【日 付】2020年12月6日(日)
【山 域】湖北 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】温見親水園地8:15---9:55市境尾根---10:15夜叉ヶ妹池10:40---10:50カナ山---12:05 Ca1040m13:30ランチ場
---13:55江美国境稜線---14:30鳥越山---16:10甲津原---16:40駐車地
山本武人氏著の「近江 湖北の山」を読んで、ずっと心に引っ掛かっていた山。カナ山と夜叉ヶ妹池もそんな山のひ
とつである。その解説の中でもそうであるが、いろんな記録を見ても西側の草野川白谷の方から登ったものしか見当
たらない。最近OSKのmasa氏が姉川の方から登ったのを見て、鳥越山との周回を思いついた。
姉川ダムを過ぎたところにある温見親水園地に車を止めた。園地は冬期休園中で人影はない。
橋を渡って姉川の右岸へ。目の前の尾根が目的のコースだが、鬱蒼とした植林で、いかにも食指が動かないもっさり
した雰囲気である。杣道があるのでヤブを漕ぐよりはマシか。
少し登ると自然林になった。潅木が少々煩わしいが、ヤブ漕ぎというほどでもない。
その後再び植林が出てきた後、今度は潅木オンリーのヤブ尾根となった。あまり期待してはいなかったとは言え、も
う少し目を細めるような場所が出てくるかと思っていたのだが・・・
ヤブも密ではないので、右へ左へかわしながら進む。それなりに急なおかげで気持ち良く?高度を稼ぐことができた。
登り着いた稜線は、米原市と長浜市の境界尾根だ。ここは歩く人がそこそこ居るので、まあまあ明瞭な踏み跡があ
り、テープ類もうるさいぐらい付けられている。
水溜まりのような小さな池があった。まさかこれが夜叉ヶ妹池ではないだろう。越美国境の本家夜叉ヶ池と絡む伝説
の池にしては、いかにも貧相である。
しばらく進んで二重山稜になった真ん中に、その池はあった。渇水期で水量が少ないのが残念だが、稜線上に佇む
池の風情はなかなかのものがある。
池からひと登りでカナ山(三角点大洞)の山頂だ。小さく切り開かれた平地に三角点だけがポツンと鎮座している、
何ということもない山頂である。
ここから先は歩く人もグッと減るはずだが、迷わない程度の踏み跡が続いている。期待していたブナはまだ姿を見
せず、雑木林のプロムナードといった雰囲気。やたらクリの木が多く、足元には空っぽのイガが地表を埋めるように
散乱していた。
小さなアップダウンを繰り返してP1057mに到着。と言っても、山頂はヤブの中だ。鳥越山からここまでは積雪期に
来ている。山頂から東に伸びる尾根を甲津原へ下りたものだ。
ここから先は既知の尾根なのだが、ヤブが雪の下に埋もれた積雪期と今ではまったく印象が違う。
それも、曇天で夕暮れが迫った雪山だったのが、今日は日がさんさんと降り注ぐ初冬の山である。
まったく別の山を歩いているような感覚だ。
次のP1071mあたりからブナ林が始まるはずだ。前方には金糞岳がひときわ高く聳えている。
ランチは鳥越山まで行ってからと思っていたが、P1071m先の、尾根が90度左折する部分に最適の場所があった。
下生えの少ないブナ林で、正面に金糞岳を望む絶好のロケーションである。
残りの行程の時間を計算しても、ここでゆっくりランチを楽しんで大丈夫だろう。
唯一の気掛かりは、鳥越山からの南尾根のヤブの状況だけだ。こちらの尾根も積雪期には歩いているが、無雪期の
記録が見当たらないのである。
余裕をかまして時間が押してくるという得意のパターンになりかけてしまった。先を急ごう。
と思ったところへ現れたのが見事なブナ林だった。こういうところでは、自然と歩みが遅くなってしまうのは必然
だ。大木はないが、ほぼブナの純林が稜線と向山谷側の斜面を埋め尽くしている。
この景色を味わうために山に登っているようなものである。もう少し早ければ、体が黄色く染まるような黄葉の森
を逍遥することができただろう。しかし、すっかり葉を落とした底抜けに明るいブナ林も、これはこれで違った味
わいがある。
鳥越峠への分岐まで来ると、踏み跡は道に変わった。村道から県道に格上げされたような感じである。
この江美国境稜線上には、例のトレラン大会絡みの切り開きが作られており、完全な登山道レベルの道が続いてい
る。特に最低鞍部へ下って行く部分では、古い仕事道であろう、深く掘り込まれた道が残っていて味わい深い。
鳥越山ジャンクションの手前のブナ林もいい。高丸や烏帽子、蕎麦粒、能郷白山に真っ白な白山も頭を出している。
こういう展望が得られるのは、ブナが葉を落とした季節ならではだろう。
ジャンクションから北へはブナ林が続く。
鳥越山(向山、三角点栗ヶ谷)の山頂自体は平凡だが、そこから北に伸びる国境稜線には延々とブナ林が続いている
のだ。そちらへ心惹かれながらも、踵を返して南に向かう。
出だしは下生えのない疎林だったが、しばらくすると尾根芯は潅木が優勢となった。
しかし、うまくしたもので、尾根の右側に明瞭な獣道が現われて、これ幸いと使わせていただく。
まさに「シカさん、ありがとう」というところである。ここでも尾根の登り方向に対して左斜面に獣道が付けられ
