時に、聞いてみなきゃわからない峠の位置に驚き、地元の通称の地名に驚きも感じた。
てっきり鬼が牙の3つのピークの鞍部だと思い込んでいた。もっとも地形図を見ればその等高線の詰まりようにルート設定なんて無理だわなぁと実感するのだ。 とにかく今回のミッションはすべて完了した。よかったよかった。
つう
【山 域】鈴鹿 鬼が牙 石谷川
【天 気】晴れ
【コース】石水渓バンガロー9:10—9:20石谷川大堰堤—9:40林道上の小矢場峠分岐—石谷川彷徊—10:40石谷川大堰堤—11:00石水渓バンガロー—11:40鬼が牙東峰12:20—12:45クライミングゲレンデ直上—13:21サングラス回収—14:00石水渓バンガロー
【メンバー】あろん
オフ会当日に石水渓バンガローから尾根どおしで鬼が牙東峰を目指した。岩稜に行き詰まりザックの中のシュリンゲを探すときに、誤ってサングラスをケースごと落としてしまった。 サングラスは谷へと視界から消え去ったのだが、どうもあきらめきれず回収しようと思った。
どうせ行くならオフ会の帰路に話題となった「小矢場峠コース」をしらべてみようと思い。まずは当日とは逆コースで石水渓バンガローから連絡道を通って石谷川大堰堤駐車地へと向かう。
今日は祭日の好天ともあって堰堤上の駐車地付近には5台ほどの車が止まっている。
小矢場峠という地名をいろんな方法で探したが、行き当たらず、鬼が牙を形成する3つのピークの間の峠状の場所の事を指しそのうちのどれかに上がるコースと思い込んでいた。
地形図や実際の地形を見るにかなりの急峻な地形を登るのかと思っていたのだ。
林道を歩くこと20分ほどで例の「小矢場峠コース」という道標に出合う。
確かに石谷川に降りる踏み跡があるので降りていくと、道型は途中で崩れ、川に降りるまでにルートファインディングを強いられた。それでもなんとか巨岩の転がる川に下り、取り付きのあるであろう対岸を気にしながら上流へとさかのぼった。
ところが15分ほど歩くとゴルジュになってしまい、もう登山靴ではさかのぼることができなくなってしまった。
「小矢場峠コース」というだけのことあってどちらかというとハイキングコースなのかとも思い、こんなゴルジュ帯を行くようなコースは無いだろうと考え、下流に引き返してみる。
林道から降り立った場所あたりの右岸にもそれらしき取り付くようなところが見当たらない。
やがて左岸の踏み跡にまさに石谷川林道方向上部に上がるのを導くような「小矢場峠コース」という道標を見つける。
この踏み跡をたどれば林道で見た道標へと明確に続いていたのだろう。でも今は途中で道が崩落している。
仕方が無いので道標を下流方面にたどることにした。それでも鬼が牙へと向かう道を左岸に求めながら気をつけていくと立派な「八帖岩」という案内標に出くわした。平たい巨岩が横たわっている。その手前にはまたしても「小矢場峠コース」という道標が両矢印で示されている。 う~んコースを歩いているんだなぁと思いながら、あきらめ半分でさらに下流へと歩くと崩壊した小屋が現れ、その脇には頂礼井戸の豪快な滝が現れた。その滝の圧巻にしばし見とれる。 頂礼井戸を過ぎれば石谷川も砂礫が多くなり、大堰堤に着いてしまった。
結局のところ林道の上部東に走る、石谷川を挟んで鬼が牙の対岸にある尾根の峠名かなぁとも思いながら石谷川をあとにする。宿題ができてしまっただけで石水渓バンガローに戻った。
さてと、バンガローの上部尾根を鬼が牙東峰へと向かう。前回山日和氏と歩いた尾根芯を詰めていく。今日は8mm×20mとハーネス、シュリンゲ、カラビナしっかり背負った。前回行き詰った手前30mほどの場所の右方向に踏み跡を見つける。目の前の岩峰を右に巻きながらルンゼを木の根をつかみながらのモンキークライムだ。
汗をふきふき鬼が牙東峰にあがった。ここまでは正規ルートなどというものは無く、ルートを探しながらのアプローチとなる。
ランチの準備をしていると鬼が牙本峰から一人男性がやってきた。挨拶を交わす。ここから長坂の頭を通って臼杵ヶ岳で戻るという。
360度の展望を楽しむ。鬼が牙は岩山の面白さもさることながら、山を見る山としても鈴鹿南部の絶好のピークであろう。 さてと、腹もふくれた事だし、ミッション2の開始である。
懸垂下降で行き詰った岩の下まで降りる。そこから念のために懸垂下降で東側の谷へ転がっていったサングラスを探せば幸運にも2ピッチ目で見つけることができた。思ったより上部で止まっていてくれた。転がっていってしまったときには視界から消えてしまったので半ばあきらめていたのだが・・・・。
回収の喜びに浸りながら一気に尾根を下り、古いバンガロー地帯の脇を通りアスファルトの道へと降り立った。
しかしながら最近よく物を落とす。歳のせいか注意散漫になっていると思う。反省反省。
「小矢場峠」について亀山市役所の観光振興室にメールで問い合わせてみた。
返事は以下、
せっかくご質問をいただきましたが、
当室では、そこまで把握しておらず、
当室所有の山に関する本を調べてみましたが、
小矢場峠の位置も特定できませんでした。
そこで地元の方に連絡してみたところ、
ご存じの方がいらしたので、
お手数ですが、
直接お電話でお話していただければと思います。
ぶしつけながらその人(S.K.さん)に電話で直接問い合わせをしてみた。会話の中に右岸、左岸、ゴルジュなど登山の用語が使われながらの説明であったので、コース設定時の登山関係者かと思われた。
要約するとこうであった。
「現在小矢場峠コースは石谷川沿いに設定されたルートで今はもう整備されておらず、ほぼ廃道の状態になっています。起点は石谷川大堰堤、終点は石谷川林道です。
小矢場峠の位置は峠といった形状は成していませんが石谷川林道にある『小矢場峠コース』という道標がある位置です。あの場所を小矢場峠と呼んでいます。」
と、親切丁寧に教えていただいた。胸のつかえが下りたようでうれしい気持ちで一杯である。この場を借りて大感謝申し上げます。
と同時に、聞いてみなきゃわからない峠の位置に驚き、地元の通称の地名に驚きも感じた。
てっきり鬼が牙の3つのピークの鞍部だと思い込んでいた。もっとも地形図を見ればその等高線の詰まりようにルート設定なんて無理だわなぁと実感するのだ。 とにかく今回のミッションはすべて完了した。よかったよかった。
つう
オフ会当日に石水渓バンガローから尾根どおしで鬼が牙東峰を目指した。岩稜に行き詰まりザックの中のシュリンゲを探すときに、誤ってサングラスをケースごと落としてしまった。 サングラスは谷へと視界から消え去ったのだが、どうもあきらめきれず回収しようと思った。