【鈴鹿】お藤の鼻筋は二本 静寂の藤原岳
Posted: 2021年2月01日(月) 22:57
【日 付】2021年1月31日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】藤原簡易P7:35---9:39標高点597 ---10:15お藤の鼻筋12:18---12:54頭陀ヶ平---14:25藤原簡易P
【メンバー】単独
今年は雪を求めて苦労することはないと思っていたが、太平洋側の降雪は少なく、年末年始に降った雪を食いつぶしている状態だ。日本海側の天候の影響を受ける鈴鹿北部で雪が降ったので出かけた。藤原簡易パーキングに着いたものの小雨が降っている。準備をしている間におさまってきたので出発する。木和田尾からの周回が多そうなので坂本谷右岸に向かうことにした。
静かな坂本の集落を歩いていると工場の柱から炎があがっている。火事で、心もとない消防団の放水が一本はなたれて、半鐘の音が鳴り響いている。消火活動が始まったばかりだった。
坂本谷右岸から597標高点を経て聖宝寺道6合目に向かう。昔は祠から尾根に取りついたが、途中に坂本谷堰堤工事のための取りつけ道が出来たのでここを歩く。今も上部の堰堤作りで使われており、法面につけられた階段を上る。学生時代は西藤原駅から坂本谷堰堤上の河原でテントを張るのが定番だったが今は見る影もない。
階段の上の植林に入ると新雪の上を鹿の足跡が無数にある。さっき見た鹿で6頭で群れを作っている。杣道や尾根筋を使いながら進んでいく。鹿たちは大きく九十九折で進みながら、結局私と同じルートを歩いている。稜線直下には雪のついていない白い丸がそこかしこにあり鹿の昨晩の宿泊地だったようだ。植林に入ってからは水滴が降り続いている。雨なのか雪が解けて水滴になっているのか分からないが、降っている。このまま続くのなら登山道で下山だなと思い始めた稜線近くになって雪にかわった。
上りついた場所は猟師の黄色テープのある所で、ここから尾根づたいに溝道が続いている。植林の中にも溝道の一部分が残っていたので、坂本集落から続く道が植林地を通り597標高点の尾根まで続いていたようだ。見覚えのある木や昔ここを管轄していた「白石」の標柱を見ながら誰もいない新雪の広々した尾根を歩く。ここは猟場で、ウサギを血抜きした跡に出くわしたり、猟師の気配を感じる場所だったが、今では猟師は来ていないようだ。
597標高点を過ぎるとすぐに聖宝寺道に合流した。今日の先行者は1名のようだ。6合目の看板のある所まで登山道を歩き、ここでスノーシューをつけた。小谷を越えて山日和さんが下ったお藤の鼻筋を目指して新雪の斜面をトラバースしていく。尾根はカレンフェルトの岩尾根で、最初は岩の間に生えた林の中を進んでいく。尾根上は風が強く吹き付けている。カレンフェルトの間に生える木の間隔は次第に広くなり白い雪原が目立ってきた。そして白い雪の帯が上部につながるお藤の鼻筋が見えてきた。ここだけ木が生えず雪原になっており最上部には雪庇もできていた。眼下には藤原の集落が手にとるように見える。
再び林に入るもののすぐに二本目の鼻筋が見えてくる。ここは雪がたまるようで、吹き溜まりの丘や発達した雪庇もみられた。これを上ると白い枯山水の庭が広がるテーブルランドだった。トラバース地点から400m標高を上げる間カレンフェルトの岩尾根は続き、二本にわかれた鼻筋が姿をあらわした。里からは鼻筋がきれいに通っているように見えるのが不思議だ。
風を避けて休憩していると青空も見えてきて霧氷が映える。展望丘もきれいに霧氷がついている。登山道に出るとトレースがしっかりついている。ただ、ツボ足やアイゼンのみという人が多くトレースは一本につながっている。人の多そうな天狗岩は寄らずに頭陀ヶ平に向けて歩く。この時間帯になると木和田尾に向かう人もなく静かなもんだ。しかもトレースがしっかりあるので楽ちんそのもの。ただ源頭部を尾根が回り込む所をわざわざ夏道どうりに谷に下るようにトレースがつけられていたり、頭陀ヶ平の鉄塔からショートカットして木和田尾に向かうのが冬道だったのが、わざわざ遠回りして登山道どうりにトレースがつけられたりと変な歩き方をしている。ヤマレコの影響だろうか。今日のような積雪なら問題ないが、雪が深ければ大きな違いが出ると思う。木和田尾の雪は里まで残っていて、子向井山を下った鉄塔までスノーシューで下りられた。
気温の高い日が続く中、新雪で彩られた静寂の藤原岳を楽しめたのはラッキーだった。太平洋側に雪はもう降らないのだろうか。
【山 域】鈴鹿
