【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

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yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

投稿記事 by yamaneko0922 »

【 日 付 】2021年1月30日(土曜日)
【 山 域 】京都北山
【メンバー】山猫単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】市後谷出合(三軒家)13:45〜見後谷右岸尾根〜15:00経ヶ岳〜15:40イチゴ谷山〜16:00p909〜16:50駐車地

前日に日本海を通過した爆弾低気圧のせいもあってこの日は西高東低の冬型の気圧配置となる。京都は朝から晴れの予報ではあったが、朝起きると小雪がちらついている。午前中に市内で用事があったのだが、前夜から降り積もった雪を期待して午後から山に出掛けることにする。

大原を過ぎると午後の陽光を浴びてホッケ山が眩いほどに輝くホッケ山が視界に入る。前日とはうって変わり、南比良の山々はすっかり白くなっているようだ。花折峠の下のトンネルをくぐると周囲の樹々の着雪の度合いが一段とグレードアップする。川端康成の小説の有名な一節を思い出すが、冬の時期はこのトンネルを境にまるで景色が異なる。

権現山の登山口となる平のあたりには多くの車が停められている。小女郎ヶ池への登山口の坂下に回ってもやはり登山者のもの思われる多くの車が目立つ。このコロナ禍にあっては人の多い山にどうしても二の足を踏んでしまう。

午後になっても天気予報では北の方は天気が回復しないことになっている。確かに安曇川の流れる谷の下流は灰色の雲の中だが、午後には雪が止むいう予報を信じて北の山に向かうことにする。眺望には恵まれなくともトレースのない新雪のトレイルを歩く方がはるかに雪山を歩く悦びは大きい。

久多の集落を通り過ぎて果たしてどこまで除雪されているか心配ではあったが、三軒屋と呼ばれる市後谷の出合のあたりまでは問題なく入ることが出来る。廃屋に隣接した道路脇の広地に車を停める。雪も降り止んだ。

道路はその先にある久多の浄水場まで除雪されているようだ。ここからは新雪の降り積もった林道を歩くことになる。見後谷の出合にくるとこの右岸尾根が経ヶ岳に至る尾根になるのだが、まずは見後谷の左俣に入ったところにある滝を久しぶりに訪れる。

滝は二段からなるのだが、下段の滝には杉の倒木が凭れ掛かり、すっかり見栄えが悪くなってしまっている。
見後谷の滝.jpg

右岸の斜面を高巻いて上段の滝下を目指すが、斜面にかかる数本の杉の倒木がアプローチを難しくする。倒木を越えて滝下に至る。滝を去ろうする段になって、前日の口ノ深谷の滝と同様、この日も滝に陽光が差し込み、一瞬だけ流心が明るく輝いた。
上段の滝.jpg

滝からは斜面をトラバースして尾根芯にのる。すぐに植林から自然林に変わるのは有難いが、この尾根の下部はかなりの急斜面である。下降ルートに選択しなくて正解であった。薄く積もった新雪のせいもあり、下降はかなりの困難が予想される。尾根の急峻な取付きを避けるなら経ヶ岳の山頂に直接突き上げる見後谷の中尾根を選択する方が賢明だろう。

尾根の傾斜は登るにつれて次第に緩やかになる。下生えが少なく藪に煩わされることがないのが救いだ。ca650mを過ぎて尾根がそれまでの北向きから北東に向きを転じると、歩きやすくなだらかな尾根となる。ある時点から急に積雪が増えることが多いが、経ヶ岳の山頂が近づいてもさほど積雪が増える気配はない。しかし山頂が近くなると、足元の雪の下には根雪があるのがわかる。

山頂から西側には樹高の高い山毛欅の樹が立ち並ぶ自然林の山頂台地が広がっているが、経ヶ岳の山頂標があるのは東側の植林の中である。経ヶ岳の山頂は以前は山名標もない殺風景なところであったが、いつの間にかbiwaichiや高島トレイルの真新しい山名標が立てられている。

経ヶ岳の山頂からはしばらくは急下降であるが、ひとしきり山頂直下の下降が終わるとミゴ越にかけてなだらかな尾根が続く。尾根にはミゴ越が近づくとユズリハの藪が現れるが、高島トレイルとして整備されているせいもあるだろうか、ユズリハの藪の中にはしっかりと切り開かれた登山道があり、通過に難儀することはない。

ミゴ越を越えて、植林の中をわずかに登るとca820mのピークだ。このピークの南西斜面に出るとそれまでの薄暗い樹林から開放感のある広い雪原に飛び出し、経ヶ岳、三国岳から天狗岳に至る久多川の源流域を取り巻く山々のパノラマが視界に飛び込んでくる。正面にはp936の雪原もよく見える。ここは以前にも見後谷を詰めてイチゴ谷まで登った時に歩いているのだが、この展望地に気がつかずに通過しているのがなんとも勿体なかった。
ca820.jpg

