【江越国境】早春のスノーシュー散歩を楽しむ:宇津尾から上谷山往復
Posted: 2022年3月10日(木) 15:01
【 日 付 】2022年3月9日(水)
【メンバー】単独
【 天 候 】薄曇り
【 ルート】宇津尾休憩所 7:50 --- 7:58 八幡神社 --- 9:00 最初の送電鉄塔 --- 11:40 国境稜線 --- 12:33 上谷山 12:40 --- 12:50 昼食休憩 13:24 --- 15:53 八幡神社 --- 16:02 宇津尾休憩所
このところ上谷山のレポが山猫さんとおどさんの二人から相次いでやぶ板にアップされた。もう少し鈴鹿でもいいかと思っていたのだが,こんなレポが上がってくるとそっちの方へ行きたくて体がウズウズしてくる。新しい相棒も来たことだし,高速道路デビューさせるのも悪くないだろう。行き先はやっぱり上谷山。お二人のような健脚は期待できないので,自分で行けるルートで行ってみよう。
ルートはおどさんが下山に使った送電鉄塔がある尾根の往復である。船ヶ洞山ルートも考えたが,私の足ではとても上谷山には届かないだろう。送電鉄塔のある尾根は一度下山に使ったことがあり,歩きやすい尾根であることがわかっている。 宇津尾の休憩所に車を止め,八幡神社から尾根に取り付く。神社の境内からすでに雪が繋がっているので,尾根に上がったところでスノーシューを履く。最初の鉄塔がある標高500mあたりまでは赤松とナラの混交林で,クロモジやアブラチャンなどの灌木がうるさい。人の足跡と思われる跡とシカの足跡が入り乱れている。
風もなく暖かいので,上着を脱いでアンダーだけになる。最初の鉄塔以降は緩やかに標高を上げながら国境稜線まで続いている。山スキーの古いトレースが残っているが,標高が上がるにつれてそのトレースも見えなくなった。先週末の雪でおどさんのトレースも含めてすべて消えたのだろう。降った新雪の分だけは沈み込むが,その下に硬い雪の層があってほとんど沈み込むことがない。いい感じだ。
進行方向の左後ろには越美国境の山々が白く見えている。昔,スノー衆で連れて行ってもらった三周ヶ岳や笹ヶ峰が綺麗に見えている。 標高が上がるにつれて,ブナ・ナラ混交林からブナが主体の林に変わってくる。それとともに灌木がなくなり,いい雰囲気だ。長い尾根なので上谷山まで行き着けるかどうかわからないが,仮に行けなくてもこんな極上の雪稜散歩を楽しむことができれば御の字だ。 左の方,遠くに上谷山のピークが見えてきた。これまでのペースから考えてあと2時間といったところだろうか。もう3時間ほども歩いている。標高900mを越えるとブナもなくなり,周囲は真っ白な雪原となる。1060m付近で国境稜線に出る。上谷山の頂はまだ彼方だが,標高差はわずかに100mだ。時刻はまだ12時前なので,たどり着けるだろう。 突然,今までにはなかった真新しいスノーシューのトレースが現れる。朝,宇津尾休憩所で出会った男性が,水道施設から上谷山に登ると言っていたので彼のものかもしれない。12時半に上谷山山頂に到着。太陽は薄雲に隠れているが,見晴らしは悪くない。スノーシューのトレースがひとつあるが,人影はない。東に三国山と左千方,北東に越美国境の山々,南に横山岳と向こうの方に金糞山の雄大な姿が見えている。西には江越国境稜線が緩やかに下りている。この国境稜線を見れば,歩いてみたいと誰もが思うだろう。 頂上は意外に風があり,じっとしていると体が冷えてくるので,少し下って風除けのところで昼食休憩を取ることにする。10分ほど下り,適当な窪地で昼食にする。ここは前回も昼食休憩に使ったところだった。窪地に腰を下ろすと驚くほど暖かい。
帰りも長いのでそうそうゆっくりしているわけにもいかない。それでも帰りは登りに比べると天国だ。周りの景色を見ながらルンルン気分で下っていく。上谷山,そして越美国境の山々,今日も素敵な姿を見せてくれてありがとう。国境稜線を下って振り返ると上谷山はもうずっと彼方になっていた。「あんなところまで登ったんだねえ」。 帰りは自分のトレースを単純にたどるだけなので,気が楽だ。たとえ暗くなったとしても道に迷うことはないだろう。灌木の間を縫って,ひたすら下るともう八幡神社の真上だった。神社の神様に無事下山のお礼を言って今日の山行を終えた。これまで50年間,記録に残っているだけでも回数にして約1000回の山行を行い,一度の遭難も怪我もなく過ごすことができた。山の女神様の思し召しだと思っている。
