【京都北山】
「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
【山域】京都北山・雲取山周辺
【山行日】2022年2月5日(土)
【天候】曇り時々晴れ時々吹雪
【メンバー】平、青鳩
【ルート】
花背峠7:40、天狗杉、旧花背峠、寺山、寺山峠10:30、凌雪荘、ハタカリ峠、りょうぶの小屋、雲取峠11:45、雲取山北峰、雲取山、二ノ谷、立命館大ワンゲル小屋13:05、一ノ谷出合、寺山峠と寺山の間の稜線に出てランチ14;30~15:00、寺山、旧花背峠、天狗杉、花背峠17:00
お正月に中河内に行って以来、イマイチ満ち足りた山行がなかった。
いちばん乗りはしたけどピークは前日の足跡だらけ(蛇谷ケ峰)とか、
ラッセルが大変過ぎて途中敗退(甲津畑よりイブネ敗退杉峠直下まで)とか、
湖北に行く気満々だったのに大幅寝坊して雪なし半日だけ(堂山アドベンチャー)とか、
早く帰らなければならない日で途中で下山したら当てにしていたバスがなくなっていた(寺山尾根)とか。
なので今週は、満ち足りたい。
しかし、大荒れ模様。
さて、どうするか、もう一回寺山尾根だ!ここしかない。
ここならそんなに吹雪かない、と思う。
寺山尾根を歩いて、ワンゲル小屋を巡って、雲取山から二ノ谷を下ろう!
京都市内は一日晴れ予報。山の上は違うだろうが、湖北やマキノほど荒れることはないだろう。
そしてきっと夜半からの程よい積雪があるだろう、と思う。
今日はドアツードア。すぐにスノーシュー履いてスタート。
斜面から木の枝につかまりもって、国道に分断された尾根の末端に上がると、読みは当たった。
夜半に積もったばかりのフカフカの新雪と雑木の森が待っていた。
さっきまで車の中で行くか行くまいかグズグズしていたのが嘘のようだ。
こんな雪だったらきっと雲取山まで行ってここまで帰って来れる。
少し進むと夏道からのおそらく一週間前と思われる一筋のトレースがあった。
倒木地帯は、このトレースのお陰で楽に通過することができた。
天狗杉近くの開けた丘からは京都の市街がもやもやしながらも明るかった。
旧の花背峠付近は、植林に被い尽くされているが、祠は眺めているだけでも妙にじんわりしてきて、
手を合わせて、寺山への尾根に乗った。(この尾根はたぶん左京区と右京区の境界線)
ん、さっきよりもさらに消えかかったトレースがある。これって、もしかして二週間前の私たちのトレース?まさか?
でもおんなじようにここを乗り越えて、こんな風に歩いて行った。
こんなところに来るのは私たちだけかと何か可笑しくも嬉しくなってきた。
空は、おおむねネズミ色。時おり雲が流れて青空が顔を出したと思ったら、
粒子の小さな粉雪が舞う。寒いと思って、たくさん着込んだけれど、風はそんなに気にはならない。
林道が尾根のすぐ横につけられていて、時々尾根と交差する。「どっち行く?」「尾根に決まってるよ!」
広くて高低差の少ない尾根は、雑木の自然林で、時々ブナの木もいる。
尾根の西側はぜんぜん知らない世界だけど、東側は、時おり枝越しに見え隠れする別所の集落がなかなかすてきな雰囲気だ。
そして、雪は積もったばかりのクリームのような粉雪。
こんなに上等な雪に出会えるなんて、なんてラッキーなんだろう。
西側から上がってくる谷の源流にうっとりしたり、
尾根の広がりに現れたプチ雪原を前に佇んだり、
小さな丘をかけ降りたり、
最後植林の丘だけは、ちゃっかり林道歩いて寺山峠にたどり着いた。
ここからは誰かのトレースがあると思っていた。
いくら頑張っても、花背高原のバス停から上がってくる人たちには勝てない。
でも雲取山から二ノ谷下りは、きっとまたノートレースを楽しめるだろう。
そう思って、ツボ足のトレースを辿って行った。しばらくは左は植林、右は雑木のやや鬱蒼とした樹林帯だ。
ここも倒木地帯があり、先行者のトレースのお陰で右往左往しなくて済んだ。
いつの間にかトレースはワカンに変わっていた。
寺山峠とハタカリ峠のちょうど中間地点くらいのコルで先行者に追いついた。
やはり花背高原バス停から来られたそうだ。帰りはと尋ねると、
「三ノ谷か二ノ谷を下って貴船まで。(花背高原は)2時台のバスがなくなっちゃったからね。」
そうなのだ。知らない間に2時台のバスはなくなっていた。
二週間前、寺山峠から下ってきて時刻表を見たときの衝撃と言ったら。
ラッキーなことにここからは先行させてもらえそうだ。
私たちがいくら遅いと言っても、ワカンよりは多少は早い。
幸運に感謝しつつ、誰も踏んでいないフカフカの雪を蹴って夢中になって進む。
この幸福感、もう言葉には表せない。
ひと登りして左手の谷に目を向けると、粉雪舞う雪景色の中に三角屋根の建物がひっそりと建っていた。
一つ目のこの美しい小屋は、京産大のワンゲル小屋「凌雪荘」。
尾根を外して小屋の建っている谷の源流部に下りていく。洒落た避暑地に建っている別荘のような洗練された雰囲気がある。
