【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

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副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

投稿記事 by 副館長 »

【 日 付 】2022年7月4日(月)~6日(水)
【 山 域 】北海道日高山脈、胆振国
【メンバー】単独
【 天 候 】概ね曇り
【 ルート 】※[ ]は飛行機、車など
  ○4日[8:20中部空港→10:05新千歳→11:10レンタカーで出発→13:55イドンナップ山荘]14:10→18:10新冠ポロシリ山荘(泊)
  ○5日4:20新冠ポロシリ山荘→5:00渡渉ポイント→6:35雪渓ポイント→7:50幌尻岳頂上8:00→8:45雪渓ポイント→9:50渡渉ポイント→10:30新冠ポロシリ山荘11:10→15:25イドンナップ山荘[→19:10苫小牧(泊)]
  ○6日[5:05苫小牧→7:35真狩登山口駐車場]7:45→11:20火口→12:00羊蹄山頂上12:05→15:05駐車場[15:30→17:30新千歳(レンタカー返却等)19:25→21:05中部空港]

北海道の未踏の日本百名山は2座。それをつぶしに行ってきた。
幌尻岳は、百名山最難関とも言われるが、計画を立てようとしてその理由が分かった。遠く不便で、メインの額平川コースは腰までの渡渉を繰り返す必要がある。それは魅力でもあるが、一番問題なのは、幌尻山荘と登山口までのバスの予約が困難なことだ。さらに、せっかく予約できても天候が崩れるとバスが欠航となるのである。
そんな中、確実に登れるのは新冠コースだ。田中陽希が登ったこのコースの問題は、林道歩きが片道19.5㎞もあることだが、それに耐えれば確実に登れる。厳しい登山となるので、単独行である。
名古屋を8時20分の飛行機で立ち、登山口のイドンナップ山荘から林道歩きを始めたのは14時過ぎ。宿泊する新冠ポロシリ山荘には18時過ぎに着いた。山荘に着く30分ぐらい前から雨が降り始めたが、汗まみれで雨具を着る意味がない。夜中はザーザー降りだった。宿泊者は10人程度だったが、その何倍も泊まれる。
P7040008.JPG
P7040028.JPG
翌朝は曇り空。4時20分ぐらいにスタートしてしばらく行くと、このコースで唯一の大き目の渡渉がある。飛び石で渡れるとの情報もあったが、雪解けと雨で増水しゴーゴーと音を立てており無理。大きなビニール袋を履いて、ザブザブと渡った。
P7050039.JPG
そこからは急登。途中の雪渓ポイントはもう雪上歩行はなくなっていた。山荘の予約をしたときに、アイゼン、ピッケルは必携と釘を刺されたが、やっぱりそんなことはなかった。
P7050048.JPG
しばらく登ると高山帯に入り、お花畑も広がる。しかし、ガスに巻かれて展望はなかった。登頂は8時前で一番乗り。
P7050076.JPG
展望がきくならさらに先まで行くつもりだったが、これではダメだと、すくに下山した。山荘には10時半頃に戻った。
小屋予約時は2泊するように言われたが、このまま19.5kmの林道歩きをし、その夜は苫小牧で泊まった。
翌日、名古屋に帰る日だが、その前に北海道で唯一の未登となった日本百名山、後方羊蹄山 に登ることにした。宿泊していた苫小牧からナビの案内で支笏湖横を車で走ると、なんと国道が通行止め。ナビはあてにならない。グーグルマップでは通行止めが反映されており、そこからはスマホで登山口に向かった。しかしそのせいで、1時間程度無駄になった。
真狩登山口 を7時45分に出発。昨日、5万歩近く歩いて体が火照っているのか、暑くて仕方がない。どんどん汗をかき、Tシャツのみならず、ズボンまでベタベタになった。大量に水を飲み、非常に疲れた。この山、登山道はハイキングコースのようだが、体力的には楽な山ではなかった。
噴火口が近づくと、お花畑が広がり、良い雰囲気だ。
P7060140.JPG
噴火口までたどり着いて、もう頂上と思ったら、そこからも30分以上、岩場の歩きにくい火口周りを歩かなければならなかった。あまり遅くなると帰りの飛行機、その前のレンタカーの返却手続きなどに遅れそうなので、急いで進んだ。
P7060150.JPG
12時に登頂。頂上は狭く、長居するようなところでもなく、写真を撮ってすぐに下山。
P7060164.JPG
クタクタになって3時過ぎに車に戻った。本来なら温泉に行きたいところだが、その時間もなく、車中で全身着替え、荷物をスーツケースなどに整理しなおして新千歳に向かった。
百名山を踏破するという目的だけのハードな山行が終わった。
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クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
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Re: 【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

