【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
Posted: 2020年9月01日(火) 23:01
【日 付】2020年8月22日(土)
【山 域】奥美濃 白川支流殿又谷周辺
【天 候】晴れ
【コース】滝谷出合付近8:25---8:40石むし谷出合---11:10林道---11:40源頭部ランチ場13:00---14:00県民の山
---15:35滝谷大滝下---16:40駐車地
殿又谷の支流、石むし谷の出合はもっさりとして、知らなければとても食指が動くような谷には見えない。
谷幅も狭く、少々ヤブっぽい谷を進む。この先に見事な渓相が待っているのだろうか。
しばらく歩くと、ナメが現われ始めた。花崗岩の白い岩肌を滑る水流が陽光にきらめいて、気分も上がってきた。
いくつかの小滝を越えて行くと、石むし谷最大の核心部である10m滝×2本の連瀑と相まみえる。巻くには両岸
ともかなり高く追い上げられそうだ。下段の滝はもろにシャワーを浴びれば突破できそうである。覚悟を決めて
雨具を着込み、滝に取り付いた。下から見た感じでは、途中で水流を横切らないといけないと思ったが、ど真ん
中を直上するルートがあり、頭から水を被らずに済んだ。上段は真ん中が上がれそうに見えたが、安全策で左の
泥壁をチェーンスパイクで切り抜ける。足元ズルズルの上にホールドがほとんどない、嫌らしい巻きだった。
大滝を過ぎると数個の小滝を内蔵したゴルジュ帯となる。ツルツルに磨かれた滝も微妙なバランスで突破して
ゴルジュを抜ける。
頭上から小便小僧のような滝が落ちていると思ったら、林道の下の土管から流れ落ちる水流だった。ちょうど
この林道の部分で別れる二俣では、当初案では左を取って新穂山へ詰め上がるつもりだった。しかしあまりの暑
さに、わざわざ展望もない、植林が目立つ山頂へ行こうという気が無くなってしまった。
右俣を選んで、下山コースへ近道するとしよう。
もうすぐ尾根に突き当たるという手前で、大自然の神秘とも言うべき滝が現われた。ワイドスクリーンのよう
な白い岩壁の真ん中に落ちる一条の滝。なんとも形容し難い風景である。思わず拝んでしまった。
滝の上は平流で、ブナもちらほら。水音の聞こえる日陰で昼飯としよう。最近は尾根に上がる前にランチタイ
ムというのがあたりまえになった。それは今年の猛暑が要因であることに間違いない。
尾根に上がって「県民の山」という変わった名前の928.7mの三角点を目指す。さほど期待はしていなかったが、
半分植林、半分あまり雰囲気のない雑木林という面白みのない尾根だった。踏み跡があるだけマシだと思うこと
にしよう。「県民の山」もつまらない山頂で、標識のひとつもない。
真東の斜面へササをかき分けて飛び込んだ。5分ほどで水流が現われる。ここは石むし谷の一本下流側にある
滝谷の源頭部である。こちらの方が林相は良く、大きなトチの木も見られた。
ナメが続いたと思ったら、その先が急激に落ち込んでいる気配がした。3段50mとも60mとも言われている、こ
の近辺最大の滝だ。左岸に踏み跡とテープがあったので従って行くと、下段の滝の落ち口あたりの高さで行き詰
った。見下ろすとかなりの急斜面である。安全を期してロープを出し、今日はちゃんと懸垂下降で下りた。
途中のバンドまで下りるとトラロープが付けられている。と言うことは、ここが巻きルートなのか。あまり安全
なルートとは言えないようである。
大滝の下にも次々とナメ滝が現われて退屈しない。林相を含めた見栄えという点では、石むし谷よりも楽しい
谷かもしれない。途中には「軍艦岩」と呼ばれている、びっくりするような平たい巨岩があったりして見どころ
も多い。
最後は意外に長い平流部分から左岸の踏み跡を辿って殿又谷本流と出合う。
石むし谷、滝谷とも釣り師がよく入っているようで、ビールの空き缶やエサの空箱のゴミが目立った。なんであ
れぐらいのゴミが持って帰れないのか、不思議でしょうがない。
【日 付】2020年8月29日(土)
【山 域】奥美濃 瓢ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】宮奥登山口8:15---8:40三枚滝---9:50林道---11:40登山道---12:20瓢ヶ岳14:05--- 16:20登山口
奥美濃の粥川という集落では、ウナギの産地でありながら決してウナギを食べないという。
その昔、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)に住む鬼がしばしば粥川の里に下りてきて住民を悩ませていた。藤原高光が、現