山々の上からはすっかり雲が取れて、薄曇りの空から柔らかな日差しが降り注ぐ。何よりも嬉しい誤算であったのはこの好天だ。高島市あたりの天気予報は大きく外れたようだ。経ヶ岳の右手には白銀に冠雪した百里ヶ岳も見える。

稜線に戻ると山毛欅が目立つ自然林の尾根を辿ってイチゴ谷山に向かう。イチゴ谷山は経ヶ岳と同様、山頂部が植林に覆われているのが残念だ。イチゴ谷山の植林の中の薄暗い山頂は相変わらずだが、ここも高島トレイルの真新しい道標が建てられ、さらに驚いたのは真新しい木彫りの大きな山名標が架けられていることだ。

午後の西陽の中を最後のピークP909を目指す。途中のほぼ中間地点にあるca890mの平坦なピークは大杉が印象的である。ここでも先ほどのイチゴ谷山の山頂標と同じ作者によるイチゴ谷山の中峰と彫られた真新しい山名標が架けられていた。 
中峰.jpg

南側の源頭部にはひときわ大きなトチノキの巨樹が存在感を放つ。源頭の彼方には蓬莱山が西陽に白く輝いているのが見える。
トチノキ.jpg

ここからp909にかけて次々と山毛欅の大樹が現れる。ここはまるで大樹のプロムナードだ。
ブナ.jpg

p909の山頂が近づくとを金属的な光沢を帯びた蒼空を背景にリョウブの樹々のシルエットが浮かび上がる。山頂から眺める比良の景色を期待して、蒼空を目指して一気に山頂へ登り詰める。

山頂からは西陽を浴びて琥珀色に輝く比良の稜線が視界に飛び込む。武奈ヶ岳の山頂部はひときわ白く輝いているのが遠目にも明らかだ。一晩で霧氷がついたのだろう。初めてこのピークを訪れた厳冬の日は景色は霧の中であった。この山頂からの素晴らしい比良の展望を知ったのは新緑の季節だったのだが、再びこの山頂から雪景色を眺めたいと思っていたのだった。
p909からの比良の展望.jpg

ここにもイチゴ谷山と同様の木彫りの山名標も架けられている。山名標によるとここはイチゴ谷山の最高峰ということらしい。驚いたのは真新しい高島トレイルの標柱にカラ滝山という山名が記されていることだ。この山の魅力は無名峰であるにも関わらず、という条件が付いていたのだが、山名がつくとなると話は別だ。そのうちに新たな山名が人口に膾炙することになるのだろうか。

山頂部では急に積雪が増え、20cmほど、膝下ほどまで沈むようになる。風もほとんどなく、なんとも穏やかな好天だ。山頂でゆっくりしたいところではあるが、時刻は既に16時を過ぎている。下山の尾根の様子がわからないので、あまりのんびりとはしていられない。

p909からは西側に広がる広い斜面を下降する。山頂を振り返ると、斜面の疎林の上いは驚くほど青い蒼空が広がっている。広い斜面は斜面はやがてなだらかな尾根に収束してゆく。尾根の右手のイチゴ谷の源頭にはここでも天に向かって手を伸ばすような枝ぶりのトチノキの大樹が圧巻の存在感だ。
西尾根のトチノキ.jpg

尾根は下生えの低木の藪があるが、落葉しているせいもあり、藪漕ぎに難儀するような箇所はない。ca710mで尾根が平坦になるとユズリハの藪が現れるが、西に伸びる尾根に進むとすぐにユズリハの藪もなくなる。尾根の下部では複雑に蛇行するがca600mで植林となる。尾根の末端は急峻であるが、間伐材の散乱する右手の斜面を下ってイチゴ谷の林道に着地する。

久多川に沿って県道を走ると、路面でスリップしたのだろう。寒霞渓の急カーブのところでミニバンが横転している。道の脇では男性が携帯で救援を呼んでおられたようだ。横転の仕方によっては道を塞いでしまったことかもしれないが、なんとか車一台が通れるだけの余地がある。「大丈夫ですか?」とお声がけすると「体はなんともないんやけど」とのこと。それよりも深い谷間に車が転落しなくて何よりだった。

京都に向かうと空には明日にかけて再び天気が崩れるという予報が信じられないくらいの綺麗な残照が広がっているのだった。短時間ながら新雪のトレイルに巨樹、そして望外の好展望を楽しめた午後であった。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2021年2月08日(月) 15:01 ], 累計 1 回
山猫 🐾
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