谷と向かい合うテラスがなんともすてきだった。ぽかぽか陽気の日は、ここでランチしたらいいだろうなと思いながら、
小屋の横を通ってコルに上がる。小屋のある南の谷の源流部は粉雪が舞いながらも薄日が射していたのに、
コルに上がったとたん北からの風雪が吹きつけてきた。
けれど、たっぷりの雪に埋もれた美しい疎林の北の谷を目にすると疲れも寒さも吹き飛んでしまうのだった。
ハタカリ峠の道標は、すっかり雪に埋もれていて、この風雪では大布施寄りにある展望地からの遠望は望めそうになく、
あきらめて進む。
丘のような平坦なピークに登り返して、再び眼下の美しい疎林の北の谷を見下ろすと、
木立の中にぼおっと建物が見えた。「府立大の小屋だよ!」
尾根通しでなくて、斜面から小屋の横に下りて、それで谷から峠に上がって行こうよ。
「りょうぶの小屋」と名付けられた府立大のワンゲル小屋は、雲取峠の源頭から50mばかり下った場所に、
名前の通りりょうぶの木立に囲まれて佇んでいる。
この空に突き抜けていくような明るい開放感の中に、なんか寂しさがあって、
それが、飾り気のない清々しさを持った小屋の雰囲気と相まって、心を打つのだった。
うっとりと小屋を眺めて峠に上がる。谷をふりかえって写真を撮る。空は鉛色。
空の色を割り引いたとしても、雲取峠と「りょうぶの小屋」はすてきだった。
北峰に上がるかどうか、一瞬迷った。北峰のピークは晴れていればこそすばらしいけれど、
こんな空ではどうだろう。けれどすぐに思い直す。
こんなに雪がたっぷりあるのに北峰から雲取山とのあいだにある美しい谷間に降りなくてどうする。
誰もいない雪の谷間の縁を倒木を避けてカーブを描いて進む。
白っぽくもやもやとした空気の中、自分が物語の中にいるような錯覚にとらわれる。
気がついたら、現実的な山名板だらけの雲取山山頂に着いていた。
現実に戻ったら寒くてじっとしていられない。
ウサギの穴のようなところから、二ノ谷に降りていく。
再び物語の世界。二ノ谷も雪景色が美しい。そして谷間は風がない。
「ねぇねぇ、風ないし、きれいだから休もうよ。ここまで来たら、もう楽勝だよ。」と言うが、信じてもらえない。
「その下、滝があるんじゃないの?」
「へっ?」
人の記憶とは、なんと好都合にできているのだろう。
トラロープの高巻きのことなど、すっかり忘れていた。
雪に埋もれたトラロープを掘り出して、修行の時間に突入する。
過ぎてしまうと、これが楽しかったと記憶されてしまうから不思議だ。
ともあれ、無事に、三つ目の小屋に到着。すっかり雪に埋もれている。
ドラム缶の「二ノ谷湯」も半分雪の中だった。
さて、三つ目のこの小屋は、有名な立命のワンゲル小屋。
ここは、誰もいないのに、何やら賑やかな空気が漂っている。
どの小屋にも、たくさんの物語がぎっしりと詰まっていそうだった。
そして時々小屋から煙のように出て来て、辺りを彷徨っているかのようだった。
話が長くなってきたので、はしょります。
あとは、20回くらいもスノーシューで渡渉して、雪を踏み抜き水の中にはまったり、
登る谷を間違えて植林の急斜面を登ったり、なんとか寺山尾根の途中に合流(本当は861の尾根から合流したかった)。
ブナの木のたもとで遅いランチ休憩して、尾根を行ったり林道で楽したりして、
祠のある旧の花背峠から再び天狗杉に登り返す途中、眩しいくらい青空が広がってきて、
都の景色を眺め、めでたしめでたし、国道の花背峠に帰ってきて、望み通り満ち足りたのだった。
アオバ*ト
【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
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Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
こんにちは、アオバトさん。
花背峠7:40、天狗杉、旧花背峠、寺山、寺山峠10:30、凌雪荘、ハタカリ峠、りょうぶの小屋、雲取峠11:45、雲取山北峰、雲取山、二ノ谷、立命館大ワンゲル小屋13:05、一ノ谷出合、寺山峠と寺山の間の稜線に出てランチ14;30~15:00、寺山、旧花背峠、天狗杉、花背峠17:00
学生時代にこの辺りをうろつきましたが、まったく覚えてないなあ。
外国人の山小屋があったことぐらいしか・・
ここに行ったのは「二十歳の原点」の高野悦子が自殺する前に立命のワンゲルに入っていて、この小屋を利用していたからという
ミーハーな理由です。
私がワンダーフォーゲル部だった事もあります。
この歌を歌っていただろうな、高野悦子も。
https://www.youtube.com/watch?v=tbO9VBTIBKM
話は飛びますが、同姓同名の高野悦子さんがしていた神保町の「岩波ホール」閉じちゃいますね。
