【鈴鹿】錦秋の回廊を行く
Posted: 2020年11月15日(日) 16:16
【日 付】2020年11月14日(土)
【山 域】鈴鹿
【コース】宮妻峡駐車場7:30---10:35鎌尾根---11:20白ハゲ---12:30雲母峰2峰---13:50宮妻峡駐車場
【メンバー】単独
鎌ヶ岳は人気の山で、宮妻駐車場に最後の1台で滑り込んだ。登山者も多いが、ジャリガ谷右岸尾根に取りつけば静かなものだ。ジャリガ谷橋を渡り山の神の祠から急な植林の斜面を上ると尾根上には杣道が続いている。植林はすぐに終わり、ザレた尾根が続く。ここからは周回する雲母峰の紅葉がきれいに見える。左手には昨年訪れた水沢岳東尾根の急峻な岩尾根が存在感を示している。再び植林に入り上っていくと自然林に変わるとザレた尾根になる。
尾根はザレたやせ尾根になり、正面に岩場が見える。尾根筋を無理して進む。このルートは、ほとんど歩かれていないようで、簡単に折れてしまう立ち木も多い。それだけに、木をたよりに上る際は注意が必要だ。岩場を上っていくと右手にルンゼのような岩の重なりがあるので見てみると古い赤テープがありその先にロープが下りてきていた。ロープと立ち木をたよりに巻き上がる。838標高点からは右手に地形図よりも広がった大きなガレが見える。
大岩の積み重なったコルに着く、水沢岳東尾根にも同じような所があり東尾根はここから急峻な岩場がはじまった。この先どうなるかと思いながら進むと、魚の背びれのようなやせ尾根で右側は切れ落ちている。よく見ると左側にトラバースできそうな場所が続いており、これを使い抜けた。
抜けた先からは、錦秋の雲母峰やジャリガ谷左岸の岩尾根が見える。鎌尾根の登山者の声が聞こえるとひと上りで稜線に出た。稜線下の平地で、これから向かう雲母峰をながめながら休憩をとる。
登山道は高速道路ですぐに岳峠に着く。青空に鎌ケ岳の花崗岩の岩場が引き立つが、人が多そうなのでパスして雲母峰に向かう。カズラ谷登山道と分かれ白ハゲに着くと思いもかけない光景が広がっていた。山全体が織物のように彩られた錦秋の雲母峰が浮かび上がっている。花崗岩の白ハゲとのコントラストも絶妙だ。この紅葉の自然林の尾根を歩くと思うだけでワクワクする。
ここで宮指路さんと会い、その先でskywalkさんに出会った。skywalkさんは稲子谷右岸尾根を上ってきて、私は宮指路さんが以前歩いたキララ谷左岸尾根を下るつもりだ。ヤブメンは、静かな山歩きを楽しむ術を知っておられる。
静かな雲母峰への道は、九十九折れの溝道があったりしっかりとした巻き道があったりと鎌ヶ岳周辺にしては珍しく古道の雰囲気をかもし出している。山麓に不動信仰の強いことから信仰の道として使われていたのではないだろうか。
雲母2峰より南西にのびるキララ谷右岸尾根を下る。下り始めは二重山稜の心地よい落葉の台地になっていて心穏やかにさせてくれる秋の景色だ。雲母峰に来たのは今回が初めてだが、こんなにすばらしい自然林に包まれた山だとは思ってなかった。
尾根心をはずさぬように下っていく。570標高点で尾根は広がるがここは左の尾根を下る。すぐに気を使うやせ尾根が続きだす。宮指路さんが「1ヶ所危ない所がある」と言っていた所だ。尾根を上る分には問題ないが、ザレたやせ尾根なので下りは難儀した。植林に入り安定したと思ったら、道の落石除け網のワイヤーが何か所もきている。ここまで来て、のり面の上に出たり、網から出られないなんてのは勘弁してもらいたい。踏み跡をはずさぬように下りると石除け網と落石防止壁の切れ目に降りられ、宮妻峡キャンプ場のすぐそばだった。
ジャリガ谷右岸尾根と雲母峰にキララ谷右岸尾根をつないで静かな錦秋の回廊を楽しむことができた。
