【中央アルプス】紅葉と霧氷輝く木曽駒ケ岳

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skywalk
記事: 521
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

【中央アルプス】紅葉と霧氷輝く木曽駒ケ岳

投稿記事 by skywalk »

【 日 付 】2023年10月6~7日
【 山 域 】 中央アルプス
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】コガラ登山口>木曾福島B>7合目避難小屋宿泊>9合目>中岳>濃が池>木曽駒ケ岳>木曽福島Bコース>登山口

紅葉シリーズ第2弾は木曾駒ヶ岳に登りました。
10月6日(金)の午前から現地に向かいました。
14時過ぎに登山口となる木曽駒高原スキー場跡に着きました。
パタパタと荷物を整え同20分に出発。
一日目は木曽福島Bコースで7合目の避難小屋まで行くだけだから日没前には小屋に着くだろう。
スキー場跡にはノコンギクが咲きまくっていて
ムラサキツメクサも彩を添えていた。
25分ほど林道を歩いて幸の川に着いた。川を渡ったところからジグザグの登山道が始まる。
斜面を登り終えると4合目で尾根筋に出た。
4合半では力水がチョロチョロと湧き出ていた。
避難小屋に着くまではシラビソなどの針葉樹ばかりで色付く広葉樹は見られない。
避難小屋の少し手前で展望岩に乗ってみると麦草岳が白っぽくなっていた。斜面に霧氷が付いているようだ。10月初旬の木曾駒でこんな光景を見るとは想像していなかった。
出発してから丁度3時間で避難小屋に着いた。日没にはギリギリ間に合った。小屋の中では男女4人が薪ストーブに点火しようと奮闘していた。煙突が詰まり気味なのか小屋の中は煙だらけだ。4人のうち二人は横浜からみえたご夫婦で残り二人は幸の川を遡行してきたという沢コンビだ。沢の中にはツララも出来ていたそうで相当寒かったらしい。東京から来た沢コンビは火男父さんとまだ若い女性。一見おかしな取り合わせのコンビだが、どちらも沢をガンガン攻める玄人さんだ。釣り名人でもある火男父さんの話など聞きながら時間は過ぎていった。
夜は横浜の御夫婦が一階を沢コンビさんはストーブのある調理室を使うというので私は2階を使わせていただいた。睡眠薬を飲んでシュラフに潜ったら案外眠れた。私としては珍しいことだ。
翌朝5時過ぎに起きだしてカップ麺で朝食を済ませたら6時過ぎに出発した。昨日は全然見れなかった紅葉だが今日は小屋を出たとたん色付いた紅葉に見送られていく。麦草岳の下を行くトラバース道は紅葉狩りにはぴったりのところだ。
PA072892.JPG
まだ朝陽が十分に当たらず映えないところはあるが、肉眼では十分楽しめる。
見えてきた木曾駒ヶ岳は、やはり霧氷に包まれているのか白っぽく見えていた。
PA072894.JPG
7合目半の山姥は大きな岩屋もあって姥捨て伝説を想起させる。
大きなツララも残ったままだ。
玉の窪の紅葉は殆んど落葉していた。9月は異常高温の日が続いたので遅くまで紅葉が残っているだろうという目論見は見事に外れた。
見渡す尾根の端には麦草岳が見えその手前のギザギザが牙岩だろう。
蟻地獄のような玉の窪の斜面をじわじわ登って9合目の玉の窪山荘に着いた。
木曾駒に登っていく途中で後ろを振り返ると木曽前岳と麦草岳の奥に白く冠雪した御嶽が姿を現した。乗鞍と北アルプスの山々も白くなっている。
PA072901.JPG
木曾駒山頂は帰りに寄ることにしてトラバース道で中岳に向かうと霧氷が付いたハイマツでデコレーションされていた。
PA072902.JPG
中岳のコル附近は岩にも霧氷が付いていて全体に白っぽく見えた。
先ずは中岳を越えて濃ヶ池に向かおう。
宝剣山荘の奥から谷道に入った。
少し下ると駒飼の池に着いた。池と言っても沢の上流が蛇行しているだけのところだ。時間は、まだ9時前。微妙な時間だな。15時には下山したいが、間に合わせようとするときつそうだ。
下の谷は玉の窪と同じように落葉していて色気がない。モチベーションは下がるが仕方ない。
谷の左岸には落葉してない木もあったが、パッとしない。
赤いものは殆ど残っていない。
ナナカマドの赤い実だけが残って最後の輝きを見せていた。
濃ヶ池に着いても期待した紅葉は見れなかった。
ちょっとでも赤いものがあればカメラに納めて元を取ろうとする私だ。
斜面をトラバースして馬の背尾根の分岐に着いた。いつもなら将棋頭山を経由して下山するところだが、最後の正沢川が増水しているとまずいので今日は木曽駒ケ岳から往路を引き返すことにした。
分岐からは300m程の登り返しが必要で見ただけで先が思いやられる。
PA072914.JPG
対する将棋頭のゆったりした稜線が羨ましくなるほどだ。
馬の背尾根のきついところをこなして先が見えてきた。これが最後と自分を鞭打つ。
最後の鞭入れが効いて11時前に木曾駒山頂に着いた。
山頂では、さっと周りを見渡しただけで下山にかかった。南には稜線から外れた三ノ沢岳のピラミッドが見え、左奥には空木岳が霞んでいた。
往路を引きかえして小屋に戻ると中が掃き清められて奇麗になっていた。沢コンビさんのお陰だろうか。小屋の中でランチを済ませ。広げたままのシュラフを丸めて往路で下山した。
最後の林道で横浜ペアに追いついた。15時5分、登山口に帰着。彼らはホテルで一泊してから帰るそうだが、私は鈴鹿まで直行だ。最後まで気を緩めず安全に帰ろう。
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【中央アルプス】紅葉と霧氷輝く木曽駒ケ岳

