【日 付】2020年8月22日(土)
【山 域】奥美濃 白川支流殿又谷周辺
【天 候】晴れ
【コース】滝谷出合付近8:25---8:40石むし谷出合---11:10林道---11:40源頭部ランチ場13:00---14:00県民の山
---15:35滝谷大滝下---16:40駐車地
殿又谷の支流、石むし谷の出合はもっさりとして、知らなければとても食指が動くような谷には見えない。
谷幅も狭く、少々ヤブっぽい谷を進む。この先に見事な渓相が待っているのだろうか。
しばらく歩くと、ナメが現われ始めた。花崗岩の白い岩肌を滑る水流が陽光にきらめいて、気分も上がってきた。
いくつかの小滝を越えて行くと、石むし谷最大の核心部である10m滝×2本の連瀑と相まみえる。巻くには両岸
ともかなり高く追い上げられそうだ。下段の滝はもろにシャワーを浴びれば突破できそうである。覚悟を決めて
雨具を着込み、滝に取り付いた。下から見た感じでは、途中で水流を横切らないといけないと思ったが、ど真ん
中を直上するルートがあり、頭から水を被らずに済んだ。上段は真ん中が上がれそうに見えたが、安全策で左の
泥壁をチェーンスパイクで切り抜ける。足元ズルズルの上にホールドがほとんどない、嫌らしい巻きだった。
大滝を過ぎると数個の小滝を内蔵したゴルジュ帯となる。ツルツルに磨かれた滝も微妙なバランスで突破して
ゴルジュを抜ける。
頭上から小便小僧のような滝が落ちていると思ったら、林道の下の土管から流れ落ちる水流だった。ちょうど
この林道の部分で別れる二俣では、当初案では左を取って新穂山へ詰め上がるつもりだった。しかしあまりの暑
さに、わざわざ展望もない、植林が目立つ山頂へ行こうという気が無くなってしまった。
右俣を選んで、下山コースへ近道するとしよう。
もうすぐ尾根に突き当たるという手前で、大自然の神秘とも言うべき滝が現われた。ワイドスクリーンのよう
な白い岩壁の真ん中に落ちる一条の滝。なんとも形容し難い風景である。思わず拝んでしまった。
滝の上は平流で、ブナもちらほら。水音の聞こえる日陰で昼飯としよう。最近は尾根に上がる前にランチタイ
ムというのがあたりまえになった。それは今年の猛暑が要因であることに間違いない。
尾根に上がって「県民の山」という変わった名前の928.7mの三角点を目指す。さほど期待はしていなかったが、
半分植林、半分あまり雰囲気のない雑木林という面白みのない尾根だった。踏み跡があるだけマシだと思うこと
にしよう。「県民の山」もつまらない山頂で、標識のひとつもない。
真東の斜面へササをかき分けて飛び込んだ。5分ほどで水流が現われる。ここは石むし谷の一本下流側にある
滝谷の源頭部である。こちらの方が林相は良く、大きなトチの木も見られた。
ナメが続いたと思ったら、その先が急激に落ち込んでいる気配がした。3段50mとも60mとも言われている、こ
の近辺最大の滝だ。左岸に踏み跡とテープがあったので従って行くと、下段の滝の落ち口あたりの高さで行き詰
った。見下ろすとかなりの急斜面である。安全を期してロープを出し、今日はちゃんと懸垂下降で下りた。
途中のバンドまで下りるとトラロープが付けられている。と言うことは、ここが巻きルートなのか。あまり安全
なルートとは言えないようである。
大滝の下にも次々とナメ滝が現われて退屈しない。林相を含めた見栄えという点では、石むし谷よりも楽しい
谷かもしれない。途中には「軍艦岩」と呼ばれている、びっくりするような平たい巨岩があったりして見どころ
も多い。
最後は意外に長い平流部分から左岸の踏み跡を辿って殿又谷本流と出合う。
石むし谷、滝谷とも釣り師がよく入っているようで、ビールの空き缶やエサの空箱のゴミが目立った。なんであ
れぐらいのゴミが持って帰れないのか、不思議でしょうがない。
【日 付】2020年8月29日(土)
【山 域】奥美濃 瓢ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】宮奥登山口8:15---8:40三枚滝---9:50林道---11:40登山道---12:20瓢ヶ岳14:05--- 16:20登山口
奥美濃の粥川という集落では、ウナギの産地でありながら決してウナギを食べないという。
その昔、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)に住む鬼がしばしば粥川の里に下りてきて住民を悩ませていた。藤原高光が、現
われた一匹のウナギに導かれて鬼を見つけ出し、見事成敗したという伝説があり、ここではウナギを食べること
を禁じられているそうだ。
一刀彫で多くの仏像を残した円空にも縁が深く、集落最奥の星宮神社前には「円空の森水」という名水がある。
現代の粥川には鬼の代わりに面白い沢がある。粥川の左俣を遡行して、未踏の瓢ヶ岳を目指してみよう。
瓢ヶ岳は、高賀山、今淵ヶ岳と合わせて高賀三山のひとつとして、この近辺ではメジャーな山である。
郡上八幡への県道のヘアピンから入渓した。いきなりきれいなナメ床が現れて喜ぶが、すぐに左岸の林道へ上
