【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

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宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by 宮指路 »

【山域・山名】鈴鹿 イブネ・クラシ
【日時】2023年5月3日
【コースタイム】8:00朝明~9:50コクイ谷出合~12:00下重谷源頭部~12:55イブネ~1:30クラシ~15:00根の平峠~16:00朝明

ネットで見かけた高昌下の谷沿いの古木に会いたくて朝明から出発した。
実は一年前にもこの古木を目当てに杉峠に向かう途中から高昌に登ったのだが、その時は高昌ピークまで登ってしまいピーク近くから100m下るのが面倒になって諦めた。

根ノ平峠に向けて登山道を歩いていると中間地点付近でシロヤシオが実に綺麗だった。ここでこんなに綺麗なシロヤシオを見たことがない。
やはり今年は花の当たり年なのだろう。

DSCF0949_512@.jpg
タケ谷分岐を過ぎ、大杉に差し掛かる頃にテント泊装備の登山グループに追い付く。きっと今夜はイブネでテン泊なのだろう
コクイ谷出合で渡渉し、右岸のロープを辿って登山道に上がると7人山に向かう広い尾根に向かってしまうので適当なところで沢に下ると対岸に
なにやら白いものが見えた。近づいてみると山芍薬だった。

DSCF0968_512@.jpg
杉峠に向かう登山道に入ると下山してくる登山者数人とすれ違う。
地図で見てもハッキリ分かる下重谷の左岸尾根に取り付くと踏み跡が微かにある。
今回は高昌に上がる途中、1000m付近からトラバースしてみたがここにも踏み跡らしきものがある。
ふとピンクの花が目に入った。ミツバツツジが綺麗に咲いていた。


DSCF0982_512@.jpg

近くには形の良い太いブナが立っていた。
そのまま踏み跡を辿ると何やら変な形をした木が目に入った。
近づいてみると何とお辞儀をしたような目当てのシナノキの古木であった。ネット情報によると直径4m弱あるらしい
ここで軽く昼休憩した。

DSCF0987_512@.jpg
近くには直径3.7mあると言われるシナノキが真っすぐに立っていた。
ここは尾根道から100m下った斜面に生えているのできっと伐採されずに済んだのだろう。

ここから谷沿いの斜面を登って、イブネに向かう。
イブネ北端まで続く尾根も決して大きくはないが、形の良いブナが生えていて雰囲気が良い。

イブネ北端にでると急に登山者で賑わっていた。
苔むした台地になっているイブネの真ん中に30cm幅の苔がなくなった登山道が繋がっている。
その両脇には白いロープが張られていた。

イブネの下にテントが一張り見えたが、不思議にイブネにテントがない。
イブネの標識のある所まで行ってみるとその向かい側に「テント規制」の看板が立てられていた。


DSCF0998_512@.jpg

これで謎が解けた。いつかはそうなるだろうと想像はしていたがこうも早くなるとは
この日、テント装備でイブネに向かった登山者は何人かはいただろうがほとんどの方は諦め杉峠でテントを張ったらしい。
しかし、もっと早くネット上にでも周知はするべきではなかったのか?
この規制の看板は某ガイドクラブの名が書かれていた。

イブネから引き返し、先ほど眼下に見えた赤いテントの横を通り過ぎて、クラシに向かう。
途中は苔むした気持ちの良い登山道である。



クラシに着くと期待していたシャクナゲの花はもう一つで、先に来ていたカップルの女性が歓声を上げていたが、
烏帽子岳のシャクナゲに比べれば花の数は少なく物足りない。

ここからクラシの東尾根に乗るのだが下りは分かりにくくよく間違える。
案の定、下降点を間違えてクラシ谷に向かってしまった。途中で気が付いて引き返すもナビが不調で頼りにならない。
東に軌道修正するが、結構斜度があり転倒するとヤバそうである。
斜面には以前なかった新しく出来た沢があった。幸い対岸に渡れる地形だったので向こう岸にうまく渡った。

さらに北東にトラバースしていると目印の古木が目に入った。ヤレヤレである。
東尾根に登るとシャクナゲが沢山咲いていた。逆光だったので綺麗な写真が取れなかったのが残念であった。