投稿記事 by SHIGEKI »

skywalk さん こんばんは。

【 日 付 】2023年10月6~7日
【 山 域 】 中央アルプス
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】コガラ登山口>木曾福島B>7合目避難小屋宿泊>9合目>中岳>濃が池>木曽駒ケ岳>木曽福島Bコース>登山口


 今年はいつまでも夏が終わらなかったようでしたが、夏が終わった途端、山は紅葉したようですね~
 権現づるねを誰にも会わずに登ったのは、御嶽噴火した日でした。
あのような大事とは知らずに、新しい西駒山荘に泊まって星景写真を撮ってました。
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25分ほど林道を歩いて幸の川に着いた。川を渡ったところからジグザグの登山道が始まる。

幸の川の遡行はもっと前!危なっかしい歩きだったような・・・

出発してから丁度3時間で避難小屋に着いた。

足取り軽やか!はやいですねぇ~

日没にはギリギリ間に合った。小屋の中では男女4人が薪ストーブに点火しようと奮闘していた。煙突が詰まり気味なのか小屋の中は煙だらけだ。4人のうち二人は横浜からみえたご夫婦で残り二人は幸の川を遡行してきたという沢コンビだ。沢の中にはツララも出来ていたそうで相当寒かったらしい。東京から来た沢コンビは火男父さんとまだ若い女性。一見おかしな取り合わせのコンビだが、どちらも沢をガンガン攻める玄人さんだ。釣り名人でもある火男父さんの話など聞きながら時間は過ぎていった。

よきお話相手がおられてよかったですねぇ~ この名人とお話してみたかったですわ~

濃ヶ池に着いても期待した紅葉は見れなかった。

不肖Sが訪れた御嶽噴火翌日は、最高の色づきでした。
濃ヶ池の紅葉は再訪したいところです。
20140928-R0017154.JPG
最後の林道で横浜ペアに追いついた。15時5分、登山口に帰着。

下りも早いですねぇ 不肖Sは杖着いてトボトボ爺ぃ歩きで何とか楽しんでます。

彼らはホテルで一泊してから帰るそうだが、私は鈴鹿まで直行だ。最後まで気を緩めず安全に帰ろう。

往復の特に復路の運転が最大の危険箇所ですね。
  では オフ会で
       SHIGEKI

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skywalk
記事: 521
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【中央アルプス】紅葉と霧氷輝く木曽駒ケ岳

投稿記事 by skywalk »

shigekiさん、レスありがとうございます。
今年はいつまでも夏が終わらなかったようでしたが、夏が終わった途端、山は紅葉したようですね~
 権現づるねを誰にも会わずに登ったのは、御嶽噴火した日でした。
あのような大事とは知らずに、新しい西駒山荘に泊まって星景写真を撮ってました。

最近の異常気象にはついて行けません。残暑が続いたから遅くまで紅葉が残っているだろうと思ったのですが、外れでした。
あの日は少し離れた開田道を登ってましたが、遠雷のような音が聞こえた後、火山灰混じりの黒い雨が降ってきました。最初のうち何が起こっているのか分かりませんでした。
星景写真とは優雅なご趣味ですね。都会では空が明るくて天の川も見えないし、たまに綺麗な夜空を見ても星座なんか分かりません。夜空をパッと見て「あれは何座」などと言えればロマンチストを気取れそうです。

幸の川の遡行はもっと前!危なっかしい歩きだったような・・・
ツララが垂れ下っている沢を遡行したいとは思いません。マドンナの方は前週に正沢川の方も遡行したそうですが。

足取り軽やか!はやいですねぇ~
どんどん日が傾いていくので追かけっこしているみたいでした。ほとんど休む間もなかったです。

よきお話相手がおられてよかったですねぇ~ この名人とお話してみたかったですわ~
私は釣りをしないので分かりませんが、shigekiさんならいい話相手になれたでしょうね。餌の付け方が大事みたいなことを強調してみえました。

不肖Sが訪れた御嶽噴火翌日は、最高の色づきでした。
濃ヶ池の紅葉は再訪したいところです。

私はリピーターなので毎年のように訪れていますが、濃ヶ池までいくのは辛くなってきました。タイミングが合えば本当に綺麗ですが、あと何回行けるかな。

下りも早いですねぇ 不肖Sは杖着いてトボトボ爺ぃ歩きで何とか楽しんでます。
下っているとき単独の女性と男性がさっさと追い抜いていきました。二人とも日帰り登山でした。私も昔は日帰りで木曽駒に登ってましたが、もう無理ですね。

往復の特に復路の運転が最大の危険箇所ですね。
  では オフ会で

目の水晶体が濁ってきたせいか夜間運転をすると対向車のライトが眩しくて周りが良く見えません。帰りの運転は本当に怖いです。オフ会も行けましたら、またよろしく。
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