【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

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skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

投稿記事 by skywalk »

【 日 付】2021年1月15日(金)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】R306ゲート8:20>コグルミ谷右岸尾根>カタクリ峠>御池岳12:10>奥の平北東尾根>カタクリ峠>国道ゲート16:15

 1月15日(金)てんくらの予報でゴーサインが出たので御池岳に登りました。今回もミニスキーを担いでヤブスキーに挑戦です。
 朝8時20分、R306のゲートを出発しました。
国道を小一時間歩いてようやく犬帰谷左岸尾根の取り付き点に着きました。バリルートなので標識類はありませんが、擁壁が切れたところには踏み跡が見られます。
尾根には少し日を置いたトレースが残っていました。植林帯を抜けるとシャクナゲ交じりの樹林に入ります。このルートは最近藪が濃くなったように思いましたが、トレースを追っていくと割合すんなりと樹林を抜けられました。どうも私のルートの取り方がまずかったようです。
尾根を登っていくと右の方からコグルミ谷の右岸尾根が寄ってきて合流します。
合流すると落葉樹だけのすっきりした尾根になります。
標高の低いところでは尾根芯の雪は溶けて地面が見えていました。
尾根が広くなったところで右に曲がるとコグルミ谷登山道の6合目(カタクリ峠)に出ました。白瀬峠の方から新しいトレースが付いていたのでその後を追いました。
7合目でトレースは左右に分かれていましたが、右のトレースは古く薄いので左のトレースを追います。左のトレースは登山道を辿っていました。
8合目から登山道は浅い谷を登っていくのですが、谷道は雪の吹き溜まりが深いので先行者は左の小尾根を登っていました。
御池山頂が近づきました。後一息です。暖かく穏やかな日なので樹氷は残っていません。
12時10分、御池山頂に着きました。山頂では若い男性が一人昼食の準備をしていました。朝車でゲートに向かう前に簡易ステーションから山口貯水池方面に歩いている男性と年恰好が似ていたので聞いてみると本人のようです。国道歩きを含めてもゲートから歩いた方が木和田尾を登るより早く着けるはずなのですが、若い人にはかないません。
天気が良すぎて気温が上がり水蒸気が増えたせいか左の霊仙山ははっきり見えますが、右の伊吹山は霞んでいました。
P1152103.JPG
今日の滑降予定コースは奥の平(1241m)の北東尾根なのでそちらに向かいました。
ボタンブチなどテーブル散歩をしている暇はないのでここから見ておきましょう。
年末年始からまとまった降雪がないせいか奥の平では地肌が見えているところもありました。スキーの跡が一本奥の方に伸びていました。こんなところで滑っているのはアスリートの鈴鹿スキモさんでしょうか。とても真似はできないので私はランチにしました。
バーガーとおにぎりでランチを済ませたら早速プラブーツに履き替えスキーを付けました。
さあ、行ってみましょう。
P1152107.JPG
出だしはなかなか気持ちのいい尾根です。ここもバリルートでよく使われるのですが、トレースは殆ど消えていました。
P1152109.JPG
樹林に突っ込むと登りに使った小尾根より木立が密なところもありスイスイとは行きません。
中間部のなだらかなところは気持ちよく滑れました。
P1152110.JPG
尾根を下って真ノ谷に降りました。
谷を少し遡って右股に入るとカタクリ峠に戻れます。
カタクリ峠まで緩やかな登りになるのでスキーにシールを貼るつもりでしたが、雪が重くてあまり滑らないのでシールなしでカタクリ峠に戻れました。
後は往路の右岸尾根を下りますが、ここもスキーで下って行きます。
P1152114.JPG
地肌が見えているところも風下の東側を滑っていきます。
犬帰谷左岸尾根分岐の手前にある岩の出た痩せ尾根だけは滑るところがないので板を外して痩せ尾根を通過しました。また、少し滑って犬帰谷左岸尾根に入ったところでスキーを外し歩いて尾根を下りました。国道を50分ほど下って16時15分、ゲートに戻りました。
出発時間が少し遅れて余裕がありませんでしたが、何とか明るいうちに戻れました。冬の御池岳は普通に登って降りてくるだけでも大変なのにスキーを担いで行って滑って降りてこられたのですから上出来と言うべきでしょう。
SHIGEKI
記事: 1028
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

