【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

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yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
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【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by yamaneko0922 »

【 日 付 】2021年10月30日(土曜日)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】山猫
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:56鳴野橋〜9:03カクレグラ〜10:03タイジョウ〜10:53イブネ10:54〜11:32小峠〜鈴鹿の上高地(オフ会会場)14時過ぎ〜14:33コクイ谷出合〜15:38杉峠〜16:31林道終点(鉄橋)〜17:05鳴野橋

コロナ禍による緊急事態宣言も解除され、久しぶりのやぶこぎネットのオフ会の日となる。ハムストリング付着部炎を患った左脚の調子は先日の安倍奥での山行からするとかなり回復しつつあるように思われる。

この日は家内が車を使う予定があるので、公共交通機関を使ってアプローチすることを考える。最も早いのは八日市からタクシーで甲津畑に向かう方法だろう。甲津畑からはかねがねカクレグラからタイジョウ・イブネに縦走してみたいと思っていたので、この機にこのルートを辿ることを計画する。

琵琶湖線に乗ると鈴鹿の山並みのシルエットが綺麗に暁の空に浮かび上がっている。まもなく稜線の上から朝陽が顔を出す。近江八幡駅で近江鉄道に乗ろうとすると駅員が「本日は一日乗り放題のチケットを販売しています」というので、500円硬貨一枚を渡してワンコインスマイル切符なるものを購入する。というらしい。近江鉄道の乗車促進を図るキャンペーンらしく12/12までの金土日祝日のみの限定販売らしい。

八日市の駅前には前日に予約していたタクシーが一台だけ停まっている。朝の7時なら予約しなくてもタクシーがいるだろうとは思っていたが、どうやら予約しておいて正解だったようだ。

鈴鹿の「山と高原地図」に記載されているカクレグラに向かう登山道の起点となる渋川沿いの釣り堀でタクシーを降りてしまうが、これは大きなミスだった。渋川の水量は少なく、対岸に渡渉のはさほど難しくはなさそうだ。しかし地図を確認すると計画のカクレグラに登ろうと考えていたのは鳴野橋で渋川を渡り、林道を先に進んだところから尾根に取り付くルートであったことに思い至る。

再び林道に上がり鳴野橋を目指して歩き出すと、次々と車が追い越してゆく。橋が近づくとその手前から多くの車が路駐している。紅葉の季節だからだろうか、これほど路駐は見た憶えがない。結局、鳴野橋に到着したのは8時前であり15分ほどロスした計算になる。

登山者たちが続々と岩ヶ谷林道に出発していくようだが、鳴野橋を渡るものはいない。渋川の右岸に渡って林道を進むと道路脇から冷たい清水が流れ出しているので、ペットボトルの水を入れ替える。

カクレグラに向かう尾根の末端はコンクリートで固められた擁壁の法面となっているが、その手前に梯子があり、法面を乗り越える。すぐに自然林の尾根が始まる。最初のうちこそ急登ではあるが、尾根は次第に傾斜が緩やかになる。

尾根の展望地から振り返ると対岸の祝ヶ岳の尾根の錦繍が朝陽に輝いているのが見える。尾根を登るにつれてシロモジが増えたからだろう、樹々の黄葉が華やかに感じられる。山頂直下の急登を登るとシロモジのトンネルの先に小さな山頂広場が目に入る。
カクレグラ.JPG

カクレグラの山頂から北に伸びる尾根を覗いてみるとこちらも快適にそうな樹林が続いている。山頂広場の東側にある松の樹に登ってみる。タイジョウとイブネが見えるが、かなり遠そうだ。そして意外とアップダウンがありそうだ。ここからイブネまで2時間以内を見込んでいたが、果たして計画が甘かったか。
カクレグラからの展望.JPG

山頂から南東に向かって尾根を進むと、朝陽の方向に進むことになる。まるで息づくかのように広くなったり細くなったりする尾根にはシロモジによる黄色の透過光に満ち溢れている。時折、橙色に色づくシロモジや楓が柔らかなアクセントをつける。

p962を過ぎて鞍部の手前では広い尾根は台地状の緩斜面となり、樹高の高い樹々の疎林が広がる。通り過ぎてしまうのが勿体無いように思うのだが、同様の思いをこの日は何度も憶えることになる。

鞍部を過ぎるとしばらくはやせ尾根が続く。タイジョウへの最後の登り、正面が嵓(くら)となっているので、右手から巻いて山頂に上がる。タイジョウからイブネに向かうと、ますます紅葉が華やかになっていくようだ。シャクナゲの藪のある小さなアップダウンを繰り返すと尾根の北側が大きく崩壊したガレ場に差し掛かる。
タイジョウ.JPG

崩壊地からは眼下に佐目子谷が大きく広がるが、その錦繍がなんとも見事だ。右手にはイブネから銚子ヶ口に向かって伸びる稜線が澄んだ秋空を切り取っている。
佐目子谷の錦秋2.JPG