るという法則が実証されたようだ。
記憶よりも早く、標高800mあたりで植林が現われた。植林そのものは面白くないが、杣道で下山路が確保された
という点では安心できる。
快調に下って、鳥越山ジャンクションから1時間半足らずで甲津原の水道施設に着地できた。
ついでにこの施設の横にある544.9mの三角点を探す。施設の横は田んぼになっているが標石は見当たらなかった。
帰宅してから「点の記」を見てみると、三角点は田んぼの中ではなく、ノーマークの場所にあったようだ。
まだ夕方の4時過ぎだというのに、ひっそりと静まり返った甲津原の集落を跡に、辿ってきたカナ山の稜線を眺め
ながら県道を歩いた。ぽかぽかと暖かかった一日も、日が傾き始めると急速に気温が下がり始めたようだ。
山日和
【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
山日和 さん こんばんは。
【日 付】2020年12月6日(日)
【山 域】湖北 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】温見親水園地8:15---9:55市境尾根---10:15夜叉ヶ妹池10:40---10:50カナ山---12:05 Ca1040m13:30ランチ場
---13:55江美国境稜線---14:30鳥越山---16:10甲津原---16:40駐車地
山本武人氏著の「近江 湖北の山」を読んで、ずっと心に引っ掛かっていた山。カナ山と夜叉ヶ妹池もそんな山のひ
とつである。
カナ山??どっかで見たような記憶が・・・
と思いきや、夜叉が妹池 そして山本武人氏著の「近江 湖北の山」ときたら!!
子どもの絵本のような?!大人の山の本
FBにも書きましたが、古い画像と手書きのイラストがとてもしっくりくる本ですね。
その解説の中でもそうであるが、いろんな記録を見ても西側の草野川白谷の方から登ったものしか見当
たらない。最近OSKのmasa氏が姉川の方から登ったのを見て、鳥越山との周回を思いついた。
夜叉が妹池とカナ山を過ぎてからが長すぎ~やん!
と思ったら、流石 タイトルは 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺 ときた。
それはともかく、ロングルートは無理でも不肖Sもこの 夜叉が妹池 を肴にアワランチを考えてはいたのです。
それが何年か前のことで、夜叉が池も行ったことなかったので、やっぱ、姉の方から♫(唄ってはいけません)・・・
で夜叉が妹池 はいつの間にか ちゅうかいつものように忘却の彼方でした。
一連の画像を拝見すると いいとこ撮りとは知りつつ 神秘の池、山毛欅の森、展望の稜線・・・と引きつけられます。
画像と言えば、この本の最後の頁、スキーを担いだ作者とイラストを書いた女性、そして毛糸のセーターの男性
ほのぼのしてますなぁ~
SHIGEKI
【日 付】2020年12月6日(日)
【山 域】湖北 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】温見親水園地8:15---9:55市境尾根---10:15夜叉ヶ妹池10:40---10:50カナ山---12:05 Ca1040m13:30ランチ場
---13:55江美国境稜線---14:30鳥越山---16:10甲津原---16:40駐車地
山本武人氏著の「近江 湖北の山」を読んで、ずっと心に引っ掛かっていた山。カナ山と夜叉ヶ妹池もそんな山のひ
とつである。
カナ山??どっかで見たような記憶が・・・
と思いきや、夜叉が妹池 そして山本武人氏著の「近江 湖北の山」ときたら!!
子どもの絵本のような?!大人の山の本
FBにも書きましたが、古い画像と手書きのイラストがとてもしっくりくる本ですね。
その解説の中でもそうであるが、いろんな記録を見ても西側の草野川白谷の方から登ったものしか見当
たらない。最近OSKのmasa氏が姉川の方から登ったのを見て、鳥越山との周回を思いついた。
夜叉が妹池とカナ山を過ぎてからが長すぎ~やん!
と思ったら、流石 タイトルは 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺 ときた。
それはともかく、ロングルートは無理でも不肖Sもこの 夜叉が妹池 を肴にアワランチを考えてはいたのです。
それが何年か前のことで、夜叉が池も行ったことなかったので、やっぱ、姉の方から♫(唄ってはいけません)・・・
で夜叉が妹池 はいつの間にか ちゅうかいつものように忘却の彼方でした。
一連の画像を拝見すると いいとこ撮りとは知りつつ 神秘の池、山毛欅の森、展望の稜線・・・と引きつけられます。
画像と言えば、この本の最後の頁、スキーを担いだ作者とイラストを書いた女性、そして毛糸のセーターの男性
ほのぼのしてますなぁ~
SHIGEKI
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
SHIGEKIさん、どうもです。
カナ山??どっかで見たような記憶が・・・
と思いきや、夜叉が妹池 そして山本武人氏著の「近江 湖北の山」ときたら!!
