【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

山行記、山の思い出、限定
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ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by ふ~さん »

【 日 付 】 5月4日~5日
【 山 域 】 頸城
【メンバー】たんぽぽ・ふ~さん
【 天 候 】 晴れ
【 ルート 】 笹倉温泉~アマナ平~焼山北面台地(BC)~昼闇山(ひるくらやま)往復~北面台地~アマナ平~笹倉温泉


<雪少なく計画みなおし>


予定は高松山からのルートだったけど、雪解けスピードが異常に速くて赤信号。雪渓が口を開け、急流がのぞいているのは確実だった。

いそぎ、ルートを引き直すたんぽぽさん。最短ではないけど、新潟焼山からの最新SNS画像を探ってたたき出した画期的なルート。さすが、クリエーターたんぽぽ。記録サイトにレコのないルートは、わくわく感が半端ない。

DSCN5814登山道脇.JPG

<笹倉温泉~アマナ平~北面台地>

笹倉温泉の登山口に届けを出して、堰堤前の駐車地へ。アマナ平で水を汲んで、BC予定地を目指す。

雪解け期の林道は歩きにくい。北面台地への直登ルートを選ぶ。雪が少なくて骨が折れる。どうにか北面台地。さっそくテントを設営。

いきなり餃子専門店『たんぽぽ』が開店する。ホワイトガソリンの強烈な熱量で、絶品餃子をこんがり焼き上げる。けれども、ギョーザは常に炭化の危機に見舞われ、絶え間なく救出作戦が繰り広げられた。

満月目前のお月さま。焼山と火打山が、その陰影をくっきり浮かび上がらせる。北面台地の月夜は、ロマンチストたちを、ますますロマンチストに磨き上げた(意味不明)。

冷気がおりてくると終宴となった。薄手のシュラフに潜り込む。前回は無謀にもツェルト泊。氷点下の冷え込みで眠れなかった。今回はさすがにテントを持ち上げた。しかし、重ね着する服や靴下もない。足を、えいやっとザックに突っ込んだ。お湯を入れたPETボトルを抱っこして就寝。

IMG_0200-s.JPG

<北面台地~昼闇山>


翌朝。最初の課題は、焼山川の上流部の支流群を、どう渡るかだった。果たして「安全」で「効率的」なルート取りは?

大曲の手前で雪渓をつかみ、谷底に下りる。谷を渡る。右俣をさかのぼりながら、登り返すタイミングをさぐる。

登り返して雪原を西に渡り、1720に向かう谷の縁へ。う~ん、どうやって谷底に下るの? 悩んだ末、ヤブの急崖をひやひや下降する。で、どこから這い上がる?対岸の壁を値踏みして歩く。

目に留まったのが、3mほどの雪壁。左に斜上する薄いバンドがある。そこに活路を求める。ぽぽたんにピッケルを借り、ダブルアックスで、しぶとく這い上がった。そのアックスを下に降ろし、今度は彼の番。

一撃、二撃とアックスを打ち込むが、腐れ雪でうまく決まらない。ようやく安定したか、ぐいっと身体を持ち上げた瞬間、「ずりずりずりっ」と滑り落ちた。ぽぽたんの、なまめかしい絶望の悲鳴が「あ~れ~」と谷中に響いた。

名誉の負傷を負ったが、無事でよかった。それにしても、おてんとさまは、日頃の行いをよく見ているな、と合点した瞬間だった。

DSCN5938登り切った.JPG

さて、お次が水無谷。ここは、悠々と渡れた。だが、悩んだのが、1722尾根に登り詰めるコース選び。崖マークを避け、1722北の鞍部の弱点を狙う。どこに取りついても地獄の激登りだ。

ぶつくさ悪態つきながら登りきり、ヒルタカ尾根(昼闇~高松)に立つ。ここからは待ちに待った絶景の雪稜。刻々と変化するコース上の景観と、見え隠れする本峰。じらされるほど燃え上がる恋慕の情とはこのことか。