われた一匹のウナギに導かれて鬼を見つけ出し、見事成敗したという伝説があり、ここではウナギを食べること
を禁じられているそうだ。
一刀彫で多くの仏像を残した円空にも縁が深く、集落最奥の星宮神社前には「円空の森水」という名水がある。
現代の粥川には鬼の代わりに面白い沢がある。粥川の左俣を遡行して、未踏の瓢ヶ岳を目指してみよう。
瓢ヶ岳は、高賀山、今淵ヶ岳と合わせて高賀三山のひとつとして、この近辺ではメジャーな山である。
郡上八幡への県道のヘアピンから入渓した。いきなりきれいなナメ床が現れて喜ぶが、すぐに左岸の林道へ上
がると、駐車した車がすぐそこに見えていた。林道が谷を横切るところから入渓した方がよかったか。
再度谷に入ると二俣となる。右俣には25mの大滝が見えている。これから進む左俣はゴルジュの中に3段15mの
きれいな滝が掛かり、遡行意欲を掻き立ててくれる。このところの晴天続きで水量が少なく、美しさという点で
は今ひとつだが、なかなかいい滝だ。
流芯から左の岩場を簡単に直登すると、三枚滝と呼ばれる美しい滝がお目見えする。ここは手が出ず、左岸のガ
ラガラのルンゼを上がって落ち口方向へトラバース。落ち口ラインに立つと素晴らしい風景が展開した。
三枚滝の上流で、流れは3つに分かれてそれぞれが滝となって落ちているのだ。(実際には左と真ん中の流れは滝
の上で再び合流している)これはあまり見たことのない風景である。落ち口への小尾根を慎重に下りて、3つの滝
の下に立った。なんとも言えない空間である。
左端の滝の右側の岩場を上がると、一転して穏やかな流れに変わる。時折現れる小滝は積極的に水と戯れる。
なにせ下界の予想最高気温は37℃。クールダウンしながらでないと体が持たないのだ。
右岸の上方に白いガードレールが見えた。と思ったら、目の前に暗渠が出現。腰を屈めながらコンクリートの
ナメを歩いて林道の下をくぐった。高齢者には厳しい姿勢である。
ここでsatoさんが、さっきの休憩時に手袋を置き忘れたことに気が付いた。
下山時もここを通るから、帰りに回収しようとそのまま進む。
ここから先は手頃な滝が連続して、片っ端から直登することができる楽しい区間である。
ひとしきり滝が続いた後、谷の様相が一変した。
大きく開けた谷の中、かなり水の量が少なくなった流れには、滝と呼べるものはまったく無くなった。
苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森がどこまでも広がっている。なにか懐かしさを覚えるような風景だ。
ところどころで木漏れ日が苔を照らしている部分だけが、濃緑色から明るい緑に光って、ずぶ濡れになって冷え
た体を温めてくれる。
傾斜が強まって、岩の折り重なる谷からは水流が消えた。目の前には人工的な石垣が現われた。登山道だ。
ここから先は谷筋を忠実に上がる意味もない。登山道を辿って山頂に向かう。石の階段やパイプで設えた水場も
ある、よく整備された道だ。谷の源頭へつづら折れに登って行く道は、周りの樹林の美しさと相まって風格を感
じさせる。
周囲には大きな岩場が目立つ。水の流れと樹林と岩、さらに上部ではササ原と、変化に富んだ登山道と言えるだ
ろう。
尾根に出るとさすがに暑いが、背丈を超すササのおかげでまともに太陽を浴びずに済むのが助かった。
瓢ヶ岳の山頂からはササ越しの展望が広がるが、雲が多く、遠くの山はわからなかった。すぐそばの高賀山と
能郷白山だけはなんとか識別できた。うまい具合に木陰のスペースがあり、暑さ知らずでランチタイムを楽しむ。
もっと賑わっていると思っていた山頂で会ったのは4パーティー。思いがけず静かな瓢ヶ岳を楽しむことができた。
下山は忠実に登山道を辿るが、フェルト底の沢靴ではなんとも思わなかった道が、登山靴では苔の付いた石が
無抵抗に滑るので、思ったほどペースが上がらない。左岸の尾根道に乗ると格段に歩きやすくなったが、再び谷
へ下りて行く。滑りやすい石に加えて丸太の階段もよく滑るので、年寄り臭い歩き方しかできない。
林道の交叉するところまで下りてきて、手袋の回収を試みたが見つからない。沢靴を履いていればもう少し谷
を下って探せたのだが、ツルツル滑る中を滝を下って行くのは危ない。もったいないがあきらめよう。
登山道は三枚滝の上で谷を渡って右岸のかなり高いところをトラバースしている。やがて林道に出合って終了。
特に危険な箇所があるわけではないが、滑って転ばないように気を遣わされる道だった。
下山後は、長良川鉄道の駅舎と一体化している「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で汗を流した。