東京に行って時間のある時は、落語の寄席と岩波ホールは出向いていました。
いい映画を、世界中から発掘して上映する貴重な映画館だったのに。
惜しい事をしました。
全然レポにからんでいませんが・・すみません。
わりばし
花背峠7:40、天狗杉、旧花背峠、寺山、寺山峠10:30、凌雪荘、ハタカリ峠、りょうぶの小屋、雲取峠11:45、雲取山北峰、雲取山、二ノ谷、立命館大ワンゲル小屋13:05、一ノ谷出合、寺山峠と寺山の間の稜線に出てランチ14;30~15:00、寺山、旧花背峠、天狗杉、花背峠17:00
学生時代にこの辺りをうろつきましたが、まったく覚えてないなあ。
外国人の山小屋があったことぐらいしか・・
ここに行ったのは「二十歳の原点」の高野悦子が自殺する前に立命のワンゲルに入っていて、この小屋を利用していたからという
ミーハーな理由です。
私がワンダーフォーゲル部だった事もあります。
この歌を歌っていただろうな、高野悦子も。
https://www.youtube.com/watch?v=tbO9VBTIBKM
話は飛びますが、同姓同名の高野悦子さんがしていた神保町の「岩波ホール」閉じちゃいますね。
東京に行って時間のある時は、落語の寄席と岩波ホールは出向いていました。
いい映画を、世界中から発掘して上映する貴重な映画館だったのに。
惜しい事をしました。
全然レポにからんでいませんが・・すみません。
わりばし
Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
わりばしさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>学生時代にこの辺りをうろつきましたが、まったく覚えてないなあ。
外国人の山小屋があったことぐらいしか・・
ここに行ったのは「二十歳の原点」の高野悦子が自殺する前に立命のワンゲルに入っていて、
この小屋を利用していたからという
ミーハーな理由です。
私がワンダーフォーゲル部だった事もあります。
この歌を歌っていただろうな、高野悦子も。
オバチャンになってから、山を歩き始めた私にとって、
「ワンダーフォーゲル部」って、憧れの響きがあります。
「旅鳥」、とってもすてきな歌ですね!
>話は飛びますが、同姓同名の高野悦子さんがしていた神保町の「岩波ホール」閉じちゃいますね。
東京に行って時間のある時は、落語の寄席と岩波ホールは出向いていました。
いい映画を、世界中から発掘して上映する貴重な映画館だったのに。
惜しい事をしました。
全然レポにからんでいませんが・・すみません。
「二十歳の原点」の高野悦子さんのことを知ったのは、
北山のアシビ谷のレポにわりばしさんよりコメント頂いた時ですが、
最初に私の頭に浮かんだのは、岩波ホールの高野悦子さんでした。
映画をいちばんよく観ていたのは大学生の時でしたが、
大阪北浜の三越百貨店の最上階にあった映画館(三越劇場)にけっこう通ってました。
東京の岩波ホールで上映された映画があとから三越劇場に来てたように思います。
その後東京にも住んでいた時期があるので、岩波ホールでも何回か観ました。
本当にすばらしい映画たくさんやってましたね。
それにしても、こんなところで映画の話が飛び出すなんて!
アオバ*ト
コメントありがとうございます。
>学生時代にこの辺りをうろつきましたが、まったく覚えてないなあ。
外国人の山小屋があったことぐらいしか・・
ここに行ったのは「二十歳の原点」の高野悦子が自殺する前に立命のワンゲルに入っていて、
この小屋を利用していたからという
ミーハーな理由です。
私がワンダーフォーゲル部だった事もあります。
この歌を歌っていただろうな、高野悦子も。
オバチャンになってから、山を歩き始めた私にとって、
「ワンダーフォーゲル部」って、憧れの響きがあります。
「旅鳥」、とってもすてきな歌ですね!
>話は飛びますが、同姓同名の高野悦子さんがしていた神保町の「岩波ホール」閉じちゃいますね。
東京に行って時間のある時は、落語の寄席と岩波ホールは出向いていました。
いい映画を、世界中から発掘して上映する貴重な映画館だったのに。
惜しい事をしました。
全然レポにからんでいませんが・・すみません。
「二十歳の原点」の高野悦子さんのことを知ったのは、
北山のアシビ谷のレポにわりばしさんよりコメント頂いた時ですが、
最初に私の頭に浮かんだのは、岩波ホールの高野悦子さんでした。
映画をいちばんよく観ていたのは大学生の時でしたが、
大阪北浜の三越百貨店の最上階にあった映画館(三越劇場)にけっこう通ってました。
東京の岩波ホールで上映された映画があとから三越劇場に来てたように思います。
その後東京にも住んでいた時期があるので、岩波ホールでも何回か観ました。
本当にすばらしい映画たくさんやってましたね。
それにしても、こんなところで映画の話が飛び出すなんて!