投稿記事 by SHIGEKI »

skywalkさん こんばんは。

【 日 付】2021年1月15日(金)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】R306ゲート8:20>コグルミ谷右岸尾根>カタクリ峠>御池岳12:10>奥の平北東尾根>カタクリ峠>国道ゲート16:15

藤原、綿向 に続いての鈴鹿のスキー滑降!!元気いっぱい精力的ですね。

そう言えば、一昨年?も鈴鹿の山を滑降されてましたよね。


 今回もミニスキーを担いでヤブスキーに挑戦です。

99cmのスカイベンチャーですね。

13~14年前、不肖Sも愛用してました。

シールが不能になりましたが・・・・

http://shigeki.ryu-unso-kyu.jp/07yamaskynobuse2.htm

このころ スカイベンチャーで滑ってました。


 
今日の滑降予定コースは奥の平(1241m)の北東尾根なのでそちらに向かいました。
ボタンブチなどテーブル散歩をしている暇はないのでここから見ておきましょう。
年末年始からまとまった降雪がないせいか奥の平では地肌が見えているところもありました。

もう地肌が出てましたか・・・

昔は、2mの笹が完全に雪に埋まったままでしたが


スキーの跡が一本奥の方に伸びていました。こんなところで滑っているのはアスリートの鈴鹿スキモさんでしょうか。

この方も雪が付いたとみるや、鈴鹿の山を滑降されますね。

スキモ の第一人者 M沢Y靖さんは、不肖Sのスキーの先生です。

バーガーとおにぎりでランチを済ませたら早速プラブーツに履き替えスキーを付けました。
さあ、行ってみましょう。

いつも、板とブーツを背負って登られるんですね。

雪の繋がるところまでは致し方ありませんが、兼用靴で歩くより背負った方がいいとの考えですか?


樹林に突っ込むと登りに使った小尾根より木立が密なところもありスイスイとは行きません。
中間部のなだらかなところは気持ちよく滑れました。

いいですね~


尾根を下って真ノ谷に降りました。
谷を少し遡って右股に入るとカタクリ峠に戻れます。
カタクリ峠まで緩やかな登りになるのでスキーにシールを貼るつもりでしたが、雪が重くてあまり滑らないのでシールなしでカタクリ峠に戻れました。
後は往路の右岸尾根を下りますが、ここもスキーで下って行きます。

地肌が見えているところも風下の東側を滑っていきます。
犬帰谷左岸尾根分岐の手前にある岩の出た痩せ尾根だけは滑るところがないので板を外して痩せ尾根を通過しました。また、少し滑って犬帰谷左岸尾根に入ったところでスキーを外し歩いて尾根を下りました。国道を50分ほど下って16時15分、ゲートに戻りました。

状況を考慮した巧みなルート取りですね。 :mrgreen:

出発時間が少し遅れて余裕がありませんでしたが、何とか明るいうちに戻れました。冬の御池岳は普通に登って降りてくるだけでも大変なのにスキーを担いで行って滑って降りてこられたのですから上出来と言うべきでしょう。

仰る通り、目的達成して無事に帰れることが素晴らしい山行ですね。

      SHIGEKI
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

投稿記事 by シュークリーム »

左:乗鞍岳 右:御嶽
左:乗鞍岳 右:御嶽
skywalkさん,こんにちは。

【 ルート 】R306ゲート8:20>コグルミ谷右岸尾根>カタクリ峠>御池岳12:10>奥の平北東尾根>カタクリ峠>国道ゲート16:15

私も,明日,このコースをいってみようと思っています。

 1月15日(金)てんくらの予報でゴーサインが出たので御池岳に登りました。今回もミニスキーを担いでヤブスキーに挑戦です。
 朝8時20分、R306のゲートを出発しました。


しかし,スキーと靴を担いでの山行,元気ですねえ。わたしゃ真似できませんわ。

12時10分、御池山頂に着きました。山頂では若い男性が一人昼食の準備をしていました。朝車でゲートに向かう前に簡易ステーションから山口貯水池方面に歩いている男性と年恰好が似ていたので聞いてみると本人のようです。国道歩きを含めてもゲートから歩いた方が木和田尾を登るより早く着けるはずなのですが、若い人にはかないません。