これは日本一長い名前の温泉だろう。
山日和
【山 域】奥美濃 白川支流殿又谷周辺
【天 候】晴れ
【コース】滝谷出合付近8:25---8:40石むし谷出合---11:10林道---11:40源頭部ランチ場13:00---14:00県民の山
---15:35滝谷大滝下---16:40駐車地
殿又谷の支流、石むし谷の出合はもっさりとして、知らなければとても食指が動くような谷には見えない。
谷幅も狭く、少々ヤブっぽい谷を進む。この先に見事な渓相が待っているのだろうか。
しばらく歩くと、ナメが現われ始めた。花崗岩の白い岩肌を滑る水流が陽光にきらめいて、気分も上がってきた。
いくつかの小滝を越えて行くと、石むし谷最大の核心部である10m滝×2本の連瀑と相まみえる。巻くには両岸
ともかなり高く追い上げられそうだ。下段の滝はもろにシャワーを浴びれば突破できそうである。覚悟を決めて
雨具を着込み、滝に取り付いた。下から見た感じでは、途中で水流を横切らないといけないと思ったが、ど真ん
中を直上するルートがあり、頭から水を被らずに済んだ。上段は真ん中が上がれそうに見えたが、安全策で左の
泥壁をチェーンスパイクで切り抜ける。足元ズルズルの上にホールドがほとんどない、嫌らしい巻きだった。
大滝を過ぎると数個の小滝を内蔵したゴルジュ帯となる。ツルツルに磨かれた滝も微妙なバランスで突破して
ゴルジュを抜ける。
頭上から小便小僧のような滝が落ちていると思ったら、林道の下の土管から流れ落ちる水流だった。ちょうど
この林道の部分で別れる二俣では、当初案では左を取って新穂山へ詰め上がるつもりだった。しかしあまりの暑
さに、わざわざ展望もない、植林が目立つ山頂へ行こうという気が無くなってしまった。
右俣を選んで、下山コースへ近道するとしよう。
もうすぐ尾根に突き当たるという手前で、大自然の神秘とも言うべき滝が現われた。ワイドスクリーンのよう
な白い岩壁の真ん中に落ちる一条の滝。なんとも形容し難い風景である。思わず拝んでしまった。
滝の上は平流で、ブナもちらほら。水音の聞こえる日陰で昼飯としよう。最近は尾根に上がる前にランチタイ
ムというのがあたりまえになった。それは今年の猛暑が要因であることに間違いない。
尾根に上がって「県民の山」という変わった名前の928.7mの三角点を目指す。さほど期待はしていなかったが、
半分植林、半分あまり雰囲気のない雑木林という面白みのない尾根だった。踏み跡があるだけマシだと思うこと
にしよう。「県民の山」もつまらない山頂で、標識のひとつもない。
真東の斜面へササをかき分けて飛び込んだ。5分ほどで水流が現われる。ここは石むし谷の一本下流側にある
滝谷の源頭部である。こちらの方が林相は良く、大きなトチの木も見られた。
ナメが続いたと思ったら、その先が急激に落ち込んでいる気配がした。3段50mとも60mとも言われている、こ
の近辺最大の滝だ。左岸に踏み跡とテープがあったので従って行くと、下段の滝の落ち口あたりの高さで行き詰
った。見下ろすとかなりの急斜面である。安全を期してロープを出し、今日はちゃんと懸垂下降で下りた。
途中のバンドまで下りるとトラロープが付けられている。と言うことは、ここが巻きルートなのか。あまり安全
なルートとは言えないようである。
大滝の下にも次々とナメ滝が現われて退屈しない。林相を含めた見栄えという点では、石むし谷よりも楽しい
谷かもしれない。途中には「軍艦岩」と呼ばれている、びっくりするような平たい巨岩があったりして見どころ
も多い。
最後は意外に長い平流部分から左岸の踏み跡を辿って殿又谷本流と出合う。
石むし谷、滝谷とも釣り師がよく入っているようで、ビールの空き缶やエサの空箱のゴミが目立った。なんであ
れぐらいのゴミが持って帰れないのか、不思議でしょうがない。
【日 付】2020年8月29日(土)
【山 域】奥美濃 瓢ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】宮奥登山口8:15---8:40三枚滝---9:50林道---11:40登山道---12:20瓢ヶ岳14:05--- 16:20登山口
奥美濃の粥川という集落では、ウナギの産地でありながら決してウナギを食べないという。
その昔、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)に住む鬼がしばしば粥川の里に下りてきて住民を悩ませていた。藤原高光が、現
われた一匹のウナギに導かれて鬼を見つけ出し、見事成敗したという伝説があり、ここではウナギを食べること