【メンバー】単独
【 天 候 】薄曇り
【 ルート】宇津尾休憩所 7:50 --- 7:58 八幡神社 --- 9:00 最初の送電鉄塔 --- 11:40 国境稜線 --- 12:33 上谷山 12:40 --- 12:50 昼食休憩 13:24 --- 15:53 八幡神社 --- 16:02 宇津尾休憩所
このところ上谷山のレポが山猫さんとおどさんの二人から相次いでやぶ板にアップされた。もう少し鈴鹿でもいいかと思っていたのだが,こんなレポが上がってくるとそっちの方へ行きたくて体がウズウズしてくる。新しい相棒も来たことだし,高速道路デビューさせるのも悪くないだろう。行き先はやっぱり上谷山。お二人のような健脚は期待できないので,自分で行けるルートで行ってみよう。
ルートはおどさんが下山に使った送電鉄塔がある尾根の往復である。船ヶ洞山ルートも考えたが,私の足ではとても上谷山には届かないだろう。送電鉄塔のある尾根は一度下山に使ったことがあり,歩きやすい尾根であることがわかっている。 宇津尾の休憩所に車を止め,八幡神社から尾根に取り付く。神社の境内からすでに雪が繋がっているので,尾根に上がったところでスノーシューを履く。最初の鉄塔がある標高500mあたりまでは赤松とナラの混交林で,クロモジやアブラチャンなどの灌木がうるさい。人の足跡と思われる跡とシカの足跡が入り乱れている。
風もなく暖かいので,上着を脱いでアンダーだけになる。最初の鉄塔以降は緩やかに標高を上げながら国境稜線まで続いている。山スキーの古いトレースが残っているが,標高が上がるにつれてそのトレースも見えなくなった。先週末の雪でおどさんのトレースも含めてすべて消えたのだろう。降った新雪の分だけは沈み込むが,その下に硬い雪の層があってほとんど沈み込むことがない。いい感じだ。
進行方向の左後ろには越美国境の山々が白く見えている。昔,スノー衆で連れて行ってもらった三周ヶ岳や笹ヶ峰が綺麗に見えている。 標高が上がるにつれて,ブナ・ナラ混交林からブナが主体の林に変わってくる。それとともに灌木がなくなり,いい雰囲気だ。長い尾根なので上谷山まで行き着けるかどうかわからないが,仮に行けなくてもこんな極上の雪稜散歩を楽しむことができれば御の字だ。 左の方,遠くに上谷山のピークが見えてきた。これまでのペースから考えてあと2時間といったところだろうか。もう3時間ほども歩いている。標高900mを越えるとブナもなくなり,周囲は真っ白な雪原となる。1060m付近で国境稜線に出る。上谷山の頂はまだ彼方だが,標高差はわずかに100mだ。時刻はまだ12時前なので,たどり着けるだろう。 突然,今までにはなかった真新しいスノーシューのトレースが現れる。朝,宇津尾休憩所で出会った男性が,水道施設から上谷山に登ると言っていたので彼のものかもしれない。12時半に上谷山山頂に到着。太陽は薄雲に隠れているが,見晴らしは悪くない。スノーシューのトレースがひとつあるが,人影はない。東に三国山と左千方,北東に越美国境の山々,南に横山岳と向こうの方に金糞山の雄大な姿が見えている。西には江越国境稜線が緩やかに下りている。この国境稜線を見れば,歩いてみたいと誰もが思うだろう。 頂上は意外に風があり,じっとしていると体が冷えてくるので,少し下って風除けのところで昼食休憩を取ることにする。10分ほど下り,適当な窪地で昼食にする。ここは前回も昼食休憩に使ったところだった。窪地に腰を下ろすと驚くほど暖かい。
帰りも長いのでそうそうゆっくりしているわけにもいかない。それでも帰りは登りに比べると天国だ。周りの景色を見ながらルンルン気分で下っていく。上谷山,そして越美国境の山々,今日も素敵な姿を見せてくれてありがとう。国境稜線を下って振り返ると上谷山はもうずっと彼方になっていた。「あんなところまで登ったんだねえ」。 帰りは自分のトレースを単純にたどるだけなので,気が楽だ。たとえ暗くなったとしても道に迷うことはないだろう。灌木の間を縫って,ひたすら下るともう八幡神社の真上だった。神社の神様に無事下山のお礼を言って今日の山行を終えた。これまで50年間,記録に残っているだけでも回数にして約1000回の山行を行い,一度の遭難も怪我もなく過ごすことができた。山の女神様の思し召しだと思っている。
ほんまにねえ~(^_-) 罪なもんです。こうしてマインドコントロールされて、人は山へ山へと誘われて行くんでしょうねえ…。