投稿記事 by クロオ »

副館長さん、こんにちは。


北海道の未踏の日本百名山は2座。それをつぶしに行ってきた。


私は、未踏の北海道の百名山は、幌尻岳1座です。


【 ルート 】※[ ]は飛行機、車など
  ○4日[8:20中部空港→10:05新千歳→11:10レンタカーで出発→13:55イドンナップ山荘]14:10→18:10新冠ポロシリ山荘(泊)
  ○5日4:20新冠ポロシリ山荘→5:00渡渉ポイント→6:35雪渓ポイント→7:50幌尻岳頂上8:00→8:45雪渓ポイント→9:50渡渉ポイント→10:30新冠ポロシリ山荘11:10→15:25イドンナップ山荘[→19:10苫小牧(泊)]
  ○6日[5:05苫小牧→7:35真狩登山口駐車場]7:45→11:20火口→12:00羊蹄山頂上12:05→15:05駐車場[15:30→17:30新千歳(レンタカー返却等)19:25→21:05中部空港]


登山目的で北海道に行ったのは2回ですが、2回とも、車で行きました。
ち密に時間を調べて、行動するのが苦手です。
特に、下山後の時間を計画するのはとてもできないです。


幌尻岳は、百名山最難関とも言われるが、計画を立てようとしてその理由が分かった。遠く不便で、メインの額平川コースは腰までの渡渉を繰り返す必要がある。それは魅力でもあるが、一番問題なのは、幌尻山荘と登山口までのバスの予約が困難なことだ。さらに、せっかく予約できても天候が崩れるとバスが欠航となるのである。


幌尻山荘の予約を取るのは大変らしいので、ほとんど諦めています。
人気の高い山は人が多いです。
日帰りできる山なら、人の多さを我慢するだけですが、宿泊が必要な山はかなり前から計画して予約を取らないと行けないです。
少し前に北アルプス雲ノ平山荘の8月の予約を見てみたら、すでに平日も含めて全日全部埋まっていました。


そんな中、確実に登れるのは新冠コースだ。田中陽希が登ったこのコースの問題は、林道歩きが片道19.5㎞もあることだが、それに耐えれば確実に登れる。厳しい登山となるので、単独行である。


グレートトラバースでは、田中陽希は林道を57km歩いたと放送されたので、こちらも無理と思っていました。
インドナップ山荘まで車で入れるのですね。
これだったら可能性はありそうです。
こんど北海道に行く機会があったらこのコースで考えてみます。

クマの雰囲気はどうですか?
クマの落し物は落ちていませんでした?
クマスプレィは持参しました?
 
田中陽希の登り ロード16km、林道57kmで登山口
田中陽希の登り ロード16km、林道57kmで登山口
 

名古屋を8時20分の飛行機で立ち、登山口のイドンナップ山荘から林道歩きを始めたのは14時過ぎ。宿泊する新冠ポロシリ山荘には18時過ぎに着いた。山荘に着く30分ぐらい前から雨が降り始めたが、汗まみれで雨具を着る意味がない。夜中はザーザー降りだった。宿泊者は10人程度だったが、その何倍も泊まれる。


新冠ポロシリ山荘は広いのですね?
きれいでしたでしょうか?


しばらく登ると高山帯に入り、お花畑も広がる。しかし、ガスに巻かれて展望はなかった。登頂は8時前で一番乗り。


とても早い登頂ですね。


展望がきくならさらに先まで行くつもりだったが、これではダメだと、すくに下山した。山荘には10時半頃に戻った。
小屋予約時は2泊するように言われたが、このまま19.5kmの林道歩きをし、その夜は苫小牧で泊まった。


新冠ポロシリ山荘まで行けば、比較的短い時間で登ってこられるのですね。
副館長さんだからでしょうか?