このイブネからタイジョウにかけての稜線を前回歩いたのは3年前の晩秋、まだ小学5年生だった次男を伴っての山行であった。霜が降りたイブネの美しい苔を見せようと雨乞岳から周回してきたのだが、イブネの苔は前日に降った雪の下に埋もれ、展望はすべてガスの中。頭上に獣の咆哮のような荒々しい風鳴りの音を聞きながらタイジョウを目指したのだった。泣き言ひとつ云わず次男はよく歩いたものだと改めて思うのだった。その当時は健気であった次男も今はや登山には全く興味を示さない。

崩落地を越えたところから振り返ると歩いてきたカクレグラからタイジョウの錦繍の稜線のが目に入る。
錦秋の稜線.JPG

崩落地を越えるとすぐにも尾根は大きく広がり、紅葉の樹林が広がるなだらかな尾根となる。すぐに杉峠からイブネに向かう登山道と合流する。鳴野橋の駐車場の混雑状況から予想してはいたがイブネに向かって数多くの登山者が歩いている。

イブネの山頂でもこれまで見たことがないような多くの人だ。山頂を素通りして北峰からクラシ方面を眺めるとこちらも数多くの登山達で賑わっているのが遠目に見て取れる。2年前もここを通過して鈴鹿の上高地に向かったのだが、当時とはまるで人の多さが違う。

イブネの北峰から小峠に向かって東に伸びる尾根を進むとクラシの西側斜面の錦繍も素晴らしい。尾根は途端に静かな雰囲気となり、何となく安心する。最初は疎林の広がる雰囲気の良い二重尾根だが、やがて尾根の急下降が始まる。

右手に小さな谷が現れたところで谷の左岸を下る薄い踏み跡があるにはあるが、これまで何度も通っているコースだが、この谷沿いを降りた覚えはない。二度ほど登り降りを繰り返してみるが、確かに踏み跡に沿って樹にテープが巻かれてはいる。

やはりルートがおかしいと思ってGPSで確認すると本来の登山道は左手の尾根を下降していくようだ。慎重に急斜面をトラバースし、尾根に合流したところで尾根上に明瞭な登山道が現れた。

順調に小峠にたどり着き、神崎川に向かって下降してゆくと数組の登山者達とすれ違う。神崎川の畔に降り立ち、対岸に渡渉して北上すると見覚えのある広地にリースのような円陣が目に入る。

てっきり始まっているかと思ったが、なんとか山日和さんの開始の挨拶に間に合ったようだ。いつしか空には雲が広がってすっかり曇り空になってしまったようだが、山日和さんが話し始めると途端に雲から光がこぼれ落ちては林の中を黄金色に輝かせるのだった。
オフ会会場.JPG

今回はクロオさんからお誘いを受けたgreenriverさんにwinRiverさんが参加されておられるのが嬉しい。お二人の間に私の場所を空けて頂く。早速にもgreenriverさんが挽きたてのマンデリンのコーヒーを淹れて下さる。

いつも思うがこのオフ会においては驚くほと時間が過ぎるのが早い。カクレグラからイブネにまで要したのと同じ時間が瞬く間に過ぎてゆく。瞬く間に解散の時間が到来する。下山は甲津畑から杉峠を経て来られたSHIGEKIさんにご一緒させて頂くことをお願いする。

神崎川を上流に遡ってゆくと広々とした谷では色とりどりの紅葉が美しい。青碧色を帯びた淵に通りがかるととSHIGEKIさんはすかさず「あそこに二匹」。SHIGEKIさんが指差したあたりに目を凝らすと確かに水の中を泳ぐ魚の姿を追うことが出来る。
神崎川.JPG

杉峠に向かって登ってゆくと前方で休憩しておられる男性がおられる。矢問さんであった。同じく甲津畑から来られたというのでてっきり杉峠からかと思いきや雨乞岳から七人山を越えてこられたというから驚きだ。

杉峠が近づいき、鉱山跡の石垣が現れると、草木のない段丘にひと張りのテントがある。谷の右手では西陽を浴びた御在所岳が明るく輝いているのが目に入る。SHIGEKIさんには先に行って頂いて登山道のすぐ近くで湧き出ている水を汲む。すぐにも追いつけるかと思っていたが、SHIGEKIさんはなかなかの健脚で、杉峠まで追いつくことはできなった。

立ち枯れの大きな杉の樹が聳える杉峠が近づくとテン泊装備でイブネに向かう登山者が登ってゆく姿が目に入る。オフ会でも話が出たが、SHIGEKIさんが午前中に杉等に向かう千種街道ですれ違った登山者から聞いたところでは昨夜のイブネではテントが30張り近かったとのこと,
今夜は土曜日の夜なのでさらに多いことだろう。

SHIGEKIさんは岩ヶ谷林道の終点まで電動アシスト自転車で来られているので、杉峠からは私一人で先に行かせて頂くことにする。峠からしばらくの間は色ついた夕陽の生で紅葉の樹林が琥珀色に輝いて見える。この杉峠からの千種街道を下るのは久しぶりだが、旧街道の風格を感じさせる苔むしたナラの立ち枯れの大樹が立ち並ぶ様は見飽きることがない。
杉峠より.JPG

