【奥越】野々小屋谷から滝波山
Posted: 2023年10月10日(火) 23:58
2023年10月7日(土)晴れ 奥越 野々小屋谷から滝波山
ヤブメンの皆様、ご無沙汰しております。
そろそろオフ会も近いので一節入れておこうと思います。
よろしくお願いします。 荷暮6:50−野々小屋谷出合7:40−入渓池8:45〜9:10–
940m二股10:25−県境稜線11:50–
滝波山三角点12:20〜13:10−1230m窪地13:45–
1060m二股14:10−入渓地15:20
滑がいいよ、と聞いて以前から行ってみたかった野々小屋谷を訪れた。
林道が奥まで伸びているので楽勝ムードで現地へ向かう。
ところが手前の荷暮の集落から奥は伐採作業のため通行止め。
仕方なく延々と林道を歩くこととなった。
これが長く全体の行程の七割ほどが林道歩きとなった。
集落を出て荷暮川沿い林道fを進む。
林道から眺める荷暮川の渓相はなかなかのものだ。
途中、林道上に遊ぶ熊と出会ってヒヤリとしたものの彼方から逃げてくれて事なきをえた。
林道は野々小屋谷出合より奥にも続くがそこからは廃道に近い状態だ。
反対に橋を渡って野々小屋谷に伸びた林道は伐採作業に使われていて現役。
それも伐採地を越えるとススキなどの雑草が覆うようになる。
その中に踏み跡が続くのはおそらく釣り人のものだろう。 2時間近くの林道歩きを終えてコンクリート橋の袂から入渓。
以前はここまで車できて簡単に入渓できたのだろう。
いきなり倒木が行く手を遮ったがその後は穏やかな川筋が続く。
沢登りというより川原歩きに近い。
標高850mの二股を左へ進む。
下山は右股からここに降りてくる予定だ。
左股は台地状の平地にサワグルミが林立する清々しい渓相が続く 940mの二股を過ぎてやっと沢登りらしい渓相を見せる。
聞いていた滑がいよいよ現れたようだ。
滑床が表情を変えながら続く。
滑好きにはたまらない。 時折現れる淵は限りなく透明に近い。
水流は一点の曇りもなく澄み切っている。
その中を歩けば夏とは違う冷たさが体の芯を伝ってくる。 秋の沢は落ち着きはらった表情を見せる。
夏のザワザワした雰囲気とは全く味わいが違う。
夏より秋の沢が好きかもしれない。
登っているこちらの気持ちが落ち着く。
沢が右に曲がり斜度を増してくると小滝が現れた。
更に奥へ進むと規模がやや大きい三段の滝。
せっかくなので水流を登ってみた。
唯一沢登りらしいところだった。 更に奥に現れた10mほどの滑滝をヒタヒタと歩く。
気持ちいい。
滑床は上部まで続く。
流木が玉に瑕だが楽しい。
沢が向きを変え西に進むようになると
斜度が増してきて一歩一歩がキツくなってくる。
水流が涸れていくつか涸れ滝を超えると
やがて沢筋が消え県境稜線に出た。
県境沿いのやや藪の薄いところを選び山頂稜線へ。
かつては登山道があったはず、と舐めていたが
山頂までずっと藪漕ぎが続いた。
薄い藪なのでよかったが。 コザエモンさんとホウノ洞を登って以来の山頂。
こんな雰囲気だったと思い返しながら大休止。
高い空の下に広がる奥美濃の山並み。
展望は少ないが秋を感じさせる眺めに満足。 下山は計画通り野々小屋谷右股を目指す。
山頂稜線からは急激な下降。
木枝を掴みながら下っていく。
途中、地形図にある窪地に立ち寄った。
半分は乾いて固い土地となり半分は沼状態だった。
右股沢筋は1060m二股まで枯れていた。
二股以降は急に水量が増す。
上部は特に何もなく下っていく。
900mあたりに大きな滑滝が現れたので
右岸にあった軌跡のような地形を辿って巻く。
軌跡はその後も続いた。
どうやらかなり古い林道のように思える。
沿いには植林も見られた。
850m二股で登りの沢と出合う。
しばらく沢筋を歩いた後右岸にあがり林道にでた。
後は長い林道をひたすら下っていった。
久しぶりの沢に足腰が疲れ切っていて思うほど歩が進まなかった。