アオバ*ト
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
- 連絡する:
Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
アオバ*トさん、こんばんは。
あまり吹雪いていないところに行って来ました。
なかなか良かったので、そのうちレポアップしようとは思うのですが、いつになるやら。
【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
さっそくのレポアップ。火が付いたらあっという間に燃え上がるアオバ*トさんです。
(「火をつける気は有る」と本人は言うのですが煙も出ない人がいますが)
【京都北山】「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
さっぱり知らない山域です。
大荒れ模様。ここならそんなに吹雪かない、と思う。
京都市内は一日晴れ予報。山の上は違うだろうが、湖北やマキノほど荒れることはないだろう。
状況がかんばしくなくても楽観的に行動を起こす姿勢がアオバ*トさんらしい。
国道に分断された尾根の末端に上がると、読みは当たった。
夜半に積もったばかりのフカフカの新雪と雑木の森が待っていた。
前日までの汚れをきれいに覆い隠してくれる化粧雪は嬉しいですね。
でもおんなじようにここを乗り越えて、こんな風に歩いて行った。
こんなところに来るのは私たちだけかと何か可笑しくも嬉しくなってきた。
世俗の垢にまみれていないコースを歩くのはほほが緩みます。
コルに上がったとたん北からの風雪が吹きつけてきた。
尾根通しでなくて、斜面から小屋の横に下りて、それで谷から峠に上がって行こうよ。
上り下りが気にならない人はうらやましい。
グーは「登りたくない病」がますます高じてきました。
北風の厳しい時は、稜線から2・3m風下に下りた所をトラバースしています。
都の景色を眺め、めでたしめでたし、国道の花背峠に帰ってきて、望み通り満ち足りたのだった。
寒気真っただ中の山歩きは谷巡りがいいですね。お見事!!!
ここでオハイのレス返をさせてください。
海岸の「網干場」はドコにあるのか、わからないのですが、
大きな分岐案内板が立っていました。
お店の「網干場」は、2回ほどお魚ランチ食べに行きました。
ちゃんと地元にお金を落としてきているのですね。ご立派!!
グー(伊勢山上住人)
Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
グーさん、こんにちは。
レス、ありがとうございます!
(さっぱりご存じない山域なのに)
>さっそくのレポアップ。火が付いたらあっという間に燃え上がるアオバ*トさんです。
(「火をつける気は有る」と本人は言うのですが煙も出ない人がいますが)
タイミングみたいなもの、ありますよね。
これを逃すと、何するのもイヤになっちゃいます。
(ん、ダレのことかな?なんとなくわかるけど。)
>さっぱり知らない山域です。
ナズナさんに教えてもらってください。
グーさんのキライな植林地帯も多いですが、
シブくていいところもあるんですよ。
>状況がかんばしくなくても楽観的に行動を起こす姿勢がアオバ*トさんらしい。
おもてに出るのは、上手くいったときだけです。
>世俗の垢にまみれていないコースを歩くのはほほが緩みます。
こんなところ、少なくなってきました。
ドコ行っても足跡だらけ。
>上り下りが気にならない人はうらやましい。
グーは「登りたくない病」がますます高じてきました。
北風の厳しい時は、稜線から2・3m風下に下りた所をトラバースしています。
トラバースが気にならない人はうらやましい!
>寒気真っただ中の山歩きは谷巡りがいいですね。
夏も冬も谷歩きは大好きですが、
グーさんやわりばしさんのように氷瀑巡りは
コワがりなので、見に行けなくて残念です。
>ここでオハイのレス返をさせてください。
海岸の「網干場」はドコにあるのか、わからないのですが、
大きな分岐案内板が立っていました。
ありがとうございます。
こんど、時間差攻撃で、貸し切り楽しんできます。
アオバ*ト
レス、ありがとうございます!
(さっぱりご存じない山域なのに)
>さっそくのレポアップ。火が付いたらあっという間に燃え上がるアオバ*トさんです。
(「火をつける気は有る」と本人は言うのですが煙も出ない人がいますが)
タイミングみたいなもの、ありますよね。
これを逃すと、何するのもイヤになっちゃいます。
(ん、ダレのことかな?なんとなくわかるけど。)
>さっぱり知らない山域です。
ナズナさんに教えてもらってください。
グーさんのキライな植林地帯も多いですが、
シブくていいところもあるんですよ。
>状況がかんばしくなくても楽観的に行動を起こす姿勢がアオバ*トさんらしい。
おもてに出るのは、上手くいったときだけです。
>世俗の垢にまみれていないコースを歩くのはほほが緩みます。
こんなところ、少なくなってきました。
ドコ行っても足跡だらけ。
>上り下りが気にならない人はうらやましい。
グーは「登りたくない病」がますます高じてきました。
北風の厳しい時は、稜線から2・3m風下に下りた所をトラバースしています。
トラバースが気にならない人はうらやましい!
>寒気真っただ中の山歩きは谷巡りがいいですね。
夏も冬も谷歩きは大好きですが、
グーさんやわりばしさんのように氷瀑巡りは
コワがりなので、見に行けなくて残念です。
>ここでオハイのレス返をさせてください。
海岸の「網干場」はドコにあるのか、わからないのですが、
大きな分岐案内板が立っていました。
ありがとうございます。
こんど、時間差攻撃で、貸し切り楽しんできます。
アオバ*ト
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
青鳩さん こんばんは
京都の北山に雪が降り積もった後では真っ先に訪れることを考える山・・・皆子山と雲取山です。
雲取山も東西南北いずれからもアプローチが可能であり、またルート取りによってかなり異なる表情を見せてくれるので、コースを変えては頻繁に訪れる山です。
青鳩さんが花背峠に向かわれた時、京都市内は晴れていませんでした?