登山道が山の陰に入ると透過光はなくなるが紅葉のコントラストが増すようだ。林道終点の近くの小屋が近づくと山から水を引いているホースから水が噴き出しているので、再び水を汲み直す。

鉄橋の近くにはSHIGEKIさんのものと思われる電動自転車が杉の樹の根本にあった。岩ヶ谷林道を足早に歩くと、前方を軽快に歩く男性の姿が目に入る。見覚えがあるその後ろ姿はなんとokuさんであった。オフ会の会場からイブネを経由して来られたらしい・・・恐るべし。

イブネはやはりテント場と化しており、草地や苔の上にテントを張る人が多いようだ。オフ会においてもSHIGEKIさんが鋭くコメントされておられたがトイレは看過出来ない問題だろう。最近、私の知人がイブネの山頂近くで草で用を足そうとするとどう見ても人のものと思われる糞が二人分ほどあったとのこと。

鳴野橋の登山口まではokuさんと色々とお話をしていたお陰で非常に短く感じられた。林道の入口でokuさんとお別れするとまもなく電動アシスト自転車に乗ったSHIGEKIさんが帰還する。SHIGEKIさんの車に乗り込むと瞬く間に夜のとばりが降りてくるのだった。

久しぶりに紅葉の鈴鹿の中でやぶこぎネットの人達との再会を楽しんだ一日だった。また次回も無事開催されることを願いつつ、京都への帰路についた。
山猫 🐾
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矢問
記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
お住まい: 兵庫県
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Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by 矢問 »

山猫さん、こんにちは(^^)
ハムストリング付着部炎を患った左脚の調子は先日の安倍奥での山行からするとかなり回復しつつあるように思われる。
人には「まだ行くな」と厳しく言っても自分には「もう行けそう」と甘くなりますよね(^^;)
僕も17年前に胆嚢摘出術後に執刀医からは「腹腔鏡で傷は小さくても中はいらってるのでまだやめて」と言われたのに、
「行ける」と思いきや、なかなか苦しくて長男にザックを担いでもらいました。
http://www.komachans.com/hp3/higashitokonoo.htm
この日は家内が車を使う予定があるので、公共交通機関を使ってアプローチすることを考える。
公共交通機関利用でオフ会参加とは、すごいなぁ(^^)

橋が近づくとその手前から多くの車が路駐している。紅葉の季節だからだろうか、これほど路駐は見た憶えがない。結局、鳴野橋に到着したのは8時前であり15分ほどロスした計算になる。
僕が到着した5時40分は軽自動車が1台だけでした。出発したら黒いワゴン車が僕の車の後ろにとめたくらいで「空いてるなぁ」と
思ったのは、朝早かったからで実は違っていたのですね(^^;)。
このイブネからタイジョウにかけての稜線を前回歩いたのは3年前の晩秋、まだ小学5年生だった次男を伴っての山行であった。
我が家の長男も次男も小学校5年から中学3年までは、毎月の目の不自由な方たちの登山サークル「山ネット」の引率サポートに
僕や妻とともに山を登っていましたが、次男は中学までで山から遠のき、長男は大学院時代まで付き合ってくれましたが、今は
さそえば長男は来るくらいの頻度となりました。
2人は小学6年卒業までにまでに富士山、奥穂、北穂、の3000m級は登りたいというので行きましたが、長男はマイナス25度の上高地での
テント泊や鈴鹿の池ヶ谷から入道が岳への台風翌日のすごい水量と水圧の沢登り、残雪期の銀杏峯くらいしか記憶に残っていないようです(^^;)。
霜が降りたイブネの美しい苔を見せようと雨乞岳から周回してきたのだが、イブネの苔は前日に降った雪の下に埋もれ、展望はすべてガスの中。頭上に獣の咆哮のような荒々しい風鳴りの音を聞きながらタイジョウを目指したのだった。泣き言ひとつ云わず次男はよく歩いたものだと改めて思うのだった。その当時は健気であった次男も今はや登山には全く興味を示さない。
またいつか一緒に歩いてくれますって(^^) こんどは家ではしないような話しをゆっくりしながら。次男はなかなか自分の気持ちを
言わないのですが、山に行って歩いているときにはいろいろ打ち明けてくれました。山は普段閉ざしている心も解放してくれるようでした。
すぐに杉峠からイブネに向かう登山道と合流する。鳴野橋の駐車場の混雑状況から予想してはいたがイブネに向かって数多くの登山者が歩いている。
雨乞岳、東雨乞岳ですれちがった多くの人たちもイブネ方面にいくとのことでした。
「以前の静けさはない山域となったんだなぁ・・・」とちょっと残念でした(;_;)。
順調に小峠にたどり着き、神崎川に向かって下降してゆくと数組の登山者達とすれ違う。
小峠からの下りもなかなか急ですね(^^;)帰路に小峠ですれ違った男性はしばらく躊躇されて下っていかれました(^^;)
てっきり始まっているかと思ったが、なんとか山日和さんの開始の挨拶に間に合ったようだ。
初めてのお顔でハンドル名が全くわからずでした(^^;)9年もご無沙汰していましたので仕方ないですね。
早速にもgreenriverさんが挽きたてのマンデリンのコーヒーを淹れて下さる。
相棒(妻)と山に行くときはgreenriverさんがお持ちのミルの小さい型を持参しています。あの日もザックにいれていたら
相棒が「きっとバテてるだろうから、今日はドリップバッグの簡単なものにした方が良いと思うよ」と言われ
ザックからミルや豆を出しました(^^;)。時間的にも相棒の見立てが正しかったようです・・・。
いつも思うがこのオフ会においては驚くほと時間が過ぎるのが早い。
ですよね~。9年前の春のオフより1時間お開きが遅かったので、鳴野橋は17時半を覚悟しました(^^;)
杉峠に向かって登ってゆくと前方で休憩しておられる男性がおられる。矢問さんであった。
山に響いていたのはSHIGEKIさんの声だけで、独り言なら変だし、誰としゃべっているのだろう・・・待ってみようと思い待ってみました。
山猫さんは静かな声ですものね(^o^)
杉峠が近づいき、鉱山跡の石垣が現れると、草木のない段丘にひと張りのテントがある。
ということは、僕が通ったときは片付けて出た後だったのでしょうね。テント型に石がならんでましたから。
SHIGEKIさんには先に行って頂いて登山道のすぐ近くで湧き出ている水を汲む。
山猫さんが水くみしている姿までは見ていましたが、そのあとはゆっくりゆっくり山猫さんのハムストリングを意識した
登りってどういうものか観察していましたがよくわからずでした(^^;)またいつかご教授下さいm(_ _)m。
すぐにも追いつけるかと思っていたが、SHIGEKIさんはなかなかの健脚で、杉峠まで追いつくことはできなった。
そんなに急いでどこ行くの?って感じですね。もう帰るだけだし(^^)
立ち枯れの大きな杉の樹が聳える杉峠が近づくとテン泊装備でイブネに向かう登山者が登ってゆく姿が目に入る。
僕が杉峠で休憩していたときはもう誰もいない静かな峠となっていました。
やはり人がいない静かな空気に包まれる時間はいいものです(^^)
オフ会でも話が出たが、SHIGEKIさんが午前中に杉等に向かう千種街道ですれ違った登山者から聞いたところでは昨夜のイブネではテントが30張り近かったとのこと,
今夜は土曜日の夜なのでさらに多いことだろう。
本当に沢水なども多くの糞便と尿ですごく汚染が進行するでしょうね・・・。

