山行記、山の思い出、限定
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Trail Walker
- 記事: 488
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48
投稿記事
by Trail Walker »
わりばしさんこんばんは。
ロングコース、時間制限付きにも関わらずしっかりあちこち見てこられたようで。私野登りの表参道は途中からしか歩いたことが無いのですが、車道は横切るだけで通らずに上がれるのですね。山頂から仙鶏尾根にも直接下るルートが有りましたこちらもいい雰囲気の林でした、道路が横切る所までですが。
わりばしさんのコースを聞いた時には、これは解散寸前しか姿を見られないか、間に合わずに終わりかな?と思いましたよ。長い時間現れる人も無くそこに人影、だれだろう?誰だろう?、まさかわりばしさんがあの時間に現れるとは思ってもみなかったです。
ZIPPさんのなめこ汁にいやされながらみなさんと楽しいひと時をすごす。帰りはTrailWalkerさんとたそがれさんと一緒に下りる。たそがれさんの道案内つきで楽ちんだ。忍者のようにたそがれさんは下って行く。とにかく早い。ナンバ走りというやつだろうか?それにしてもこの尾根、場所確認がしにくい尾根だなあ。
たそがれさんの走りは独特でしたね、さささっ―とほんと忍者みたいですね、たそがれ忍者に改名したらいいのに
誰か言ってたけど わりばしさんはやっぱり学校の先生ですか~、体育系の?
まぁおふたりに付いて行くのはえらいですわ~
先行していた7人パーティが歩いたおかげだったようだ。無事林道手前の登山口に到着しお二人とお別れし、ママチャリで坂本に向かった。[/color]
お~あの状況で人数を認識できましたか、驚きの動体視力か、すばらしい観察力ですね、私は3人以上になるとあいまいになります。ままちゃりで坂本棚田に登るのはしんどかったでしょ、お疲れ様でした。=TW=
Trail Walker
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宮指路
- 記事: 1008
- 登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13
投稿記事
by 宮指路 »
わりばしさん、こんばんは
歴史の息吹を感じられたらと野登山から仙ヶ岳経由でオフ会に行くことにした。
結構な距離を計画しましたね。私ならせいぜい仙ヶ岳が昼で一杯一杯です。
石水渓キャンプ場を少し早めに出て坂本集落に着く。今や坂本棚田が有名になり、駐車場も整備されており、そこに駐車する。
観光バスが来ることもあるようです。
尾根道に入っても立派な溝道はきれいに続いている。これまで歩いた古道とは違い、この道は整備されている。急な斜面ではつづら折れになりとても歩きやすい。毎年4月8日の大祭で信者が里寺から上寺まで登る現役の参道だ。いくつか石仏を見送り形のはっきりしない平板状の石仏をすぎると車道に出る。車道を渡り、尾根を少し上ると左側が開けてくる。
ここの一部車道歩きは必然ですね。
その先は「夢創庵」という知る人ぞ知る絶景の喫茶があった場所。石塔を運んでいたおじさんに聞くと「店はとうに閉めてしまった」とのことだった。
10数年前、初めてここに来た時はやっていたと思います。寂しいですね。
再び植林の尾根道に入る。無線反射板をすぎると上寺の駐車場で石門が出迎えてくれる。石門をくぐればすばらしい大杉が目白押しだ。
数年前に台風でかなり倒れたというレポがあったと記憶しています。
ブナの原生林への分岐をすぎると大杉と石仏の石室の並ぶ参道がある。立ち並ぶ大杉の存在感に圧倒される。