その日の朝、まだ雪はさほど降り積もっていないだろうと見込んで百井峠から大見に向かおうとしたところ、百井峠を越えると天気は一変、かなりの雪が降っており、百井から大見に向かう道路は積雪していたので、早々に引き換えしてしまったのでした。何しろ我が家の新しい車はスタッドレスではなく、車にスノーモードというのがあるので、通常の車よりは雪に強いらしいのですが、百井峠が積雪してしまうと百井集落から脱出出来ないという事態に陥りかねないので・・・
翌日も雪でしたが貴船からアソガ谷を辿って天狗杉に参りました。貴船にはほとんど雪はなかったのでスノーシューを車に置いてツボ足で出かけたのですがが、旧花背峠のあたりにどれほどの雪があったかは青鳩さんの知る通りです。
旧花背峠から天狗杉までは前日のものと思われるスノーシューのトレースが続いており、そのお陰で楽になりました。一日違いで、残念でしたが、青鳩さん達のトレースだったようですね。その後、京見峠でトレースと訣れてツボ足による膝下ラッセルで芹生峠に周回することになりました。
>そうなのだ。知らない間に2時台のバスはなくなっていた。
二週間前、寺山峠から下ってきて時刻表を見たときの衝撃と言ったら。
それは大変!
京都バスても、別所からどうやって帰られたのでしょう? タクシーを呼ぶしか思いつきませんが。
京都バスは朽木への往復も土日の朝のみになりましたし、登山にはほとんど使えなくなってしまいましたね。
>林道が尾根のすぐ横につけられていて、時々尾根と交差する。「どっち行く?」「尾根に決まってるよ!」
ご存知かも知れませんが、この林道はつい最近に出来たものです。
数年前の台風で尾根の周辺は倒木で大変なことになり、その倒木の処理のために急遽、作られたようです。
雲取山の西側にも芹生に向かって南北に伸びる長い尾根があるのですが、こちらにも真新しい林道が尾根伝いに出来ています。
>西側から上がってくる谷の源流にうっとりしたり、
下は植林になるのですが、このあたりの源頭は実にいいですよね。
無雪期はイワヒメワラビによるグリーンのカーペットが広がっているかと思います。
>空の色を割り引いたとしても、雲取峠と「りょうぶの小屋」はすてきだった。
御意です。この峠の雪原の開放感、そしてハタカリ峠方面の小さなピークの景色がいいですよね。
西側からリョウブの小屋に上がる源頭も雰囲気が素晴らしいところです。
このあたりの雰囲気が雲取山をとりわけ魅力的なものにしているように思います。
>北峰に上がるかどうか、一瞬迷った。北峰のピークは晴れていればこそすばらしいけれど、
こんな空ではどうだろう。
晴れていると素晴らしい光景が広がりますが、雪の光景もそれはそれで魅力的だと思います。
標高点もない地味なところですが、北山の中でもとりわけ好きなピークなので、私は雲取山に来てこのピークに立ち寄らないことはないのです。
一昨年の12月、京都に待ちに待った雪が降った直後の光景です。
>こんなに雪がたっぷりあるのに北峰から雲取山とのあいだにある美しい谷間に降りなくてどうする。
>二ノ谷も雪景色が美しい。そして谷間は風がない。
私も雲取山を訪れる時にはいつも北峰との間のニノ谷の右俣の源頭を下降するのをroutineにしています。
>ともあれ、無事に、三つ目の小屋に到着。すっかり雪に埋もれている。
この小屋に下降するあたりの緩いV字谷も綺麗ですよね。
>どの小屋にも、たくさんの物語がぎっしりと詰まっていそうだった。
ついでに雲取山荘というのもありますね。
>なんとか寺山尾根の途中に合流(本当は861の尾根から合流したかった)
私はこの時の山行はp861は北斜面から取り付いたのですが、アセビとシャクナゲが密生する急斜面でとても大変で、家内は大変、不機嫌になってしまいました。p861のあたりも藪っぽくて面白くないところです。寺山尾根の手前は植林で歩きやすくはなりますが。
>眩しいくらい青空が広がってきて、
都の景色を眺め、めでたしめでたし、国道の花背峠に帰ってきて、望み通り満ち足りたのだった。
私も同日、京都市街に戻るとすっかり晴れておりました。
百井峠から大見に向かおうとするのではなく、私も花背峠から雲取山を目指せば良かったなぁ〜と青鳩さんのrepを拝読して後悔しました。
雲取山での充足した山行を堪能されたようで、こちらも嬉しくなりました。
京都の北山に雪が降り積もった後では真っ先に訪れることを考える山・・・皆子山と雲取山です。
雲取山も東西南北いずれからもアプローチが可能であり、またルート取りによってかなり異なる表情を見せてくれるので、コースを変えては頻繁に訪れる山です。
青鳩さんが花背峠に向かわれた時、京都市内は晴れていませんでした?