鈴鹿の自然も鹿の食害だけでは亡く、芦生研究林と同じく訪れる人の多さで、いままでにない変化が訪れる気がします。

では、またどこかの山で会えることを楽しみにしています!
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by 山日和 »

yamanekoさん、こんにちは。

ハムストリング付着部炎を患った左脚の調子は先日の安倍奥での山行からするとかなり回復しつつあるように思われる。

ちょっと歩き過ぎじゃないですか~ :lol:

近江八幡駅で近江鉄道に乗ろうとすると駅員が「本日は一日乗り放題のチケットを販売しています」というので、500円硬貨一枚を渡してワンコインスマイル切符なるものを購入する。というらしい。近江鉄道の乗車促進を図るキャンペーンらしく12/12までの金土日祝日のみの限定販売らしい。

それを有効に使うために、やぶオフキャンセルしたりして。 :mrgreen:

鈴鹿の「山と高原地図」に記載されているカクレグラに向かう登山道の起点となる渋川沿いの釣り堀でタクシーを降りてしまうが、これは大きなミスだった。渋川の水量は少なく、対岸に渡渉のはさほど難しくはなさそうだ。しかし地図を確認すると計画のカクレグラに登ろうと考えていたのは鳴野橋で渋川を渡り、林道を先に進んだところから尾根に取り付くルートであったことに思い至る。

最近の昭文社地図にはカクレグラの登山道がちゃんと載ってるんですね。私はほとんど見ることがなくなってしまいました。
15年ぐらい前、タイジョウから縦走してきてここへ下りたことがあります。

再び林道に上がり鳴野橋を目指して歩き出すと、次々と車が追い越してゆく。橋が近づくとその手前から多くの車が路駐している。紅葉の季節だからだろうか、これほど路駐は見た憶えがない。

今やそんな状態なんですね。昔の鳴野橋なんて車の影はほとんどなかったのに。

タイジョウとイブネが見えるが、かなり遠そうだ。そして意外とアップダウンがありそうだ。ここからイブネまで2時間以内を見込んでいたが、果たして計画が甘かったか。


読み通りじゃないですか。アップダウンは小さいので、さほど消耗する尾根ではないでしょう。

まるで息づくかのように広くなったり細くなったりする尾根にはシロモジによる黄色の透過光に満ち溢れている。時折、橙色に色づくシロモジや楓が柔らかなアクセントをつける。

この時期の山からのプレゼントですね。 :D

タイジョウへの最後の登り、正面が嵓(くら)となっているので、右手から巻いて山頂に上がる。

ここは左側から上がっても地形が面白いですよ。上がったところはステキなコバになっています。
あっ、ここから佐目子谷へ下った時に通りました?