ここは古の参道の風情を感じますね。
雨壺社は、延喜14年(914年)の大干ばつの際に仙朝上人が請雨の願をかけて降雨のきっかけとなった壺を掘って納めたものとされている。修験信仰から始まった野登寺も焼き討ちにあい修験道が衰退していく中で雨乞信仰の山になっていったようだ。「ののぼりさんの雨乞い」は大永2年(1727年)に亀山市・四日市市・鈴鹿市・津市芸濃一帯の村人が列をなして雨乞い登山をしたという記録が残っている。また、東海道の宿場町のひとつ四日市市日永のつんつく踊りには、ののぼりさん参りの文句があり、かなり広い範囲で信仰がされていたことがわかる。
学者並みにお詳しいですね。地元の学者以上かも
ブナの原生林の分岐までもどり歩く。原生林が見えて来ると鏡池に着く。雨乞い信仰の本来のきっかけとなる御池だろう。畔には大杉が一本残されており、池を守っている。色づきはじめたブナの原生林は鏡池を起点として広がっており、雨乞い信仰との関係で原生林が残されたのだと思った。
ここのブナの原生林や鏡池は知りませんでした。
仙の石は昔は入定石と呼ばれており、仙朝上人が入定した場所とされている。つまり、修験者の最高の秘儀である生きながら仏になった場所になる。奥の院とされた仙ヶ岳はここだろう。
これもまた知りませんでした。
ZIPPさんのなめこ汁にいやされながらみなさんと楽しいひと時をすごす。帰りはTrailWalkerさんとたそがれさんと一緒に下りる。たそがれさんの道案内つきで楽ちんだ。忍者のようにたそがれさんは下って行く。とにかく早い。ナンバ走りというやつだろうか?
なめこ汁食べたかったなぁ~。たそがれさんは軽装特急ですね。
舟石ではkasayaさん、落第忍者さん、洞吹さん、テラさん、クロオさんと語り合う。ここは、祭事の際に使われる土器も発見されており古くから信仰の対象だったようだ。
皆さん、下りはこのコースだったのですね
カンザ谷も「カミのよりつく神聖な石である岩座のある谷」からきているようだ。
そんな神聖な谷だったのですね
この先からはTrailWalkerさんとたそがれさんの三人で臼杵方面に向かう。農耕神の対象とされた臼岩、杵岩をすぎると急な下りになった。かなり急な斜面だが道はしっかりしている。後でわかるのだが、先行していた7人パーティが歩いたおかげだったようだ。無事林道手前の登山口に到着しお二人とお別れし、ママチャリで坂本に向かった。
最後に自転車だと快適ですね。
宮指路
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わりばし
- 記事: 1763
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
- お住まい: 三重県津市
投稿記事
by わりばし »
おはようございます。通風山さん。
わりばしさんの歴史を尋ねる山旅は新日本紀行のようでいつも楽しく読ませていただいております。
富田勲ですね、懐かしい。
好きな番組でした。
http://www.youtube.com/watch?v=YoMRp3P8d_g
- 仙の石
仙の石が仙朝上人の入定した場所という言い伝えがありますが、このことはいつごろから言い伝えられたのだろうかと時々不思議に思っています。
仙ヶ岳南尾根にある不動明王ですが、これは江戸時代末期の作といわれているようです。
野登寺の住職照空上人が亀山城主などから寄進を受けて完成させたようですが、あまりの宗教商売のえげつなさから放逐されるのですが、菰野の竹成に現れ今度は羅漢像で一旗あげたようです。
仙ヶ岳南尾根の不動明王と竹成の五百羅漢は作風が良く似ていると思いませんか?