田中陽希は、先に進み、北戸蔦別岳から反対側に下山しています。
総移動距離は116kmだったそうです。

田中陽希は、当初は一日目に林道を57km歩いて、ポロシリ山荘で宿泊する予定だったのですが、右足が痛み出して、インドナップ山荘に宿泊されています。
反対側に下山後、富良野の実家に寄って、結局、右足が痛くて、6日間実家で休養されています。
 
田中陽希グレートトラバースルート
田中陽希グレートトラバースルート
 

翌日、名古屋に帰る日だが、その前に北海道で唯一の未登となった日本百名山、後方羊蹄山 に登ることにした。宿泊していた苫小牧からナビの案内で支笏湖横を車で走ると、なんと国道が通行止め。ナビはあてにならない。グーグルマップでは通行止めが反映されており、そこからはスマホで登山口に向かった。しかしそのせいで、1時間程度無駄になった。


支笏湖も広い湖で、どこまで走っても支笏湖の横を走っていた記憶です。
羊蹄山には2回登りました。
1回目は、俱知安コース。途中から少し雨が降ってきて、山頂に着いたらガスでした。
それで、天気のいい日にもう一度登りました。
2回目は、真狩コース。
 
羊蹄山 俱知安コース側
羊蹄山 俱知安コース側
 
羊蹄山 真狩コース側
羊蹄山 真狩コース側
 

真狩登山口 を7時45分に出発。昨日、5万歩近く歩いて体が火照っているのか、暑くて仕方がない。どんどん汗をかき、Tシャツのみならず、ズボンまでベタベタになった。大量に水を飲み、非常に疲れた。この山、登山道はハイキングコースのようだが、体力的には楽な山ではなかった。
噴火口が近づくと、お花畑が広がり、良い雰囲気だ。


真狩コース、山頂部分が見えると、お花畑でよかったのですが、なかなか山頂に着かなかった記憶です。
天気がよかったので、気持ちよくお鉢巡りしました。
 
シラネアオイ群生
シラネアオイ群生
 
羊蹄山 お鉢
羊蹄山 お鉢
 

クタクタになって3時過ぎに車に戻った。本来なら温泉に行きたいところだが、その時間もなく、車中で全身着替え、荷物をスーツケースなどに整理しなおして新千歳に向かった。
百名山を踏破するという目的だけのハードな山行が終わった。


お疲れさまでした。
北海道、また、行ってみたいところです。
山にも登りたいけど、行ってみたい観光地もたくさんあります。


                        クロオ
副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

投稿記事 by 副館長 »

クロオさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

私は、未踏の北海道の百名山は、幌尻岳1座です。
それは達成しないと。
登山目的で北海道に行ったのは2回ですが、2回とも、車で行きました。
ち密に時間を調べて、行動するのが苦手です。
特に、下山後の時間を計画するのはとてもできないです。
家から車ですか?フェリーですか?行くだけで2日ぐらいかかりそうですね。
幌尻山荘の予約を取るのは大変らしいので、ほとんど諦めています。
人気の高い山は人が多いです。
日帰りできる山なら、人の多さを我慢するだけですが、宿泊が必要な山はかなり前から計画して予約を取らないと行けないです。
少し前に北アルプス雲ノ平山荘の8月の予約を見てみたら、すでに平日も含めて全日全部埋まっていました。
幌尻山荘の予約は、可能日にすぐに埋まってしまうようです。それに、このところのような天候では、バスも欠航しているかも。
グレートトラバースでは、田中陽希は林道を57km歩いたと放送されたので、こちらも無理と思っていました。
インドナップ山荘まで車で入れるのですね。
これだったら可能性はありそうです。
こんど北海道に行く機会があったらこのコースで考えてみます。
陽希さんは、車で行けるところも歩いていますからね。
イドンナップ山荘までは、未舗装路を40㎞走らなければなりませんが、車で入れます。
落石に気を付けろとかパンクの危険があるとか脅されるので、どんな道かと思いましたが、それほどひどい道ではありませんでした。
水たまりは連続するものの、幅もまあまあで、すれ違いもあまり心配ありません。