クラシ谷の渡渉点まで来るとホッとする。渡渉点にある倒れた杉の大木は少し流されて様子が変わっていた。

愛知川は水が多目だったが何とか無事渡渉できた。
タケ谷でテント泊装備の登山グループとすれ違った。どこでテン泊するつもりなんだろう。
さすがに15時ともなれば根の平峠は静かなものである。
最後にもう一度シロヤシオを愛でながら朝明に向かって下山した。

                                                宮指路
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by biwaco »

宮指路兄さん、お久です(^_-)
鈴鹿のシロヤシオかアジサイ見物かと思ったら、古木探しとはこれいかに(^-^)

ずいぶん前のオフ会の時、杉峠からイブネ台地へ回ってクラシから高昌山~小峠へ下ったことを思い出しました。
でも、下重谷なる谷はわからず、どこぞ? と探してみて判明。高昌山とイブネの間の谷なんですね。

シナノキの古木、見つかって良かったですね。忘れ物は早く見つけておかないと、探しに行く機会も忘れてしまいそうですから。
写真の古木、「お辞儀したような」と言うより、首をもたげたオオナメクジみたいですね。(^_-)
シナノキといえば、白山北面の中宮道に「シナノキ小屋」がありました。潰れかけたような小さな避難小屋でしたが、今も健在なのかな?

イブネはついにテント泊は許可申請が必要になりましたか。笹の海だったといわれたころのイブネは知りませんが、昔を知るかたにとっては大変身なんでしょうね。某ガイドクラブさん、呼び込み宣伝し過ぎたんでは?
いっそ管理棟やトイレも造って、レストランも営業したらどう? イブネ・クラシ・チョウシの三色団子がバカ売れするかも。(^_-)

クラシ東尾根は通ったことありませんが、・900に向かえばいいのかな?
「都市化」したイブネ界隈も見てみたいし、次のオフ会の往路にしようかなあ…。
なんて、途方もないこと考えて、途方にくれております。(-_-)
              
  ~びわ爺
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by skywalk »

宮指路さん、こんにちは。

宮指路 さんが書きました: 2023年5月16日(火) 19:58
ネットで見かけた高昌下の谷沿いの古木に会いたくて朝明から出発した。
実は一年前にもこの古木を目当てに杉峠に向かう途中から高昌に登ったのだが、その時は高昌ピークまで登ってしまいピーク近くから100m下るのが面倒になって諦めた。
どういうネットか知りませんが、随分マニアックですね。

やはり今年は花の当たり年なのだろう。
この日はイワクラ尾根から宮指路岳までシロヤシオ巡りをしていましたが、見応えがありました。


近づいてみると山芍薬だった。
おや、ラッキーですね。

今回は高昌に上がる途中、1000m付近からトラバースしてみたがここにも踏み跡らしきものがある。
そんなところにも踏み跡がありましたか。お好きな人は結構いるんですね。

近くには形の良い太いブナが立っていた。
そのまま踏み跡を辿ると何やら変な形をした木が目に入った。
近づいてみると何とお辞儀をしたような目当てのシナノキの古木であった。ネット情報によると直径4m弱あるらしい
ここで軽く昼休憩した。
おおっ、見つかりましたか。直径4mって化け物みたい。

ここは尾根道から100m下った斜面に生えているのできっと伐採されずに済んだのだろう。
怖れ多くって切れなかったんじゃない。

ここから谷沿いの斜面を登って、イブネに向かう。
イブネ北端まで続く尾根も決して大きくはないが、形の良いブナが生えていて雰囲気が良い。
何か緑さんの遺産をしっかり引き継いでいる感じです。


イブネの下にテントが一張り見えたが、不思議にイブネにテントがない。
イブネの標識のある所まで行ってみるとその向かい側に「テント規制」の看板が立てられていた。
そうなんですか。イブネは最近テント村みたいになっていましたが。私も少し下った佐目峠でテン泊したことがありますが、あそこもダメかな。

しかし、もっと早くネット上にでも周知はするべきではなかったのか?
この規制の看板は某ガイドクラブの名が書かれていた。
テン泊ブームはコロナ禍になってから盛り上がりましたからね。