崩壊地からは眼下に佐目子谷が大きく広がるが、その錦繍がなんとも見事だ。右手にはイブネから銚子ヶ口に向かって伸びる稜線が澄んだ秋空を切り取っている。

この季節にここを歩いたことがないんです、いいでしょうねえ。

このイブネからタイジョウにかけての稜線を前回歩いたのは3年前の晩秋、まだ小学5年生だった次男を伴っての山行であった。

私の帯状疱疹レポと同じ頃だったですかね。 :mrgreen:

泣き言ひとつ云わず次男はよく歩いたものだと改めて思うのだった。その当時は健気であった次男も今はや登山には全く興味を示さない。

そんなもんですね。私の息子は中一までは一緒に歩いて、沢登りも2度ほど行きましたが、クラブが忙しくなってからは全然です。

イブネの山頂でもこれまで見たことがないような多くの人だ。山頂を素通りして北峰からクラシ方面を眺めるとこちらも数多くの登山達で賑わっているのが遠目に見て取れる。2年前もここを通過して鈴鹿の上高地に向かったのだが、当時とはまるで人の多さが違う。

最近のイブネはとんでもないことになってるんですねえ。かつては自分の庭みたいな場所だったんだけど足が遠のきそう。 :oops:

右手に小さな谷が現れたところで谷の左岸を下る薄い踏み跡があるにはあるが、これまで何度も通っているコースだが、この谷沿いを降りた覚えはない。二度ほど登り降りを繰り返してみるが、確かに踏み跡に沿って樹にテープが巻かれてはいる。

これを下ると高昌鉱山跡の方へ行くのでは?テープはどこへ導くか保証してくれませんよね。

てっきり始まっているかと思ったが、なんとか山日和さんの開始の挨拶に間に合ったようだ。いつしか空には雲が広がってすっかり曇り空になってしまったようだが、山日和さんが話し始めると途端に雲から光がこぼれ落ちては林の中を黄金色に輝かせるのだった。

yamanekoさんが来るのを待ってたんですよ。 :lol:
私の説法は天気も変えてしまいます。 :mrgreen:

杉峠に向かって登ってゆくと前方で休憩しておられる男性がおられる。矢問さんであった。同じく甲津畑から来られたというのでてっきり杉峠からかと思いきや雨乞岳から七人山を越えてこられたというから驚きだ。

カクレグラからイブネを越えて来るのも十分驚きだと思いますけど。 :mrgreen:

オフ会でも話が出たが、SHIGEKIさんが午前中に杉等に向かう千種街道ですれ違った登山者から聞いたところでは昨夜のイブネではテントが30張り近かったとのこと,
今夜は土曜日の夜なのでさらに多いことだろう。


私は20張りと聞いたのでびっくりして聞き直したら、10張り以上に修正されました。
yamanekoさんには30張りになってたんですね。SHIGEKIさんの「盛り」にはご注意を。 :mrgreen:

見覚えがあるその後ろ姿はなんとokuさんであった。オフ会の会場からイブネを経由して来られたらしい・・・恐るべし。

まあ、いい勝負でしょう~。 :lol:

イブネはやはりテント場と化しており、草地や苔の上にテントを張る人が多いようだ。オフ会においてもSHIGEKIさんが鋭くコメントされておられたがトイレは看過出来ない問題だろう。最近、私の知人がイブネの山頂近くで草で用を足そうとするとどう見ても人のものと思われる糞が二人分ほどあったとのこと。

これは大きな問題ですよね。雑誌等でテン泊適地として持ち上げ過ぎて、完全にオーバーユースになってるのではないでしょうか。
そのうち糞尿でイブネの標高が高くなるかも。

久しぶりに紅葉の鈴鹿の中でやぶこぎネットの人達との再会を楽しんだ一日だった。また次回も無事開催されることを願いつつ、京都への帰路についた。

お疲れ様でした。コロナがこのまま収束してくれるといいですね。

                     山日和
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by yamaneko0922 »

矢問さん ご丁寧にもコメントどうも有難うございます。
名古屋への出張とその前後に山行が続いていたこともあり、レス返が遅くなり、大変失礼いたしました。

初めて参加することが出来た前回のスノー衆では私がrep担だったのですが、その際にクロオさんからスノー衆の由来、その名付け親である矢問さんのことを教えて頂きました。オフ会ではお話させて頂く機会がありませんでしたが、その方に山中で再びお遭いしてお話させて頂く機会があるとは帰路での嬉しいサプライズでした。
なかなか苦しくて長男にザックを担いでもらいました。
以前の記録を拝見させて頂きました。17年前の長男さん、とても颯爽とした感じの頼もしい好青年ですね。