子どもの絵本のような?!大人の山の本
FBにも書きましたが、古い画像と手書きのイラストがとてもしっくりくる本ですね。
湖北の山へのイマジネーションを掻き立ててくれる、実にいい本ですね。
私の愛読書のひとつです。古い本なので、情報としては現在と違う部分が多いですが、眺めている
だけで豊かな気分になります。鳥越峠の写真は、絶対ここへ行ってみたいと思わせるものでした。
(ようやく去年訪れることができましたが)
夜叉が妹池とカナ山を過ぎてからが長すぎ~やん!
と思ったら、流石 タイトルは 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺 ときた。
それはともかく、ロングルートは無理でも不肖Sもこの 夜叉が妹池 を肴にアワランチを考えてはいたのです。
最後の県道歩きを入れて14キロぐらいなので、それほど頑張らなくても大丈夫だと思いますよ。
姉川は登山口の標高が高いのがいいです。ここも470mぐらいあるので、稜線までは500mほど。
鳥越山JPへの100mほどの登り以外はアップダウンはあっても大したことありません。
ランチ場としては夜叉ヶ妹池よりP1071mより先のブナ林の方が最適です。
その辺から適当に向山谷へ尾根を下るのもいいかも。(ヤブでない保証はありませんが )
それが何年か前のことで、夜叉が池も行ったことなかったので、やっぱ、姉の方から♫(唄ってはいけません)・・・
で夜叉が妹池 はいつの間にか ちゅうかいつものように忘却の彼方でした。
一連の画像を拝見すると いいとこ撮りとは知りつつ 神秘の池、山毛欅の森、展望の稜線・・・と引きつけられます。
本家のお姉さんの方は世間ずれし過ぎて厚化粧なので、ウブな妹の方がSHIGEKIさん好みでしょう。
画像と言えば、この本の最後の頁、スキーを担いだ作者とイラストを書いた女性、そして毛糸のセーターの男性
ほのぼのしてますなぁ~
このセーター姿の男性、杉野山の会の元会長、二乃宮宗太郎さんとは、杉野の自宅(農協の向かい)の前でお会いしました。
と言うか、横山岳から下山して帰り支度をしていると、家から出てこられていろいろとお話ししました。
その時に紹介されたのがこの本なんです。今から25年前の2月の話です。
山日和
カナ山??どっかで見たような記憶が・・・
と思いきや、夜叉が妹池 そして山本武人氏著の「近江 湖北の山」ときたら!!
子どもの絵本のような?!大人の山の本
FBにも書きましたが、古い画像と手書きのイラストがとてもしっくりくる本ですね。
湖北の山へのイマジネーションを掻き立ててくれる、実にいい本ですね。
私の愛読書のひとつです。古い本なので、情報としては現在と違う部分が多いですが、眺めている
だけで豊かな気分になります。鳥越峠の写真は、絶対ここへ行ってみたいと思わせるものでした。
(ようやく去年訪れることができましたが)
夜叉が妹池とカナ山を過ぎてからが長すぎ~やん!
と思ったら、流石 タイトルは 鳥越山(三角点栗ヶ谷)周辺 ときた。
それはともかく、ロングルートは無理でも不肖Sもこの 夜叉が妹池 を肴にアワランチを考えてはいたのです。
最後の県道歩きを入れて14キロぐらいなので、それほど頑張らなくても大丈夫だと思いますよ。
姉川は登山口の標高が高いのがいいです。ここも470mぐらいあるので、稜線までは500mほど。
鳥越山JPへの100mほどの登り以外はアップダウンはあっても大したことありません。
ランチ場としては夜叉ヶ妹池よりP1071mより先のブナ林の方が最適です。
その辺から適当に向山谷へ尾根を下るのもいいかも。(ヤブでない保証はありませんが )
それが何年か前のことで、夜叉が池も行ったことなかったので、やっぱ、姉の方から♫(唄ってはいけません)・・・
で夜叉が妹池 はいつの間にか ちゅうかいつものように忘却の彼方でした。
一連の画像を拝見すると いいとこ撮りとは知りつつ 神秘の池、山毛欅の森、展望の稜線・・・と引きつけられます。
本家のお姉さんの方は世間ずれし過ぎて厚化粧なので、ウブな妹の方がSHIGEKIさん好みでしょう。
画像と言えば、この本の最後の頁、スキーを担いだ作者とイラストを書いた女性、そして毛糸のセーターの男性
ほのぼのしてますなぁ~
このセーター姿の男性、杉野山の会の元会長、二乃宮宗太郎さんとは、杉野の自宅(農協の向かい)の前でお会いしました。
と言うか、横山岳から下山して帰り支度をしていると、家から出てこられていろいろとお話ししました。
その時に紹介されたのがこの本なんです。今から25年前の2月の話です。
山日和
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
山日和さま
こんばんは。
射能山またはブンゲンという不思議な山名に導かれて、甲津原を訪れて以来、姉川上流東草野の山と村に
尽きない興趣を覚えています。
山日和さんとは、甲津原から姉川源流、矢谷大長谷、曲谷から起し又川と江美国境稜線の沢山旅を味わっ
てきました。
今回の、夜叉ヶ妹池と向山谷をぐるりと囲む尾根を辿る山旅も、しみじみと味わい深い山旅でした。
ありがとうございます。
池を訪れるにはどの尾根がいいかな、と、選んだ尾根は、肥料袋のゴミ捨て場?から始まり、えっ?とい