気分の高揚に拍車をかけるのが、焼山と火打山の勇者たち。雨飾山や朝日・雪倉・白馬三山・唐松・五竜・鹿島槍・爺の北アルプス勢も応援に駆けつけた。

DSCN5946雨飾と爺鹿島槍五竜唐松白馬雪倉朝日.JPG

<昼闇山~北面台地~笹倉温泉>

その興奮は絶頂のまま、昼闇山の山頂に立った。雲ひとつない青空。さすが、ぽぽたん、見事なルート取りだったよ。

鯉のぼりを立てる。風なんてなかったのに、その刹那、そよと吹いてきた。とたんに鯉のぼりがうれしそうにひるがえった。

帰路は水無谷を辿る超ショートカット。落石頻発ルートなので雪の緩む時間帯は慎重に。見上げる両岸壁には巨岩が埋まり、足もとには落石のデブリもある。

当初の予定を一日前倒しした今回の山行だったが、この翌日、同時間には能都地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生した。地震大国日本。心の備えは日頃から。

ベースキャンプに戻ってテント撤収。充実感と共に下山。温泉に癒やされたら、今度は飯の買い出しだ。

山の空気もうまいけど、シャバの空気もうまい。山の思い出話に、夜は更けていく。

IMG_0296-s.jpg
IMG_0296-s.jpg (52.87 KiB) 閲覧された回数 1023 回


            ふ~さん
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by biwaco »

ふ~さん、おはようさん、いや、こんにちは(^_-)

昼間からなにズリズリしてるんですかいな?
と思ったら、なんと遠いお山に遠征でしたか。
ま、遠征と言ってもふ~さんの足ならほんのひとっ飛びでしょうけど。
わー、いま、外は大雨になってきました。さすがに梅雨ですね。
天気の良い日はせいぜい山に入って、「消えた10年」を取り戻さんとね。(^^♪

 >【 ルート 】 笹倉温泉~アマナ平~焼山北面台地(BC)~昼闇山(ひるくらやま)往復~北面台地~アマナ平~笹倉温泉

わーわー、全然わからん地名ばっかりだ! 
でもご安心、「新潟焼山」の名を見つけてドミノ倒しで他の位置も大体判明しました。メデタシ♪
それにしても、「ふ~たん怪しい探検隊」の復活ですか! 
北側から焼山に行く人っていたんですね。火打山一帯は門外漢のわたしですが、聞いたこともありません。
そういえば思い出しました。いつぞやの御嶽の隣りにも三浦山や上俵山なるヤブ山がありましたね(^_-)

 >笹倉温泉の登山口に届けを出して、堰堤前の駐車地へ。アマナ平で水を汲んで、BC予定地を目指す。
 >雪解け期の林道は歩きにくい。北面台地への直登ルートを選ぶ。
 >雪が少なくて骨が折れる。どうにか北面台地。さっそくテントを設営。


アマナ平は地形図に載ってますね。しかし、ここから北面台地へはかなり距離がありますね。
「直登ルート」となると、谷間から崖を登って高松山の尾根へ? それは無駄で、やはり破線の長い道でしょうか?

 >いきなり餃子専門店『たんぽぽ』が開店する。ホワイトガソリンの強烈な熱量で、絶品餃子をこんがり焼き上げる。けれども、ギョーザは常に炭化の危機に見舞われ、絶え間なく救出作戦が繰り広げられた。

オデン変じて焦げギョーザですか(^_-)  ガソリンの火焔放射なら鍋で茹でギョーザにしたらどう?

 >満月目前のお月さま。焼山と火打山が、その陰影をくっきり浮かび上がらせる。
 >北面台地の月夜は、ロマンチストたちを、ますますロマンチストに磨き上げた(意味不明)。


満月よりテントのほうが光彩を放ってますね! 左が火打山、右が焼山でしょうか。
そのあとの記述は意味不明(^_-) ま、「浪漫」とは言い当てて妙。「浮浪放漫徘徊者」ってことかな?

 >今回はさすがにテントを持ち上げた。しかし、重ね着する服や靴下もない。足を、えいやっとザックに突っ込んだ。お湯を入れたPETボトルを抱っこして就寝。

身に沁みて堪えます。もっと熱を~!

 >翌朝。最初の課題は、焼山川の上流部の支流群を、どう渡るかだった。果たして「安全」で「効率的」なルート取りは?