投稿記事 by biwaco »

yamaneko先生、ご無沙汰です(^^♪
比良に、京都北山に、鈴鹿にと、フットワーク軽快に楽しまれてますね~♪

見後谷右岸尾根からの経ヶ岳…と見て、昨年の山行を思い出しました。とはいえ、私は経ヶ岳から三国岳へ北上して地蔵谷へ下ったので、イチゴ谷山への尾根は逆方向でした。
その後、久多峠からコウンド山~フカンド山の周回もやってみましたが、地味で静かな雰囲気は北山独特のものですね。
前夜から降り積もった雪を期待して午後から山に出掛けることにする。
この、サクッと午後からでも出かけられる心境が羨ましい。(゜o゜)
まだまだ日が短い昨今、なかなか決断できません。
ところで表記の「1月27日」は土曜でなく水曜日ですけど?
権現山の登山口となる平のあたりには多くの車が停められている。小女郎ヶ池への登山口の坂下に回ってもやはり登山者のもの思われる多くの車が目立つ。
国道沿いに駐車場所は少ないのですが、冬季だけチェーン装着場として開けている路肩のスペースに停めてるのかな?
果たしてどこまで除雪されているか心配ではあったが、三軒屋と呼ばれる市後谷の出合のあたりまでは問題なく入ることが出来る。
久多上の町の先くらいでしょうか?民家が切れるまでは除雪してくれますね。ただし、駐車スペースがあるかどうかが問題。
まずは見後谷の左俣に入ったところにある滝を久しぶりに訪れる。
私が辿ったのは左俣の右岸尾根なんですが、ヤブっぽくて右下の滝に気付きませんでした。co500くらいのところでしょうか?
経ヶ岳、三国岳から天狗岳に至る久多川の源流域を取り巻く山々のパノラマが視界に飛び込んでくる。正面にはp936の雪原もよく見える。
三国~天狗~光砥~と続く尾根ですね。雪が締まったら周回できるかも?
山名標によるとここはイチゴ谷山の最高峰ということらしい。驚いたのは真新しい高島トレイルの標柱にカラ滝山という山名が記されていることだ。
・909mピークは確かにこの尾根では最高峰ですね。高島トレイルの「カラ滝山」は、朽木小川突き上げている谷名によるのではないでしょうか?
人口に膾炙して山好き人に親しまれ、市販図に名が載る日は案外近いかもしれませんね。(^^♪
路面でスリップしたのだろう。寒霞渓の急カーブのところでミニバンが横転している。
山より危ない積雪道路! 行きも帰りもお互い気を付けましょう(@_@;)

このエリアはyamaneko先生にシゲキされて、覗き見するようになりました。
雪のあるうちに行きたいところがいっぱいなのに、体がついてこん~で、困っております。
           ~びわ爺
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

投稿記事 by sato »

山猫さま

こんばんは。
わたしの辿った横山岳への山猫さんの思いを知り、わたしもいろいろな思いに駆られました。
(私自身の山への思いです)ごちゃごちゃしていてまとめられません(汗)。お返事もう少しお時間をください。

権現山から蓬莱山のサンライズ山旅、今度は、経ヶ岳から△909の午後から山旅!
山猫さんの山への情熱は計り知れません。
1月最後の週の土曜日、わたしは、夫の仕事に同行して蛇谷ヶ峰に登っていました。
昼過ぎまで雪が降ったり止んだりのお天気で眺望には恵まれませんでしたが、
まっ白な雪で飾られたお山をお客様と味わうことが出来ました。
蛇谷ヶ峰は二組?しかお会いしませんでしたが、平や坂下からは多くの登山者が比良のお山に向かわれていたのですね。
雪の比良山は人気があるのですね。

久多側から経ヶ岳、△909へ向かわれたのですね。
宮の町より上流の久多川沿いのお山は、時折、思い出したように、ぽつ、ぽつと、ちいさな尾根や谷を辿っていますが、
雪の季節は訪れたことがありません。辿るのは朽木側からになってしまいます。
ミゴ谷右岸尾根は最近では昨夏歩きました。滝も覗きました。
雪の日の滝・・写真を眺めながら、そこに漂う空気を想像しました。

針畑川沿いのお山はどのくらい雪があるのかなぁと思っていました。それほどは積もっていないようですね。
高島トレイルが△909あたりまで延びたことは聞いておりました。
2年ほど前?に、小川の思古淵神社の近くに看板も立てられました。
イチゴ谷山から△909にかけてのブナの大樹は見ごたえがありますものね。
尾根からすぐの場所に佇むトチの巨木に初めて出会った時は驚きました。葉っぱを確認してやっぱりトチだと。

雪の△909から比良の山を眺めたのはいつの年だったのだろう。
風景の記憶は残っていても、時はあいまいに。
きちんと記録を残していませんので、いろいろな記憶が交錯して、ひとつの物語を作っていることもあります。
山猫さんのレポを拝読し、また雪の△909を訪れたくなりました。
カラ滝山という山名がつけられたのですね。小川の人達の呼び名なのでしょうか。