う感じでしたが、植林を抜けると、叢生の潅木が続く面白い尾根でした。
あぁ、わたしは、今、山に分け入っている!、とわくわくしながら、くねくねした枝の間をすり抜けてい
ました。
970mピークに登り着いた時は、ぽかんとしてしまいました。
雪の季節に、鳥越林道から一つ南の980mピークに登り鳥越峠まで北上して中津尾を下ったのですが、
初めて訪れた場所のように感じました。
・941との鞍部にあった小池も記憶にありませんでした。雪に埋もれていたのですね。
山中の池、池のありそうな地形にこころ惹かれます。
夜叉ヶ妹池の姿はこころに刻まれています。でも、はっきりとした場所は覚えていませんでした。
そして、地図を見て、ここだと思った二重山稜の中に、全く違う姿で佇んでいました。
灰色の空の下の雪で覆われた池は、すべての感情を内に閉じ込め、沈黙を守り、そのしんとした静けさに、
近寄るのを躊躇ってしまいましたが、小春日和の冬枯れの風景の中に佇む夜叉ヶ妹池は、ふわりと柔らか
で、水面に遠い夢を描き、鼻歌を歌っているようでした。
次に訪れた時は、また違った表情を見せてくれるのでしょうね。
そう、この池の水は高山の白竜神社に繋がっているという伝承があります。
稜線は、・1057の先までクリの木が多かったですね。少し前は動物の楽園だったのでしょうね。
この日も、何度も動物の気配を感じました。一回はクマだったような。二か所で糞も見ましたし。
風格のあるクリの木は、山の昔話を語っているようでした。甲津原は縄文時代から人の営みがあったそう
です。とおいとおい昔から、生き物たちは、山からいのちの恵みをいただいてきたのですね。
お昼の休憩はどこでするのかなと思っていたら、ここしかないでしょう、という場所が目の前に現れました。
すっくと立ち並ぶブナの中の、ちいさなまあるい空間。木立の向こうには、でんとした金糞岳。
葉っぱの落ちきった冬枯れの、この時期だけ感じる、きゅんとなる情景。
ここからは、稜線から次々と左右に延びる柔らかな小尾根と、その間の緩やかな弧を描く谷、そしてブナ林
が創りだす自然の造形美に、ため息をつきっぱなしでした。ふいに駆けだしたくなったり(笑)。
江美国境稜線に入り、奥美濃の山やま、そして白く輝く白山を望んだ時、わたしの思い焦がれる白い世界を、
すぐそばに感じ、どきどきしました。
向山谷左岸尾根は、新雪の中、ラッセルしながら登った思い出深い尾根です。雪のない季節はどんな姿なの
だろうと楽しみでした。ちょっとヤブっぽくなるとシカのトレースがあり「シカさん、ありがとう」でした。
甲津原に着き、訪れる度に手を合わせるお地蔵さまにごあいさつしました。
今日辿った稜線、かつて辿った稜線を目で追いながら、足を踏み入れるごとに、この地を増々好きになり、
もっともっと分け入りたい、いろんなことを知りたいと思う自分に、なんだかうれしくなりました。
sato
こんばんは。
射能山またはブンゲンという不思議な山名に導かれて、甲津原を訪れて以来、姉川上流東草野の山と村に
尽きない興趣を覚えています。
山日和さんとは、甲津原から姉川源流、矢谷大長谷、曲谷から起し又川と江美国境稜線の沢山旅を味わっ
てきました。
今回の、夜叉ヶ妹池と向山谷をぐるりと囲む尾根を辿る山旅も、しみじみと味わい深い山旅でした。
ありがとうございます。
池を訪れるにはどの尾根がいいかな、と、選んだ尾根は、肥料袋のゴミ捨て場?から始まり、えっ?とい
う感じでしたが、植林を抜けると、叢生の潅木が続く面白い尾根でした。
あぁ、わたしは、今、山に分け入っている!、とわくわくしながら、くねくねした枝の間をすり抜けてい
ました。
970mピークに登り着いた時は、ぽかんとしてしまいました。
雪の季節に、鳥越林道から一つ南の980mピークに登り鳥越峠まで北上して中津尾を下ったのですが、
初めて訪れた場所のように感じました。
・941との鞍部にあった小池も記憶にありませんでした。雪に埋もれていたのですね。
山中の池、池のありそうな地形にこころ惹かれます。
夜叉ヶ妹池の姿はこころに刻まれています。でも、はっきりとした場所は覚えていませんでした。
そして、地図を見て、ここだと思った二重山稜の中に、全く違う姿で佇んでいました。
灰色の空の下の雪で覆われた池は、すべての感情を内に閉じ込め、沈黙を守り、そのしんとした静けさに、
近寄るのを躊躇ってしまいましたが、小春日和の冬枯れの風景の中に佇む夜叉ヶ妹池は、ふわりと柔らか
で、水面に遠い夢を描き、鼻歌を歌っているようでした。
次に訪れた時は、また違った表情を見せてくれるのでしょうね。
そう、この池の水は高山の白竜神社に繋がっているという伝承があります。
稜線は、・1057の先までクリの木が多かったですね。少し前は動物の楽園だったのでしょうね。
この日も、何度も動物の気配を感じました。一回はクマだったような。二か所で糞も見ましたし。
風格のあるクリの木は、山の昔話を語っているようでした。甲津原は縄文時代から人の営みがあったそう
です。とおいとおい昔から、生き物たちは、山からいのちの恵みをいただいてきたのですね。
お昼の休憩はどこでするのかなと思っていたら、ここしかないでしょう、という場所が目の前に現れました。
すっくと立ち並ぶブナの中の、ちいさなまあるい空間。木立の向こうには、でんとした金糞岳。