どうも僕が神社仏閣の話をすると惣王神社ではないですが、勝手な考察で申し訳ないです。根拠はまったく無い話ですが、この仙の石入定の説もこの照空上人の作り話のような気がしています。
- 雨壺社
仙の石の入定説も仙朝上人が雨を降らせるために持ってきた雨壺も話の出どころは、「野登寺縁起」です。これを調べればはっきりするので、図書館に行ってきました。
仙朝上人が寺を開いて(907年)からの縁起は豊臣秀吉の安楽越の討入の際に寺ごと焼かれて無くなったようです。
焼かれる以前の野登寺は、鈴鹿と亀山の氏寺として財力もあり安泰でした。
焼討ちと前後して寺領も没収され荒廃していき、焼討ちの50年後の寛永年間に書かれたのが今の縁起です。
50年後ですからまったくの嘘も書きづらいとは思いますが、寺の求心力を高めるために昔の伝承にかこつけて話を作ったりはしたのかもしれません。
仙ヶ岳、野登山あたりのこういった宗教文化の雰囲気は僕も興味があります。
一度じっくりと歩いてみたい山域ですね。
奈良時代の伊勢の国府や国分寺・国分尼寺はこのあたりの鈴鹿市と亀山市の境目にありました。
椿大社は伊勢の一の宮ですし、縄文や弥生の遺跡もたくさんあります。
①古代信仰②仙朝上人が野登寺を開き焼討ちに会うまでの680年間③江戸時代に再建されてからの野登寺と3つの時代絵巻が重なっています。
それだけに面白いのですが、なにせ資料が少ない・・・
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わりばし
- 記事: 1763
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
- お住まい: 三重県津市
投稿記事
by わりばし »
おはようございます。クロオさん。
仙ヶ岳に、もう少し早く着いていれば、
御所平を、
わりばしさんの後をついて歩いていくことができました。
(予定では、もう30分、早く着いているつもりでした。)
入れ違いでしたね。時間差で小津権現以来のご一緒できる機会をのがしました。
ガスで展望が良くないのと開始時間を意識して、ここから長く感じました。
わりばしさん、歴史がお詳しいです。
同じ山も、
わりばしさんがレポートされると、
すごく、ありがたく感じられます。
- 林道手前の観音さん
通風山さんの疑問ももっともだなあと思い図書館で仕入れた新情報です。
鶏足山野登寺の鶏足山は、シルクロードの通っている西域の月国の鶏足山に似ているからきているようです。
参拝道は末寺のある坂本口、上野口、小岐須口の三本あり、
坂本口には、1丁ごとに観音さんが置かれ一八で山頂に着くようになっつていたようです。
現在は三分の一ぐらいしか残っていません。
- ののぼりみち道標
ママチャリは、いったい、どこを通られたのでしょう?
どこを通っても大変そうです。
臼杵登山口から第二名神の高架に出会うまでは下りで楽ちんです。
茶畑から東海自然歩道を使い坂本に向かいます。
登りの連続で、ママチャリはほとんどおして歩きました。
これが旧道のようで、坂本の田圃道に出る手前なんかコンクリート舗装はされていますがかなり急で、雪が降ったら車でもアウトです。
新道ができるまで坂本は、天空の村といった感じだったんだなあとあらためて感じました。
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わりばし
- 記事: 1763
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
- お住まい: 三重県津市
投稿記事
by わりばし »
おはようございます、とっちゃん。
プレオフ会には、マッコリちゃんをいただいてありがとうございました。
わりばしさんの一番好きなお酒なんでしょうか?
一番好きということではないのですが、女性とTrailWalkerさんのいる時は持っていくようにしています。
ところで、わりばしさんは、歴史に関する学びが大好きなんですね。雨の日は、図書館に行かれることが多いのかしら?
雨で山に行けない暇な日に図書館に行きますよ。
なにせ鈴鹿や台高の地元ですから資料も見つかります。
20代の頃石仏が好きで、色んな所に見に行きました。
- 石門横の石仏
仙鶏尾根は、幾度となく歩いていますが、仙ヶ岳周辺の紅葉は、まだ早かったですか?
こんな感じで、まだ早かったですね。
- 仙鶏尾根
カンザ谷も「カミのよりつく神聖な石である岩座のある谷」からきているようだ。
岩座のある谷・・・ガンサ谷は、花崗岩の谷でしたが、どの岩をさすのでしょうか?なんだかロマンを感じますね。
神座は舟石のようですね。舟石のまわりで祭に使われた土器も出土したようです。
- ガスの舟石
この先からはTrailWalkerさんとたそがれさんの三人で臼杵方面に向かう。農耕神の対象とされた臼岩、杵岩をすぎると急な下りになった。かなり急な斜面だが道はしっかりしている。後でわかるのだが、先行していた7人パーティが歩いたおかげだったようだ。
ここの下りは、急ですね。雨の降った後なので、よけい歩きにくかったのでは?しかし、先行の7人の方が、手入れをしてくださったのですか?
