【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回
Posted: 2020年10月11日(日) 11:30
【日付】2020年10月2日(金)
【山域】京都北山/コウンド(光砥)山
【ルート】フカンド谷林道出合(駐車)~コウンド山~フカンド(深洞)山~久多峠~林道出合
【天候】晴れ
【メンバー】単独
10月は晴れから始まった。やっと秋らしくなるかな?
振り返れば9月はなんだかタイヘンな月だった。「コロナ」の第2波がきてるのか?と思ったらGO-TOなんやらで自縛は解かれ、首相交代劇と野党再編劇の2本立て劇場。お天気まで猛暑一変、台風騒ぎに振り回された。
締めくくりのように東証のコンピュータまでパンクして10月に突入…と、先行きを心配させるセプテンバークラッシュ。
降水確率0%の2日、「厄払い」ではないが、久々の京都北山に足を運ぶ。
安曇川の梅ノ木から久多へ。こんな山中なのに京都市左京区とは、わかってはいても違和感を禁じ得ない。 舗装された府道を久多峠へ。さらに下ったところが能見川(フカンド谷)出合で、橋を渡ればフカンド林道が谷沿いに延びる。橋の横に駐車。もう8時半を回ってしまった。林道を少し進み左の尾根への取り付き口を探す。
かなりの急斜面だが雑木を掴んで50mほど我慢すると斜度が緩む。尾根芯は、倒木には悩まされるが、ササや灌木のヤブも無く、弱足の私でも快調に歩ける。
・857m近くまでくれば平坦な尾根道。杉の巨樹怪木の陳列街道で、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか通り過ぎてしまった。
尾根が向きを北寄りに変える・856mには10:50。なんと30分前に通過した・857mピークと1mしか違わない平坦尾根だった。光砥山・951mへは標高差100mほど。あと1時間もあれば着けるだろう。
「怪人」や「ぞうさん」のような奇木を眺めながら台地状に出て右へ進むと、スギ古株の根元に遠慮がちな「光砥山」のプレート。写真で見た印象より小さい15cmくらい? 正午までにまだ30分ほどある。先にオプション予定の小野村割岳へ行ってこようか?
境界尾根の分岐には大きな倒木が横たわる。そこを左へ進む。相変わらず続く巨樹のオブジェに目を奪われながら、気がつくとちょっと様子に違和感が…。GPSで確認すると早稲谷の源流への尾根に入っている。時間的にここらで撤退かな?
光砥山へ戻り山頂でランチに。東側の樹間が開け、比良の釣瓶岳~武奈ヶ岳の稜線がクッキリ拝める。よいシチュエーションだ。ミニ冷麺にサケハラミオニギリ、アワワ付き。今日は体調も良く、完食! 小野村割岳は次回に譲ったというものの、あまりゆっくりできない。ここから巨樹街道の境界尾根を・927mピークまで進み、フカンド谷右岸尾根を久多峠へ下る。初めてのルートなので、ネットで見た他人のレポと地形図が頼りだ。もちろん強力助っ人のGPSあってのことだが。
・927までは標高差はないのだが、いくつかアップダウンがある。尾根を間違えないように確認しながら進むので、30分以上かかってしまった。
この辺り、フカンド谷の源頭はなだらかな草付きで、そのまま下って行きたくなるがガマンガマン、予定の尾根を辿る。 東側の眺望が良い。比良の手前は県境尾根の・909ピークか? 場所によっては蓬莱山など比良南部まで眺望が楽しめる。
登り下りをこなしてフカンド山△853.5m。ここも初めての訪問だ。山名プレートの1枚に「深洞山」。そうかそうか、そんな漢字なんか! この辺り、リボンなどの目印も少ないが、ピークに山名板がほとんどついてない。このフカンド山が一番賑やかだった。
地形図を見るとここからの下りルート取りが難しそうだ。と、考え過ぎて早く稜線を離れ過ぎてしまう。すぐ気付いて東向きの尾根に戻り少し進むと降り口が判明。さすがに目印もある。
急な尾根はすぐ平坦になる。相変わらずルート標示は少ないが、思い出したようにテープがあったりする。最後の2つのco690mの辺りでピークを避けたため、へつった急斜面に手こずるハメになったが、無事復帰。16:25、久多峠へ降り立つ。
峠から車道を歩いて下る。ほんの1kmほどだが、舗装道路は足によくない。自転車でも置いとけばよかった。
今年、白倉三山と県境尾根の経ヶ岳~三国岳へ行ったが、京都北山はしっぽりと静かな山の良さが味わえる。入山許可の要る芦生まで入らなくても、この界隈はこれから紅葉黄葉に埋まる。
次は、今回パスした小野村割岳と天狗峠へでも?
