【日 付】2023年8月26.(土)
【山 域】野坂山地 野坂岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】いこいの村登山口0:05---2:05野坂岳6:10---7:25井ノ口川7:45---8:40美保の滝9:00---9:55源頭ランチ場10:45
---11:25野坂岳---11:45二ノ岳12:20---13:15登山口
夜の12時ともなると、さすがにいこいの村の登山口には1台の車の影もない。
今日は久し振りの夜間歩行。前夜発日帰りでありながら山頂で朝を迎えるというスタイルである。これまで竜ヶ岳、
御池岳、武奈ヶ岳、蓬莱山などで実践したきたが、まともに日の出を見られたのは御池岳の1度だけだ。
街灯もなく真っ暗な中、ヘッデンを点けて歩き出す。見上げる漆黒の空には満天の星が輝いている。
歩き出すとすぐに向こうから4つのヘッデンの光が見えた。こんな時間に歩いてるヤツがいるのかと自分のことを
棚に上げて訝ると、その4つの光は2頭のシカの目だった。
昼間なら人間に気付くと一散に走り去るシカも、夜は自分たちの時間だとばかりに、悠然と歩いている。
日差しに焼かれないだけマシだが夜になっても気温は高く、全身から汗が噴き出してくるようだ。
闇を切り裂く一条の光の先だけを見つめてひたすら歩く。
夜間歩行の最大のデメリットは、何にも見えないので何の楽しみもないことである。景色は明るくなってからの
お楽しみ。何も見えない分、耳に聞こえるいろんな音には鋭敏になる。
風の渡る音、虫の鳴き声、ガサガサという動物の動く音、そして自分の息遣い。ヘッデンが照らす限られた範囲の
わずかな視界から目に入る情報より、耳に飛び込むさまざまな音の方が想像力をかき立ててくれる。
暗闇が苦手な人にはおすすめできないが。
それでも闇の中からふっと目の前に現れるナツエビネやヤマジノホトトギスの姿を見ると、気分がほっこりする。
2時間ほどで野坂岳山頂に到着した。山頂にテントを張るつもりで担いで来たのだが、意外に風があるのと、雨
が降ったのか夜露なのか、地面が濡れていたので山頂直下の避難小屋に泊まることにした。よく整備されて、こう
いう時にはありがたい小屋である。
眼下には敦賀市の夜景が広がり、さまざまな色の光の瞬きが美しい。
明日、いや今日の日の出は5時23分頃らしい。もう3時間ほどしかないが、せっかく担いできて飲まないわけに
はいかないのでビールタイムである。
寝ていると、小屋の外で足音がしたと思ったらガラっと戸が開いた。まさか人が寝ているとは思わなかったの
だろう。すぐに戸を閉めて去って行った。どうやら同じ山頂ご来光組の登山者のようだ。
何度も途中で目が覚めたこともあり、結局2時間足らずしか寝られなかった。
5時過ぎに山頂へ向かい(徒歩30秒だが)日の出を待つ。先ほどの登山者も東の空を見つめていた。
敦賀湾の方に面白い形の雲が4つ、水平長くに伸びたオレンジの光の帯の上に浮かんでいる。
さっきまで次から次へと雲が流れていたが、それも消えて金糞岳の方向から太陽が眩い光を放ちながら頭を出した
と思うと、みるみる内にその姿は大きくなり、ひんやりしていたあたりの空気が温かみを持ち始めた。
さて、これで今回の目的のひとつを果たしたわけだが、最大の目的は別にある。ここから西へ下って、井ノ口川
を遡行して再び山頂へ戻ってくるという計画である。あまり面白そうな谷ではないが、美保の滝という大きな滝が
あるらしい。
寝不足だし足もだるいので迷ったが、このまま下山するのはバカらしいので予定通り実行しよう。
少し戻って三ノ岳のあたりから西尾根に入る。不要な荷物はポリ袋に入れて木の根元にデポ。目印に赤いひもを
木にくくり付けておいた。
この西尾根はあまり踏み跡もはっきりしておらず、何度も軌道修正。歩く人は少ないのだろう。
尾根芯はヤブが濃いところが多いので、北側斜面を選んで歩くのがポイントだ。ただ、お世辞にも面白いコースだ
とは言えない。
579m標高点の手前からようやくいい感じの尾根になる。579mの下りではなんのためのものかわからないが、
ロープが何か所も設置されていた。
