【越美】 油坂峠から徳平山と臼本山周回

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おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
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【越美】 油坂峠から徳平山と臼本山周回

投稿記事 by おど+ »

 2021年1回目のスノー衆開催を知ったのが、開催予定の今日(3/6)ですが、偶然にも同じところを巡っているとのことで、急遽レポをアップします。

【 日 付 】 2021年02月28日(日)
【 山 域 】 越美
【メンバー】 単独
【 天 候 】 晴れ時々曇り(無風)
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
06:25 (--:--) 690m 0.0km 旧油坂峠料金所 出発
06:30 (00:05) 670m 0.6km 林道入口
07:30 (01:00) 1009m 2.1km 1009mピーク
08:30 (01:00) 1192.9m 3.4km 徳平山 (5分休憩)
09:25 (00:55) 1140m 5.2km 1148m県境
10:35 (01:10) 1025m 7.2km 県境鉄塔出合
11:15 (00:40) 1115.6m 8.4km 三角点(臼本) 昼食休憩
11:40 (00:25) 1115.6m 8.5km 三角点(臼本) 出発
12:15 (00:35) 818m 9.9km 林道出合
13:15 (01:00) 740m 12.3km 油坂峠トンネル
13:35 (00:20) 690m 13.6km 旧油坂峠料金所 到着
【 距離 】  13.6Km
【 累積標高 】+1053 -1053m
【 時間 】  07時間10分

Googleフォト : https://photos.app.goo.gl/f4d6NW2j39C4tbjJ9
Garmin Connect: https://connect.garmin.com/modern/activity/6348622812
ルート地図  : https://yama-kioku.blog.ss-blog.jp/_ima ... 28_map.jpg

 うっかりしていたのか「再 スノー衆2021パート1のお知らせ」の「再」の字を見落としていたようで、気がついたのが開催日当日(本日)でした…。
 しかし開催予定地を見てびっくり、なんと偶然先週歩いたところと被っていたので、生存報告も兼ねて久しぶりに記事をアップすることにしました。

 週末は久しぶりに日本海側方面が晴れの予報となり、本格的な雪山へ行こうと計画しますが、疲れが溜まっていることもあり、標高差の少ない「徳平山(とくべらやま)」周辺を散策?することにします。

 この時期ともなると6時半前に日の出なので、それに間に合うように自宅を出発しました。 油坂峠までは東海北陸道で1時間半とそれほど時間は掛からず、予定よりも早く日の出前に到着します。
 この冬の傾向として、ドカ雪の後は暖かい日が続き、この日も氷点下4度と、この時期にしては暖かく雪の量の割には雪解けが進んでいました。

 油坂峠の料金所跡の除雪場脇に車をとめると、スノーシューを手に持ち車道を林道入口へと向かいました。 林道へは車道に積まれた雪をよじのぼり、そこでスノーシューを履くと奥へと向かいます。
 程なくして橋が見えてくると、渡った先の尾根の末端に取り付きます。

 序盤は急登となりますが、この日の上りの数割はここで消費する感じです。 雪のひだに苦労しながら登っていくと、傾斜も緩み日が差し込んできました。
 ブナなども見られだし、よい感じの雪の尾根となると、沈み込みも少ないガチガチの雪で、最高の雪山歩きとなりました。

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 途中何箇所も雪の無い道となり、他とのギャップが不思議な感じです。

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 1111mピークの尾根の合流地点で2m以上の雪庇が現れますが、ここは獣の足跡を辿り右から難なく抜けていきました。 その後は特に問題となるような箇所はなく、出発から2時間ほどで「徳平山」に到着しました。

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 「徳平山」の山頂はそれほど展望はよくありません。 ここからも県境へ向かい、更に南下していきます。 次のピークは1184mですが、コース一番の展望地となっていました。

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 ここから2つのピークを登り返すと県境となる1148m地点に到着しました。 ここからは、県境沿いに木々が枝打ちされ、赤テープと赤い杭が続いています。 巨木も多く見られ、それらの脇を進んでいきます。 この辺りからは、奥美濃の「滝谷山」や「平家岳」が近くに見えていました。