その日の朝、まだ雪はさほど降り積もっていないだろうと見込んで百井峠から大見に向かおうとしたところ、百井峠を越えると天気は一変、かなりの雪が降っており、百井から大見に向かう道路は積雪していたので、早々に引き換えしてしまったのでした。何しろ我が家の新しい車はスタッドレスではなく、車にスノーモードというのがあるので、通常の車よりは雪に強いらしいのですが、百井峠が積雪してしまうと百井集落から脱出出来ないという事態に陥りかねないので・・・
翌日も雪でしたが貴船からアソガ谷を辿って天狗杉に参りました。貴船にはほとんど雪はなかったのでスノーシューを車に置いてツボ足で出かけたのですがが、旧花背峠のあたりにどれほどの雪があったかは青鳩さんの知る通りです。
旧花背峠から天狗杉までは前日のものと思われるスノーシューのトレースが続いており、そのお陰で楽になりました。一日違いで、残念でしたが、青鳩さん達のトレースだったようですね。その後、京見峠でトレースと訣れてツボ足による膝下ラッセルで芹生峠に周回することになりました。
>そうなのだ。知らない間に2時台のバスはなくなっていた。
二週間前、寺山峠から下ってきて時刻表を見たときの衝撃と言ったら。
それは大変!
京都バスても、別所からどうやって帰られたのでしょう? タクシーを呼ぶしか思いつきませんが。
京都バスは朽木への往復も土日の朝のみになりましたし、登山にはほとんど使えなくなってしまいましたね。
>林道が尾根のすぐ横につけられていて、時々尾根と交差する。「どっち行く?」「尾根に決まってるよ!」
ご存知かも知れませんが、この林道はつい最近に出来たものです。
数年前の台風で尾根の周辺は倒木で大変なことになり、その倒木の処理のために急遽、作られたようです。
雲取山の西側にも芹生に向かって南北に伸びる長い尾根があるのですが、こちらにも真新しい林道が尾根伝いに出来ています。
>西側から上がってくる谷の源流にうっとりしたり、
下は植林になるのですが、このあたりの源頭は実にいいですよね。
無雪期はイワヒメワラビによるグリーンのカーペットが広がっているかと思います。
>空の色を割り引いたとしても、雲取峠と「りょうぶの小屋」はすてきだった。
御意です。この峠の雪原の開放感、そしてハタカリ峠方面の小さなピークの景色がいいですよね。
西側からリョウブの小屋に上がる源頭も雰囲気が素晴らしいところです。
このあたりの雰囲気が雲取山をとりわけ魅力的なものにしているように思います。
>北峰に上がるかどうか、一瞬迷った。北峰のピークは晴れていればこそすばらしいけれど、
こんな空ではどうだろう。
晴れていると素晴らしい光景が広がりますが、雪の光景もそれはそれで魅力的だと思います。
標高点もない地味なところですが、北山の中でもとりわけ好きなピークなので、私は雲取山に来てこのピークに立ち寄らないことはないのです。
一昨年の12月、京都に待ちに待った雪が降った直後の光景です。
>こんなに雪がたっぷりあるのに北峰から雲取山とのあいだにある美しい谷間に降りなくてどうする。
>二ノ谷も雪景色が美しい。そして谷間は風がない。
私も雲取山を訪れる時にはいつも北峰との間のニノ谷の右俣の源頭を下降するのをroutineにしています。
>ともあれ、無事に、三つ目の小屋に到着。すっかり雪に埋もれている。
この小屋に下降するあたりの緩いV字谷も綺麗ですよね。
>どの小屋にも、たくさんの物語がぎっしりと詰まっていそうだった。
ついでに雲取山荘というのもありますね。
>なんとか寺山尾根の途中に合流(本当は861の尾根から合流したかった)
私はこの時の山行はp861は北斜面から取り付いたのですが、アセビとシャクナゲが密生する急斜面でとても大変で、家内は大変、不機嫌になってしまいました。p861のあたりも藪っぽくて面白くないところです。寺山尾根の手前は植林で歩きやすくはなりますが。
>眩しいくらい青空が広がってきて、
都の景色を眺め、めでたしめでたし、国道の花背峠に帰ってきて、望み通り満ち足りたのだった。
私も同日、京都市街に戻るとすっかり晴れておりました。
百井峠から大見に向かおうとするのではなく、私も花背峠から雲取山を目指せば良かったなぁ〜と青鳩さんのrepを拝読して後悔しました。
雲取山での充足した山行を堪能されたようで、こちらも嬉しくなりました。
山猫
Re: 【京都北山】 「雪の雲取山ワンゲル小屋巡り」花背峠~寺山尾根~雲取山~二ノ谷~花背峠
山猫さん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
>京都の北山に雪が降り積もった後では真っ先に訪れることを考える山・・・皆子山と雲取山です。
雪の皆子山西尾根もパラダイスですよね!
>雲取山も東西南北いずれからもアプローチが可能であり、またルート取りによってかなり異なる表情を見せてくれるので、
コースを変えては頻繁に訪れる山です。
雲取山、大布施からは登ったことなくて、いっぺん登りたいなと思っています。
「タカセ」というなかなかすてきなピークがあると聞きました。
>青鳩さんが花背峠に向かわれた時、京都市内は晴れていませんでした?