クラシに着くと期待していたシャクナゲの花はもう一つで、先に来ていたカップルの女性が歓声を上げていたが、
烏帽子岳のシャクナゲに比べれば花の数は少なく物足りない。
クラシのシャクナゲは私も狙っていましたが、行かなくても良かったか。

ここからクラシの東尾根に乗るのだが下りは分かりにくくよく間違える。
どこでも下って行けそうで分かりにくいところです。


東尾根に登るとシャクナゲが沢山咲いていた。逆光だったので綺麗な写真が取れなかったのが残念であった。
そちらにも咲いていましたか。宮指路さんが使う東尾根は私が良く使う尾根より西側でヤブッポそうだからシャクナゲも多いのでしょうね。
お目当ての古木も見つかりシャクナゲの花見もできて良かったですね。お疲れさまでした。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by 宮指路 »

biwaco さん、こんばんは
宮指路兄さん、お久です(^_-)
鈴鹿のシロヤシオかアジサイ見物かと思ったら、古木探しとはこれいかに(^-^)
古木探しが目的で、あわよくば山芍薬が見れないかな~という不純な動機もありました。
ずいぶん前のオフ会の時、杉峠からイブネ台地へ回ってクラシから高昌山~小峠へ下ったことを思い出しました。
コリャまたお元気な頃だったのですね~。私は真似できません
でも、下重谷なる谷はわからず、どこぞ? と探してみて判明。高昌山とイブネの間の谷なんですね。
私も知りませんでしたがネットから拾いました。

シナノキの古木、見つかって良かったですね。忘れ物は早く見つけておかないと、探しに行く機会も忘れてしまいそうですから。
写真の古木、「お辞儀したような」と言うより、首をもたげたオオナメクジみたいですね。(^_-)
遠くから見たら黒い木が谷に向かってお辞儀しているように見れました。
シナノキといえば、白山北面の中宮道に「シナノキ小屋」がありました。潰れかけたような小さな避難小屋でしたが、今も健在なのかな?

「シナノキ小屋」よい響きですね~

DSCF0989_512bi.jpg
イブネはついにテント泊は許可申請が必要になりましたか。笹の海だったといわれたころのイブネは知りませんが、昔を知るかたにとっては大変身なんでしょうね。某ガイドクラブさん、呼び込み宣伝し過ぎたんでは?
ガイドツアーは日帰りがメインでしょうが、秘境のイブネが観光地のようになっては困るんでしょうね
DSCF0994_512.jpg
いっそ管理棟やトイレも造って、レストランも営業したらどう? イブネ・クラシ・チョウシの三色団子がバカ売れするかも。(^_-)
山の上にトイレを作っても屎尿処理をどうするかが問題ですね。
お金明神登拝道が汚れるおそれがあります。
クラシ東尾根は通ったことありませんが、・900に向かえばいいのかな?

舌を出したような尾根を辿ります。

「都市化」したイブネ界隈も見てみたいし、次のオフ会の往路にしようかなあ…。
なんて、途方もないこと考えて、途方にくれております。(-_-)
東尾根は間違い易いのでお気をつけて

                                                            宮指路
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by 宮指路 »

skywalkさん、こんにちは。
ネットで見かけた高昌下の谷沿いの古木に会いたくて朝明から出発した。
実は一年前にもこの古木を目当てに杉峠に向かう途中から高昌に登ったのだが、その時は高昌ピークまで登ってしまいピーク近くから100m下るのが面倒になって諦めた。
[/quote]
どういうネットか知りませんが、随分マニアックですね。

yamapですが、面白い山歩きをしている方がいるもんです。巨木探しがテーマのようです。


この日はイワクラ尾根から宮指路岳までシロヤシオ巡りをしていましたが、見応えがありました。


今年はシロヤシオの当たり年ですね。岩ヶ峰~中山尾根も綺麗でした。

近づいてみると山芍薬だった。
おや、ラッキーですね。

山芍薬は以前咲いていた場所にはあまりみられませんでしたが、新しい場所で結構見かけました。

おおっ、見つかりましたか。直径4mって化け物みたい。

お辞儀しているので図り方にもよるのでしょうが、実際は3mくらいなのかも
ここは尾根道から100m下った斜面に生えているのできっと伐採されずに済んだのだろう。
怖れ多くって切れなかったんじゃない。