そもそも天泊地点がわかりません。「賽の河原」記載の辺りから谷を渡り歩き、坊々抱岩にしがみついて乗り越え、泊岩へ這い上がるのでしょうか? なんとまあ探検隊活動も厳しいもんだ(>_<)

 >一撃、二撃とアックスを打ち込むが、腐れ雪でうまく決まらない。ようやく安定したか、ぐいっと身体を持ち上げた瞬間、「ずりずりずりっ」と滑り落ちた。ぽぽたんの、なまめかしい絶望の悲鳴が「あ~れ~」と谷中に響いた。

予想通りの悪戦苦闘ぶり、雨の日のPC台で応援エールを送ります。(あ、もう2カ月前の話だったか…)
あ~れ~、ぽぽたんが滑落ですか!えらいこっちゃ。思わず木無山での自分の滑落が頭をよぎりました。
タイタンの沈没事故が大騒ぎですが、山でも海でも空でも、アクシデントは付き物。近寄らないことがいちばんの安全対策かも(゜o゜)

 >名誉の負傷を負ったが、無事でよかった。それにしても、おてんとさまは、日頃の行いをよく見ているな、と合点した瞬間だった。

ポポタン、良かった、良かった! 
てことは、10年前までのふ~さんは悪行の限りを尽くしてたってこと(?_?) 改心したこれからは日頃から「徳」を積みましょうね、お互い。

 >さて、お次が水無谷。ここは、悠々と渡れた。だが、悩んだのが、1722尾根に登り詰めるコース選び。
 >崖マークを避け、1722北の鞍部の弱点を狙う。どこに取りついても地獄の激登りだ。
 >ぶつくさ悪態つきながら登りきり、ヒルタカ尾根(昼闇~高松)に立つ。


そうかそうか、右へ振ったんですね。遠回りになりそうだけど? ゲジゲジが好きですね、ぽぽたん。

 >その興奮は絶頂のまま、昼闇山の山頂に立った。雲ひとつない青空。さすが、ぽぽたん、見事なルート取りだったよ。
 >鯉のぼりを立てる。風なんてなかったのに、その刹那、そよと吹いてきた。とたんに鯉のぼりがうれしそうにひるがえった。


ここまで行って、あえて焼山ピークは踏まないのがふ~たん探検隊のポリシーでしょう。右へ振った理由がわかりました。
焼山は昨夜の月光のシルエットだけで大満足でしょうからね(^_-)
昼闇山、昼は明るく蛭倉山でもなくて良かったですね。

 >当初の予定を一日前倒しした今回の山行だったが、この翌日、同時間には能都地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生した。地震大国日本。心の備えは日頃から。

2011年3月の山行でも、東日本大震災の2日後でしたね。墓谷山から合掌したのを思い出しました。
笹倉温泉、いつか入ってみたいです。

                   ~びわ爺
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by たんぽぽ »

こんちは~、ふ~さま!!!

<雪少なく計画みなおし>
予定は高松山からのルートだったけど、雪解けスピードが異常に速くて赤信号。

昨年、高松山から偵察したこの尾根はヤブだらけのようで...でも変態師匠には垂涎のルートだったことでしょう。 :lol:
高松山から昼闇山へと続く稜線
高松山から昼闇山へと続く稜線


いそぎ、ルートを引き直すたんぽぽさん。最短ではないけど、新潟焼山からの最新SNS画像を探ってたたき出した画期的なルート。
地図とにらめっこして線引きしてる時が一番シアワセかも :roll:
fusanGPS.jpg


笹倉温泉の登山口に届けを出して、堰堤前の駐車地へ。アマナ平で水を汲んで、BC予定地を目指す。
水を背負った途端にへばりました。 :oops:


いきなり餃子専門店『たんぽぽ』が開店する。ホワイトガソリンの強烈な熱量で、絶品餃子をこんがり焼き上げる。けれども、ギョーザは常に炭化の危機に見舞われ、絶え間なく救出作戦が繰り広げられた。
居酒屋も忙しいけど餃子屋も忙しい、次は何に商売替えしましょうか!? :lol:


満月目前のお月さま。焼山と火打山が、その陰影をくっきり浮かび上がらせる。北面台地の月夜は、ロマンチストたちを、ますますロマンチストに磨き上げた(意味不明)。
深夜、月明りの下でテントの外へ出て彷徨うふ~さまは、狼男 :twisted: に変身してたんぽぽ頭巾ちゃんを襲うんじゃないかと怯えておりました、 :lol:
ワオ~ンンン!たんぽぽ頭巾ちゃん気をつけて。
ワオ~ンンン!たんぽぽ頭巾ちゃん気をつけて。

お湯を入れたPETボトルを抱っこして就寝。
たんぽぽ頭巾ちゃんよりPETボトルの方がお好みだったようでひと安心、ホッ...