葉っぱの落ちきった冬枯れの、この時期だけ感じる、きゅんとなる情景。
ここからは、稜線から次々と左右に延びる柔らかな小尾根と、その間の緩やかな弧を描く谷、そしてブナ林
が創りだす自然の造形美に、ため息をつきっぱなしでした。ふいに駆けだしたくなったり(笑)。
江美国境稜線に入り、奥美濃の山やま、そして白く輝く白山を望んだ時、わたしの思い焦がれる白い世界を、
すぐそばに感じ、どきどきしました。
向山谷左岸尾根は、新雪の中、ラッセルしながら登った思い出深い尾根です。雪のない季節はどんな姿なの
だろうと楽しみでした。ちょっとヤブっぽくなるとシカのトレースがあり「シカさん、ありがとう」でした。
甲津原に着き、訪れる度に手を合わせるお地蔵さまにごあいさつしました。
今日辿った稜線、かつて辿った稜線を目で追いながら、足を踏み入れるごとに、この地を増々好きになり、
もっともっと分け入りたい、いろんなことを知りたいと思う自分に、なんだかうれしくなりました。
sato
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
山日和さん こんばんは。
きょうも小春日和、いいひよりでした。
最後の県道歩きを入れて14キロぐらいなので、それほど頑張らなくても大丈夫だと思いますよ。
姉川は登山口の標高が高いのがいいです。ここも470mぐらいあるので、稜線までは500mほど。
鳥越山JPへの100mほどの登り以外はアップダウンはあっても大したことありません。
ランチ場としては夜叉ヶ妹池よりP1071mより先のブナ林の方が最適です。
その辺から適当に向山谷へ尾根を下るのもいいかも。(ヤブでない保証はありませんが )
詳しいご案内、ありがとうございます。
本家のお姉さんの方は世間ずれし過ぎて厚化粧なので、ウブな妹の方がSHIGEKIさん好みでしょう。
そのまま、お返しいたします~
このセーター姿の男性、杉野山の会の元会長、二乃宮宗太郎さんとは、杉野の自宅(農協の向かい)の前でお会いしました。
と言うか、横山岳から下山して帰り支度をしていると、家から出てこられていろいろとお話ししました。
その時に紹介されたのがこの本なんです。今から25年前の2月の話です。
何と!! 話は振ってみるもんですなぁ~
時間の単位が「世紀」でんがなぁ~
その内 「久遠」になるかも・・・
SHIGEKI
きょうも小春日和、いいひよりでした。
最後の県道歩きを入れて14キロぐらいなので、それほど頑張らなくても大丈夫だと思いますよ。
姉川は登山口の標高が高いのがいいです。ここも470mぐらいあるので、稜線までは500mほど。
鳥越山JPへの100mほどの登り以外はアップダウンはあっても大したことありません。
ランチ場としては夜叉ヶ妹池よりP1071mより先のブナ林の方が最適です。
その辺から適当に向山谷へ尾根を下るのもいいかも。(ヤブでない保証はありませんが )
詳しいご案内、ありがとうございます。
本家のお姉さんの方は世間ずれし過ぎて厚化粧なので、ウブな妹の方がSHIGEKIさん好みでしょう。
そのまま、お返しいたします~
このセーター姿の男性、杉野山の会の元会長、二乃宮宗太郎さんとは、杉野の自宅(農協の向かい)の前でお会いしました。
と言うか、横山岳から下山して帰り支度をしていると、家から出てこられていろいろとお話ししました。
その時に紹介されたのがこの本なんです。今から25年前の2月の話です。
何と!! 話は振ってみるもんですなぁ~
時間の単位が「世紀」でんがなぁ~
その内 「久遠」になるかも・・・
SHIGEKI
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
satoさん、どうもです。お疲れさまでした。
山日和さんとは、甲津原から姉川源流、矢谷大長谷、曲谷から起し又川と江美国境稜線の沢山旅を味わってきました。
今回の、夜叉ヶ妹池と向山谷をぐるりと囲む尾根を辿る山旅も、しみじみと味わい深い山旅でした。ありがとうございます。
姉川流域の山も、もう4回目やったんやね。沢以外は初めて。なかなか味わい深い山域ですよね。
池を訪れるにはどの尾根がいいかな、と、選んだ尾根は、肥料袋のゴミ捨て場?から始まり、えっ?という感じでしたが、植林を抜けると、叢生の潅木が続く面白い尾根でした。
里に近い山の取付きは大体あんなもの。いきなり自然林というわけにはいきませんね。
雪の季節に、鳥越林道から一つ南の980mピークに登り鳥越峠まで北上して中津尾を下ったのですが、初めて訪れた場所のように感じました。
無雪期と積雪期は別の山。だからこそ、季節を変えて登らなければ、ホントにその山を知ったとは言えませんね。
夜叉ヶ妹池の姿はこころに刻まれています。でも、はっきりとした場所は覚えていませんでした。
そして、地図を見て、ここだと思った二重山稜の中に、全く違う姿で佇んでいました。
灰色の空の下の雪で覆われた池は、すべての感情を内に閉じ込め、沈黙を守り、そのしんとした静けさに、近寄るのを躊躇ってしまいましたが、小春日和の冬枯れの風景の中に佇む夜叉ヶ妹池は、ふわりと柔らかで、水面に遠い夢を描き、鼻歌を歌っているようでした。
雪が積もってれば池なのか何なのかわからなかったんじゃない?
