【高見山地】若宮八幡宮の参拝道を上り修験の谷を下る
Posted: 2023年6月18日(日) 14:57
【日 付】2023年6月17日(土)
【山 域】高見山地
【コース】若宮八幡宮駐車場7:15---9:00若宮峠---10:05修験業山---11:45若宮八幡宮駐車場
【メンバー】単独
三浦しおんの「神去なあなあ日常」のロケ地となった山林地主の家を通り美杉の若宮八幡宮の駐車場に到着。寄進された石灯籠がかなり先から並び規模の大きさがうかがえる。若宮越の道はどこかと探すが道標は無く、谷に下っていく細い道につけられているテープが唯一の目印になる。谷を渡り谷筋につけられている道は、荒れている所もあるのでテープが無いと苦労するだろう。テープは参拝道をなぞるようにつけられており谷筋の斜面を上手にトラバースしながら道は続いている。立派な石積みの道が出てきたので追うと巨大な炭窯があった。この炭窯だけ特別に大きいが何か違いがるのだろうか。
この先は谷が立ってきてゴルジュになっているが、右岸をトラバースしながら難なく巻いていく。谷筋の厳しい所だが、まったくそんなことを感じさせない道のつけ方だ。ここを過ぎると谷は広がり炭窯が出てくる。新緑の谷につけられた無理をしない道は気持ちも明るくさせてくれる。道筋には3カ所炭窯が出てきて炭を搬出する杣道として使われていたようだ。谷が広がったとはいえ谷筋につけられた道だけに本来は苦労する所だが、崩れずにきれいに残っている。美杉の山は植林のイメージが強いが、自然林につつまれた谷がこんな所に隠れていたとは思いもよらなかった。
稜線が近づき峠と思いきや若宮峠はザレザレの谷をトラバースした先だった。先週はここから飯高に下った。若宮八幡宮から赤桶に越える若宮越の山道はほぼ昔の道が残っている。テープが昔のルートをたどるようにつけられていて好ましい。若宮八幡宮から小峠までは自然林につつまれ気持ちの良い山越の道だった。参拝道は炭焼きの杣道としても使われていたようで、小峠側の炭焼き窯にはお地蔵さんも祀られていた。
青空の局ヶ岳に見守られながら岩尾根を進むと飯高粟野の集落が見えている。栗ノ木岳を越えブナの木が目印の栗ノ木岳分岐を過ぎ高宮に着く。ここは、若宮八幡宮の奥宮のような位置づけで鳥居と石灰岩の御神体がある。若宮八幡宮の宮司さんによると石灰岩の御神体は山の岩ひとつひとつに神が宿っているという意味らしい。ただ、台高山脈や高見山地の山の神には石灰岩の塊をそのまま使っているものも多いので、修験業の影響があるようだ。しばらくなだらかな稜線を歩くと修験業山だった。
栗ノ木岳分岐まで戻り若宮八幡宮に下る。最初は植林の尾根道で、かなり強引に道をつけており昔からの道ではない。植林の杣道を下り炭焼き窯がある谷筋に着く。ここからは谷の斜面をトラバースしながらの心地よい道にかわる。谷には大きな連瀑がかかり迫力がある。この谷は若宮八幡宮の源流部にあたり、修験道の中心的聖地として修業の場として使われたことだろう。若宮八幡宮が近づくにつれいくつかの祠が源流部に向けて祀られていた。谷筋の高巻き道は当時から修験者が歩いた道だと思う。上手な道のつけ方もさることながら風格を感じる静寂の道だ。下山の道は予想に反して修験の修行場の色合いが深く残る谷で、いいものを見せてもらった。
私の自宅横には江戸時代から続く雲出井という農業用水が流れている。雲出井を守る水分神社が高茶屋にあり、若宮八幡宮の不断社の分社ということで、大元の不断社を訪ねた。みそぎ滝が御神体で、釜を持つ美しい滝だった。
【山 域】高見山地
【コース】若宮八幡宮駐車場7:15---9:00若宮峠---10:05修験業山---11:45若宮八幡宮駐車場
【メンバー】単独
三浦しおんの「神去なあなあ日常」のロケ地となった山林地主の家を通り美杉の若宮八幡宮の駐車場に到着。寄進された石灯籠がかなり先から並び規模の大きさがうかがえる。若宮越の道はどこかと探すが道標は無く、谷に下っていく細い道につけられているテープが唯一の目印になる。谷を渡り谷筋につけられている道は、荒れている所もあるのでテープが無いと苦労するだろう。テープは参拝道をなぞるようにつけられており谷筋の斜面を上手にトラバースしながら道は続いている。立派な石積みの道が出てきたので追うと巨大な炭窯があった。この炭窯だけ特別に大きいが何か違いがるのだろうか。
この先は谷が立ってきてゴルジュになっているが、右岸をトラバースしながら難なく巻いていく。谷筋の厳しい所だが、まったくそんなことを感じさせない道のつけ方だ。ここを過ぎると谷は広がり炭窯が出てくる。新緑の谷につけられた無理をしない道は気持ちも明るくさせてくれる。道筋には3カ所炭窯が出てきて炭を搬出する杣道として使われていたようだ。谷が広がったとはいえ谷筋につけられた道だけに本来は苦労する所だが、崩れずにきれいに残っている。美杉の山は植林のイメージが強いが、自然林につつまれた谷がこんな所に隠れていたとは思いもよらなかった。
稜線が近づき峠と思いきや若宮峠はザレザレの谷をトラバースした先だった。先週はここから飯高に下った。若宮八幡宮から赤桶に越える若宮越の山道はほぼ昔の道が残っている。テープが昔のルートをたどるようにつけられていて好ましい。若宮八幡宮から小峠までは自然林につつまれ気持ちの良い山越の道だった。参拝道は炭焼きの杣道としても使われていたようで、小峠側の炭焼き窯にはお地蔵さんも祀られていた。
青空の局ヶ岳に見守られながら岩尾根を進むと飯高粟野の集落が見えている。栗ノ木岳を越えブナの木が目印の栗ノ木岳分岐を過ぎ高宮に着く。ここは、若宮八幡宮の奥宮のような位置づけで鳥居と石灰岩の御神体がある。若宮八幡宮の宮司さんによると石灰岩の御神体は山の岩ひとつひとつに神が宿っているという意味らしい。ただ、台高山脈や高見山地の山の神には石灰岩の塊をそのまま使っているものも多いので、修験業の影響があるようだ。しばらくなだらかな稜線を歩くと修験業山だった。
栗ノ木岳分岐まで戻り若宮八幡宮に下る。最初は植林の尾根道で、かなり強引に道をつけており昔からの道ではない。植林の杣道を下り炭焼き窯がある谷筋に着く。ここからは谷の斜面をトラバースしながらの心地よい道にかわる。谷には大きな連瀑がかかり迫力がある。この谷は若宮八幡宮の源流部にあたり、修験道の中心的聖地として修業の場として使われたことだろう。若宮八幡宮が近づくにつれいくつかの祠が源流部に向けて祀られていた。谷筋の高巻き道は当時から修験者が歩いた道だと思う。上手な道のつけ方もさることながら風格を感じる静寂の道だ。下山の道は予想に反して修験の修行場の色合いが深く残る谷で、いいものを見せてもらった。
私の自宅横には江戸時代から続く雲出井という農業用水が流れている。雲出井を守る水分神社が高茶屋にあり、若宮八幡宮の不断社の分社ということで、大元の不断社を訪ねた。みそぎ滝が御神体で、釜を持つ美しい滝だった。
【コース】若宮八幡宮駐車場7:15---11:45若宮八幡宮駐車場