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 小さな上下動を繰り返しながら緩やかな下りとなりますが、複雑な尾根で都度方角を確認しながら、進む尾根を決めていきます。
 960mの鞍部へは、スノーシューで降りるには急斜面となりピッケルを出しますが、脱いでツボ足で降りたほうが楽でした。
 鞍部から先は上りとなりますが、急登などはありません。 ピークを越えると前方に鉄塔が見えてきて、鉄塔下は展望地となっていました。
 白山方面の雲もなくなってきており、白い山々がよくみえます。

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 ここからも同じような稜線が続き、1078mピークを越えると前方に「臼本山」の双耳峰が見えてきました。 「臼本山」の南峰?へは直登せず、途中から獣の跡を辿って左の三角点へと向かいました。
 双耳峰の鞍部を進むと、右手から林道と合流します。 その道を無視し直登すると、呆気なく山頂に到着しました。
 ここで予定通り昼食としていきます。 山頂からは樹林に阻まれ展望はよくありませんが、直下に白鳥の町並みが見えていました。

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 ここから先程の林道が北へ向かって伸びており、これを辿れば下山できますが、もう少し県境を進むことにします。 休憩後は、南峰へと向かい途中で北東尾根へトラバースして降りていきました。
 雑木林と植林の間を歩く道となり、少しヤブっぽくなります。 それでも県境の杭沿いに道があるようで、それを辿って降りていきました。
 ここにも雪のない部分が続き、スノーシューで歩くには邪魔となりました。
 思っていたような急斜面はほとんどなく、830m付近まで降りたところで、左下に林道が見えてきました。

 林道の橋で沢を渡り、ここから先は楽な林道歩きのハズです。 しかし、沢沿いの林道ということで、大雨などで崩壊が進み、沢を渡るほとんどの橋が流されていました…。

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 その都度、沢へ降りる雪の段差を見極めながら降り、沢を渡ると、対岸の雪の段差を登って行くという作業を繰り返します…。
 途中からスノーシューは邪魔なのでツボ足で進みますが、それでも十分な雪のしまり具合が幸いします。 苦労しながら5回ほど沢を渡り返したところで、しっかりした林道となりました。 右手に橋が見えてくると、臼本山からの林道と出合い一安心です。 橋を渡り右岸を進むと、雪解けの進んだ林道を油坂峠へと歩いていきます。

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 カーブを右に曲がると沢沿いから外れ、冬季閉鎖中の県道が見えてきて、油坂トンネル入口に到着しました。 ここまで来ると下山したも同然で、最後は未除雪の道を駐車地へと歩いていきました。


 ※本日のスノー衆で、自分の歩いた足跡が残っているかわかりませんが、徳平山周辺に形跡が残っていることでしょう。

おど+
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【越美】 油坂峠から徳平山と臼本山周回

投稿記事 by biwaco »