集落に着くと無人と思っていた集落の複数の家から炊煙があがっていた。
ヤブメンの皆様、ご無沙汰しております。
そろそろオフ会も近いので一節入れておこうと思います。
よろしくお願いします。 荷暮6:50−野々小屋谷出合7:40−入渓池8:45〜9:10–
940m二股10:25−県境稜線11:50–
滝波山三角点12:20〜13:10−1230m窪地13:45–
1060m二股14:10−入渓地15:20
滑がいいよ、と聞いて以前から行ってみたかった野々小屋谷を訪れた。
林道が奥まで伸びているので楽勝ムードで現地へ向かう。
ところが手前の荷暮の集落から奥は伐採作業のため通行止め。
仕方なく延々と林道を歩くこととなった。
これが長く全体の行程の七割ほどが林道歩きとなった。
集落を出て荷暮川沿い林道fを進む。
林道から眺める荷暮川の渓相はなかなかのものだ。
途中、林道上に遊ぶ熊と出会ってヒヤリとしたものの彼方から逃げてくれて事なきをえた。
林道は野々小屋谷出合より奥にも続くがそこからは廃道に近い状態だ。
反対に橋を渡って野々小屋谷に伸びた林道は伐採作業に使われていて現役。
それも伐採地を越えるとススキなどの雑草が覆うようになる。
その中に踏み跡が続くのはおそらく釣り人のものだろう。 2時間近くの林道歩きを終えてコンクリート橋の袂から入渓。
以前はここまで車できて簡単に入渓できたのだろう。
いきなり倒木が行く手を遮ったがその後は穏やかな川筋が続く。
沢登りというより川原歩きに近い。
標高850mの二股を左へ進む。
下山は右股からここに降りてくる予定だ。
左股は台地状の平地にサワグルミが林立する清々しい渓相が続く 940mの二股を過ぎてやっと沢登りらしい渓相を見せる。
聞いていた滑がいよいよ現れたようだ。
滑床が表情を変えながら続く。
滑好きにはたまらない。 時折現れる淵は限りなく透明に近い。
水流は一点の曇りもなく澄み切っている。
その中を歩けば夏とは違う冷たさが体の芯を伝ってくる。 秋の沢は落ち着きはらった表情を見せる。
夏のザワザワした雰囲気とは全く味わいが違う。
夏より秋の沢が好きかもしれない。
登っているこちらの気持ちが落ち着く。
沢が右に曲がり斜度を増してくると小滝が現れた。
更に奥へ進むと規模がやや大きい三段の滝。
せっかくなので水流を登ってみた。
唯一沢登りらしいところだった。 更に奥に現れた10mほどの滑滝をヒタヒタと歩く。
気持ちいい。
滑床は上部まで続く。
流木が玉に瑕だが楽しい。
沢が向きを変え西に進むようになると
斜度が増してきて一歩一歩がキツくなってくる。
水流が涸れていくつか涸れ滝を超えると
やがて沢筋が消え県境稜線に出た。
県境沿いのやや藪の薄いところを選び山頂稜線へ。
かつては登山道があったはず、と舐めていたが
山頂までずっと藪漕ぎが続いた。
薄い藪なのでよかったが。 コザエモンさんとホウノ洞を登って以来の山頂。
こんな雰囲気だったと思い返しながら大休止。
高い空の下に広がる奥美濃の山並み。
展望は少ないが秋を感じさせる眺めに満足。 下山は計画通り野々小屋谷右股を目指す。
山頂稜線からは急激な下降。
木枝を掴みながら下っていく。
途中、地形図にある窪地に立ち寄った。
半分は乾いて固い土地となり半分は沼状態だった。
右股沢筋は1060m二股まで枯れていた。
二股以降は急に水量が増す。
上部は特に何もなく下っていく。
900mあたりに大きな滑滝が現れたので
右岸にあった軌跡のような地形を辿って巻く。
軌跡はその後も続いた。
どうやらかなり古い林道のように思える。
沿いには植林も見られた。
850m二股で登りの沢と出合う。
しばらく沢筋を歩いた後右岸にあがり林道にでた。
後は長い林道をひたすら下っていった。
久しぶりの沢に足腰が疲れ切っていて思うほど歩が進まなかった。
集落に着くと無人と思っていた集落の複数の家から炊煙があがっていた。