人生生きていえば良いことがあるもんだ。
【山 域】鈴鹿
【コース】宮妻峡駐車場7:30---10:35鎌尾根---11:20白ハゲ---12:30雲母峰2峰---13:50宮妻峡駐車場
【メンバー】単独
鎌ヶ岳は人気の山で、宮妻駐車場に最後の1台で滑り込んだ。登山者も多いが、ジャリガ谷右岸尾根に取りつけば静かなものだ。ジャリガ谷橋を渡り山の神の祠から急な植林の斜面を上ると尾根上には杣道が続いている。植林はすぐに終わり、ザレた尾根が続く。ここからは周回する雲母峰の紅葉がきれいに見える。左手には昨年訪れた水沢岳東尾根の急峻な岩尾根が存在感を示している。再び植林に入り上っていくと自然林に変わるとザレた尾根になる。
尾根はザレたやせ尾根になり、正面に岩場が見える。尾根筋を無理して進む。このルートは、ほとんど歩かれていないようで、簡単に折れてしまう立ち木も多い。それだけに、木をたよりに上る際は注意が必要だ。岩場を上っていくと右手にルンゼのような岩の重なりがあるので見てみると古い赤テープがありその先にロープが下りてきていた。ロープと立ち木をたよりに巻き上がる。838標高点からは右手に地形図よりも広がった大きなガレが見える。
大岩の積み重なったコルに着く、水沢岳東尾根にも同じような所があり東尾根はここから急峻な岩場がはじまった。この先どうなるかと思いながら進むと、魚の背びれのようなやせ尾根で右側は切れ落ちている。よく見ると左側にトラバースできそうな場所が続いており、これを使い抜けた。
抜けた先からは、錦秋の雲母峰やジャリガ谷左岸の岩尾根が見える。鎌尾根の登山者の声が聞こえるとひと上りで稜線に出た。稜線下の平地で、これから向かう雲母峰をながめながら休憩をとる。
登山道は高速道路ですぐに岳峠に着く。青空に鎌ケ岳の花崗岩の岩場が引き立つが、人が多そうなのでパスして雲母峰に向かう。カズラ谷登山道と分かれ白ハゲに着くと思いもかけない光景が広がっていた。山全体が織物のように彩られた錦秋の雲母峰が浮かび上がっている。花崗岩の白ハゲとのコントラストも絶妙だ。この紅葉の自然林の尾根を歩くと思うだけでワクワクする。
ここで宮指路さんと会い、その先でskywalkさんに出会った。skywalkさんは稲子谷右岸尾根を上ってきて、私は宮指路さんが以前歩いたキララ谷左岸尾根を下るつもりだ。ヤブメンは、静かな山歩きを楽しむ術を知っておられる。
静かな雲母峰への道は、九十九折れの溝道があったりしっかりとした巻き道があったりと鎌ヶ岳周辺にしては珍しく古道の雰囲気をかもし出している。山麓に不動信仰の強いことから信仰の道として使われていたのではないだろうか。
雲母2峰より南西にのびるキララ谷右岸尾根を下る。下り始めは二重山稜の心地よい落葉の台地になっていて心穏やかにさせてくれる秋の景色だ。雲母峰に来たのは今回が初めてだが、こんなにすばらしい自然林に包まれた山だとは思ってなかった。
尾根心をはずさぬように下っていく。570標高点で尾根は広がるがここは左の尾根を下る。すぐに気を使うやせ尾根が続きだす。宮指路さんが「1ヶ所危ない所がある」と言っていた所だ。尾根を上る分には問題ないが、ザレたやせ尾根なので下りは難儀した。植林に入り安定したと思ったら、道の落石除け網のワイヤーが何か所もきている。ここまで来て、のり面の上に出たり、網から出られないなんてのは勘弁してもらいたい。踏み跡をはずさぬように下りると石除け網と落石防止壁の切れ目に降りられ、宮妻峡キャンプ場のすぐそばだった。
ジャリガ谷右岸尾根と雲母峰にキララ谷右岸尾根をつないで静かな錦秋の回廊を楽しむことができた。
人生生きていえば良いことがあるもんだ。
鎌ヶ岳は人気の山で、宮妻駐車場に最後の1台で滑り込んだ。