そんな姿もいいけど、やっぱり池は水を湛えていてこそでしょう。
稜線は、・1057の先までクリの木が多かったですね。少し前は動物の楽園だったのでしょうね。
この日も、何度も動物の気配を感じました。一回はクマだったような。二か所で糞も見ましたし。
風格のあるクリの木は、山の昔話を語っているようでした。甲津原は縄文時代から人の営みがあったそうです。とおいとおい昔から、生き物たちは、山からいのちの恵みをいただいてきたのですね。
とにかく栗の木が多い尾根でしたね。栗拾いに来ても良さそう。
甲津原は縄文時代から人が住んでたんですか?曲谷には石器時代のお金みたいな石がゴロゴロ落ちてるけどね。
お昼の休憩はどこでするのかなと思っていたら、ここしかないでしょう、という場所が目の前に現れました。
すっくと立ち並ぶブナの中の、ちいさなまあるい空間。木立の向こうには、でんとした金糞岳。葉っぱの落ちきった冬枯れの、この時期だけ感じる、きゅんとなる情景。
ランチ場所にはこだわります。山中で一番長い時間を過ごす場所ですからね。
いい場所を見つけたと思ったけど、食後はもっといいところがありましたね。
ここからは、稜線から次々と左右に延びる柔らかな小尾根と、その間の緩やかな弧を描く谷、そしてブナ林が創りだす自然の造形美に、ため息をつきっぱなしでした。ふいに駆けだしたくなったり(笑)。
この稜線のブナ林は絶品でした。稜線上だけではなく、左右の谷あいに広がる伸びやかなブナ林は見事でしたね。satoちゃん、実際駆け出してましたよ。
江美国境稜線に入り、奥美濃の山やま、そして白く輝く白山を望んだ時、わたしの思い焦がれる白い世界を、すぐそばに感じ、どきどきしました。
思いもしなかった白山の姿。頭だけしか見えなかったけど、神々しい白さでしたね。
向山谷左岸尾根は、新雪の中、ラッセルしながら登った思い出深い尾根です。雪のない季節はどんな姿なのだろうと楽しみでした。ちょっとヤブっぽくなるとシカのトレースがあり「シカさん、ありがとう」でした。
この尾根が唯一の懸念材料だったけど、思いのほかスムーズに歩けて助かりましたね。
やっぱりシカは友達です。
甲津原に着き、訪れる度に手を合わせるお地蔵さまにごあいさつしました。
今日辿った稜線、かつて辿った稜線を目で追いながら、足を踏み入れるごとに、この地を増々好きになり、もっともっと分け入りたい、いろんなことを知りたいと思う自分に、なんだかうれしくなりました。
甲津原もついに路線バスが廃止されてしまいました。いつも下山した時、ちょうどバスがやってくることが多かったので、ちょっと寂しいですね。
山日和
山日和さんとは、甲津原から姉川源流、矢谷大長谷、曲谷から起し又川と江美国境稜線の沢山旅を味わってきました。
今回の、夜叉ヶ妹池と向山谷をぐるりと囲む尾根を辿る山旅も、しみじみと味わい深い山旅でした。ありがとうございます。
姉川流域の山も、もう4回目やったんやね。沢以外は初めて。なかなか味わい深い山域ですよね。
池を訪れるにはどの尾根がいいかな、と、選んだ尾根は、肥料袋のゴミ捨て場?から始まり、えっ?という感じでしたが、植林を抜けると、叢生の潅木が続く面白い尾根でした。
里に近い山の取付きは大体あんなもの。いきなり自然林というわけにはいきませんね。
雪の季節に、鳥越林道から一つ南の980mピークに登り鳥越峠まで北上して中津尾を下ったのですが、初めて訪れた場所のように感じました。
無雪期と積雪期は別の山。だからこそ、季節を変えて登らなければ、ホントにその山を知ったとは言えませんね。
夜叉ヶ妹池の姿はこころに刻まれています。でも、はっきりとした場所は覚えていませんでした。
そして、地図を見て、ここだと思った二重山稜の中に、全く違う姿で佇んでいました。
灰色の空の下の雪で覆われた池は、すべての感情を内に閉じ込め、沈黙を守り、そのしんとした静けさに、近寄るのを躊躇ってしまいましたが、小春日和の冬枯れの風景の中に佇む夜叉ヶ妹池は、ふわりと柔らかで、水面に遠い夢を描き、鼻歌を歌っているようでした。
雪が積もってれば池なのか何なのかわからなかったんじゃない?