一撃、二撃とアックスを打ち込むが、腐れ雪でうまく決まらない。ようやく安定したか、ぐいっと身体を持ち上げた瞬間、「ずりずりずりっ」と滑り落ちた。ぽぽたんの、なまめかしい絶望の悲鳴が「あ~れ~」と谷中に響いた。
ふ~さまより徳を積んできたつもりなのに...あ~れ~
あ~れ~を聞きたい方はコチラ :D ↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=3vW7zujoWc0


さて、お次が水無谷。ここは、悠々と渡れた。だが、悩んだのが、1722尾根に登り詰めるコース選び。崖マークを避け、1722北の鞍部の弱点を狙う。どこに取りついても地獄の激登りだ。
気持ちのエエ地獄でした。



ぶつくさ悪態つきながら登りきり、ヒルタカ尾根(昼闇~高松)に立つ。ここからは待ちに待った絶景の雪稜。刻々と変化するコース上の景観と、見え隠れする本峰。じらされるほど燃え上がる恋慕の情とはこのことか。
チラ見が最高なことはふ~さまご幼少の頃から承知の助ですね。 :D
チラ見えではなく堂々とした昼闇山
チラ見えではなく堂々とした昼闇山

気分の高揚に拍車をかけるのが、焼山と火打山の勇者たち。雨飾山や朝日・雪倉・白馬三山・唐松・五竜・鹿島槍・爺の北アルプス勢も応援に駆けつけた。
その興奮は絶頂のまま、昼闇山の山頂に立った。雲ひとつない青空。さすが、ぽぽたん、見事なルート取りだったよ。

オールキャスト勢揃いでGWというのに誰もいない静寂の山頂、これ以上の贅沢はないです~!



帰路は水無谷を辿る超ショートカット。落石頻発ルートなので雪の緩む時間帯は慎重に。見上げる両岸壁には巨岩が埋まり、足もとには落石のデブリもある。
今回もミクロ決死隊ごっこを楽しめましたね、でも震度4の揺れで巨岩の直撃をくらえば我ら決死隊も爆縮でした。



ベースキャンプに戻ってテント撤収。充実感と共に下山。温泉に癒やされたら、今度は飯の買い出しだ。
BC戻ると北面台地無人販売所にビールがありましたよね。 :D
まだ帰路が長いのでロング缶を飲み干せなかったのが残念。 :cry:
まさかのビール無人販売
まさかのビール無人販売


山の空気もうまいけど、シャバの空気もうまい。山の思い出話に、夜は更けていく。
またいつかよろしく~!
また来年、バイバ~イ!
また来年、バイバ~イ!
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by ふ~さん »

Biwacoさん、こんばんは
いい週末でしたか?


昼間からなにズリズリしてるんですかいな?
と思ったら、なんと遠いお山に遠征でしたか。
ま、遠征と言ってもふ~さんの足ならほんのひとっ飛びでしょうけど。
わー、いま、外は大雨になってきました。さすがに梅雨ですね。
天気の良い日はせいぜい山に入って、「消えた10年」を取り戻さんとね。(^^♪

消えた十年(笑)
実は消えてはいなくて、ひそかに地下活動をしておりました
その折々にしかやれないことを色々と・・・
とりあえず、ミッション・コンプリートでした
あ、ただし、公安当局に、にらまれるようなことは決して・。・
その点、私はBiwacoさん同様、法の遵守、第1ですから(ホントか?)


わーわー、全然わからん地名ばっかりだ! 
でもご安心、「新潟焼山」の名を見つけてドミノ倒しで他の位置も大体判明しました。メデタシ♪

確かに、なじみのない地名には圧倒されますね。
私も、自分の私有地があまりに広すぎて、1つ1つの地名・地籍をきちんと把握しておりません。
Biwacoさん、何だったら別荘をひと棟くらい、おわけしますよ


それにしても、「ふ~たん怪しい探検隊」の復活ですか! 
北側から焼山に行く人っていたんですね。火打山一帯は門外漢のわたしですが、聞いたこともありません。

このあたりは、ぽぽたんの所領なんです。
年貢を納めさせる代わりに、領地の秩序安寧を維持していたようです。
彼は、江戸時代に、糸魚川藩の藩主だった松平家の末えいらしいです(とりあえず意味不明)。