この東西床ノ尾山は是非、訪れてみたいと思っていたのですが、ますます登山意欲が掻き立てられるrepでした。
長男はマイナス25度の上高地でのテント泊や鈴鹿の池ヶ谷から入道が岳への台風翌日のすごい水量と水圧の沢登り、残雪期の銀杏峯くらいしか記憶に残っていないようです(^^;)
それは忘れたくても忘れられない・・・でしょう :D
次男はなかなか自分の気持ちを言わないのですが、山に行って歩いているときにはいろいろ打ち明けてくれました。山は普段閉ざしている心も解放してくれるようでした。
私も中学・高校時代と父親に対する反抗期が半端ではなかったと思うのですが、そういえば当時、父親との幾つかのの山行においてはそうだったことを思い出しました。妹もそうでした。振り返って見ると当時、「家族」ということを感じる極めて貴重な機会でした。
雨乞岳、東雨乞岳ですれちがった多くの人たちもイブネ方面にいくとのことでした。
「以前の静けさはない山域となったんだなぁ・・・」とちょっと残念でした(;_;)。
私は最近のイブネしか知らないのですが、それにしても今年の人気は異様なようです
初めてのお顔でハンドル名が全くわからずでした(^^;)9年もご無沙汰していましたので仕方ないですね。
私は2年前の春に初めてオフ会に参加したばかりの新参者ですので・・・
今回はおられませんでしたが、それまでの山行で(綿向山)で偶然にもご一緒させて頂いたことのあるbiwa爺さんが皆さんのお顔を教えて下さり、有り難かったです。
9年前の春のオフより1時間お開きが遅かったので
ということは9年前よりも参加者が多いということでしょうか?
盛況なのは嬉しいことです。
山に響いていたのはSHIGEKIさんの声だけで、独り言なら変だし、誰としゃべっているのだろう・・・
SHIGEKIさんの声はグーさんに勝らずとも劣らぬ、実によく通る声ですからね。

僕が通ったときは片付けて出た後だったのでしょうね
正確には鉱山跡の下の展望地です。矢問さんが通られるまで数分の時間差しかないと思いますよ :mrgreen:
僕が杉峠で休憩していたときはもう誰もいない静かな峠となっていました。
やはり人がいない静かな空気に包まれる時間はいいものです(^^)
御意です。
おそらく矢問さんが峠に到着された時間はそれほど時間は変わらないと思いますが・・・
琥珀色に色づいた夕陽と清澄な秋の空気に浸る悦びを感じますね。
本当に沢水なども多くの糞便と尿ですごく汚染が進行するでしょうね・・・。
鈴鹿の自然も鹿の食害だけでは亡く、芦生研究林と同じく訪れる人の多さで、いままでにない変化が訪れる気がします。
おそらくブームの背景はSNSとコロナ禍があるのでしょうね。
では、またどこかの山で会えることを楽しみにしています!
こちらこそです。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
山猫 🐾
oku
記事: 240
登録日時: 2011年3月07日(月) 22:52

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by oku »

yamanekoさん、こんばんは

先日はどうもです。
おかげ様で、帰りの林道あっという間でした。

>近江鉄道の乗車促進を図るキャンペーンらしく12/12までの金土日祝日のみの限定販売らしい。
県民限定の旅行キャンペーンなどもいろんなところでやっていますね。

>鈴鹿の「山と高原地図」に記載されているカクレグラに向かう登山道の起点となる
>渋川沿いの釣り堀でタクシーを降りてしまうが、これは大きなミスだった。
自分の持っている2004年版でも、このルートっぽいです。
送電線よりも西側からとりつくことになっています。

>橋が近づくとその手前から多くの車が路駐している。紅葉の季節だからだろうか、
>これほど路駐は見た憶えがない。
地図では「数台」ってあったので心配していたのですが、とりあえず路肩に止めることできました。

>登山者たちが続々と岩ヶ谷林道に出発していくようだが、鳴野橋を渡るものはいない。
カクレグラ経由も気になったのですが、知らない山域なので、まっすぐ杉峠目指しました。

>尾根を登るにつれてシロモジが増えたからだろう、樹々の黄葉が華やかに感じられる。
>山頂直下の急登を登るとシロモジのトンネルの先に小さな山頂広場が目に入る。
>山頂から南東に向かって尾根を進むと、朝陽の方向に進むことになる。
>まるで息づくかのように広くなったり細くなったりする尾根にはシロモジによる
>黄色の透過光に満ち溢れている。時折、橙色に色づくシロモジや楓が柔らかなアクセントをつける。
あっちの尾根道はもっときれいだろうなとか思いながら、千種街道歩いていました。

>イブネの山頂でもこれまで見たことがないような多くの人だ。山頂を素通りして
>北峰からクラシ方面を眺めるとこちらも数多くの登山達で賑わっているのが遠目に見て取れる。
>2年前もここを通過して鈴鹿の上高地に向かったのだが、当時とはまるで人の多さが違う。
お手軽に大展望ってことで行楽地のようになっているんですね。
2004年の地図ではクラシに「深いササ」「迷」ってあります。

>いつも思うがこのオフ会においては驚くほと時間が過ぎるのが早い。
>カクレグラからイブネにまで要したのと同じ時間が瞬く間に過ぎてゆく。
>瞬く間に解散の時間が到来する。
同感です。毎回ですが、オフ会もいいもんだって思います。