この形では使い道がないですね

ここから谷沿いの斜面を登って、イブネに向かう。
イブネ北端まで続く尾根も決して大きくはないが、形の良いブナが生えていて雰囲気が良い。
何か緑さんの遺産をしっかり引き継いでいる感じです。

緑水さんもそんなことを言っていたのかもしれません


そうなんですか。イブネは最近テント村みたいになっていましたが。私も少し下った佐目峠でテン泊したことがありますが、あそこもダメかな。

佐目峠も目立つので止めた方がよさそうです。

クラシのシャクナゲは私も狙っていましたが、行かなくても良かったか。

今週くらいなら見頃なのかもしれません「
東尾根に登るとシャクナゲが沢山咲いていた。逆光だったので綺麗な写真が取れなかったのが残念であった。
そちらにも咲いていましたか。宮指路さんが使う東尾根は私が良く使う尾根より西側でヤブッポそうだからシャクナゲも多いのでしょうね。
お目当ての古木も見つかりシャクナゲの花見もできて良かったですね。お疲れさまでした。

[/quote]

良く使われているのは北東尾根だと思いますが、こちもきついと聞いています。

                                             宮指路
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by sato »

宮指路さま

こんにちは。
今日も、鈴鹿のお山にお出かけでしょうか。
今年は、鈴鹿のお山も、アカヤシオ、シャクナゲ、ヤマシャクヤク、シロヤシオの当たり年なのですね。
皆さまのレポを読みながら、見てみたいなぁ、と思っている間に、タイミングを逃してしまいました。
そんな時、「古木に魅せられて」の文字が。
宮指路さん、どんな巨樹に出会われたのだろう。興味津々で読ませていただきました。
巨樹は、高昌山の谷沿いにあるのですね。
この木の存在は、巨木探しをテーマに山を歩かれている方が投稿されたサイトからお知りになったのですね。
情報に疎い私は、こうしてヤブこぎネットの皆さまから、いろいろな情報を教えていただいております。

ゴールデンウイークの頃は、根の平峠道もシロヤシオが見事だったのですね。
愛知川源流ではヤマシャクヤクに出会えるのですね。
鈴鹿のお山は、この時期、いろいろな場所で、シロヤシオ、ヤマシャクヤクが咲いているのですね。
ミツバツツジもきれいですね。

巨樹へは、下重谷左岸尾根の標高1000mくらいからトラバースしていくのですね。
巨樹は、二本のシナノキでしたか。シナノキは、葉っぱがギザギザのハート形の木というのを覚えていますが、
山中でみかけていてもシナノキと気づきません。4mと3,7mですか。大きいですね。
お写真のお辞儀をしたような古木。よくここまで生きてきましたね。
木ってすごいなぁ、と感じます。芽吹いた地が一生を過ごす場所。どんなに厳しくても動くことは出来ない。
ちいさなちいさな実がこれだけおおきくなるまで、どれだけ過酷な日々を送ってきたのだろう、と思ってしまいます。
こんなに曲がっても、このシナノキは生に向かい、空を見上げ続けてきたのですね。

イブネは、とうとうテント禁止になりましたか。私も、いずれそうなるのだろうなぁ、と思っておりました。
最近、テント泊が人気ですね。多くの人が集まると、やっぱり生態への影響が気になってしまいます。
自分の山歩きは棚に上げて、ですが。

クラシの尾根はシャクナゲが多いですね。4年前の5月に、見事なピンク色のシャクナゲの回廊となった北尾根を歩きました。
その時の情景が忘れられません。今度は、北東尾根、東尾根のシャクナゲに出会いたいなぁ、と思いながら、今年も実現せず・・・。

オフ会の日には、シロヤシオもシャクナゲも散っていますが、初夏は、木々の緑が鮮やかな時。
緑の海の中で、皆さまとお会い出来るのを楽しみにしております。

sato
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】下重谷源頭部 古木に魅せられて

投稿記事 by 宮指路 »

