【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

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アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by アオバ*ト »

【山行日】2021年2月28日(日)
【山域】湖北・下谷山(・971)周辺
【天候】晴れ
【メンバー】タイラ、アオバ*ト
【ルート】中河内6:20、大音波、下谷山11:40、下谷山北のタワ12:10~13:10、
音波山、栃ノ木、中河内16:40


  久しぶりに下谷山へ行ってみようと思った。雪の南尾根を登ってブナの森に会いに行こうと思った。

 中河内から菅並に向かう県道の半明ゲートの辺りまで除雪されていないだろうかと期待したが、甘い考えだった。
いつものところに車を停める。誰かに会わないかなと思ったが誰もいなかった。
雪は締まっていてぜんぜん沈まないけれど、スノーシューはいて歩き始める。
極力、スノーシューはかない派のタイラさんはツボ足で後ろを歩いて来る。
しばらくの間いろんな足跡が錯綜しているが、ほとんどは地元の方たちのものか。
一人分、きのうのものと思われるスノーシューの跡があったが、大黒山の北尾根に向かって消えた。ここからは誰の足跡もない。
途中、ショガ谷の尾を見上げるが、かなりヤブが出ていてここへ降りてくるのは難しそうだ。
半明まで来ると住居跡に大雪原が広がっている。
かわいらしい六体のお地蔵さんは、最初にあった場所から少し離れた場所に移されたように記憶していたが、
雪に埋もれてどこにいるかわからなかった。
16148968514443(ゲート前) - コピー.jpg
 程なくして、ゲートまでやって来て、嫌な予感。やっぱり大音波川の出合手前で雪崩れている。
その先の川がカーブするところも斜めっていて、どちらもほんの短い区間だけれど、寿命が縮まりそうだった。
法面の鉄柵が途切れるところまで来ると、いったん道幅は広くなって、ほっと一息つく。
16148969707424(南尾根とりつき) - コピー.jpg
南尾根には、夏も冬も、いつもここから取り付いていた。
見上げると、雪は少なくて地肌が露出しているところもあったが、そのままスノーシューで登る。
尾根芯に乗るまで標高差100ちょっと。このルート、むずかしいところは何もないけれど、ここがいちばんの難所か。
急過ぎて途中でスノーシュー外れたり、雪が切れたところで落ち葉に滑ったり、軟弱な私たちにはけっこう難儀だった。

 傾斜が緩んで尾根に乗ると快適そのもの。けもののように樹林の合間を縫って、点標「大音波」に着く。
突如として、背丈が高くてすらりとした美しいブナの森に包まれる。ここに来ると何か、里と森の結界のような空気を感じるのだった。
1614581841252(大音波) - コピー.jpg
空高く見上げると、ブナの精のかけらがハラハラと舞い落ちてくる。ひとしきり、ぐるりを歩き回ってはシャッターを切り、北へ下る。
ヤブの出始めたやせ尾根をやり過ごして、小さなコルから登って行くと上谷山が見えた。上谷は今日も賑わっているのだろうか。
次のピークで小休止して、西への尾根を見送り、再びやせ尾根をドキドキしながら通過すると尾根はたおやかに広がり、
えも言われぬほど美しいブナの森が現れる。大音波のブナの台地に続いて、南尾根第二の聖なるブナの森。
ここに来たくて、滑り台のような県道をトラバースして、転がり落ちそうな急斜面を登ってきた。
東から緩やかに上がってくる下谷川の源流と尾根が出会って織りなす美しい造形。
16147046224151(下谷川源流) - コピー.jpg
陽の光を受けて、白い雪の上に映し出されるいくつものブナの影。目の前に繰り広げられる光景に立ち止まってうっとりする。

 再びコルから登り始めると、樹林の背丈が低くなり、右手に下谷山が間近に見えてくる。
16147797135310(南尾根上部) - コピー.jpg
16148971161496(下谷山) - コピー.jpg
地味な山容だけれど、誰もが言うように直下の複雑な地形は魅力的だ。

 いよいよ南尾根最後のピークに立つ。こんなに心躍る場所はそんなにないと思う。
どのあたりに滑り込もうか、ほんとうにワクワクするような場所だ。
ここから下った「タワ」のような鞍部で琵琶湖側から二つ、日本海側から一つ、合計三つの谷が稜線と出合っている。
南尾根もここで出合っているから、結局、三つの谷の源頭と三つの尾根の末端(うち二つは分水嶺としてつながって行くけれど)が、
この「タワ」のような場所で出合っている。
南尾根は稜線(分水嶺)に出合った後も左手を伸ばして、少しの間、稜線と並行する二重稜線を形成し,
16148962465800(音波川源流) - コピー.jpg
絶妙のカーブを描く音波川の源流に吸い込まれてゆく。