1時間ほどで井ノ口川に下り立った。まあ別に期待していたわけではないが、ショボい流れである。
標高900mほどの野坂岳で450mの上り下りを加えて1200m近い標高差にするのもオツなものだ。
ここで渓流シューズに履き替えて遡行開始。井ノ口川本流は穏やかで、時折ナメ滝や2m程度の小滝が現れるぐ
らいで見るべきところは少ない。何と言っても林相がよろしくないのが不本意だ。
岩はヌメヌメで、フェルトソールでも油断できない。ここしばらくフリクションのいい谷ばかりだったので、久々
のヌメりの強い谷に少々戸惑う。
谷が狭くなり、両岸が立ち始めた。両岸とも草ボーボーなので視覚的には迫力はないが、谷芯には小滝が連続
している。その一番奥、はるかな高みから大きな滝が落ちているのが見えた。あれが美保の滝か。
谷芯はややこしそうなので、右岸の草付きをかなり上がってからトラバース。下り立ったところが美保の滝の真ん
前だった。まわりを50m以上の壁に囲まれたこの谷底は言葉を失うような場所だった。
スラブ壁を音もなく滑るように落ちる美保の滝。野坂岳の裏側にこんな滝があったとは驚きだ。
高さは30mぐらいはあるだろうか。水量が少ないのでやや迫力不足だが、水の多い時なら素晴らしい景観だろう。
滝つぼはなく、滝の前の大岩の上でゆっくりと美保の滝を楽しんだ。
傾斜があまり強くないので一見登れそうに見えるが、この滝もやはりヌメヌメで下手に取り付くと危ない。
左側のルンゼにルートを求め、途中から滝横の草付きを上がって行った。
最後は落ち口へのラインを見つけてドンピシャで落ち口に立つ。
落ち口の上流の渓相もこれまでと大差なく、ここにだけ突然変異のように大滝ができたのが不思議だ。
まだ10時前だが、水のあるところで涼しいうちにランチタイムとする。稜線まではあと100m余りの登りだから、
多少足元が覚束なくてもなんとかなるだろう。
谷芯がヤブっぽくなってきたので左の斜面に逃げる。いつもならブナ林の中を気持ち良くというところだが、
ここは植林一色で興覚めである。
ほどなく三国山からの稜線に飛び出す。潅木ばかりで日陰のないこの道は暑い。
本日2度目の野坂岳山頂は、この暑い中ランチタイムを楽しむ数組の登山者で賑わっていた。
夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の違う表情を半日ばかりの内に味わうのも感慨深い。
とは言え、とにかく暑いので早々に山頂を辞してブナ林へと向かう。
一の岳から山頂手前に至る間にはなかなかのブナ林が残されている。ブナ林へ入ってしまえば暑さ知らず。
デポした荷物を回収して、二の岳を過ぎたあたりで腰を降ろして靴を履き替えた。
まだ昼を過ぎたところ。下界ではこれから暑さのピークを迎えるのだろう。
山日和
【野坂山地】闇上がりの野坂岳と井ノ口川 美保の滝
フォーラムルール
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【 日 付 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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Re: 【野坂山地】闇上がりの野坂岳と井ノ口川 美保の滝
おはようございます、山日和さん。
夜の12時ともなると、さすがにいこいの村の登山口には1台の車の影もない。
今日は久し振りの夜間歩行。前夜発日帰りでありながら山頂で朝を迎えるというスタイルである。これまで竜ヶ岳、
御池岳、武奈ヶ岳、蓬莱山などで実践したきたが、まともに日の出を見られたのは御池岳の1度だけだ。
街灯もなく真っ暗な中、ヘッデンを点けて歩き出す。見上げる漆黒の空には満天の星が輝いている。
歩き出すとすぐに向こうから4つのヘッデンの光が見えた。こんな時間に歩いてるヤツがいるのかと自分のことを
棚に上げて訝ると、その4つの光は2頭のシカの目だった。
昼間なら人間に気付くと一散に走り去るシカも、夜は自分たちの時間だとばかりに、悠然と歩いている。
また、変わったことをしてますなあ。
鹿もビックリだあ。