クマの雰囲気はどうですか?
クマの落し物は落ちていませんでした?
クマスプレィは持参しました?
クマにはお目にかかれませんでした。昔、羅臼では20mぐらい横にいるのを見かけたんですが。
クマの落し物は、それほど新鮮ではないものありましたよ。
スプレーは持っていこうとしたのですが、飛行機に乗せてもらえず、空港に置いていきました。数年前は良かったんですけどね。
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新冠ポロシリ山荘は広いのですね?
きれいでしたでしょうか?
2階建てで広い小屋でした。私は1階の入って左側(写真の右側)を1人で使いました。とても綺麗でしたよ。
今は、予約が必要ということになっています。コロナのせいで人数制限しているようです。
コロナ後も予約制を続けるかどうかわかりません。
ただ、管理人がいるわけではないので、予約があるのかどうか、誰もチェックしていません。
なお、予約は2泊以上しか受け付けていません。無理な登山をするなということらしいです。私も2泊すると言って予約しました。
下山後に、「時間があったのでそのまま下山して、1泊しかしませんでした」と報告を入れました。
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新冠ポロシリ山荘まで行けば、比較的短い時間で登ってこられるのですね。
副館長さんだからでしょうか?
新冠ポロシリ山荘からは、まあ普通の登山です。能郷谷から能郷白山に登るぐらいの感じでしょうか。
田中陽希は、先に進み、北戸蔦別岳から反対側に下山しています。
総移動距離は116kmだったそうです。
田中陽希は、当初は一日目に林道を57km歩いて、ポロシリ山荘で宿泊する予定だったのですが、右足が痛み出して、インドナップ山荘に宿泊されています。
反対側に下山後、富良野の実家に寄って、結局、右足が痛くて、6日間実家で休養されています。
今回の林道歩きだけで、陽希さんの凄さが分かりました。山よりもロードが半端ないですね。100㎞単位ですから。それも毎日。
支笏湖も広い湖で、どこまで走っても支笏湖の横を走っていた記憶です。
支笏湖横を通り過ぎ、峠のトンネルに入るところで通行止めでした。
途中で通行止めの表示は出ていましたが、地名を言われてもどこのことなのか、土地勘がないのでまさか自分の行き先とは。
結局、よく分からないけど50㎞以上は余分に走った気がします。

羊蹄山には2回登りました。
1回目は、俱知安コース。途中から少し雨が降ってきて、山頂に着いたらガスでした。
それで、天気のいい日にもう一度登りました。
2回目は、真狩コース。
真狩コース、山頂部分が見えると、お花畑でよかったのですが、なかなか山頂に着かなかった記憶です。
天気がよかったので、気持ちよくお鉢巡りしました。
〇合目という表示があったので、10合目で頂上と思いましたが、火口縁が10合目だったようで、そこから40分近くが予定外でした。
飛行機の時間もあったので、ノンストップで歩きました。

お疲れさまでした。
北海道、また、行ってみたいところです。
山にも登りたいけど、行ってみたい観光地もたくさんあります。
百名山、達成してください。幌尻岳に登っている人は、ほとんで90座以上の人でしたよ。

副館長
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

投稿記事 by 宮指路 »

副館長さん、こんばんは
北海道の未踏の日本百名山は2座。それをつぶしに行ってきた。
幌尻岳は、百名山最難関とも言われるが、計画を立てようとしてその理由が分かった。遠く不便で、メインの額平川コースは腰までの渡渉を繰り返す必要がある。それは魅力でもあるが、一番問題なのは、幌尻山荘と登山口までのバスの予約が困難なことだ。さらに、せっかく予約できても天候が崩れるとバスが欠航となるのである。

10年くらい前にとよぬか山荘に泊まって、翌朝バスで1時間移動し、川沿いの道を歩き幌尻山荘に泊まり、翌日幌尻岳に登りました。渡渉は4~5回ありましたが、せいぜい膝上くらいの水量でした。
そんな中、確実に登れるのは新冠コースだ。田中陽希が登ったこのコースの問題は、林道歩きが片道19.5㎞もあることだが、それに耐えれば確実に登れる。厳しい登山となるので、単独行である。
このコースは私には厳しいと思い諦めました。一か八かでとよぬか山荘コースを選びました。幌尻下山後、翌日雨模様だったので、その日幌尻を予定してた人は可哀そうだなと思いました。
名古屋を8時20分の飛行機で立ち、登山口のイドンナップ山荘から林道歩きを始めたのは14時過ぎ。宿泊する新冠ポロシリ山荘には18時過ぎに着いた。山荘に着く30分ぐらい前から雨が降り始めたが、汗まみれで雨具を着る意味がない。夜中はザーザー降りだった。宿泊者は10人程度だったが、その何倍も泊まれる。P7040008.JPGP7040028.JPG
翌朝は曇り空。4時20分ぐらいにスタートしてしばらく行くと、このコースで唯一の大き目の渡渉がある。飛び石で渡れるとの情報もあったが、雪解けと雨で増水しゴーゴーと音を立てており無理。大きなビニール袋を履いて、ザブザブと渡った。