がると、駐車した車がすぐそこに見えていた。林道が谷を横切るところから入渓した方がよかったか。
再度谷に入ると二俣となる。右俣には25mの大滝が見えている。これから進む左俣はゴルジュの中に3段15mの
きれいな滝が掛かり、遡行意欲を掻き立ててくれる。このところの晴天続きで水量が少なく、美しさという点で
は今ひとつだが、なかなかいい滝だ。
流芯から左の岩場を簡単に直登すると、三枚滝と呼ばれる美しい滝がお目見えする。ここは手が出ず、左岸のガ
ラガラのルンゼを上がって落ち口方向へトラバース。落ち口ラインに立つと素晴らしい風景が展開した。
三枚滝の上流で、流れは3つに分かれてそれぞれが滝となって落ちているのだ。(実際には左と真ん中の流れは滝
の上で再び合流している)これはあまり見たことのない風景である。落ち口への小尾根を慎重に下りて、3つの滝
の下に立った。なんとも言えない空間である。
左端の滝の右側の岩場を上がると、一転して穏やかな流れに変わる。時折現れる小滝は積極的に水と戯れる。
なにせ下界の予想最高気温は37℃。クールダウンしながらでないと体が持たないのだ。
右岸の上方に白いガードレールが見えた。と思ったら、目の前に暗渠が出現。腰を屈めながらコンクリートの
ナメを歩いて林道の下をくぐった。高齢者には厳しい姿勢である。
ここでsatoさんが、さっきの休憩時に手袋を置き忘れたことに気が付いた。
下山時もここを通るから、帰りに回収しようとそのまま進む。
ここから先は手頃な滝が連続して、片っ端から直登することができる楽しい区間である。
ひとしきり滝が続いた後、谷の様相が一変した。
大きく開けた谷の中、かなり水の量が少なくなった流れには、滝と呼べるものはまったく無くなった。
苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森がどこまでも広がっている。なにか懐かしさを覚えるような風景だ。
ところどころで木漏れ日が苔を照らしている部分だけが、濃緑色から明るい緑に光って、ずぶ濡れになって冷え
た体を温めてくれる。
傾斜が強まって、岩の折り重なる谷からは水流が消えた。目の前には人工的な石垣が現われた。登山道だ。
ここから先は谷筋を忠実に上がる意味もない。登山道を辿って山頂に向かう。石の階段やパイプで設えた水場も
ある、よく整備された道だ。谷の源頭へつづら折れに登って行く道は、周りの樹林の美しさと相まって風格を感
じさせる。
周囲には大きな岩場が目立つ。水の流れと樹林と岩、さらに上部ではササ原と、変化に富んだ登山道と言えるだ
ろう。
尾根に出るとさすがに暑いが、背丈を超すササのおかげでまともに太陽を浴びずに済むのが助かった。
瓢ヶ岳の山頂からはササ越しの展望が広がるが、雲が多く、遠くの山はわからなかった。すぐそばの高賀山と
能郷白山だけはなんとか識別できた。うまい具合に木陰のスペースがあり、暑さ知らずでランチタイムを楽しむ。
もっと賑わっていると思っていた山頂で会ったのは4パーティー。思いがけず静かな瓢ヶ岳を楽しむことができた。
下山は忠実に登山道を辿るが、フェルト底の沢靴ではなんとも思わなかった道が、登山靴では苔の付いた石が
無抵抗に滑るので、思ったほどペースが上がらない。左岸の尾根道に乗ると格段に歩きやすくなったが、再び谷
へ下りて行く。滑りやすい石に加えて丸太の階段もよく滑るので、年寄り臭い歩き方しかできない。
林道の交叉するところまで下りてきて、手袋の回収を試みたが見つからない。沢靴を履いていればもう少し谷
を下って探せたのだが、ツルツル滑る中を滝を下って行くのは危ない。もったいないがあきらめよう。
登山道は三枚滝の上で谷を渡って右岸のかなり高いところをトラバースしている。やがて林道に出合って終了。
特に危険な箇所があるわけではないが、滑って転ばないように気を遣わされる道だった。
下山後は、長良川鉄道の駅舎と一体化している「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で汗を流した。
これは日本一長い名前の温泉だろう。
山日和
【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
フォーラムルール
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【 日 付 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
山日和さん こんばんは
殿又谷の支流、石むし谷の出合はもっさりとして、
知らなければとても食指が動くような谷には見えない。
尾根に上がって「県民の山」という変わった名前の928.7mの三角点を目指す。
「県民の山」もつまらない山頂で、標識のひとつもない。
このクソ暑いのに「石むし谷」だの「県民の山」だのと、わけのわからん地名が並ぶ。
コケむし谷なら、苔のきれいな谷を想像するけど、
石むしって?
石を蒸したらサウナ風呂みたいに暑い沢なのか。
県民の森ならあっちこっちにあって、
県営のアウトドアフィールド的公園なのが一般的だが、
はたして県民の山とは?