大昔にヤブで頻繁に夜間山行していた人いましたね。
日差しに焼かれないだけマシだが夜になっても気温は高く、全身から汗が噴き出してくるようだ。
闇を切り裂く一条の光の先だけを見つめてひたすら歩く。
夜間歩行の最大のデメリットは、何にも見えないので何の楽しみもないことである。景色は明るくなってからの
お楽しみ。何も見えない分、耳に聞こえるいろんな音には鋭敏になる。
風の渡る音、虫の鳴き声、ガサガサという動物の動く音、そして自分の息遣い。ヘッデンが照らす限られた範囲の
わずかな視界から目に入る情報より、耳に飛び込むさまざまな音の方が想像力をかき立ててくれる。
暗闇が苦手な人にはおすすめできないが。
それでも闇の中からふっと目の前に現れるナツエビネやヤマジノホトトギスの姿を見ると、気分がほっこりする。
行者の修行のようになってきましたね。
煩悩は吹っ切れましたか?
5時過ぎに山頂へ向かい(徒歩30秒だが)日の出を待つ。先ほどの登山者も東の空を見つめていた。
敦賀湾の方に面白い形の雲が4つ、水平長くに伸びたオレンジの光の帯の上に浮かんでいる。
さっきまで次から次へと雲が流れていたが、それも消えて金糞岳の方向から太陽が眩い光を放ちながら頭を出した
と思うと、みるみる内にその姿は大きくなり、ひんやりしていたあたりの空気が温かみを持ち始めた。
いいですねえ。
私はこの日に神崎川周辺を遡行しようと向かったのですが
石榑トンネルが豪雨でストップ。
いつもは水の流れていない宇賀川も濁流がスゴイ勢いで流れていて。
すぐに帰ってきました。
傾斜があまり強くないので一見登れそうに見えるが、この滝もやはりヌメヌメで下手に取り付くと危ない。
左側のルンゼにルートを求め、途中から滝横の草付きを上がって行った。
最後は落ち口へのラインを見つけてドンピシャで落ち口に立つ。
ヌメリは嫌ですねえ。
このあたりの草付きは長めなので視覚的には安心ですが
当てにならなので気を使います。
本日2度目の野坂岳山頂は、この暑い中ランチタイムを楽しむ数組の登山者で賑わっていた。
夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の違う表情を半日ばかりの内に味わうのも感慨深い。
とは言え、とにかく暑いので早々に山頂を辞してブナ林へと向かう。
他の登山者は山日和さんがこんな変態山行してるとは
思いもよらないでしょうね。
お疲れさまでした。
わりばし
夜の12時ともなると、さすがにいこいの村の登山口には1台の車の影もない。
今日は久し振りの夜間歩行。前夜発日帰りでありながら山頂で朝を迎えるというスタイルである。これまで竜ヶ岳、
御池岳、武奈ヶ岳、蓬莱山などで実践したきたが、まともに日の出を見られたのは御池岳の1度だけだ。
街灯もなく真っ暗な中、ヘッデンを点けて歩き出す。見上げる漆黒の空には満天の星が輝いている。
歩き出すとすぐに向こうから4つのヘッデンの光が見えた。こんな時間に歩いてるヤツがいるのかと自分のことを
棚に上げて訝ると、その4つの光は2頭のシカの目だった。
昼間なら人間に気付くと一散に走り去るシカも、夜は自分たちの時間だとばかりに、悠然と歩いている。
また、変わったことをしてますなあ。
鹿もビックリだあ。
大昔にヤブで頻繁に夜間山行していた人いましたね。
日差しに焼かれないだけマシだが夜になっても気温は高く、全身から汗が噴き出してくるようだ。
闇を切り裂く一条の光の先だけを見つめてひたすら歩く。
夜間歩行の最大のデメリットは、何にも見えないので何の楽しみもないことである。景色は明るくなってからの
お楽しみ。何も見えない分、耳に聞こえるいろんな音には鋭敏になる。
風の渡る音、虫の鳴き声、ガサガサという動物の動く音、そして自分の息遣い。ヘッデンが照らす限られた範囲の
わずかな視界から目に入る情報より、耳に飛び込むさまざまな音の方が想像力をかき立ててくれる。
暗闇が苦手な人にはおすすめできないが。
それでも闇の中からふっと目の前に現れるナツエビネやヤマジノホトトギスの姿を見ると、気分がほっこりする。
行者の修行のようになってきましたね。
煩悩は吹っ切れましたか?