京都市内を通過中はまだ暗かったのですが、
この日、他所は大雪予報なのに、京都市内は一日晴れ予報でしたよね。
広河原や久多の山奥は雪かもしれないけど、花背なら大丈夫と思いました。
峠に着いた時は吹雪いていたんですけどね。すぐに収まりました。
>その日の朝、まだ雪はさほど降り積もっていないだろうと見込んで百井峠から大見に向かおうとしたところ、
百井峠を越えると天気は一変、かなりの雪が降っており、百井から大見に向かう道路は積雪していたので、
早々に引き換えしてしまったのでした。何しろ我が家の新しい車はスタッドレスではなく、
車にスノーモードというのがあるので、通常の車よりは雪に強いらしいのですが、
百井峠が積雪してしまうと百井集落から脱出出来ないという事態に陥りかねないので・・・
なんと、山猫さんは、早朝雪が降りつつある中を、百井の道をスタッドレスタイヤでない車で往復されたんですね。
おそろしや~。私は大津側から入るときは、百井の道は近道なんですが、
夏でも通りたくないので、大回りしてます。この日は京都市街から入りました。
山猫さんは百井の道、慣れっこなんですね。
>翌日も雪でしたが貴船からアソガ谷を辿って天狗杉に参りました。
貴船にはほとんど雪はなかったのでスノーシューを車に置いてツボ足で出かけたのですがが、
旧花背峠のあたりにどれほどの雪があったかは青鳩さんの知る通りです。
旧花背峠から天狗杉までは前日のものと思われるスノーシューのトレースが続いており、そのお陰で楽になりました。
一日違いで、残念でしたが、青鳩さん達のトレースだったようですね。
その後、京見峠でトレースと訣れてツボ足による膝下ラッセルで芹生峠に周回することになりました。
そうなんですね!
またもやニアミス。
天狗杉~旧花背峠は、すでに一週間前のトレースがありました。
>それは大変!
京都バスても、別所からどうやって帰られたのでしょう? タクシーを呼ぶしか思いつきませんが。
京都バスは朽木への往復も土日の朝のみになりましたし、登山にはほとんど使えなくなってしまいましたね。
二週間前(1/23)も、車は花背峠に置いてあり、別所からそんなに距離があるわけではないですが、
この日は、除雪車が絶賛除雪中で、道のはしっこを歩いていても道幅いっぱいに迫って来て、
雪と一緒に掬われてしまいそうでした。
>ご存知かも知れませんが、この林道はつい最近に出来たものです。
数年前の台風で尾根の周辺は倒木で大変なことになり、その倒木の処理のために急遽、作られたようです。
なるほど、倒木搬出のための林道だったんですね。
寺山峠のすぐ南には新しく索道ができていて驚きました。こちらは単に伐採のためなのか。
>この峠(雲取峠)の雪原の開放感、そしてハタカリ峠方面の小さなピークの景色がいいですよね。
西側からリョウブの小屋に上がる源頭も雰囲気が素晴らしいところです。
このあたりの雰囲気が雲取山をとりわけ魅力的なものにしているように思います。
はい、本当に。
雲取山を取り巻くぐるりの雰囲気は、小さな物語の世界のようなすばらしさです。
りょうぶの白い花が咲き乱れる頃もすてきでしょうね。
>晴れていると素晴らしい光景が広がりますが、雪の光景もそれはそれで魅力的だと思います。(雲取山北峰)
標高点もない地味なところですが、北山の中でもとりわけ好きなピークなので、
私は雲取山に来てこのピークに立ち寄らないことはないのです。
そうですね。雲取山北峰とてもすてきなピークです。山猫さんの写真も、とても美しいです。
こんなにも霧氷の降りた日は、格別でしょうね。
このピーク、山桜の頃もいいですよね。
>私も雲取山を訪れる時にはいつも北峰との間のニノ谷の右俣の源頭を下降するのをroutineにしています。
北峰から見下ろして、さぁどんなふうに降りて、どんなふうに歩いて行こうかワクワクしました。
>この小屋に下降するあたりの緩いV字谷も綺麗ですよね。
立命のワンゲル小屋が見えて、V字の谷が終わってしまうのが、いつも名残惜しいです。
二ノ谷はあっという間に終わっちゃう。
>雲取山荘というのもありますね。
この小屋は見に行っていないのですが、この小屋もすてきな雰囲気ですねぇ。
>私も同日、京都市街に戻るとすっかり晴れておりました。
百井峠から大見に向かおうとするのではなく、私も花背峠から雲取山を目指せば良かったなぁ〜と青鳩さんのrepを拝読して後悔しました。
雲取山での充足した山行を堪能されたようで、こちらも嬉しくなりました。
たくさんの美しい写真を添えて、まるで私の舌足らずレポを補って下さったようで、ありがとうございます。
ニアミスでしたが、ご一緒できたような気分になりました。
青鳩
コメント、ありがとうございます。
>京都の北山に雪が降り積もった後では真っ先に訪れることを考える山・・・皆子山と雲取山です。
雪の皆子山西尾根もパラダイスですよね!