やっぱ,平日でも人が登っているんですねえ。もっとも藤原岳や竜ケ岳と比べると少ないか。

天気が良すぎて気温が上がり水蒸気が増えたせいか左の霊仙山ははっきり見えますが、右の伊吹山は霞んでいました。

私はその頃すぐ近くの鈴北岳にいましたが,やっぱり霞んでいましたね。

出だしはなかなか気持ちのいい尾根です。ここもバリルートでよく使われるのですが、トレースは殆ど消えていました。

私もこの尾根はよく使います。カタクリ峠まで最短距離で行けて,仕事の早い尾根ですね。


出発時間が少し遅れて余裕がありませんでしたが、何とか明るいうちに戻れました。冬の御池岳は普通に登って降りてくるだけでも大変なのにスキーを担いで行って滑って降りてこられたのですから上出来と言うべきでしょう。

ほんとにすごい体力ですね。
またどこかの雪山で・・・
                         @シュークリーム@
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

投稿記事 by skywalk »

shigekiさん、こんばんは。
藤原、綿向 に続いての鈴鹿のスキー滑降!!元気いっぱい精力的ですね。
そう言えば、一昨年?も鈴鹿の山を滑降されてましたよね。

藤原岳と竜ヶ岳は毎年のように滑っていたんですけど、昨年は雪不足で全く滑れませんでした。今シーズンは12月から大雪が降って昨年の分も取り返そうと積極的に出かけています。それと体力的にも限界を感じているので動けるうちに好きなことをやっておこうという考えもあります。

99cmのスカイベンチャーですね。
13~14年前、不肖Sも愛用してました。
シールが不能になりましたが・・・・

鈴鹿のヤブスキーでは小回りの利くスキーベンチャーが大活躍しています。

もう地肌が出てましたか・・・
昔は、2mの笹が完全に雪に埋まったままでしたが

奥の平は笹が消えた後、草も生えない剥き出しになっていますから地温が高く雪も積もりにくいようです。

の方も雪が付いたとみるや、鈴鹿の山を滑降されますね。
スキモ の第一人者 M沢Y靖さんは、不肖Sのスキーの先生です。

鈴鹿スキモさんを見たのは藤原岳が最初でしたが、私を追い抜いたかと思うとあっという間に後ろ姿も無くなりました。何をそんなに急いでいるんだろうと思いましたが、レースのトレーニングをしていたんですね。shigekiさんにはすごい先生が付いているんですね。

いつも、板とブーツを背負って登られるんですね。
雪の繋がるところまでは致し方ありませんが、兼用靴で歩くより背負った方がいいとの考えですか?

鈴鹿ではシールで登っていけるところも少ないし、このほうが私に合っているんです。脚力も貧弱なもので兼用靴で登るより担いで行ったほうが私には楽です。

状況を考慮した巧みなルート取りですね。
無理を承知のヤブスキーですが、なるべく下の方まで滑って行こうと編み出したルートです。体力的な限界を感じる今日この頃ですが、もう少しがんばります。
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】御池岳奥の平から滑降

投稿記事 by skywalk »

シューさん、こんにちは。
私も,明日,このコースをいってみようと思っています
私は滋賀県側から入ったことがないので大君ヶ畑の方から歩くのとどれ位違うのかよく分かりませんが、大体の時間は見込めるのでこちらから入っています。時間はそれなりに掛るけどスキー滑降にはベストコースです。

しかし,スキーと靴を担いでの山行,元気ですねえ。わたしゃ真似できませんわ。
ミニスキーですから長い板に比べれば軽いと言っても歩荷苦手の私には重労働です。

やっぱ,平日でも人が登っているんですねえ。もっとも藤原岳や竜ケ岳と比べると少ないか。
お天気からすればもっと人がいるかと思いましたが、山頂に居た人以外は目に付きませんでした。

私もこの尾根はよく使います。カタクリ峠まで最短距離で行けて,仕事の早い尾根ですね。
下りの場合はまだしも、登りに使うと一本調子で長くつらい尾根です。

ほんとにすごい体力ですね。
またどこかの雪山で・・・

雪質とかトレースとか運にも恵まれて何とか目標達成できました。
シューさんに初めてお会いしたのもカタクリ峠でしたから、本当にお会いするかもです。
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