5時過ぎに山頂へ向かい(徒歩30秒だが)日の出を待つ。先ほどの登山者も東の空を見つめていた。
敦賀湾の方に面白い形の雲が4つ、水平長くに伸びたオレンジの光の帯の上に浮かんでいる。
さっきまで次から次へと雲が流れていたが、それも消えて金糞岳の方向から太陽が眩い光を放ちながら頭を出した
と思うと、みるみる内にその姿は大きくなり、ひんやりしていたあたりの空気が温かみを持ち始めた。
いいですねえ。
私はこの日に神崎川周辺を遡行しようと向かったのですが
石榑トンネルが豪雨でストップ。
いつもは水の流れていない宇賀川も濁流がスゴイ勢いで流れていて。
すぐに帰ってきました。
傾斜があまり強くないので一見登れそうに見えるが、この滝もやはりヌメヌメで下手に取り付くと危ない。
左側のルンゼにルートを求め、途中から滝横の草付きを上がって行った。
最後は落ち口へのラインを見つけてドンピシャで落ち口に立つ。
ヌメリは嫌ですねえ。
このあたりの草付きは長めなので視覚的には安心ですが
当てにならなので気を使います。
本日2度目の野坂岳山頂は、この暑い中ランチタイムを楽しむ数組の登山者で賑わっていた。
夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の違う表情を半日ばかりの内に味わうのも感慨深い。
とは言え、とにかく暑いので早々に山頂を辞してブナ林へと向かう。
他の登山者は山日和さんがこんな変態山行してるとは
思いもよらないでしょうね。
お疲れさまでした。
わりばし
Re: 【野坂山地】闇上がりの野坂岳と井ノ口川 美保の滝
山日和さま
こんばんは。
今日から9月。相変わらず暑いですが、朝夕はしのぎやすくなってきました。
時は、季節は、気が付くと過ぎているのですね。
8月最後の週末は、闇上がりの山旅を愉しんでいらっしゃったのですね。
タイトルの「闇上がり」、病み上がりの間違い?暑さで調子を崩されていたのかと思いましたが、
夜中に登る、という意味だったのですね。そういえば「闇下」という言葉もありましたね。
いつも眺めているお山の上で、ひと晩過ごしたいなぁ、ご来光を拝みたいという気持ちはありますが、
夜中0時から登り始めるという発想は、私にはありません(笑)。
夜の山は、シカさん天国なのでしょうね。ウサギさんもどこかで飛び跳ねているのでしょうね。
月夜の晩に緩やかな窪地で遊ぶウサギの姿を想像してしまいます。
ナツエビネは、まだ咲いていたのですね。ヤマジノホトトギスも。
暑い暑い夏の山で、ナツエビネやヤマジノホトトギスに出会うと、
ほてったからだの中をすぅっと透明な風が通り抜けるような、しあわせな気分になります。
定員オーバーには先ずならない(泊まる人は滅多にいない)避難小屋があるのに、
山日和さん、わざわざテントを担いで登られたのですね。歩荷トレーニングも兼ねてですか。
野坂岳の避難小屋はありがたいです。休憩だけですが、吹雪いている時や、雨の日にお世話になっています。
ここに泊まって、刻々と色を変えていく夕方と夜明けの風景を眺めてみたいなぁ、と思っているのですが・・・。
山の上で、夜明けの空の色を見つめている時間は至福の時ですね。海を眺められるお山というのがまたいいですね。
太古から変わらぬ、山と海と空と太陽が織りなす夜明けの世界を感じます。
この日は、ご来光を拝むことではなく、井ノ口川を遡ることが最大の目的だったのですか。
でも、分け入る前から面白くなさそうとか、ショボい流れとか、いうのはお山がかわいそう。