そんな姿もいいけど、やっぱり池は水を湛えていてこそでしょう。
稜線は、・1057の先までクリの木が多かったですね。少し前は動物の楽園だったのでしょうね。
この日も、何度も動物の気配を感じました。一回はクマだったような。二か所で糞も見ましたし。
風格のあるクリの木は、山の昔話を語っているようでした。甲津原は縄文時代から人の営みがあったそうです。とおいとおい昔から、生き物たちは、山からいのちの恵みをいただいてきたのですね。
とにかく栗の木が多い尾根でしたね。栗拾いに来ても良さそう。
甲津原は縄文時代から人が住んでたんですか?曲谷には石器時代のお金みたいな石がゴロゴロ落ちてるけどね。
お昼の休憩はどこでするのかなと思っていたら、ここしかないでしょう、という場所が目の前に現れました。
すっくと立ち並ぶブナの中の、ちいさなまあるい空間。木立の向こうには、でんとした金糞岳。葉っぱの落ちきった冬枯れの、この時期だけ感じる、きゅんとなる情景。
ランチ場所にはこだわります。山中で一番長い時間を過ごす場所ですからね。
いい場所を見つけたと思ったけど、食後はもっといいところがありましたね。
ここからは、稜線から次々と左右に延びる柔らかな小尾根と、その間の緩やかな弧を描く谷、そしてブナ林が創りだす自然の造形美に、ため息をつきっぱなしでした。ふいに駆けだしたくなったり(笑)。
この稜線のブナ林は絶品でした。稜線上だけではなく、左右の谷あいに広がる伸びやかなブナ林は見事でしたね。satoちゃん、実際駆け出してましたよ。
江美国境稜線に入り、奥美濃の山やま、そして白く輝く白山を望んだ時、わたしの思い焦がれる白い世界を、すぐそばに感じ、どきどきしました。
思いもしなかった白山の姿。頭だけしか見えなかったけど、神々しい白さでしたね。
向山谷左岸尾根は、新雪の中、ラッセルしながら登った思い出深い尾根です。雪のない季節はどんな姿なのだろうと楽しみでした。ちょっとヤブっぽくなるとシカのトレースがあり「シカさん、ありがとう」でした。
この尾根が唯一の懸念材料だったけど、思いのほかスムーズに歩けて助かりましたね。
やっぱりシカは友達です。
甲津原に着き、訪れる度に手を合わせるお地蔵さまにごあいさつしました。
今日辿った稜線、かつて辿った稜線を目で追いながら、足を踏み入れるごとに、この地を増々好きになり、もっともっと分け入りたい、いろんなことを知りたいと思う自分に、なんだかうれしくなりました。
甲津原もついに路線バスが廃止されてしまいました。いつも下山した時、ちょうどバスがやってくることが多かったので、ちょっと寂しいですね。
山日和
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
山日和さん 遅コメ失礼します。
>山本武人氏著の「近江 湖北の山」を読んで、ずっと心に引っ掛かっていた山。カナ山と夜叉ヶ妹池もそんな山のひ
とつである。
私もこの本を所有しておりますが、最初のカラー・ページに紅葉の美しい夜叉ヶ池の魅力的な写真が載せられていますよね。
私はここを訪れるのに市境尾根(かつての坂田郡と浅井郡の郡界尾根)を南から縦走する計画を温めておりました。今週からは池は雪の下に消えることになるでしょうから先週の日曜日に雪の中を七曲峠から縦走して参りました。
> 登り着いた稜線は、米原市と長浜市の境界尾根だ。ここは歩く人がそこそこ居るので、まあまあ明瞭な踏み跡があ
り、テープ類もうるさいぐらい付けられている。
尾根の南のp991の二つ北の小ピークca990mから突然、尾根の西側に明瞭な道が現れるのでした。ちなみに天吉寺山からそこまでは鹿の踏み跡がある程度だったのですが。
>水溜まりのような小さな池があった。まさかこれが夜叉ヶ妹池ではないだろう。越美国境の本家夜叉ヶ池と絡む伝説
の池にしては、いかにも貧相である。
米原市の資料によるとこの尾根に姉池と妹池という二つの池があり、ある時、妹池のほとりの蜘蛛を退治したところそれ以降、池に水がほとんど溜まらなくなったとそうです。この水溜りが妹池で夜叉ヶ妹池が姉池に相当するものと思われます。
>鳥越山からの南尾根のヤブの状況だけだ。こちらの尾根も積雪期には歩いているが、無雪期の
記録が見当たらないのである。
カナ山から先、鳥越峠まで姉川の側から辿ろうと以前より計画していたところでしたが、確かにこの尾根の状況が気がかりでした。repどうも有難うございます。出来れば違う季節に来訪して参りたいと思います。
>山本武人氏著の「近江 湖北の山」を読んで、ずっと心に引っ掛かっていた山。カナ山と夜叉ヶ妹池もそんな山のひ