と、これは私の勝手な解釈だけれど、理屈はさておき、とにかくここはすてきな場所だ。

 山頂の北側、美土呂川の源流部はブナの原生林が残されている。山頂へ向かうと360°のパノラマ。
ひとしきり眺めたら、「出会いのタワ」へと戻る。
大きなブナの木のたもとに、タイラさんにベンチをつくってもらい、お昼にする。
少し風があるけど、きょうは思いの外、いい日和になった。
16147791212421(出合) - コピー.jpg
  もう一度ぐるりの写真を撮って、稜線を緩やかに北へ登って行く。
どこまでも続くブナのトレイルを夢見心地で歩く。
音波山に着くまで幸せな時間が流れた。

 音波山に着いたら、たくさんの踏み跡が現れて、やや現実に引き戻される。
程なくして、噂に聞いた風力測定器がにわかに聳え立っている。山肌が掘り起こされ、ブナの木があちこちで伐採されていた。
いたたまれない気持ちで足早に通り過ぎる。
最後の送電線の鉄塔の下で、歩いてきた長い稜線を振り返る。時は流れ、もう半日前にすら戻れない。
もう一度会いたいと思った時、また会いに来ることはできるだろうか。
心の奥から沸き起こってくる感傷的な気持を押しやるように、誰かの踏み跡を無心に踏んで栃ノ木の国道へ下った。

 アオバ*ト


追記:明日はスノー衆ですね。地形図を見ると、なんともすてきなコース取り。
いいなぁと思いながら、仕事柄一年でいちばんの繁忙期、遠くへ出向くことができません。
みなさん楽しんできてくださいね。山日和さま、またいつかよろしくお願いいたします。
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by yamaneko0922 »

アオバ*トさんのrepを拝見するとびっくりすることが多いです。

biwa爺さんのrepにもコメントさせて頂きましたが、この日、私も家内を伴って下谷山を目指したのでした。

中河内から入るか、菅並から入るか直前まで迷ったのですが、田戸から先はどこまで除雪がされているかわからなかったので、田戸から入ることにしましたが、中河内に向かえば良かったのだと思います。ほぼ同じ時間に県道の入り口にたどり着くことになったかと思います。

> 中河内から菅並に向かう県道の半明ゲートの辺りまで除雪されていないだろうかと期待したが、甘い考えだった。

その期待は私の「速報」のせいではないかと思います。私もその先が除雪されていることを期待したのですが、結局、除雪は田戸のすぐ先で終わっていました。

>ここに来たくて、滑り台のような県道をトラバースして、転がり落ちそうな急斜面を登ってきた。

私も同様の状況でした。

尾羽梨まで入ったのですが、山行ルートを変更して上谷山に向かうことに致しました。
わた詳細は次のrepでご報告したいと思いますが、スノーシューまでに間に合わないかもしれません。

本日は何かと忙しくて、中途半端なコメントで申し訳ありません。取り急ぎ。
UNADJUSTEDNONRAW_thumb_713c.jpg
山猫 🐾
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by biwaco »

アオバトさん、こんにちは♪
下谷山は音波からでしたか(^_-)
私はそのルートは夏も冬も未踏なんです。雪が残ってる間に行かないと、来季までイノチが持つかどうか、怪しいもんです。
 程なくして、ゲートまでやって来て、嫌な予感。やっぱり大音波川の出合手前で雪崩れている。
ずっと前、下流からこのゲートまで車で来て、どうしようかと思ってたら、河川管理?の方の車が来て、通していただきました。
それより、雪氷の滑り台はゴメンしたいですね。(@_@。

昨秋だったか、山日和/satoコンビが登ってましたね。
大音波から国境稜線までがまた長い! でも、標高差が少ないから歩きやすいのかな?
西への尾根を見送り、再びやせ尾根をドキドキしながら通過すると尾根はたおやかに広がり、えも言われぬほど美しいブナの森が現れる。大音波のブナの台地に続いて、南尾根第二の聖なるブナの森。
・873の辺りでしょうか? 針川は下谷川とも呼ぶんですね。左俣限定かな? YTCの、マップに川名見っけました。
ここに来たくて、滑り台のような県道をトラバースして、転がり落ちそうな急斜面を登ってきた。
東から緩やかに上がってくる下谷川の源流と尾根が出会って織りなす美しい造形。
陽の光を受けて、白い雪の上に映し出されるいくつものブナの影。目の前に繰り広げられる光景に立ち止まってうっとりする。
もう山頂はいいから、ここでロングランチして、ひと眠りしてから帰ろう~(^O^)/ なんて気になるかも!
 いよいよ南尾根最後のピークに立つ。こんなに心躍る場所はそんなにないと思う。
どのあたりに滑り込もうか、ほんとうにワクワクするような場所だ。
おお、眠ってないでやってきましたか! 国境稜線。
雨のヒマつぶしに地形図でco850m以上を塗りつぶしてみました。