お写真を見ると味わい深そうな谷ではないですか。かわいらしい名前の美保の滝は、迫力がありますね。
野坂岳には、こんな岩壁があるのですね。
二度めの山頂からの眺めも素晴らしいですね。
山日和さんは、夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の様々な色に出会われたのですね。
そしてその色は一期一会の輝き。
私も、もう少し日が短くなったら、ご来光を拝みに蛇谷ヶ峰に登ろうと思いました。
真夜中の闇上がりではなく夜明け前登山で(笑)
sato
こんばんは。
今日から9月。相変わらず暑いですが、朝夕はしのぎやすくなってきました。
時は、季節は、気が付くと過ぎているのですね。
8月最後の週末は、闇上がりの山旅を愉しんでいらっしゃったのですね。
タイトルの「闇上がり」、病み上がりの間違い?暑さで調子を崩されていたのかと思いましたが、
夜中に登る、という意味だったのですね。そういえば「闇下」という言葉もありましたね。
いつも眺めているお山の上で、ひと晩過ごしたいなぁ、ご来光を拝みたいという気持ちはありますが、
夜中0時から登り始めるという発想は、私にはありません(笑)。
夜の山は、シカさん天国なのでしょうね。ウサギさんもどこかで飛び跳ねているのでしょうね。
月夜の晩に緩やかな窪地で遊ぶウサギの姿を想像してしまいます。
ナツエビネは、まだ咲いていたのですね。ヤマジノホトトギスも。
暑い暑い夏の山で、ナツエビネやヤマジノホトトギスに出会うと、
ほてったからだの中をすぅっと透明な風が通り抜けるような、しあわせな気分になります。
定員オーバーには先ずならない(泊まる人は滅多にいない)避難小屋があるのに、
山日和さん、わざわざテントを担いで登られたのですね。歩荷トレーニングも兼ねてですか。
野坂岳の避難小屋はありがたいです。休憩だけですが、吹雪いている時や、雨の日にお世話になっています。
ここに泊まって、刻々と色を変えていく夕方と夜明けの風景を眺めてみたいなぁ、と思っているのですが・・・。
山の上で、夜明けの空の色を見つめている時間は至福の時ですね。海を眺められるお山というのがまたいいですね。
太古から変わらぬ、山と海と空と太陽が織りなす夜明けの世界を感じます。
この日は、ご来光を拝むことではなく、井ノ口川を遡ることが最大の目的だったのですか。
でも、分け入る前から面白くなさそうとか、ショボい流れとか、いうのはお山がかわいそう。
お写真を見ると味わい深そうな谷ではないですか。かわいらしい名前の美保の滝は、迫力がありますね。
野坂岳には、こんな岩壁があるのですね。
二度めの山頂からの眺めも素晴らしいですね。
山日和さんは、夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の様々な色に出会われたのですね。
そしてその色は一期一会の輝き。
私も、もう少し日が短くなったら、ご来光を拝みに蛇谷ヶ峰に登ろうと思いました。
真夜中の闇上がりではなく夜明け前登山で(笑)
sato
Re: 【野坂山地】闇上がりの野坂岳と井ノ口川 美保の滝
わりばしさん、どうもです。
また、変わったことをしてますなあ。
鹿もビックリだあ。
大昔にヤブで頻繁に夜間山行していた人いましたね。
誰でしたかね?闇下の常習者はいましたが。
沢へ行かない時の暑さ対策スタイルとして始めたんですが、夜でも暑いですわ。
行者の修行のようになってきましたね。
煩悩は吹っ切れましたか?