>立ち枯れの大きな杉の樹が聳える杉峠が近づくとテン泊装備でイブネに向かう登山者が
>登ってゆく姿が目に入る。オフ会でも話が出たが、SHIGEKIさんが午前中に杉等に向かう
>千種街道ですれ違った登山者から聞いたところでは昨夜のイブネではテントが30張り近かったとのこと,
>今夜は土曜日の夜なのでさらに多いことだろう。
テント泊する人の気持ちはとてもよくわかる、たまらなくいい場所だと思います。
ただ泊まるとしたらちょっとばかり定員てもの必要ですね。

>イブネはやはりテント場と化しており、草地や苔の上にテントを張る人が多いようだ。
ほんとにテントがたくさん並んでました。
楽しそうだなと思ったのですが、人数が増えすぎるとそれだけじゃ終わらなくなりますしね。
日帰りの人が増えるだけでしたら、鹿が警戒して食害減ってくれないかなぁとか無駄に妄想しています(笑)

>見覚えがあるその後ろ姿はなんとokuさんであった。
>鳴野橋の登山口まではokuさんと色々とお話をしていたお陰で非常に短く感じられた。
後ろから人来るなぁと思っていたら、声をかけていただいて、誰かと思ったらyamanekoさん。
おかげ様で、下りの林道も楽しく歩けました。ありがとうございました。


oku
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by yamaneko0922 »

山日和さん コメント有難うございます。

>ちょっと歩き過ぎじゃないですか~ :lol:

オフ会に行けるように脚のリハビリを努力してきたのですから :D

>それを有効に使うために、やぶオフキャンセルしたりして。 :mrgreen:

帰りはSHIGEKIさんに八日市まで送って頂いたので十分に有効活用出来ました。

>最近の昭文社地図にはカクレグラの登山道がちゃんと載ってるんですね。

そもそもこのルートはカクレグラに上がるルートの中ではマイナー・ルートのようです。
釣り堀の中を通らねばならず、しかも「関係者以外立ち入り禁止」の札があるので、釣り堀の営業時間内は事務所に断ってからでないと通過しにくいと思います。私の地図も数年前のもので最新のものは確認できてはいませんが、昭文社のような地図に載せるにはあまり相応しくないように思います。

>アップダウンは小さいので、さほど消耗する尾根ではないでしょう。

確かに実際にはなだらかで歩きやすい尾根なのですが、そのせいもあって見た目には遠く感じられますね。
一方、アップダウンの激しい尾根ではすぐ目の前に見えるのになかなか到達しない・・・ということがよくありますね。

>ここは左側から上がっても地形が面白いですよ。上がったところはステキなコバになっています。
あっ、ここから佐目子谷へ下った時に通りました?


いいえ、通ったことはないので、近々、再訪してみたいと思います。

>私の帯状疱疹レポと同じ頃だったですかね。 :mrgreen:

まさしく・・・です :D

ところで帯状疱疹といえば、コロナワクチン接種後にこれを発症するケースが秘かにとても多いのですが、ヤブメンの皆さんは大丈夫でしょうか?


>最近のイブネはとんでもないことになってるんですねえ。かつては自分の庭みたいな場所だったんだけど足が遠のきそう。 :oops:

okuさんのコメントにあると通り、まるでどこかの行楽地のようです。

>これを下ると高昌鉱山跡の方へ行くのでは?テープはどこへ導くか保証してくれませんよね。

テープがあるからにはどこかに通じているのかと思っていましたが・・・確かにそうですね。

>yamanekoさんが来るのを待ってたんですよ。 :lol:

有難うございます。 :D

>私の説法は天気も変えてしまいます。 :mrgreen:

キリストかお釈迦様のようですね・・・実際、お話を始めると背後の樹林が明るく輝いたのを皆さんもご覧になったと思います。


>私は20張りと聞いたのでびっくりして聞き直したら、10張り以上に修正されました。
yamanekoさんには30張りになってたんですね。SHIGEKIさんの「盛り」にはご注意を。 :mrgreen:


いえ、私が数を聞き間違えたのだと思います。
SHIGEKIさん 失礼いたしました。

>雑誌等でテン泊適地として持ち上げ過ぎて、完全にオーバーユースになってるのではないでしょうか。

まさしくそうでしょう。
それに加えて、コロナ禍でテン泊のブームに火がついたのもあって。


>コロナがこのまま収束してくれるといいですね。

来年度のオフ会が無事、開催されることを心より願っております。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2021年11月09日(火) 07:46 ], 累計 1 回
山猫 🐾
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by yamaneko0922 »

okuさん コメント有難うございます。
それから、こちらこそご一緒させて頂き、楽しいひと時でした。

>県民限定の旅行キャンペーンなどもいろんなところでやっていますね。

確かに・・・近江鉄道は観光客が乗るような鉄道ではないので、恩恵を被るのは東近江市の市民くらいかも :D

>お手軽に大展望ってことで行楽地のようになっているんですね。
2004年の地図ではクラシに「深いササ」「迷」ってあります。


帰りにokuさんにそのお話を聞きましたが、吃驚ですね。
でも数年後のイブネ・クラシのあたりがどうなっているか心配です :oops:

>日帰りの人が増えるだけでしたら、鹿が警戒して食害減ってくれないかなぁとか無駄に妄想しています(笑)

比良の蓬莱山では早朝はもの凄い数の鹿が笹を食んでいます。
きっと数年のうちにここが新たなイブネのようになるでしょう :D

>おかげ様で、下りの林道も楽しく歩けました。ありがとうございました。

こちらこそです。またご一緒させて頂ける機会があるのを楽しみにしております。 
山猫 🐾
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by 宮指路 »

yamaneko0922さん、こんにちは

【 ルート 】7:56鳴野橋〜9:03カクレグラ〜10:03タイジョウ〜10:53イブネ10:54〜11:32小峠〜鈴鹿の上高地(オフ会会場)14時過ぎ〜14:33コクイ谷出合〜15:38杉峠〜16:31林道終点(鉄橋)〜17:05鳴野橋

エラく欲張ったものですね~😄
コースタイム無茶苦茶早いです。私ならイブネでお昼です。

>この日は家内が車を使う予定があるので、公共交通機関を使ってアプローチすることを考える。最も早いのは八日市からタクシーで甲津畑に向かう方法だろう。甲津畑からはかねがねカクレグラからタイジョウ・イブネに縦走してみたいと思っていたので、この機にこのルートを辿ることを計画する。

嫁さん、思いですね~。普通なら車が使えない時点でオフ会は諦めるでしょう

>鈴鹿の「山と高原地図」に記載されているカクレグラに向かう登山道の起点となる渋川沿いの釣り堀でタクシーを降りてしまうが、これは大きなミスだった。渋川の水量は少なく、対岸に渡渉のはさほど難しくはなさそうだ。しかし地図を確認すると計画のカクレグラに登ろうと考えていたのは鳴野橋で渋川を渡り、

このコースは昔から使われていたコースですが谷沿いに付いているので、かえって時間がかかりそうです。

>カクレグラに向かう尾根の末端はコンクリートで固められた擁壁の法面となっているが、その手前に梯子があり、法面を乗り越える。すぐに自然林の尾根が始まる。最初のうちこそ急登ではあるが、尾根は次第に傾斜が緩やかになる。

やはりここからのが速そうです。


>鞍部を過ぎるとしばらくはやせ尾根が続く。タイジョウへの最後の登り、正面が嵓(くら)となっているので、右手から巻いて山頂に上がる。タイジョウからイブネに向かうと、ますます紅葉が華やかになっていくようだ。シャクナゲの藪のある小さなアップダウンを繰り返すと尾根の北側が大きく崩壊したガレ場に差し掛かる。

このガレは最近ますます進んだようです。

>このイブネからタイジョウにかけての稜線を前回歩いたのは3年前の晩秋、まだ小学5年生だった次男を伴っての山行であった。霜が降りたイブネの美しい苔を見せようと雨乞岳から周回してきたのだが、イブネの苔は前日に降った雪の下に埋もれ、展望はすべてガスの中。頭上に獣の咆哮のような荒々しい風鳴りの音を聞きながらタイジョウを目指したのだった。泣き言ひとつ云わず次男はよく歩いたものだと改めて思うのだった。その当時は健気であった次男も今はや登山には全く興味を示さない。

息子さん、よく長いコースを歩いてくれたものです。私の息子も小学生までは付き合ってくれましたが、中学になるとサッパリでした。

>右手に小さな谷が現れたところで谷の左岸を下る薄い踏み跡があるにはあるが、これまで何度も通っているコースだが、この谷沿いを降りた覚えはない。二度ほど登り降りを繰り返してみるが、確かに踏み跡に沿って樹にテープが巻かれてはいる。

尾根末端で右に曲がるのですが、真っ直ぐに行ってしまったのでしょうか?

>てっきり始まっているかと思ったが、なんとか山日和さんの開始の挨拶に間に合ったようだ。いつしか空には雲が広がってすっかり曇り空になってしまったようだが、山日和さんが話し始めると途端に雲から光がこぼれ落ちては林の中を黄金色に輝かせるのだった。

きっと弘法大師様が降臨されたのですね。😄


                 宮指路
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【鈴鹿】オフ会道中記☆カクレグラ〜イブネ〜オフ会〜千種街道

投稿記事 by yamaneko0922 »

宮指路さん コメント有難うございます。
オフ会ではお話し出来て嬉しかったですが、宮指路さんの豊富なレスキュー現場の経験に驚きました :o

>嫁さん、思いですね~

いえ、家庭内における権力バランスの問題です(・・;)

>普通なら車が使えない時点でオフ会は諦めるでしょう

前泊してでも行きますよ :D

>尾根末端で右に曲がるのですが、真っ直ぐに行ってしまったのでしょうか?

次はきをつけたいと思いますが、イブネがどうなっている事やら

>きっと弘法大師様が降臨されたのですね

折しも山日和さんが亡くなられた方々のお話をされたので、雲の彼方でその方々の霊が微笑んだのかもしれない・・・とも思いました。
山猫 🐾
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