そういえば思い出しました。いつぞやの御嶽の隣りにも三浦山や上俵山なるヤブ山がありましたね(^_-)

あれは、おもしろい山行でした。
目を皿にして獣道を探しまくりましたね
okuちゃん隊長のもと、登頂をなしとげた時の感激は大きかったです
あんな山は一生に何度もあるわけではありませんね


アマナ平は地形図に載ってますね。しかし、ここから北面台地へはかなり距離がありますね。
「直登ルート」となると、谷間から崖を登って高松山の尾根へ? それは無駄で、やはり破線の長い道でしょうか?

ぽぽちゃんが、ルート図をあげてくれてますが、点線路の登山道でアマナ平を通り、北面台地に登り着いた段階で、最短で高松尾根に取りつくのが一般的かと。もちろん、この世界に「一般的」という言葉は存在しませんけどねぇ。(^_^;)

Biwaちゃん、いつもいつもレスつけてくれてありがとうです。
今日のところは、おネムのおコちゃま状態ですので、後半のリプは明日あらためてww
おやすみなさいませ~
Biwaちゃまのレポも楽しみにしております。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

投稿記事 by ふ~さん »

Biwacoさま、あらためましてこんばんは!

オデン変じて焦げギョーザですか(^_-)  ガソリンの火焔放射なら鍋で茹でギョーザにしたらどう?

鍋をかつぐのは、もちろんBiwacoさんでしょうか?
あ、名案があります
鍋とヘルメットを兼ねれば、軽量化にもなりますね!


満月よりテントのほうが光彩を放ってますね! 左が火打山、右が焼山でしょうか。
そのあとの記述は意味不明(^_-) ま、「浪漫」とは言い当てて妙。「浮浪放漫徘徊者」ってことかな?

そうです。
火打も焼山も、闇の中でさえ、存在感を感じました。
不思議ですね、山はただそこにあるだけで、存在感がある。
私とは、えらい違いじゃございませんか
いるだけで、粗大ゴミ
Biwacoさんがうらやましいです
Biwacoさんは、常に一族の尊敬を集めて、神棚の中ですもんね~


身に沁みて堪えます。もっと熱を~!

山への情熱を持ってしても、寒さは身にしみました
もっと、山への情熱をたぎらせないといけないのかな


そもそも天泊地点がわかりません。「賽の河原」記載の辺りから谷を渡り歩き、坊々抱岩にしがみついて乗り越え、泊岩へ這い上がるのでしょうか? なんとまあ探検隊活動も厳しいもんだ(>_<)

ぽぽたん地図で、なんとなくご理解いただけましたかな。
北面台地は、雪上の楽園でした
その後のルート取りに関しては、また、ぽぽ地図をどうぞ。
まあ、私たちの探検活動は、ちょっと変態じみてますからね


予想通りの悪戦苦闘ぶり、雨の日のPC台で応援エールを送ります。(あ、もう2カ月前の話だったか…)
あ~れ~、ぽぽたんが滑落ですか!えらいこっちゃ。思わず木無山での自分の滑落が頭をよぎりました。
タイタンの沈没事故が大騒ぎですが、山でも海でも空でも、アクシデントは付き物。近寄らないことがいちばんの安全対策かも(゜o゜)

木無ですか。
お噂では耳にしたことが・・・
何ともなくて良かったですね。
ほっとしましたよ。


ポポタン、良かった、良かった! 
てことは、10年前までのふ~さんは悪行の限りを尽くしてたってこと(?_?) 改心したこれからは日頃から「徳」を積みましょうね、お互い。

えっと、そうじゃなくって、ぽぽたんの悪行のほどを、天はお許しくださったこということで。。。

そうかそうか、右へ振ったんですね。遠回りになりそうだけど? ゲジゲジが好きですね、ぽぽたん。

そうです、そうです
右へ左へと、ぽぽたん、器用に地形を読みますね
これはまさにアートな世界です
それをまたGPSなしにこなしちゃうのが、彼のスゴさです


ここまで行って、あえて焼山ピークは踏まないのがふ~たん探検隊のポリシーでしょう。右へ振った理由がわかりました。
焼山は昨夜の月光のシルエットだけで大満足でしょうからね(^_-)
昼闇山、昼は明るく蛭倉山でもなくて良かったですね。

焼山は、二人して過去に登ってますからね。
凍り付いた東の斜面は慎重さが要求されましたよ
それから、影火打から火打、こちらも真打ち級に素晴らしいルートでした。
ぽぽたんは、このエリアを熟知してるところがすごいですね


2011年3月の山行でも、東日本大震災の2日後でしたね。墓谷山から合掌したのを思い出しました。
笹倉温泉、いつか入ってみたいです。

                   ~びわ爺

そうです、そうです
災害国、日本
いくら備えていても、十分ではないのかもしれません。
ですが、やはり備えあれば、憂いなしを信じるしかないのかもしれませんね!