Satoさん、コメントありがとうございます。

今日も、鈴鹿のお山にお出かけでしょうか。
先週から体調を崩して、残念ながら山はお休みしています。
今年は、鈴鹿のお山も、アカヤシオ、シャクナゲ、ヤマシャクヤク、シロヤシオの当たり年なのですね。
皆さまのレポを読みながら、見てみたいなぁ、と思っている間に、タイミングを逃してしまいました。
アカヤシオは4月23日に国見岳付近で見頃でした。
29日は八風の岩ヶ峰でシロヤシオが綺麗でした。30日は烏帽子岳で久しぶりに綺麗なシャクナゲを見ることが出来ました。

DSCF0815.JPG

そんな時、「古木に魅せられて」の文字が。
宮指路さん、どんな巨樹に出会われたのだろう。興味津々で読ませていただきました。
巨樹は、高昌山の谷沿いにあるのですね。
イブネに向かうのに以前は高昌鉱山跡付近を良く歩いたものですが、最近は下重谷からのルートが歩きやすいと思っています。
この木の存在は、巨木探しをテーマに山を歩かれている方が投稿されたサイトからお知りになったのですね。
投稿者は女性ですが、ベテラングループと登っておられます。
情報に疎い私は、こうしてヤブこぎネットの皆さまから、いろいろな情報を教えていただいております。
本からですと歴史的な話を知るには良いですが、花の情報はタイミングが大事ですね。
鈴鹿の巨樹探しもネットが中心なのかもしれません。
ゴールデンウイークの頃は、根の平峠道もシロヤシオが見事だったのですね。
以前、根の平峠のシロヤシオが見たいと仰っていましたが、残念ですがオフ会の時は散っているかもしれません

DSCF0946_512.jpg
愛知川源流ではヤマシャクヤクに出会えるのですね。
鈴鹿のお山は、この時期、いろいろな場所で、シロヤシオ、ヤマシャクヤクが咲いているのですね。
ミツバツツジもきれいですね。
シロヤシオは目当ての場所では見当たらず、意外な場所に咲いていました。
ミツバツツジは他の花や違うものを追っている時にふと目の前に現れるので余計に綺麗に見えます。
巨樹へは、下重谷左岸尾根の標高1000mくらいからトラバースしていくのですね。
巨樹は、二本のシナノキでしたか。シナノキは、葉っぱがギザギザのハート形の木というのを覚えていますが、
正確な場所は分からなかったので憶測で行ってみましたがドンピシャでした。
私はシナノキ自体がよく分かりません。
山中でみかけていてもシナノキと気づきません。4mと3,7mですか。大きいですね。
お写真のお辞儀をしたような古木。よくここまで生きてきましたね。
4mというのは最大値ですね。正確に測ればそんなにないと思いますが
木ってすごいなぁ、と感じます。芽吹いた地が一生を過ごす場所。どんなに厳しくても動くことは出来ない。
ちいさなちいさな実がこれだけおおきくなるまで、どれだけ過酷な日々を送ってきたのだろう、と思ってしまいます。
こんなに曲がっても、このシナノキは生に向かい、空を見上げ続けてきたのですね。
恐らく、最初は平らな所で育っていて、根元の辺りが土砂崩れで削れて行ってあんな形になったのだろうと思います。
イブネは、とうとうテント禁止になりましたか。私も、いずれそうなるのだろうなぁ、と思っておりました。最近、テント泊が人気ですね。多くの人が集まると、やっぱり生態への影響が気になってしまいます。
5月の連休中は50針と聞いていましたので、さすがにこれは異常な数だと思いました。

クラシの尾根はシャクナゲが多いですね。4年前の5月に、見事なピンク色のシャクナゲの回廊となった北尾根を歩きました。
私も4・5年前にクラシで綺麗なシャクナゲの群生を見たことがあります。
クラシのシャクナゲは今年はタイミングがちょっと早かったかもしれません。
私の良く使う東尾根はシャクナゲは少ないですが舌のような尾根の下に山芍薬が沢山咲いていました。

                                宮指路
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