感覚が研ぎ澄まされてなかなかいいですよ。
歩きながらロクなこと考えてないので、煩悩の塊りです。
いいですねえ。
私はこの日に神崎川周辺を遡行しようと向かったのですが
石榑トンネルが豪雨でストップ。
いつもは水の流れていない宇賀川も濁流がスゴイ勢いで流れていて。
すぐに帰ってきました。
鈴鹿は大雨降ったんですね。しのやんも焼合谷で増水祭りだったようです。
ヌメリは嫌ですねえ。
このあたりの草付きは長めなので視覚的には安心ですが
当てにならなので気を使います。
草はホールドにならんし、根元を押さえ込んで気休め程度ですかね。
チェーンスパイクが強い味方です。
他の登山者は山日和さんがこんな変態山行してるとは
思いもよらないでしょうね。
お疲れさまでした。
変態というほどでもないでしょう~
世の中、上には上がいます。
山日和
また、変わったことをしてますなあ。
鹿もビックリだあ。
大昔にヤブで頻繁に夜間山行していた人いましたね。
誰でしたかね?闇下の常習者はいましたが。
沢へ行かない時の暑さ対策スタイルとして始めたんですが、夜でも暑いですわ。
行者の修行のようになってきましたね。
煩悩は吹っ切れましたか?
感覚が研ぎ澄まされてなかなかいいですよ。
歩きながらロクなこと考えてないので、煩悩の塊りです。
いいですねえ。
私はこの日に神崎川周辺を遡行しようと向かったのですが
石榑トンネルが豪雨でストップ。
いつもは水の流れていない宇賀川も濁流がスゴイ勢いで流れていて。
すぐに帰ってきました。
鈴鹿は大雨降ったんですね。しのやんも焼合谷で増水祭りだったようです。
ヌメリは嫌ですねえ。
このあたりの草付きは長めなので視覚的には安心ですが
当てにならなので気を使います。
草はホールドにならんし、根元を押さえ込んで気休め程度ですかね。
チェーンスパイクが強い味方です。
他の登山者は山日和さんがこんな変態山行してるとは
思いもよらないでしょうね。
お疲れさまでした。
変態というほどでもないでしょう~
世の中、上には上がいます。
山日和
Re: 【野坂山地】闇上がりの野坂岳と井ノ口川 美保の滝
satoさん、どうもです。
タイトルの「闇上がり」、病み上がりの間違い?暑さで調子を崩されていたのかと思いましたが、
夜中に登る、という意味だったのですね。そういえば「闇下」という言葉もありましたね。
闇下の反対語ですが、他に誰も使っていないと思います。
そう言えば、病み上がりで闇上がりしたこともあったような・・・
いつも眺めているお山の上で、ひと晩過ごしたいなぁ、ご来光を拝みたいという気持ちはありますが、夜中0時から登り始めるという発想は、私にはありません(笑)。
まあ、そうでしょうねえ。冬なら山スキーヤーが結構やってますね。こちらは雪崩対策だけど。
夜の山は、シカさん天国なのでしょうね。ウサギさんもどこかで飛び跳ねているのでしょうね。
月夜の晩に緩やかな窪地で遊ぶウサギの姿を想像してしまいます。
みんな輪になって踊ってたら面白いんだけど。
ナツエビネは、まだ咲いていたのですね。ヤマジノホトトギスも。
ちょっと遅かったですね。去年は見事でした。
定員オーバーには先ずならない(泊まる人は滅多にいない)避難小屋があるのに、
山日和さん、わざわざテントを担いで登られたのですね。
山頂にテントを張ることに意義があるんです。結局張ってないけど・・・
山の上で、夜明けの空の色を見つめている時間は至福の時ですね。海を眺められるお山というのがまたいいですね。
太古から変わらぬ、山と海と空と太陽が織りなす夜明けの世界を感じます。