山猫さんは、北山や朽木のお山をあちこち歩かれていらっしゃいますね。
わたしの知っているトチの巨木の場所は、ここではお伝えすることは出来ないのですが、
山猫さんの感性で谷を辿る山旅をなさっていると(どこも登山靴で歩けます)、
じきに朽木の山に点在する巨木林に出会うはずと思っております。

雪の中のトチの巨木は、葉を生い茂らせている時よりも、より、山中で存在感を放っているように感じます。
枝の先まで太いトチの木を見上げていると、こころが安らぎます。

sato
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

投稿記事 by yamaneko0922 »

biwa爺さん コメント有難うございます。

密かにレスを頂けるのを期待しておりました。

>ところで表記の「1月27日」は土曜でなく水曜日ですけど?

失礼しました。何を間違えたのか、30日の土曜日です。

>私は経ヶ岳から三国岳へ北上して地蔵谷へ下ったので、イチゴ谷山への尾根は逆方向でした。

地蔵谷とは羨ましいです。春になったら訪れてみたいと思っています。

>地味で静かな雰囲気は北山独特のものですね。

まさしくそうですね。この地味さ故にこの山域に食指が動く人が少ないのででしょうが、静けさと見事なまでに調和した地味さが何とも魅力的ですね、訪れる度に何らかの新鮮な魅力を発見するように思います。

>冬季だけチェーン装着場として開けている路肩のスペースに停めてるのかな?

確かに・・・路肩は路駐の車で埋まっています。

>久多上の町の先くらいでしょうか?民家が切れるまでは除雪してくれますね。ただし、駐車スペースがあるかどうかが問題。

その通りです。この三軒家の民家は今や全て無住だと思いますが、ここまでは除雪されているようです。雪が多くなかったせいもありますが、道路脇には駐車可能な余地が少なからずあるように思われます。

>私が辿ったのは左俣の右岸尾根なんですが、

同じ尾根ですね。

>ヤブっぽくて右下の滝に気付きませんでした。co500くらいのところでしょうか?

左俣に入ってすぐのところにあります。ca450mと思います。
確かにのぞき込まないと滝があることに気が付かない、わかりにくいところですね。
是非、機会があれば再訪を!

>三国~天狗~光砥~と続く尾根ですね。雪が締まったら周回できるかも?

雪が締まらなくても周回できますよ :mrgreen:

>高島トレイルの「カラ滝山」は、朽木小川突き上げている谷名によるのではないでしょうか?

ご教示、有難うございます。

>人口に膾炙して山好き人に親しまれ、市販図に名が載る日は案外近いかもしれませんね。(^^♪

そうでしょうね。何しろ眺望絶佳ですからね。

>雪のあるうちに行きたいところがいっぱいなのに、体がついてこん~で、困っております。

雪がなくても行けるでしょう。私の庭ではありませんが、是非、また北山にもいらして下さい。
山猫 🐾
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】経ヶ岳〜カラ滝山☆p909に新たな山名が

投稿記事 by yamaneko0922 »

satoさん お返事が遅くなり失礼しました。

私の職場のPCからログイン出来ない状況が続いておりました。久しぶりに自宅のmacからログインしております。

>わたしの辿った横山岳への山猫さんの思いを知り、わたしもいろいろな思いに駆られました。
(私自身の山への思いです)ごちゃごちゃしていてまとめられません(汗)。お返事もう少しお時間をください。


先日はご丁寧なレスを有難うございました。
satoさんのrepに私自身の過去の山行のことを書きすぎたと反省しております。

>1月最後の週の土曜日、わたしは、夫の仕事に同行して蛇谷ヶ峰に登っていました。
昼過ぎまで雪が降ったり止んだりのお天気で眺望には恵まれませんでしたが、


biwa爺さんのご指摘で日にちが間違っていたことに気が付きました。私が訪れたのもまさにこの日の午後です。
京都市内も朝から雨が降ったり止んだりで、安定しない天気でしたね。でも程よい新雪直後の山の美しさを堪能することが出来ましたね。

>イチゴ谷山から△909にかけてのブナの大樹は見ごたえがありますものね。
尾根からすぐの場所に佇むトチの巨木に初めて出会った時は驚きました。葉っぱを確認してやっぱりトチだと。


遠目にブナかと思ったのですが、樹肌で確認してトチノキだと判断しました。
大樹の多いこの尾根にあって、ひときわ強い存在感を放ちますよね。またこの樹のお陰で尾根の表情がとても豊かになっているような気がしてなりません。

>カラ滝山という山名がつけられたのですね。小川の人達の呼び名なのでしょうか。

残念ながら未だにこの山名の由来がよくわからないのです。

また北山や朽木の谷を逍遙する新緑の季節が巡って来るのを楽しみにしています。
山猫 🐾
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