【只見】恋ノ岐川~ '23夏の沢旅Ⅲ 恋い焦がれた只見の長渓で3日間の沢旅 ~
Posted: 2023年9月07日(木) 14:39
~ '23夏の沢旅Ⅲ 恋い焦がれた只見の長渓で3日間の沢旅 ~
【アプローチ】8/31自宅10:40=名神、北陸道、関越道・・鷹巣登山口18:20
【年月日】 2023/9/1~3
【メンバー】 TM氏、SHIGEKI
【天候】 3日間晴れ
【コース】 9/1(金)鷹巣登山口=恋ノ岐橋P 5:01-清水沢出合-ca1250テン場 15:00
9/2(土)テン場8:00-上流-テン場14:33
9/3(日)テン場7:30-オホコ沢出合9:36/10:01-水場12:25/:50-台倉山13:16-下台倉山14:24-鷹ノ巣登山口17:47
=恋ノ岐橋18:30
山や沢を歩いているとその名前だけで行きたくなる処がある。
知識も経験もない不肖Sが思い浮かぶのは、奥美濃の「美濃俣丸」「高丸」大峰の「神童子谷」東北森吉の「桃洞沢」などで、
全国的な知名度よりも個別のその名称に惹かれる。
「恋ノ岐川」もそのひとつだ。
(恋ノ岐は沢としての知名度、人気度は高いのかもしれないが・・)
只見川水系随一の美渓で中級者入門の沢とのことで岩魚も豊富ときたら行くしかないのだが、自らの老化と行程の長さにあきらめかけていた。
そんな中、冬の北海道でお互いに念願だった「恋ノ岐」パートナーを得て実現した。
天候と岩魚の活性に恵まれ、最高の沢旅となった。
9/1 晴れ
https://www.youtube.com/watch?v=WJQYhi2JziM
1日目の動画
鷹ノ巣登山口で前泊、3時に起き出して恋ノ岐橋へ向かう。
夜明けを待って入渓 葛根田の残像が残っているからか恋ノ岐の川幅は狭く感じるが、とうとうと流れる清流は酷暑と渇水の影響は全く感じられない。
難しいところはほとんどないとのガイド本の説明だが、長い流程の中なので滝やちょっとしたゴルジュは結構出てくる。
早朝で膝下までしか浸かりたくはないのでヘツリや微妙な登りとなる。 朝日が射して美しく開けた森は「清水沢」出合だった。
右岸でテン泊していた2人の若者 ここで2泊して釣りを楽しんだとのこと。
不肖S振りたい竿はザックにしまったままでまだまだ上流を目指す。 この後、素晴らしいナメが続き、まだまだ滝やゴルジュは幾つも出てくる。
快適に直登か直近巻きかヘツリだが、重荷でドボンしたくないので慎重に歩を進める。
基本、高齢者のよぼよぼ歩きで沢中でもストックが手放せなくなってしまっているのだ。
それでも、3日間の生活と遊び道具を背負って美しい森と渓を歩ける幸福感は何物にも代えられない。 6時間半歩いてやっと竿をだすとそれなりに岩魚くんが遊んでくれた。
が、またまた小滝や淵が連続してきたので歩きに徹する。
時刻は午後3時 右岸に絶好のテン場を発見、目的のオホコ沢出合はまだまだだが、重荷を降ろしてツェルトを張った。 9/2 晴れ
当初からテン場は連泊と決めていた。
老体の不肖Sに3日間重荷を背負って歩く体力は残念ながらないのだ。
この日は軽荷で岩魚くんと遊びほうけた。 その中で大きなものをほんの少しだけ、心から感謝して頂いた。
刺身、素揚げ、塩焼きで焚火を愛でながらヘネシーを舐める。
どこかで聞いたセリフだが、人生であと何度この至福感を味わえるのだろうか。
あと10回位はあると思ってはいるのだが・・
https://www.youtube.com/watch?v=qeSXLd2qA-E
2日目の動画 ほぼ釣り!?
