【 日 付 】 平成23年9月24日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 ほとんど 晴れ
【 ルート 】 蓮500m奥6:45―左岸第一支谷入口7:30―二股の滝8:20―ヌタウ稜線―9:40ヒキウス平東端10:20~裏ヒキウス~太古の森(仮称)~奥峰12:30-12:45―不動滝13:30‐13:45―夫婦滝展望広場14:20―蓮500m奥駐車地14:50 蓮に入りzippさんが欲しがってた情報、蓮の学校跡を見に行く、学校跡には重機一台と材木を置くための枕の木が並んでいた、今は作業はしてないがまだ使うので有ろうか?。ここに止める気はないので戻り奥に進む、指定席まで入れないのなら里川の水路脇に置こうとすると先客有だ、仕方がなくもう少し進みバリの有る広場に置くことに、ここにも軽トラが置いて有ったがもう一台くらいは止められるのだ。
グーさんの情報だとこの先で落石が有るらしいが、すでに除去されていた、伐採地からの倒木も片付けられヌタハラ橋までは問題なく入れる様になっていた。さてここからが私の役目、橋を渡り千石林道に入るとすぐに倒木で塞がれている、こちらには全く手が入ってないのだ、水流で崩れ道幅も狭くなっているが車の幅だけはまだある。ゲートから先は倒木は有るものも前回の大雨による被害から大きな変化はないようだなとあるいていく。
予定では林道を終点まで歩き、赤倉滝谷から明神岳付近に上がろうと思っていたのだが左岸第一支谷に来た時に以前から気になって事を思い出した。そうヌタウの崩落部分が通れなくなったら南面斜面を巻けるだろうか?調べてみたかったのだ。調べるなら尾根から降りれば良いだけなのになぜか林道から崩壊部分の下付近に登ろうとの気を持ってたのでした。予定変更!
堰堤を乗り越えると4段ほどの小滝が連なる、中々いい感じだが倒木が景色の邪魔をしている、谷の岩は大水で洗われたのだろう苔もなく滑らず快適に登っていける。左岸は植林地で行き詰まれば逃げられるので安心感は有る、右岸は頭上に突峰が迫っているので岩嵓が多く暗い雰囲気、きっとどこかで行き詰まる予感がした。しかし登りにくい所も無く二股に付いた、GPSで確認するとここからは右又に向かわないと行けない。
ここは二股と言っても両方の谷に滝がかかる、左又の滝は25m位だろうか頭上から降り注ぎ、右又の滝も10m位の滑を二筋に分かれて落ちてくる、「D」の字に見えるこの滝は奥の平谷のサスケ滝に似てないかなぁ。朝日を背から浴びて虹も出て中々雰囲気のいいところでしばし休憩。 まず左股の滝の上に出られないか確認しに登る、急な斜面を少し無理すれば上がれそうだが、この谷をたどると裏ヒキウスに上がってしまうのでパス。進むべき右又の「D」字の滝は右の水流を登れば登れそうだが濡れるのが嫌なのと、上った奥がゴルジュ帯のようで先が見えないのでこれもパス。すでに自然林になった左岸斜面ににトラバースして小尾根を乗り越すと、洞窟でもあるのだろうか?と思える暗い空間が有った、近付き回り込むとそれは浸食深いルンぜで有った、ここは水少ない水流を上がれそうだが滑りそうなので巻く、木の根を掴んでクライムアップ上部に出た。
上部は二次林で有ろう斜面が続くまっすぐ登って行けそうだが谷の上部を見たいと、再び左に向かい小尾根を登る、左方向下にさっき登って来た谷が見えるがかなり高度差が増している、いくつか掛かる滝を見下ろすが両岸を壁にはさまれているので逃げ場は無い様だ、私の技量では巻いて正解だったのだろう。
谷には中々降りられないのでそのまま登るとやがて谷が上がってきて標高差のなくなった所で谷に復帰した。すでに水流もなくなりさらに狭くなる、枯滝となった岩場を登っていくが傾斜もきつくなってきてるので緊張するところもあった。右岸はオーバーハング気味の岩嵓が続く、左岸は上がれそうなところもあるがもう少し上が楽かな?と思いつつ登ると意外にいやらしい、ではもう少し上、とそんなことを何度か繰り返し上がっていく。しかしこの先は左岸も上がれなくなり傾斜も急となった、もう源頭部に近いのであろう事が判る。ここで左岸に逃げないと進めないなと、外傾した滑りそうな岩を足場にこわごわトラバースして少し登るともうそこはヌタウの尾根芯であった。がしかし出たところは崩壊は所を完全に通り過ぎ岩場の巻の有るすぐ手前で有った。
