【鈴鹿】雨と風とガスの雨乞岳
Posted: 2021年1月18日(月) 20:26
【日 付】2021年1月16日(土)
【山 域】鈴鹿 雨乞岳周辺
【天 候】曇り時々雨
【コース】鳴野橋8:15---9:25蓮如一夜籠りの小屋---10:15雨乞岳西尾根---11:55雨乞岳---12:20杉峠---13:00シデ並木13:56
---14:10蓮如小屋15:00---16:05鳴野橋
前夜まではまあまあの予報だったが、当日になってみると曇り時々の雨に。
なんとか降られなければいいと出発。鳴野橋の駐車地には先着が1台のみ。行き先は雨乞かイブネか。
ここまで車で入れるということは、雪はあまり期待できないだろう。ほとんど雪の消えた千種街道を歩く。
ところどころ凍結して、油断しているとツルッといってしまうので危ない。
蓮如一夜籠りの小屋まで来ると、やっと雪が繋がったが、10センチあるかないかという程度である。
尾根に乗ればと期待をかける。
少し進んだところから雨乞岳西尾根に向かって支尾根を上がった。が、この尾根上にはまったくと言っていい
ぐらい雪が無い。背中のスノーシューが空しく揺れている。
ヤブもなく歩きやすい尾根を100mほど上がれば西尾根に合流する。
この雨乞岳西尾根は、無雪期のバリルートとしても楽しい道だ。意外にやせた部分が続くので、かえって雪が着
きにくいのだろう。初冬のバリハイのような雰囲気で、気分は半ばあきらめモード。ど
んよりとした天気の上に風もあり、モチベーションが上がらない。
尾根巾が広がるとようやくスノーシューを履ける状態となった。もう標高は1000mを超えている。
先週のものと思われるワカンの古いトレースが残されている。
展望が開けると、薄暗い空の向こうに綿向山のどっしりとした姿が見えた。その右に開ける街並みは八日市あ
たりだろうか。
真西尾根と呼んでいる、奥ノ畑谷からの尾根の合流すると山頂台地の一角に到着だ。このあたりから、曇り空
どころではなく一面のガスに包まれ始めた。視程は30mほどだろうか。
とにかく少しでも高い方へ向かうが、まったく平坦になるとどっちが山頂かわからない。
ガスの中、あらぬ方向から先行者だろう単独の登山者が現れた。GPSを手に方向を確認しているようだ。
目の前をトレースが横切っている。このトレースの先が山頂だろう。右折した50m先が雨乞岳の山頂だった。
ガスと風の上に、今度は雨まで降り始めた。雨乞岳とは言え、雨乞いをした覚えはないのだが。
とてもランチどころではないので、すぐに杉峠に向かって下山開始。
当初予定では清水の頭へ縦走するつもりだったが、とんでもない状況である。
この道は最初は好展望、途中からはブナ林のいい道だ。もっともこの日は好展望とは無縁だが、ガスの向こう
から浮かび上がるブナの姿が幻想的で、これはこれでいいと思わせる。
杉峠まで下りるとガスが切れ、枯れた一本杉の奥に伊勢平野が光っていた。三重県は晴れているようだ。
雨は止んだので、とりあえず風のないところまで下りてランチタイムとしよう。
杉峠の西側、フジキリ谷源頭を巻くように付けられている千種街道は、鈴鹿の中でも好きな場所のひとつ。
小谷を横切りながらトラバースして行く道の風情と、ミズナラの大木が並ぶ伸びやかな源頭部の広がりは実にい
い雰囲気である。「一反ぼうそう」と呼ばれるミズナラの巨樹が枯死してしまったのは残念だが、美しい風景は
そのままだ。
峠の直下にあった小屋は冬にはありがたい存在だったが、もはや使用不能の状態になっていた。
シデの並木まで下ってランチとした。雨が降りそうで、小屋まで下るかどうか迷ったのだが、できることなら
景色を見ながら食べたい。鍋をつついていると無情の雨が降り始めた。
今さら撤収もできないので食べ続けるしかない。雪山で雨中の鍋ランチもオツなものである。
小屋まで下る途中で雨が止んだ。小屋で仕上げのコーヒータイムを楽しんでいると、再びの雨。今度は結構な
降りだ。小屋の屋根を叩く雨音が激しい。これはしばらく雨宿りするしかない。
ようやく雨音が静かになったので腰を上げた。
散々な雪山の一日だったが、駐車地へ向かう頃には薄日が差してきた。これも登山あるあるだ。