を禁じられているそうだ。
一刀彫で多くの仏像を残した円空にも縁が深く、集落最奥の星宮神社前には「円空の森水」という名水がある。
現代の粥川には鬼の代わりに面白い沢がある。粥川の左俣を遡行して、未踏の瓢ヶ岳を目指してみよう。
瓢ヶ岳は、高賀山、今淵ヶ岳と合わせて高賀三山のひとつとして、この近辺ではメジャーな山である。
郡上八幡への県道のヘアピンから入渓した。いきなりきれいなナメ床が現れて喜ぶが、すぐに左岸の林道へ上
がると、駐車した車がすぐそこに見えていた。林道が谷を横切るところから入渓した方がよかったか。
再度谷に入ると二俣となる。右俣には25mの大滝が見えている。これから進む左俣はゴルジュの中に3段15mの
きれいな滝が掛かり、遡行意欲を掻き立ててくれる。このところの晴天続きで水量が少なく、美しさという点で
は今ひとつだが、なかなかいい滝だ。
流芯から左の岩場を簡単に直登すると、三枚滝と呼ばれる美しい滝がお目見えする。ここは手が出ず、左岸のガ
ラガラのルンゼを上がって落ち口方向へトラバース。落ち口ラインに立つと素晴らしい風景が展開した。
三枚滝の上流で、流れは3つに分かれてそれぞれが滝となって落ちているのだ。(実際には左と真ん中の流れは滝
の上で再び合流している)これはあまり見たことのない風景である。落ち口への小尾根を慎重に下りて、3つの滝
の下に立った。なんとも言えない空間である。
左端の滝の右側の岩場を上がると、一転して穏やかな流れに変わる。時折現れる小滝は積極的に水と戯れる。
なにせ下界の予想最高気温は37℃。クールダウンしながらでないと体が持たないのだ。
右岸の上方に白いガードレールが見えた。と思ったら、目の前に暗渠が出現。腰を屈めながらコンクリートの
ナメを歩いて林道の下をくぐった。高齢者には厳しい姿勢である。
ここでsatoさんが、さっきの休憩時に手袋を置き忘れたことに気が付いた。
下山時もここを通るから、帰りに回収しようとそのまま進む。
ここから先は手頃な滝が連続して、片っ端から直登することができる楽しい区間である。
ひとしきり滝が続いた後、谷の様相が一変した。
大きく開けた谷の中、かなり水の量が少なくなった流れには、滝と呼べるものはまったく無くなった。
苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森がどこまでも広がっている。なにか懐かしさを覚えるような風景だ。
ところどころで木漏れ日が苔を照らしている部分だけが、濃緑色から明るい緑に光って、ずぶ濡れになって冷え
た体を温めてくれる。
傾斜が強まって、岩の折り重なる谷からは水流が消えた。目の前には人工的な石垣が現われた。登山道だ。
ここから先は谷筋を忠実に上がる意味もない。登山道を辿って山頂に向かう。石の階段やパイプで設えた水場も
ある、よく整備された道だ。谷の源頭へつづら折れに登って行く道は、周りの樹林の美しさと相まって風格を感
じさせる。
周囲には大きな岩場が目立つ。水の流れと樹林と岩、さらに上部ではササ原と、変化に富んだ登山道と言えるだ
ろう。
尾根に出るとさすがに暑いが、背丈を超すササのおかげでまともに太陽を浴びずに済むのが助かった。
瓢ヶ岳の山頂からはササ越しの展望が広がるが、雲が多く、遠くの山はわからなかった。すぐそばの高賀山と
能郷白山だけはなんとか識別できた。うまい具合に木陰のスペースがあり、暑さ知らずでランチタイムを楽しむ。
もっと賑わっていると思っていた山頂で会ったのは4パーティー。思いがけず静かな瓢ヶ岳を楽しむことができた。
下山は忠実に登山道を辿るが、フェルト底の沢靴ではなんとも思わなかった道が、登山靴では苔の付いた石が
無抵抗に滑るので、思ったほどペースが上がらない。左岸の尾根道に乗ると格段に歩きやすくなったが、再び谷
へ下りて行く。滑りやすい石に加えて丸太の階段もよく滑るので、年寄り臭い歩き方しかできない。
林道の交叉するところまで下りてきて、手袋の回収を試みたが見つからない。沢靴を履いていればもう少し谷
を下って探せたのだが、ツルツル滑る中を滝を下って行くのは危ない。もったいないがあきらめよう。
登山道は三枚滝の上で谷を渡って右岸のかなり高いところをトラバースしている。やがて林道に出合って終了。
特に危険な箇所があるわけではないが、滑って転ばないように気を遣わされる道だった。
下山後は、長良川鉄道の駅舎と一体化している「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で汗を流した。
これは日本一長い名前の温泉だろう。
山日和