目的を達成できなかったけど崩壊の下部はそれほど急な斜面でもないし、意外に穏やかな林になっているように思う。崩落と言っても僅かな土石の量だからきっと斜面でとどまっているのだろう、滝を巻いたときに横切った岩屑の詰まった浮石の斜面がその部分で有ったようにおもった。
ここで2度目の小休止をした後、岩場を巻き上る。前回下ってきたと時はテープルートが足が足らわず下りられず、下斜面を巻いた,以前は通過してたのに足場が変わったのかな?と思っていたが登りでは悩まずに通過、わずかな足場の持って行き方で変わるもんだなと思った。
ここを登り過ぎればもう悪場は無くほどなくヒキウス平東端に上がった。南面をトラバースして裏ヒキウスに向かい太陽ブナにご挨拶、ここでまた小休止。いったんヒキウス二劇場に向かう、素晴らしい秋晴れだ、どこに行こうかと考える、明神岳まで行って笹ケ峰から降りようか、それとも赤倉滝谷かと思案するも中途半端な時間になってしまってる。今日の駐車地帰着目標時間は午後3時である。今日はいい天気だ欲張らずに奥峰からの展望を楽しみヌタハラ谷に降りようかの気になった。
P1394の西を巻いて太古の森の西から北に張り出す小尾根を降りると展望岩が有ったので馬駈け場方面を眺める、奥峰の稜線に出ればどこからでも見える景色であるが、展望のない場所からわずかな空間で有るが除けるのがまた嬉しいものである。
いったん谷に下る、太古の森から流れ出る谷だ、苔むす穏やかな源頭の谷、頭上にはこの辺りでも一際太く高い、ミズナラ、ブナの巨木が残されており、その枝葉が覆いかぶさる、青空がそれを引き立たせ何とも良い雰囲気なのだ。さまよった後奥峰に向かう、手前で口ワサビ谷を覗き込んでる迷彩服の二人連れ、マナコ谷ルートを登る人陰、やはり奥峰は人気である。
南面を巻いて奥峰に見上げる青空に枯れ木の株と岩場が作る風景は台高ではないような雰囲気を見せてくれた。後からやってきた迷彩柄のお二人と話をすると蓮から5時半スタートで上がり明神平らまで行ってきたとか、里川の先客の車の方だったようだ。この日は伊勢の海まで遠望が利き朝熊山も見て取れたがなんと目立たない山だこと。 帰路は檜塚を巻きヌタハラ谷に下り、水量多く豪快な不動滝に寄った。グーさんレぽの崩壊地をまざまざとみる、やはり画像とは違う迫力と言っていいのだろうか?、スケールの大きさである、ここはいつも帰りに私は汗を落とすのに利用してたところ、谷には大きな岩が重なり暗いけど良い雰囲気で一度登っていきたいななんて思ってたところだか面影もなくなってしまっていた。主流には真新しい滑をながれる滝が係りいつかはまた良い雰囲気に戻るのだろう、脇からも割れた岩盤から湧き出る水流が結構豊富な流れを作っていた、ここはまた崩壊するのかもしれない。
林道に出て蓮に直接下る古道に入る、前回は少しのぼり尾根にトラバースして尾根芯を下った。下にも作業道があるので今回はこちらをたどってみた、ここの植林帯は最近まで間伐作業が行われていたところだがすでに作業も終わり倒木も片付けられていて歩きやすい、途中で尾根芯ルートと合流、これは楽だなと思ったら下部はまだ間伐材が放置されており木を跨いだり登ったりで思った方向に行けず、それでも何とか抜け出して車に向けて一直線に斜面を下ると7,80m下に車が見えた、この辺りは間伐剤を引きずり落としたのだろう跡が残っている、滑るように下りながら林道の車の横に着地した、難儀はしたけどこのコースは早いなぁ。今回も朝から膝が痛かったけど何とか歩いて来れました、でも千石林道の報告は無しです
千秋林道と、木梶林道の様子を見て来たのにどうも2番煎じでは駄目らしい