おど∔さん、どうも~
スノー衆ではお世話になりました。(^^)/
このレポに気付かないままのスノー衆当日でした。おどさんが「かつて来た道~」という感じでどんどん先頭を進まれた訳がやっと分かりました。
それでも、読んでて「臼本」とか「旧料金所」とか出てくると、どこ?どっち?と戸惑うばかり。
何度か読み返しながら、半分ダブってたんや!と気付くのに時間がかかりました。(まあ、添付のルート図をはじめに見ておけばすぐ分かるんでしょうけどね(^_-)…)
油坂峠の料金所跡の除雪場脇に車をとめると、スノーシューを手に持ち車道を林道入口へと向かいました。
スノー衆で下ってきたところですね。
 1111mピークの尾根の合流地点で2m以上の雪庇が現れますが、ここは獣の足跡を辿り右から難なく抜けていきました。 その後は特に問題となるような箇所はなく、出発から2時間ほどで「徳平山」に到着しました。
下りでも2時間近くかかりましたが…(゜o゜)
徳平山から下ります。
徳平山から下ります。
次のピークは1184mですが、コース一番の展望地となっていました。
手前のランチ場もなかなかの眺望でしたね。(^^♪
 ここから2つのピークを登り返すと県境となる1148m地点に到着しました。
・1184からが別ルートですね。つい北西に進んで「・1148?赤樽山?…」と首をひねってしまいました。
ここからは、県境沿いに木々が枝打ちされ、赤テープと赤い杭が続いています。 巨木も多く見られ、それらの脇を進んでいきます。 この辺りからは、奥美濃の「滝谷山」や「平家岳」が近くに見えていました。
県境稜線からの滝波山~平家岳は近いですね!
赤樽山からも、遠く能郷白山も見えました。
 鞍部から先は上りとなりますが、急登などはありません。 ピークを越えると前方に鉄塔が見えてきて、鉄塔下は展望地となっていました。
送電線が走ってますね。・996の尾根には巡視路でもあるんでしょうか?
1078mピークを越えると前方に「臼本山」の双耳峰が見えてきました。
ラストの1000m超ピークですね。ランチは25分? もっとマッタリと楽しみましょう(^_-)
 途中からスノーシューは邪魔なのでツボ足で進みますが、それでも十分な雪のしまり具合が幸いします。 苦労しながら5回ほど沢を渡り返したところで、しっかりした林道となりました。 右手に橋が見えてくると、臼本山からの林道と出合い一安心です。
稜線よりも林道に出てからの方が煩わしかったようですね(゜o゜) 
このルートもいつか歩いてみたいもんです。
スノー衆での引率、ありがとうございました。<m(__)m>
           ~びわ爺
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【越美】 油坂峠から徳平山と臼本山周回

投稿記事 by yamaneko0922 »

おど+ さん スノー衆お疲れ様でした。遅レスをどうぞご容赦下さい。

>偶然にも同じところを巡っているとのことで、急遽レポをアップします。

全く馴染みのない山域だったのですが、スノー衆のお陰でルートの半分はわかるようになりました。
山行の後半はおど+さんがあれが県境尾根と指して、山日和さんと山談義をされていた尾根ですね。
それにしても、極めてマイナーと思われた山域、一週間前にここを辿っておられるとは吃驚ですね。

>うっかりしていたのか「再 スノー衆2021パート1のお知らせ」の「再」の字を見落としていたようで、気がついたのが開催日当日(本日)でした…。

開催が土曜日から日曜日にずれて良かったですね。
私も「再」の字に気がつかず、何度か掲示板を素通りしてしまいました。

>この冬の傾向として、ドカ雪の後は暖かい日が続き、この日も氷点下4度と、この時期にしては暖かく雪の量の割には雪解けが進んでいました。

温暖化の影響で基本的に海水温が高いので、降雪量が増えるそうです。今後は雪が降ったとしても今年のような傾向が続くらしいですね。
雪が降る地域の人々には大変でしょうが、それでも雪山フリークとしては雪が降るのが有難く思えます。
そのうちに昨年や一昨年のように雪も降らなくなることでしょう。

> 序盤は急登となりますが、この日の上りの数割はここで消費する感じです。

おど+さんは急峻な植林の斜面を登られたんですか?
雪がしまっていると問題なく登れそうですね。

>次のピークは1184mですが、コース一番の展望地となっていました。

確かに、いい場所でしたね。

>本日のスノー衆で、自分の歩いた足跡が残っているかわかりませんが、徳平山周辺に形跡が残っていることでしょう。

一週間、降雪がなかったせいか、綺麗におど+さんのトレースが残っているようでしたね。

山日和さんとのお話をすぐ後ろでお伺いしながら、縦走意欲が掻き立てられておりました。
下山後、改めて興味深く拝読させて頂きました。

スノー衆では色々と興味深いお話を教えて頂き、有難うございました。
山猫 🐾
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