山日和
【山 域】鈴鹿 雨乞岳周辺
【天 候】曇り時々雨
【コース】鳴野橋8:15---9:25蓮如一夜籠りの小屋---10:15雨乞岳西尾根---11:55雨乞岳---12:20杉峠---13:00シデ並木13:56
---14:10蓮如小屋15:00---16:05鳴野橋
前夜まではまあまあの予報だったが、当日になってみると曇り時々の雨に。
なんとか降られなければいいと出発。鳴野橋の駐車地には先着が1台のみ。行き先は雨乞かイブネか。
ここまで車で入れるということは、雪はあまり期待できないだろう。ほとんど雪の消えた千種街道を歩く。
ところどころ凍結して、油断しているとツルッといってしまうので危ない。
蓮如一夜籠りの小屋まで来ると、やっと雪が繋がったが、10センチあるかないかという程度である。
尾根に乗ればと期待をかける。
少し進んだところから雨乞岳西尾根に向かって支尾根を上がった。が、この尾根上にはまったくと言っていい
ぐらい雪が無い。背中のスノーシューが空しく揺れている。
ヤブもなく歩きやすい尾根を100mほど上がれば西尾根に合流する。
この雨乞岳西尾根は、無雪期のバリルートとしても楽しい道だ。意外にやせた部分が続くので、かえって雪が着
きにくいのだろう。初冬のバリハイのような雰囲気で、気分は半ばあきらめモード。ど
んよりとした天気の上に風もあり、モチベーションが上がらない。
尾根巾が広がるとようやくスノーシューを履ける状態となった。もう標高は1000mを超えている。
先週のものと思われるワカンの古いトレースが残されている。
展望が開けると、薄暗い空の向こうに綿向山のどっしりとした姿が見えた。その右に開ける街並みは八日市あ
たりだろうか。
真西尾根と呼んでいる、奥ノ畑谷からの尾根の合流すると山頂台地の一角に到着だ。このあたりから、曇り空
どころではなく一面のガスに包まれ始めた。視程は30mほどだろうか。
とにかく少しでも高い方へ向かうが、まったく平坦になるとどっちが山頂かわからない。
ガスの中、あらぬ方向から先行者だろう単独の登山者が現れた。GPSを手に方向を確認しているようだ。
目の前をトレースが横切っている。このトレースの先が山頂だろう。右折した50m先が雨乞岳の山頂だった。
ガスと風の上に、今度は雨まで降り始めた。雨乞岳とは言え、雨乞いをした覚えはないのだが。
とてもランチどころではないので、すぐに杉峠に向かって下山開始。
当初予定では清水の頭へ縦走するつもりだったが、とんでもない状況である。
この道は最初は好展望、途中からはブナ林のいい道だ。もっともこの日は好展望とは無縁だが、ガスの向こう
から浮かび上がるブナの姿が幻想的で、これはこれでいいと思わせる。
杉峠まで下りるとガスが切れ、枯れた一本杉の奥に伊勢平野が光っていた。三重県は晴れているようだ。
雨は止んだので、とりあえず風のないところまで下りてランチタイムとしよう。
杉峠の西側、フジキリ谷源頭を巻くように付けられている千種街道は、鈴鹿の中でも好きな場所のひとつ。
小谷を横切りながらトラバースして行く道の風情と、ミズナラの大木が並ぶ伸びやかな源頭部の広がりは実にい
い雰囲気である。「一反ぼうそう」と呼ばれるミズナラの巨樹が枯死してしまったのは残念だが、美しい風景は
そのままだ。
峠の直下にあった小屋は冬にはありがたい存在だったが、もはや使用不能の状態になっていた。
シデの並木まで下ってランチとした。雨が降りそうで、小屋まで下るかどうか迷ったのだが、できることなら
景色を見ながら食べたい。鍋をつついていると無情の雨が降り始めた。
今さら撤収もできないので食べ続けるしかない。雪山で雨中の鍋ランチもオツなものである。
小屋まで下る途中で雨が止んだ。小屋で仕上げのコーヒータイムを楽しんでいると、再びの雨。今度は結構な
降りだ。小屋の屋根を叩く雨音が激しい。これはしばらく雨宿りするしかない。
ようやく雨音が静かになったので腰を上げた。
散々な雪山の一日だったが、駐車地へ向かう頃には薄日が差してきた。これも登山あるあるだ。
山日和
前夜まではまあまあの予報だったが、当日になってみると曇り時々の雨に。