~近くのやさしい裏山がお似合いのびわ爺
【山域】京都北山/コウンド(光砥)山
【ルート】フカンド谷林道出合(駐車)~コウンド山~フカンド(深洞)山~久多峠~林道出合
【天候】晴れ
【メンバー】単独
10月は晴れから始まった。やっと秋らしくなるかな?
振り返れば9月はなんだかタイヘンな月だった。「コロナ」の第2波がきてるのか?と思ったらGO-TOなんやらで自縛は解かれ、首相交代劇と野党再編劇の2本立て劇場。お天気まで猛暑一変、台風騒ぎに振り回された。
締めくくりのように東証のコンピュータまでパンクして10月に突入…と、先行きを心配させるセプテンバークラッシュ。
降水確率0%の2日、「厄払い」ではないが、久々の京都北山に足を運ぶ。
安曇川の梅ノ木から久多へ。こんな山中なのに京都市左京区とは、わかってはいても違和感を禁じ得ない。 舗装された府道を久多峠へ。さらに下ったところが能見川(フカンド谷)出合で、橋を渡ればフカンド林道が谷沿いに延びる。橋の横に駐車。もう8時半を回ってしまった。林道を少し進み左の尾根への取り付き口を探す。
かなりの急斜面だが雑木を掴んで50mほど我慢すると斜度が緩む。尾根芯は、倒木には悩まされるが、ササや灌木のヤブも無く、弱足の私でも快調に歩ける。
・857m近くまでくれば平坦な尾根道。杉の巨樹怪木の陳列街道で、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか通り過ぎてしまった。
尾根が向きを北寄りに変える・856mには10:50。なんと30分前に通過した・857mピークと1mしか違わない平坦尾根だった。光砥山・951mへは標高差100mほど。あと1時間もあれば着けるだろう。
「怪人」や「ぞうさん」のような奇木を眺めながら台地状に出て右へ進むと、スギ古株の根元に遠慮がちな「光砥山」のプレート。写真で見た印象より小さい15cmくらい? 正午までにまだ30分ほどある。先にオプション予定の小野村割岳へ行ってこようか?
境界尾根の分岐には大きな倒木が横たわる。そこを左へ進む。相変わらず続く巨樹のオブジェに目を奪われながら、気がつくとちょっと様子に違和感が…。GPSで確認すると早稲谷の源流への尾根に入っている。時間的にここらで撤退かな?
光砥山へ戻り山頂でランチに。東側の樹間が開け、比良の釣瓶岳~武奈ヶ岳の稜線がクッキリ拝める。よいシチュエーションだ。ミニ冷麺にサケハラミオニギリ、アワワ付き。今日は体調も良く、完食! 小野村割岳は次回に譲ったというものの、あまりゆっくりできない。ここから巨樹街道の境界尾根を・927mピークまで進み、フカンド谷右岸尾根を久多峠へ下る。初めてのルートなので、ネットで見た他人のレポと地形図が頼りだ。もちろん強力助っ人のGPSあってのことだが。
・927までは標高差はないのだが、いくつかアップダウンがある。尾根を間違えないように確認しながら進むので、30分以上かかってしまった。
この辺り、フカンド谷の源頭はなだらかな草付きで、そのまま下って行きたくなるがガマンガマン、予定の尾根を辿る。 東側の眺望が良い。比良の手前は県境尾根の・909ピークか? 場所によっては蓬莱山など比良南部まで眺望が楽しめる。
登り下りをこなしてフカンド山△853.5m。ここも初めての訪問だ。山名プレートの1枚に「深洞山」。そうかそうか、そんな漢字なんか! この辺り、リボンなどの目印も少ないが、ピークに山名板がほとんどついてない。このフカンド山が一番賑やかだった。
地形図を見るとここからの下りルート取りが難しそうだ。と、考え過ぎて早く稜線を離れ過ぎてしまう。すぐ気付いて東向きの尾根に戻り少し進むと降り口が判明。さすがに目印もある。
急な尾根はすぐ平坦になる。相変わらずルート標示は少ないが、思い出したようにテープがあったりする。最後の2つのco690mの辺りでピークを避けたため、へつった急斜面に手こずるハメになったが、無事復帰。16:25、久多峠へ降り立つ。
峠から車道を歩いて下る。ほんの1kmほどだが、舗装道路は足によくない。自転車でも置いとけばよかった。
今年、白倉三山と県境尾根の経ヶ岳~三国岳へ行ったが、京都北山はしっぽりと静かな山の良さが味わえる。入山許可の要る芦生まで入らなくても、この界隈はこれから紅葉黄葉に埋まる。
次は、今回パスした小野村割岳と天狗峠へでも?
~近くのやさしい裏山がお似合いのびわ爺