おおっ! 国境稜線にリュウがいる。音波山あたりを頭に尾根にまたがって「ここはオレのシマや!」なんて叫んでるわ! 
下谷山はさしずめ心臓部辺りかな。
日本海と太平洋の分水嶺だ、水の神様が君臨しててもおかしくない。

 ……と、アルツの妄想はどこまでも~(^^♪
 山頂の北側、美土呂川の源流部はブナの原生林が残されている。
大きなブナの木のたもとに、タイラさんにベンチをつくってもらい、お昼にする。
そうなんです。我々もここでランチしてたんです。同じような時刻に…。(それも幻想だったんかなあ…)
こんなブナの傍でランチでした
こんなブナの傍でランチでした
 音波山に着いたら、たくさんの踏み跡が現れて、やや現実に引き戻される。
なぜなんでしょう? 工事関係者の踏み跡?
誰かの踏み跡を無心に踏んで栃ノ木の国道へ下った。
このヤケクソじみた表現が、感傷の世界から現実に引き戻されていく苛立ちを感じさせてくれます。(^_-)
人も、自然も、過ぎた過去には戻れない。今をいちばん大切にしましょう!

   ~その今が残り少ないびわ爺でした
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by 山日和 »

青鳩さん、こんにちは。 :D

中河内から菅並に向かう県道の半明ゲートの辺りまで除雪されていないだろうかと期待したが、甘い考えだった。

去年の2月に歩きましたが、県道上は雪無し。車で入れたけど、どっちみち中河内に下りてくるんだから同じだけど。

かわいらしい六体のお地蔵さんは、最初にあった場所から少し離れた場所に移されたように記憶していたが、
雪に埋もれてどこにいるかわからなかった。


ちゃんとお姿を見せてくれてましたよ。とにかく去年は雪がなかったですね。


P2150003_1_1.JPG

法面の鉄柵が途切れるところまで来ると、いったん道幅は広くなって、ほっと一息つく。
南尾根には、夏も冬も、いつもここから取り付いていた。


私の取付きは大音波谷の出合からです。ちょっと急だけど仕事は速い。 :mrgreen:

 傾斜が緩んで尾根に乗ると快適そのもの。けもののように樹林の合間を縫って、点標「大音波」に着く。
突如として、背丈が高くてすらりとした美しいブナの森に包まれる。ここに来ると何か、里と森の結界のような空気を感じるのだった。

この山頂はいいですね。以前は針川の少し手前から巡視路に乗って南尾根を歩いてましたが、そちらの方が樹林が豊かに感じました。

次のピークで小休止して、西への尾根を見送り、再びやせ尾根をドキドキしながら通過すると尾根はたおやかに広がり、
えも言われぬほど美しいブナの森が現れる。大音波のブナの台地に続いて、南尾根第二の聖なるブナの森。


P973のあたりでしょうか。ここは右手の浅い谷に下りてから対岸の尾根から戻ってきたりして遊べますね。
谷はブナだけではなくミズナラの大木もあったような記憶が。その先の鞍部の小さな落ち込みが描くカーブも素敵です。
ホントに美しい場所だと思いますね。

再びコルから登り始めると、樹林の背丈が低くなり、右手に下谷山が間近に見えてくる。

ここで霧氷が見えてきたりすると気持ちが上がりますね。 :lol:

 いよいよ南尾根最後のピークに立つ。こんなに心躍る場所はそんなにないと思う。
どのあたりに滑り込もうか、ほんとうにワクワクするような場所だ。
ここから下った「タワ」のような鞍部で琵琶湖側から二つ、日本海側から一つ、合計三つの谷が稜線と出合っている。
南尾根もここで出合っているから、結局、三つの谷の源頭と三つの尾根の末端(うち二つは分水嶺としてつながって行くけれど)が、
この「タワ」のような場所で出合っている。
南尾根は稜線(分水嶺)に出合った後も左手を伸ばして、少しの間、稜線と並行する二重稜線を形成し,
絶妙のカーブを描く音波川の源流に吸い込まれてゆく。
と、これは私の勝手な解釈だけれど、理屈はさておき、とにかくここはすてきな場所だ。