普段の生活にはない、いい時間です。
この日は、ご来光を拝むことではなく、井ノ口川を遡ることが最大の目的だったのですか。
でも、入る前から面白くなさそうとか、ショボい流れとか、いうのはお山がかわいそう。
お写真を見ると味わい深そうな谷ではないですか。かわいらしい名前の美保の滝は、迫力がありますね。野坂岳には、こんな岩壁があるのですね。
ご来光はオマケですね。井ノ口川が本来の目的でした。危うく下山してしまうところでしたが。
面白くないとかショボいとかいうのは感想だからしょうがないですね。
美保の滝を見ただけでも行った甲斐がありました。美保ちゃんはいませんでしたが。
二度めの山頂からの眺めも素晴らしいですね。
山日和さんは、夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の様々な色に出会われたのですね。
そしてその色は一期一会の輝き。
それぞれの色にそれぞれの魅力がありました。
これで夕景まで見れたら完璧でしたが、さすがにそこまでは居られません。
山日和
タイトルの「闇上がり」、病み上がりの間違い?暑さで調子を崩されていたのかと思いましたが、
夜中に登る、という意味だったのですね。そういえば「闇下」という言葉もありましたね。
闇下の反対語ですが、他に誰も使っていないと思います。
そう言えば、病み上がりで闇上がりしたこともあったような・・・
いつも眺めているお山の上で、ひと晩過ごしたいなぁ、ご来光を拝みたいという気持ちはありますが、夜中0時から登り始めるという発想は、私にはありません(笑)。
まあ、そうでしょうねえ。冬なら山スキーヤーが結構やってますね。こちらは雪崩対策だけど。
夜の山は、シカさん天国なのでしょうね。ウサギさんもどこかで飛び跳ねているのでしょうね。
月夜の晩に緩やかな窪地で遊ぶウサギの姿を想像してしまいます。
みんな輪になって踊ってたら面白いんだけど。
ナツエビネは、まだ咲いていたのですね。ヤマジノホトトギスも。
ちょっと遅かったですね。去年は見事でした。
定員オーバーには先ずならない(泊まる人は滅多にいない)避難小屋があるのに、
山日和さん、わざわざテントを担いで登られたのですね。
山頂にテントを張ることに意義があるんです。結局張ってないけど・・・
山の上で、夜明けの空の色を見つめている時間は至福の時ですね。海を眺められるお山というのがまたいいですね。
太古から変わらぬ、山と海と空と太陽が織りなす夜明けの世界を感じます。
普段の生活にはない、いい時間です。
この日は、ご来光を拝むことではなく、井ノ口川を遡ることが最大の目的だったのですか。
でも、入る前から面白くなさそうとか、ショボい流れとか、いうのはお山がかわいそう。
お写真を見ると味わい深そうな谷ではないですか。かわいらしい名前の美保の滝は、迫力がありますね。野坂岳には、こんな岩壁があるのですね。
ご来光はオマケですね。井ノ口川が本来の目的でした。危うく下山してしまうところでしたが。
面白くないとかショボいとかいうのは感想だからしょうがないですね。
美保の滝を見ただけでも行った甲斐がありました。美保ちゃんはいませんでしたが。
二度めの山頂からの眺めも素晴らしいですね。
山日和さんは、夜景、夜明け、昼間と、野坂岳の様々な色に出会われたのですね。
そしてその色は一期一会の輝き。
それぞれの色にそれぞれの魅力がありました。
これで夕景まで見れたら完璧でしたが、さすがにそこまでは居られません。
山日和