【コース】藤原簡易P7:35---9:39標高点597 ---10:15お藤の鼻筋12:18---12:54頭陀ヶ平---14:25藤原簡易P
【メンバー】単独
今年は雪を求めて苦労することはないと思っていたが、太平洋側の降雪は少なく、年末年始に降った雪を食いつぶしている状態だ。日本海側の天候の影響を受ける鈴鹿北部で雪が降ったので出かけた。藤原簡易パーキングに着いたものの小雨が降っている。準備をしている間におさまってきたので出発する。木和田尾からの周回が多そうなので坂本谷右岸に向かうことにした。
静かな坂本の集落を歩いていると工場の柱から炎があがっている。火事で、心もとない消防団の放水が一本はなたれて、半鐘の音が鳴り響いている。消火活動が始まったばかりだった。
坂本谷右岸から597標高点を経て聖宝寺道6合目に向かう。昔は祠から尾根に取りついたが、途中に坂本谷堰堤工事のための取りつけ道が出来たのでここを歩く。今も上部の堰堤作りで使われており、法面につけられた階段を上る。学生時代は西藤原駅から坂本谷堰堤上の河原でテントを張るのが定番だったが今は見る影もない。
階段の上の植林に入ると新雪の上を鹿の足跡が無数にある。さっき見た鹿で6頭で群れを作っている。杣道や尾根筋を使いながら進んでいく。鹿たちは大きく九十九折で進みながら、結局私と同じルートを歩いている。稜線直下には雪のついていない白い丸がそこかしこにあり鹿の昨晩の宿泊地だったようだ。植林に入ってからは水滴が降り続いている。雨なのか雪が解けて水滴になっているのか分からないが、降っている。このまま続くのなら登山道で下山だなと思い始めた稜線近くになって雪にかわった。
上りついた場所は猟師の黄色テープのある所で、ここから尾根づたいに溝道が続いている。植林の中にも溝道の一部分が残っていたので、坂本集落から続く道が植林地を通り597標高点の尾根まで続いていたようだ。見覚えのある木や昔ここを管轄していた「白石」の標柱を見ながら誰もいない新雪の広々した尾根を歩く。ここは猟場で、ウサギを血抜きした跡に出くわしたり、猟師の気配を感じる場所だったが、今では猟師は来ていないようだ。
597標高点を過ぎるとすぐに聖宝寺道に合流した。今日の先行者は1名のようだ。6合目の看板のある所まで登山道を歩き、ここでスノーシューをつけた。小谷を越えて山日和さんが下ったお藤の鼻筋を目指して新雪の斜面をトラバースしていく。尾根はカレンフェルトの岩尾根で、最初は岩の間に生えた林の中を進んでいく。尾根上は風が強く吹き付けている。カレンフェルトの間に生える木の間隔は次第に広くなり白い雪原が目立ってきた。そして白い雪の帯が上部につながるお藤の鼻筋が見えてきた。ここだけ木が生えず雪原になっており最上部には雪庇もできていた。眼下には藤原の集落が手にとるように見える。
再び林に入るもののすぐに二本目の鼻筋が見えてくる。ここは雪がたまるようで、吹き溜まりの丘や発達した雪庇もみられた。これを上ると白い枯山水の庭が広がるテーブルランドだった。トラバース地点から400m標高を上げる間カレンフェルトの岩尾根は続き、二本にわかれた鼻筋が姿をあらわした。里からは鼻筋がきれいに通っているように見えるのが不思議だ。
風を避けて休憩していると青空も見えてきて霧氷が映える。展望丘もきれいに霧氷がついている。登山道に出るとトレースがしっかりついている。ただ、ツボ足やアイゼンのみという人が多くトレースは一本につながっている。人の多そうな天狗岩は寄らずに頭陀ヶ平に向けて歩く。この時間帯になると木和田尾に向かう人もなく静かなもんだ。しかもトレースがしっかりあるので楽ちんそのもの。ただ源頭部を尾根が回り込む所をわざわざ夏道どうりに谷に下るようにトレースがつけられていたり、頭陀ヶ平の鉄塔からショートカットして木和田尾に向かうのが冬道だったのが、わざわざ遠回りして登山道どうりにトレースがつけられたりと変な歩き方をしている。ヤマレコの影響だろうか。今日のような積雪なら問題ないが、雪が深ければ大きな違いが出ると思う。木和田尾の雪は里まで残っていて、子向井山を下った鉄塔までスノーシューで下りられた。
気温の高い日が続く中、新雪で彩られた静寂の藤原岳を楽しめたのはラッキーだった。太平洋側に雪はもう降らないのだろうか。
今年は雪を求めて苦労することはないと思っていたが、太平洋側の降雪は少なく、年末年始に降った雪を食いつぶしている状態だ。日本海側の天候の影響を受ける鈴鹿北部で雪が降ったので出かけた。藤原簡易パーキングに着いたものの小雨が降っている。準備をしている間におさまってきたので出発する。木和田尾からの周回が多そうなので坂本谷右岸に向かうことにした。