かなりの強行軍でしたね。渡渉も大変でしたね。
P7050039.JPGそこからは急登。途中の雪渓ポイントはもう雪上歩行はなくなっていた。山荘の予約をしたときに、アイゼン、ピッケルは必携と釘を刺されたが、やっぱりそんなことはなかった。P7050048.JPG
アイゼン・ピッケルまで持っていくとなるとアプローチにもう一日掛かりますね。
しばらく登ると高山帯に入り、お花畑も広がる。しかし、ガスに巻かれて展望はなかった。登頂は8時前で一番乗り。P7050076.JPG展望がきくならさらに先まで行くつもりだったが、これではダメだと、すくに下山した。山荘には10時半頃に戻った。
小屋予約時は2泊するように言われたが、このまま19.5kmの林道歩きをし、その夜は苫小牧で泊まった。
田中陽希にも負けないくらいのスゴイ健脚ですね。
翌日、名古屋に帰る日だが、その前に北海道で唯一の未登となった日本百名山、後方羊蹄山 に登ることにした。

私が行ったときは移動日の翌日の予定でしたが翌日雨予報だったので、移動日の午後から登り避難小屋に泊まって、翌朝雨の中登頂し、下山しました。
12時に登頂。頂上は狭く、長居するようなところでもなく、写真を撮ってすぐに下山。P7060164.JPGクタクタになって3時過ぎに車に戻った。本来なら温泉に行きたいところだが、その時間もなく、車中で全身着替え、荷物をスーツケースなどに整理しなおして新千歳に向かった。
百名山を踏破するという目的だけのハードな山行が終わった。
お風呂に入れなかったのは残念でした。体の臭いは気になりませんでしたか?


                                  宮指路
副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【日高・胆振】2泊3日で遠方の百名山2座(幌尻岳、後方羊蹄山)の強行軍

投稿記事 by 副館長 »

宮指路さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
10年くらい前にとよぬか山荘に泊まって、翌朝バスで1時間移動し、川沿いの道を歩き幌尻山荘に泊まり、翌日幌尻岳に登りました。渡渉は4~5回ありましたが、せいぜい膝上くらいの水量でした。
やっぱり、幌尻岳といえば、渡渉をしたいですね。しかし、雨のお陰で新冠コースでも、膝上の渡渉が楽しめました :D
このコースは私には厳しいと思い諦めました。
いえいえ、未舗装道路を歩くのがやたら長いだけで、誰でも行けますよ。
一か八かでとよぬか山荘コースを選びました。幌尻下山後、翌日雨模様だったので、その日幌尻を予定してた人は可哀そうだなと思いました。
そうなんですよね。北海道まで行って、登れないなんてなったら最悪です。
かなりの強行軍でしたね。渡渉も大変でしたね。
アイゼン・ピッケルまで持っていくとなるとアプローチにもう一日掛かりますね。
避難小屋の管理者からわざわざメールが来たので、言われるがままに、アイゼン・ピッケル・ヘルメットを持っていきましたよ。体力養成させてもらいました。
渡渉も水量が多いので長靴が必要ともいわれましたが、かさばるのでデカくて丈夫なビニール袋を2つ持っていきました。はっきり言って、長靴では渡れませんでした。

田中陽希にも負けないくらいのスゴイ健脚ですね。
陽希さんは、もっと長い距離を毎日歩いているので、本当にすごいです。
お風呂に入れなかったのは残念でした。体の臭いは気になりませんでしたか?
私は全く気になりませんが、隣の席の若い女性はどう思っていたことか。しかし、全然迷惑そうではなかったです。服装も一新して小奇麗でしたから。

宮指路さんは、百名山、もう制覇済みですか?また、どこかでお会いしましょう。  副館長
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