                   ふ~さん
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、ふ~さん。

予定は高松山からのルートだったけど、雪解けスピードが異常に速くて赤信号。雪渓が口を開け、急流がのぞいているのは確実だった。
いそぎ、ルートを引き直すたんぽぽさん。最短ではないけど、新潟焼山からの最新SNS画像を探ってたたき出した画期的なルート。さすが、クリエーターたんぽぽ。記録サイトにレコのないルートは、わくわく感が半端ない。

さすがたんぽぽさんですね。
だれも考えつかないことをしようとする・・ :mrgreen:

冷気がおりてくると終宴となった。薄手のシュラフに潜り込む。前回は無謀にもツェルト泊。氷点下の冷え込みで眠れなかった。今回はさすがにテントを持ち上げた。しかし、重ね着する服や靴下もない。足を、えいやっとザックに突っ込んだ。お湯を入れたPETボトルを抱っこして就寝。

あらまあ二回目なんだ。 :shock:


目に留まったのが、3mほどの雪壁。左に斜上する薄いバンドがある。そこに活路を求める。ぽぽたんにピッケルを借り、ダブルアックスで、しぶとく這い上がった。そのアックスを下に降ろし、今度は彼の番。

私も冠山の時に準備しましたよダブルアックス。

一撃、二撃とアックスを打ち込むが、腐れ雪でうまく決まらない。ようやく安定したか、ぐいっと身体を持ち上げた瞬間、「ずりずりずりっ」と滑り落ちた。ぽぽたんの、なまめかしい絶望の悲鳴が「あ~れ~」と谷中に響いた。
名誉の負傷を負ったが、無事でよかった。それにしても、おてんとさまは、日頃の行いをよく見ているな、と合点した瞬間だった。

いくつかの受難を越えてきただけにすばらしい。

帰路は水無谷を辿る超ショートカット。落石頻発ルートなので雪の緩む時間帯は慎重に。見上げる両岸壁には巨岩が埋まり、足もとには落石のデブリもある。
山の空気もうまいけど、シャバの空気もうまい。山の思い出話に、夜は更けていく。

シャバという言葉が似合う山行でお疲れさまでした。
完全復活ですね。

                              わりばし
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by ふ~さん »

こんちは~、ふ~さま!!!

ぽぽちゃん、こんにちはです!


昨年、高松山から偵察したこの尾根はヤブだらけのようで...でも変態師匠には垂涎のルートだったことでしょう。

ヤブだらけだろうが、なんだろうが、ヨダレものコースですね、これは
歩いて発見、あらたな魅力
このあたりを歩き倒しているぽぽたんにしても興味のつきないルートだったことでしょう
同じ山でも、コースが違えば、印象もがらっと違うことはよくありますし
今回は、ぽぽちゃんの予想が的中、雪も十分
しかし、雪がなくて、ヤブまみれだろうが、一度は歩いてみたいコース取りです

あ、ヤブで傷だらけになったら、すかさず傷口に塩をすり込んでください٩(๑º﹏º๑)۶


水を背負った途端にへばりました。

振り返ってみれば、翌日は、日中かなり気温もあがりました
水分補給は欠かせなかったです
なので、あれだけの水を担いで正解だったと思います
頑張ってかついでよかったです


居酒屋も忙しいけど餃子屋も忙しい、次は何に商売替えしましょうか!?