とつである。
私もこの本を所有しておりますが、最初のカラー・ページに紅葉の美しい夜叉ヶ池の魅力的な写真が載せられていますよね。
私はここを訪れるのに市境尾根(かつての坂田郡と浅井郡の郡界尾根)を南から縦走する計画を温めておりました。今週からは池は雪の下に消えることになるでしょうから先週の日曜日に雪の中を七曲峠から縦走して参りました。
> 登り着いた稜線は、米原市と長浜市の境界尾根だ。ここは歩く人がそこそこ居るので、まあまあ明瞭な踏み跡があ
り、テープ類もうるさいぐらい付けられている。
尾根の南のp991の二つ北の小ピークca990mから突然、尾根の西側に明瞭な道が現れるのでした。ちなみに天吉寺山からそこまでは鹿の踏み跡がある程度だったのですが。
>水溜まりのような小さな池があった。まさかこれが夜叉ヶ妹池ではないだろう。越美国境の本家夜叉ヶ池と絡む伝説
の池にしては、いかにも貧相である。
米原市の資料によるとこの尾根に姉池と妹池という二つの池があり、ある時、妹池のほとりの蜘蛛を退治したところそれ以降、池に水がほとんど溜まらなくなったとそうです。この水溜りが妹池で夜叉ヶ妹池が姉池に相当するものと思われます。
>鳥越山からの南尾根のヤブの状況だけだ。こちらの尾根も積雪期には歩いているが、無雪期の
記録が見当たらないのである。
カナ山から先、鳥越峠まで姉川の側から辿ろうと以前より計画していたところでしたが、確かにこの尾根の状況が気がかりでした。repどうも有難うございます。出来れば違う季節に来訪して参りたいと思います。
山猫
Re: 【湖北】カナ山と夜叉ヶ妹池、鳥越山周回
yamanekoさん、どうもです。
私もこの本を所有しておりますが、最初のカラー・ページに紅葉の美しい夜叉ヶ池の魅力的な写真が載せられていますよね。
「妹」の方ですよね
私はここを訪れるのに市境尾根(かつての坂田郡と浅井郡の郡界尾根)を南から縦走する計画を温めておりました。今週からは池は雪の下に消えることになるでしょうから先週の日曜日に雪の中を七曲峠から縦走して参りました。
これまたマイナーな縦走路を
私は前日大ダワで予定外の雨空だったんですが、カナ山あたりは雪になったんですね。
尾根の南のp991の二つ北の小ピークca990mから突然、尾根の西側に明瞭な道が現れるのでした。ちなみに天吉寺山からそこまでは鹿の踏み跡がある程度だったのですが。
鳥越林道からカナ山へはよく歩かれてますよね。
米原市の資料によるとこの尾根に姉池と妹池という二つの池があり、ある時、妹池のほとりの蜘蛛を退治したところそれ以降、池に水がほとんど溜まらなくなったとそうです。この水溜りが妹池で夜叉ヶ妹池が姉池に相当するものと思われます。
となると、本家夜叉ヶ池は母親ということに?
カナ山から先、鳥越峠まで姉川の側から辿ろうと以前より計画していたところでしたが、確かにこの尾根の状況が気がかりでした。repどうも有難うございます。出来れば違う季節に来訪して参りたいと思います。
この季節が一番歩きやすいでしょうね。積雪期は言うに及ばずですが。
山日和
私もこの本を所有しておりますが、最初のカラー・ページに紅葉の美しい夜叉ヶ池の魅力的な写真が載せられていますよね。
「妹」の方ですよね
私はここを訪れるのに市境尾根(かつての坂田郡と浅井郡の郡界尾根)を南から縦走する計画を温めておりました。今週からは池は雪の下に消えることになるでしょうから先週の日曜日に雪の中を七曲峠から縦走して参りました。
これまたマイナーな縦走路を
私は前日大ダワで予定外の雨空だったんですが、カナ山あたりは雪になったんですね。
尾根の南のp991の二つ北の小ピークca990mから突然、尾根の西側に明瞭な道が現れるのでした。ちなみに天吉寺山からそこまでは鹿の踏み跡がある程度だったのですが。
鳥越林道からカナ山へはよく歩かれてますよね。
米原市の資料によるとこの尾根に姉池と妹池という二つの池があり、ある時、妹池のほとりの蜘蛛を退治したところそれ以降、池に水がほとんど溜まらなくなったとそうです。この水溜りが妹池で夜叉ヶ妹池が姉池に相当するものと思われます。
となると、本家夜叉ヶ池は母親ということに?
カナ山から先、鳥越峠まで姉川の側から辿ろうと以前より計画していたところでしたが、確かにこの尾根の状況が気がかりでした。repどうも有難うございます。出来れば違う季節に来訪して参りたいと思います。
この季節が一番歩きやすいでしょうね。積雪期は言うに及ばずですが。
山日和