>雲取山も東西南北いずれからもアプローチが可能であり、またルート取りによってかなり異なる表情を見せてくれるので、
コースを変えては頻繁に訪れる山です。
雲取山、大布施からは登ったことなくて、いっぺん登りたいなと思っています。
「タカセ」というなかなかすてきなピークがあると聞きました。
>青鳩さんが花背峠に向かわれた時、京都市内は晴れていませんでした?
京都市内を通過中はまだ暗かったのですが、
この日、他所は大雪予報なのに、京都市内は一日晴れ予報でしたよね。
広河原や久多の山奥は雪かもしれないけど、花背なら大丈夫と思いました。
峠に着いた時は吹雪いていたんですけどね。すぐに収まりました。
>その日の朝、まだ雪はさほど降り積もっていないだろうと見込んで百井峠から大見に向かおうとしたところ、
百井峠を越えると天気は一変、かなりの雪が降っており、百井から大見に向かう道路は積雪していたので、
早々に引き換えしてしまったのでした。何しろ我が家の新しい車はスタッドレスではなく、
車にスノーモードというのがあるので、通常の車よりは雪に強いらしいのですが、
百井峠が積雪してしまうと百井集落から脱出出来ないという事態に陥りかねないので・・・
なんと、山猫さんは、早朝雪が降りつつある中を、百井の道をスタッドレスタイヤでない車で往復されたんですね。
おそろしや~。私は大津側から入るときは、百井の道は近道なんですが、
夏でも通りたくないので、大回りしてます。この日は京都市街から入りました。
山猫さんは百井の道、慣れっこなんですね。
>翌日も雪でしたが貴船からアソガ谷を辿って天狗杉に参りました。
貴船にはほとんど雪はなかったのでスノーシューを車に置いてツボ足で出かけたのですがが、
旧花背峠のあたりにどれほどの雪があったかは青鳩さんの知る通りです。
旧花背峠から天狗杉までは前日のものと思われるスノーシューのトレースが続いており、そのお陰で楽になりました。
一日違いで、残念でしたが、青鳩さん達のトレースだったようですね。
その後、京見峠でトレースと訣れてツボ足による膝下ラッセルで芹生峠に周回することになりました。
そうなんですね!
またもやニアミス。
天狗杉~旧花背峠は、すでに一週間前のトレースがありました。
>それは大変!
京都バスても、別所からどうやって帰られたのでしょう? タクシーを呼ぶしか思いつきませんが。
京都バスは朽木への往復も土日の朝のみになりましたし、登山にはほとんど使えなくなってしまいましたね。
二週間前(1/23)も、車は花背峠に置いてあり、別所からそんなに距離があるわけではないですが、
この日は、除雪車が絶賛除雪中で、道のはしっこを歩いていても道幅いっぱいに迫って来て、
雪と一緒に掬われてしまいそうでした。
>ご存知かも知れませんが、この林道はつい最近に出来たものです。
数年前の台風で尾根の周辺は倒木で大変なことになり、その倒木の処理のために急遽、作られたようです。
なるほど、倒木搬出のための林道だったんですね。
寺山峠のすぐ南には新しく索道ができていて驚きました。こちらは単に伐採のためなのか。
>この峠(雲取峠)の雪原の開放感、そしてハタカリ峠方面の小さなピークの景色がいいですよね。
西側からリョウブの小屋に上がる源頭も雰囲気が素晴らしいところです。
このあたりの雰囲気が雲取山をとりわけ魅力的なものにしているように思います。
はい、本当に。
雲取山を取り巻くぐるりの雰囲気は、小さな物語の世界のようなすばらしさです。
りょうぶの白い花が咲き乱れる頃もすてきでしょうね。
>晴れていると素晴らしい光景が広がりますが、雪の光景もそれはそれで魅力的だと思います。(雲取山北峰)
標高点もない地味なところですが、北山の中でもとりわけ好きなピークなので、
私は雲取山に来てこのピークに立ち寄らないことはないのです。
そうですね。雲取山北峰とてもすてきなピークです。山猫さんの写真も、とても美しいです。
こんなにも霧氷の降りた日は、格別でしょうね。
このピーク、山桜の頃もいいですよね。
>私も雲取山を訪れる時にはいつも北峰との間のニノ谷の右俣の源頭を下降するのをroutineにしています。
北峰から見下ろして、さぁどんなふうに降りて、どんなふうに歩いて行こうかワクワクしました。
>この小屋に下降するあたりの緩いV字谷も綺麗ですよね。
立命のワンゲル小屋が見えて、V字の谷が終わってしまうのが、いつも名残惜しいです。
二ノ谷はあっという間に終わっちゃう。
>雲取山荘というのもありますね。
この小屋は見に行っていないのですが、この小屋もすてきな雰囲気ですねぇ。
>私も同日、京都市街に戻るとすっかり晴れておりました。
百井峠から大見に向かおうとするのではなく、私も花背峠から雲取山を目指せば良かったなぁ〜と青鳩さんのrepを拝読して後悔しました。
雲取山での充足した山行を堪能されたようで、こちらも嬉しくなりました。
たくさんの美しい写真を添えて、まるで私の舌足らずレポを補って下さったようで、ありがとうございます。
ニアミスでしたが、ご一緒できたような気分になりました。
青鳩