9/3 晴れ
朝5時に起きたが、ゆったり朝食を楽しんで撤収作業をしていたら7:30の出発となった。今日は歩きに徹する。
右膝をいたわりながらゆっくりゆっくりと遡る。
オホコ沢出合までほぼ2時間もかかった。小休止
ここからは、オホコ沢を遡行し、登山道へ
この登山道がなかなかの急坂でフラフラになった。 燧ヶ岳や会津駒ヶ岳などの山稜、届かなかった池ノ岳、平ヶ岳を振り返ったりしながらヨタヨタ歩きで無事下山した。
源流へは行けなかったが、念願の「恋ノ岐」老体でも最高に楽しむことができた。
全てのものに感謝しかない。
では また どこか沢旅の途中で
SHIGEKI
【只見】 恋ノ岐川【アプローチ】8/31自宅10:40=名神、北陸道、関越道・・鷹巣登山口18:20
【年月日】 2023/9/1~3
【メンバー】 TM氏、SHIGEKI
【天候】 3日間晴れ
【コース】 9/1(金)鷹巣登山口=恋ノ岐橋P 5:01-清水沢出合-ca1250テン場 15:00
9/2(土)テン場8:00-上流-テン場14:33
9/3(日)テン場7:30-オホコ沢出合9:36/10:01-水場12:25/:50-台倉山13:16-下台倉山14:24-鷹ノ巣登山口17:47
=恋ノ岐橋18:30
山や沢を歩いているとその名前だけで行きたくなる処がある。
知識も経験もない不肖Sが思い浮かぶのは、奥美濃の「美濃俣丸」「高丸」大峰の「神童子谷」東北森吉の「桃洞沢」などで、
全国的な知名度よりも個別のその名称に惹かれる。
「恋ノ岐川」もそのひとつだ。
(恋ノ岐は沢としての知名度、人気度は高いのかもしれないが・・)
只見川水系随一の美渓で中級者入門の沢とのことで岩魚も豊富ときたら行くしかないのだが、自らの老化と行程の長さにあきらめかけていた。
そんな中、冬の北海道でお互いに念願だった「恋ノ岐」パートナーを得て実現した。
天候と岩魚の活性に恵まれ、最高の沢旅となった。
9/1 晴れ
https://www.youtube.com/watch?v=WJQYhi2JziM
1日目の動画
鷹ノ巣登山口で前泊、3時に起き出して恋ノ岐橋へ向かう。
夜明けを待って入渓 葛根田の残像が残っているからか恋ノ岐の川幅は狭く感じるが、とうとうと流れる清流は酷暑と渇水の影響は全く感じられない。
難しいところはほとんどないとのガイド本の説明だが、長い流程の中なので滝やちょっとしたゴルジュは結構出てくる。
早朝で膝下までしか浸かりたくはないのでヘツリや微妙な登りとなる。 朝日が射して美しく開けた森は「清水沢」出合だった。
右岸でテン泊していた2人の若者 ここで2泊して釣りを楽しんだとのこと。
不肖S振りたい竿はザックにしまったままでまだまだ上流を目指す。 この後、素晴らしいナメが続き、まだまだ滝やゴルジュは幾つも出てくる。
快適に直登か直近巻きかヘツリだが、重荷でドボンしたくないので慎重に歩を進める。
基本、高齢者のよぼよぼ歩きで沢中でもストックが手放せなくなってしまっているのだ。
それでも、3日間の生活と遊び道具を背負って美しい森と渓を歩ける幸福感は何物にも代えられない。 6時間半歩いてやっと竿をだすとそれなりに岩魚くんが遊んでくれた。
が、またまた小滝や淵が連続してきたので歩きに徹する。
時刻は午後3時 右岸に絶好のテン場を発見、目的のオホコ沢出合はまだまだだが、重荷を降ろしてツェルトを張った。 9/2 晴れ
当初からテン場は連泊と決めていた。
老体の不肖Sに3日間重荷を背負って歩く体力は残念ながらないのだ。
この日は軽荷で岩魚くんと遊びほうけた。 その中で大きなものをほんの少しだけ、心から感謝して頂いた。
刺身、素揚げ、塩焼きで焚火を愛でながらヘネシーを舐める。
どこかで聞いたセリフだが、人生であと何度この至福感を味わえるのだろうか。
あと10回位はあると思ってはいるのだが・・
https://www.youtube.com/watch?v=qeSXLd2qA-E
2日目の動画 ほぼ釣り!?
9/3 晴れ
朝5時に起きたが、ゆったり朝食を楽しんで撤収作業をしていたら7:30の出発となった。今日は歩きに徹する。
右膝をいたわりながらゆっくりゆっくりと遡る。
オホコ沢出合までほぼ2時間もかかった。小休止
ここからは、オホコ沢を遡行し、登山道へ
この登山道がなかなかの急坂でフラフラになった。 燧ヶ岳や会津駒ヶ岳などの山稜、届かなかった池ノ岳、平ヶ岳を振り返ったりしながらヨタヨタ歩きで無事下山した。
源流へは行けなかったが、念願の「恋ノ岐」老体でも最高に楽しむことができた。
全てのものに感謝しかない。
では また どこか沢旅の途中で
SHIGEKI