すべて同意です。初めて訪れた時は、尾根の繋がりがどうなっているのかわからず、自分がどこを歩いているのか
地形図を見直してしまいました。尾根上を歩いていたはずなのに、知らない間に谷底を歩いている。
でもそこは本当は江越国境稜線だということがにわかに信じられないような場所ですね。
何度も訪れていますが、こんな場所はなかなか無いと思います。

ひとしきり眺めたら、「出会いのタワ」へと戻る。
大きなブナの木のたもとに、タイラさんにベンチをつくってもらい、お昼にする。
少し風があるけど、きょうは思いの外、いい日和になった。


至福のランチタイムですね。 :D

 音波山に着いたら、たくさんの踏み跡が現れて、やや現実に引き戻される。
程なくして、噂に聞いた風力測定器がにわかに聳え立っている。山肌が掘り起こされ、ブナの木があちこちで伐採されていた。
いたたまれない気持ちで足早に通り過ぎる。


悲しいけれど、これが現実です。ここを含めて、福井県ではいくつもの風力発電の計画が進んでいます。
銀杏峰~部子山は幸いなことに中止されましたが、庄部谷山は大きな危機が訪れています。
satoさんの友人の依頼で意見書を書きましたが、少しは効果があるのかどうか・・・

追記:明日はスノー衆ですね。地形図を見ると、なんともすてきなコース取り。
いいなぁと思いながら、仕事柄一年でいちばんの繁忙期、遠くへ出向くことができません。
みなさん楽しんできてくださいね。山日和さま、またいつかよろしくお願いいたします。

取付きの標高が高いので、標高差も少なくて高年齢化したスノー衆にはビッタリのコースです。 :mrgreen:
スノー衆は日曜日になりました。

                  山日和
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by アオバ*ト »

 山猫さん、ご多忙中のところ、コメントありがとうございます。
アオバ*トさんのrepを拝見するとびっくりすることが多いです。
biwa爺さんのrepにもコメントさせて頂きましたが、この日、私も家内を伴って下谷山を目指したのでした。
中河内から入るか、菅並から入るか直前まで迷ったのですが、田戸から先はどこまで除雪がされているかわからなかったので、
田戸から入ることにしましたが、中河内に向かえば良かったのだと思います。
ほぼ同じ時間に県道の入り口にたどり着くことになったかと思います。
今回は、同じ日の同じ時間頃、高時川沿いの同じ県道を、
片や上流側から、片や下流側から、滑り台を乗り越えながら、
向かい合って歩いていたんですね。
全体像を思い浮かべると、笑ってしまいます。

上流側の滑り台は、怖いと言ってもたかが知れてます。
下流側は、足元を見ると、川幅も広くごうごうと雪解け水が流れていて、
とんでもなくコワかったでしょうね。
針川まで入るにしても、中河内から入る方が、危険度少ないですよね。
また、レポ、楽しみにしています。

 アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by アオバ*ト »

 びわ爺さま、レスありがとうございます。

思いがけないニアミスでしたね。
南尾根のブナの森でお昼寝してから登って来ればよかったです。
下谷山は音波からでしたか(^_-)
私はそのルートは夏も冬も未踏なんです。雪が残ってる間に行かないと、来季までイノチが持つかどうか、怪しいもんです。
何を仰いますやら、若いもん以上にお元気でダジャレも冴えわたっています。
それより、雪氷の滑り台はゴメンしたいですね。(@_@。
いや本当に、これは生きた心地しないですね。
昨秋だったか、山日和/satoコンビが登ってましたね。
大音波から国境稜線までがまた長い! でも、標高差が少ないから歩きやすいのかな?
この南尾根ルート、やせ尾根あり、広くたおやかな森あり、眺めも良く、変化に富んでいて、長く感じず、とても楽しく登れます。
ぜひ一度お出かけください。山日和お師匠さまのお墨付きです。
・873の辺りでしょうか? 針川は下谷川とも呼ぶんですね。左俣限定かな? YTCの、マップに川名見っけました。
そうですね。・873の手前のティアドロップ型の台地に乗るところから、すばらしいブナ劇場始まります。
下谷川に(針川)と書くの忘れました。「下谷山」という呼称も、余呉トレイルが整備されてから使われるようになったと思います。
それに呼応して針川左俣も、「下谷川」と、トレイルクラブのマップには書かれているのでしょう。
もう山頂はいいから、ここでロングランチして、ひと眠りしてから帰ろう~(^O^)/ なんて気になるかも!
あまり長いことお昼寝してたら、誰かに食べられてしまいそうです。
おお、眠ってないでやってきましたか! 国境稜線。
雨のヒマつぶしに地形図でco850m以上を塗りつぶしてみました。
おおっ! 国境稜線にリュウがいる。音波山あたりを頭に尾根にまたがって「ここはオレのシマや!」なんて叫んでるわ! 
下谷山はさしずめ心臓部辺りかな。
日本海と太平洋の分水嶺だ、水の神様が君臨しててもおかしくない。
 ……と、アルツの妄想はどこまでも~(^^♪
楽しく塗り絵しているびわ爺さまを想像すると、こっちまで楽しくなってきます。
稜線にまたがる水源の森の「りゅう」ですか。びわ爺さまも想像力豊かですね~。
そうなんです。我々もここでランチしてたんです。同じような時刻に…。(それも幻想だったんかなあ…)
半径300mの同じ円内でランチしてたと思います。
工事関係者の踏み跡?
栃ノ木峠から音波山まで何人か登山者の方が往復されてたみたいですね。
人も、自然も、過ぎた過去には戻れない。今をいちばん大切にしましょう!
そうですね~。ひとつひとつ大事に歩きたいと思ってます。

 アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【湖北】「ブナの森に会いに行く」半明~下谷山~栃ノ木

投稿記事 by アオバ*ト »

 山日和さん、レスありがとうございます。

去年の2月に歩きましたが、県道上は雪無し。車で入れたけど、どっちみち中河内に下りてくるんだから同じだけど。
そうでした。書いてから、そう思いました。
ちゃんとお姿を見せてくれてましたよ。とにかく去年は雪がなかったですね。
この六体のお地蔵さん、かわいいですよね~。
地元の方たちにすごく大事にされているのがわかります。
私の取付きは大音波谷の出合からです。ちょっと急だけど仕事は速い。
山日和さんのレポ見て、え?橋渡ってすぐ?ここ、めっちゃ急だけど、と思ってました。
以前は針川の少し手前から巡視路に乗って南尾根を歩いてましたが、そちらの方が樹林が豊かに感じました。
たぶんそんな感じします。まっすぐ南から登ってくると、冴えない雑木がとつぜんすごいブナ林に変わる感じですから。
大音波の台地に着いても、東の尾根に踏み込んでみたい気がしました。
P973のあたりでしょうか。ここは右手の浅い谷に下りてから対岸の尾根から戻ってきたりして遊べますね。
谷はブナだけではなくミズナラの大木もあったような記憶が。その先の鞍部の小さな落ち込みが描くカーブも素敵です。
ホントに美しい場所だと思いますね。
873ですよね。時間があれば、谷に降りてもっと歩き回りたいなと思いました。
緩い谷が三つくらい上がって来てました。
ブナ林の写真を撮るときは、ブナだけのところを追ってしまうので、ミズナラの大木には気が付かなかったですが、
とにかくここは極上の場所ですよね。
ここで霧氷が見えてきたりすると気持ちが上がりますね。
そうですが、ここに霧氷を見れる時期に来るのは、至難の業のような。
すべて同意です。初めて訪れた時は、尾根の繋がりがどうなっているのかわからず、自分がどこを歩いているのか
地形図を見直してしまいました。尾根上を歩いていたはずなのに、知らない間に谷底を歩いている。
でもそこは本当は江越国境稜線だということがにわかに信じられないような場所ですね。
何度も訪れていますが、こんな場所はなかなか無いと思います。
お墨付きをもらえて、ほっ。たしかに稜線というよりは、谷間にいる感じですね。
他にこんな場所、やっぱ思いつかないかな。
至福のランチタイムですね。
静かだなぁと思っていましたが、少し上では、約5名の著名な方々で、大賑わいだったようです。
悲しいけれど、これが現実です。ここを含めて、福井県ではいくつもの風力発電の計画が進んでいます。
銀杏峰~部子山は幸いなことに中止されましたが、庄部谷山は大きな危機が訪れています。
satoさんの友人の依頼で意見書を書きましたが、少しは効果があるのかどうか・・・
福井って、とってもすばらしい自然に恵まれている場所なのに、悲しいですね。
取付きの標高が高いので、標高差も少なくて高年齢化したスノー衆にはビッタリのコースです。
スノー衆は日曜日になりました。
お天気も良さげです。みなさん、どうぞ楽しんできてくださいね。

 青鳩*
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