TrailWalkerさんが「幹線道や」なんていうぐらいしっかり踏み固めていただきました。
とっちゃん、またどこかでお会いしましょう。
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わりばし
- 記事: 1763
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
- お住まい: 三重県津市
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by わりばし »
おはようございます、TrailWalkerさん。
ロングコース、時間制限付きにも関わらずしっかりあちこち見てこられたようで。私野登りの表参道は途中からしか歩いたことが無いのですが、車道は横切るだけで通らずに上がれるのですね。山頂から仙鶏尾根にも直接下るルートが有りましたこちらもいい雰囲気の林でした、道路が横切る所までですが。
道路は2か所横切るだけで表参道は野登寺まで続いています。
鏡池から続くブナの原生林もいい感じでした。
- 秋がちかづく参道
わりばしさんのコースを聞いた時には、これは解散寸前しか姿を見られないか、間に合わずに終わりかな?と思いましたよ。長い時間現れる人も無くそこに人影、だれだろう?誰だろう?、まさかわりばしさんがあの時間に現れるとは思ってもみなかったです。
仙鶏尾根では、時間的に大丈夫かと焦りました。
誰か言ってたけど わりばしさんはやっぱり学校の先生ですか~、体育系の?
写真撮影の時も叫んでましたねグーさん。
ふ~さんのような変○に見えますか
先行していた7人パーティが歩いたおかげだったようだ。無事林道手前の登山口に到着しお二人とお別れし、ママチャリで坂本に向かった。[/color]
お~あの状況で人数を認識できましたか、驚きの動体視力か、すばらしい観察力ですね、私は3人以上になるとあいまいになります。[/quote]
7人ぐらいだなという感じです。
インドネシア語では、1・2の次はたくさんという言葉になるようです。
太古のロマンを感じさせてくれます。
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わりばし
- 記事: 1763
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
- お住まい: 三重県津市
投稿記事
by わりばし »
おはおうございます、宮指路さん。
その先は「夢創庵」という知る人ぞ知る絶景の喫茶があった場所。石塔を運んでいたおじさんに聞くと「店はとうに閉めてしまった」とのことだった。
10数年前、初めてここに来た時はやっていたと思います。寂しいですね。
ゆったりと長居できる感じでよかったのですが・・・
私の好きな喫茶店は、よく閉めるんですよね。
ブナの原生林への分岐をすぎると大杉と石仏の石室の並ぶ参道がある。立ち並ぶ大杉の存在感に圧倒される。
ここは古の参道の風情を感じますね。
これからの季節いいでしょうね。
- 本堂への階段
ブナの原生林の分岐までもどり歩く。原生林が見えて来ると鏡池に着く。雨乞い信仰の本来のきっかけとなる御池だろう。畔には大杉が一本残されており、池を守っている。色づきはじめたブナの原生林は鏡池を起点として広がっており、雨乞い信仰との関係で原生林が残されたのだと思った。
ここのブナの原生林や鏡池は知りませんでした。
このあたり良さそうでしたよ。
時間があればゆっくりしたかった所です。
ブナの原生林は天然記念物に指定されているようです。
- 庫裡
ZIPPさんのなめこ汁にいやされながらみなさんと楽しいひと時をすごす。帰りはTrailWalkerさんとたそがれさんと一緒に下りる。たそがれさんの道案内つきで楽ちんだ。忍者のようにたそがれさんは下って行く。とにかく早い。ナンバ走りというやつだろうか?
なめこ汁食べたかったなぁ~。たそがれさんは軽装特急ですね。
天然のなめこ汁は来年までおあずけですね。残念・・
カンザ谷も「カミのよりつく神聖な石である岩座のある谷」からきているようだ。
そんな神聖な谷だったのですね
神のいたずらかも・・