飲食業で人を満足させるのは、やはり大変な努力や気遣いがいりますね
それでも、あのシチュエーションで提供される餃子は天からの贈り物といわずしてなんでしょう
あのおいしさ
涙が出る思いでしたよ


深夜、月明りの下でテントの外へ出て彷徨うふ~さまは、狼男 に変身してたんぽぽ頭巾ちゃんを襲うんじゃないかと怯えておりました、
ワオ~ンンン!たんぽぽ頭巾ちゃん気をつけて。

たぐい稀なる超◯◯の私でも、さすがに襲う相手は選びますよ
ぽぽたんを選ぶなら、びわ爺選ぶかな(^_^;)
いや、どっちも嫌やわ


たんぽぽ頭巾ちゃんよりPETボトルの方がお好みだったようでひと安心、ホッ...

そうなんです
今後は、是非とも、暖かいPETドリンクを用意されることを推奨いたします


あ~れ~を聞きたい方はコチラ :D ↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=3vW7zujoWc0

いいタイミングでカメラ回してましたね
さすが、カリスマ・ユーチューバ-ぽぽ
ぬかりはありませんね、決定的瞬間は外さない


気持ちのエエ地獄でした。

この激斜面の登り、ぽぽたんは絶好調だったじゃないですか
なぜか、途中から右に振りましたけど。。。


チラ見が最高なことはふ~さまご幼少の頃から承知の助ですね。
チラ見えではなく堂々とした昼闇山

むむ、何やら意味深な・・
なにやら私の秘められた過去をあばこうとしてるんでは?
それだけは、勘弁してください


オールキャスト勢揃いでGWというのに誰もいない静寂の山頂、これ以上の贅沢はないです~!

そうそう、それそれ
最高のシチュエーションでしたね
どうして、誰もいなかったんでしょう
会ったのは、初日に北面台地あたりから戻ってきた女性と
あとは、下山してくる登山者を遠目に見ただけでしたね


今回もミクロ決死隊ごっこを楽しめましたね、でも震度4の揺れで巨岩の直撃をくらえば我ら決死隊も爆縮でした。

焼山からの下りで経験したミクロ決死圏ごっこは楽しかったですね
けど、あれだけ巨岩が谷の両岸に埋まっていて、今にも転がり落ちてきそうな様子でしたからね
非常時には逃げ場を失います
あらゆる危険を排除しながら、そしてリスクも最小限にとどめながら、足早に通過するしかないですね


BC戻ると北面台地無人販売所にビールがありましたよね。
まだ帰路が長いのでロング缶を飲み干せなかったのが残念。
まさかのビール無人販売

つくづく、ぽぽちゃんは運の良い人です
何であのとき、あの場所で、そしてあのタイミングで、ロング缶が雪に埋まっているのしょうか
人知を越えて不思議でした


またいつかよろしく~!
また来年、バイバ~イ!

こちらこそです
ホントにお世話になりました
絶景に美味ギョウザに、拍手喝采です

    ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【頸城】ずりずりずりっ / 昼闇山(1841m)

投稿記事 by ふ~さん »

わりばしさん、こんばんは
レス遅くなりました

今回のルート取りは当初の予定とは違って、地図読みの妙と、季節をめぐる雪の状況の推理と、最新のSNSに投稿された写真に「たまたま」写りこんでいたルートからの判断と、いわゆる「たんぽぽ流」がきわだちました。
これはなかなかできないことです。
まったく違うルートで別の山に登った人の写真記録をうまく利用するというのは、新しい切り口ですね
地形がわかってないと出来ない芸当かも
一時期、フォトボム(photobomb)という言葉が流行しましたが、これは全く違った意味で、撮影者が思ってもいなかった利用のされかたをしたって感じで、画期的。

大型連休の頃は、残雪をどう当てるか、その季節ごとに微妙な判断が求められます
たいしたこともない山(?)でも、適期を当てられずに、二度三度と跳ね返されたこともあります
林道があいてなかったり、残雪が濃すぎてアクセス不能だったり、ネットのなかった時代には、こんなことはしょっちゅうでした


私も冠山の時に準備しましたよダブルアックス。

あ、この記事読んでみたいな
いつ頃の記事なのかな、面白そう



シャバという言葉が似合う山行でお疲れさまでした。
完全復活ですね。

                              わりばし

完全とは、誉めすぎかも
完全変態と呼ばれるのもいやですが、チョウチョを思えば悪くはないなあ
けど、バッタ系の変態もいいかも
私にはさなぎ時代は不要ですしw
いえいえ、バッタ屋みたいに法に触れることはしてませんけどね(意味不明)

わりばしさん、暑い日がつづきます
ご自愛くださいね

              ふ~さん
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