どちらも聞いたことがないので、どこじゃいなとググッていると、
8年前の兎夢さんのやぶこぎネットの投稿記事などが出てきた。
なるほどね。
石むし谷-石虫谷?
県民の山は、そのままの点名なんですなあ。
点の記も見てみたけど、そのまんま書いてあるだけで手掛かりなし。
なんでこんな名前になったのかね。
県営公園でも作るつもりやったんかな。
知らんけど。
石むし谷、滝谷とも釣り師がよく入っているようで、ビールの空き缶やエサの空箱のゴミが目立った。
なんであれぐらいのゴミが持って帰れないのか、不思議でしょうがない。
クルマの窓から、まだ火のついたタバコを道路にポイ捨てする輩もけっこうおるしね。
サル並みの知能しとるんやろね。
奥美濃の粥川という集落では、ウナギの産地でありながら決してウナギを食べないという。
その昔、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)に住む鬼がしばしば粥川の里に下りてきて住民を悩ませていた。
藤原高光が、現われた一匹のウナギに導かれて鬼を見つけ出し、見事成敗したという伝説があり、
ここではウナギを食べることを禁じられているそうだ。
地形図にも「粥川ウナギ生息地」の注記があるので、
このへんでうまいウナギが食べられるのかな、と思っていたけど違うんですね。
ここでうなぎ屋を開店したら大バッシングに遭いそう。
一刀彫で多くの仏像を残した円空にも縁が深く、
集落最奥の星宮神社前には「円空の森水」という名水がある。
昔、粥川に行ったとき、
集落内に円空仏を多数展示している資料館があったので、見てきました。
名水は気がつかなかったなあ。
現代の粥川には鬼の代わりに面白い沢がある。粥川の左俣を遡行して、未踏の瓢ヶ岳を目指してみよう。
瓢ヶ岳は、高賀山、今淵ヶ岳と合わせて高賀三山のひとつとして、この近辺ではメジャーな山である。
瓢ヶ岳は2回登りました。
もちろん一般登山道です。
ここでsatoさんが、さっきの休憩時に手袋を置き忘れたことに気が付いた。
下山時もここを通るから、帰りに回収しようとそのまま進む。
そう思っていても、実際に帰りになると、目論み通りにならないことが多いのよね。
コース変わったりして。
瓢ヶ岳の山頂からはササ越しの展望が広がるが、雲が多く、遠くの山はわからなかった。
すぐそばの高賀山と能郷白山だけはなんとか識別できた。
うまい具合に木陰のスペースがあり、暑さ知らずでランチタイムを楽しむ。
もっと賑わっていると思っていた山頂で会ったのは4パーティー。
思いがけず静かな瓢ヶ岳を楽しむことができた。
暑いのに、ちゃんと4パーティも登ってたんですね。
ワシのときは季節はよかったものの、雨の日だったり、朝が早かったりしたせいか、
2回とも、山頂でも途中でも、誰一人として会いませんでした。
下山は忠実に登山道を辿るが、フェルト底の沢靴ではなんとも思わなかった道が、
登山靴では苔の付いた石が無抵抗に滑るので、思ったほどペースが上がらない。
左岸の尾根道に乗ると格段に歩きやすくなったが、再び谷へ下りて行く。
この登山道は途中まで下ったことがありますよ。
途中から林道と別の山道を登り返して、
片知渓谷から高賀山に延びる林道へ戻るコースでした。
林道の交叉するところまで下りてきて、手袋の回収を試みたが見つからない。
沢靴を履いていればもう少し谷を下って探せたのだが、
ツルツル滑る中を滝を下って行くのは危ない。
もったいないがあきらめよう。
やっぱり、こうなりましたか。
もったいないけど。
下山後は、長良川鉄道の駅舎と一体化している「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で汗を流した。
これは日本一長い名前の温泉だろう。
そうなんですか?
日本一長い名前の鉄道駅はよく耳にしますが、温泉名はあまり聞きませんね。
「知らんけど」って言わんといてね。
どうでもええことのレスばっかりで、沢登りへのレスはできませんでしたが、
暑い中、お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
殿又谷の支流、石むし谷の出合はもっさりとして、
知らなければとても食指が動くような谷には見えない。
尾根に上がって「県民の山」という変わった名前の928.7mの三角点を目指す。
「県民の山」もつまらない山頂で、標識のひとつもない。
このクソ暑いのに「石むし谷」だの「県民の山」だのと、わけのわからん地名が並ぶ。
コケむし谷なら、苔のきれいな谷を想像するけど、
石むしって?
石を蒸したらサウナ風呂みたいに暑い沢なのか。
県民の森ならあっちこっちにあって、
県営のアウトドアフィールド的公園なのが一般的だが、
はたして県民の山とは?
どちらも聞いたことがないので、どこじゃいなとググッていると、
8年前の兎夢さんのやぶこぎネットの投稿記事などが出てきた。
なるほどね。
石むし谷-石虫谷?
県民の山は、そのままの点名なんですなあ。
点の記も見てみたけど、そのまんま書いてあるだけで手掛かりなし。
なんでこんな名前になったのかね。
県営公園でも作るつもりやったんかな。
知らんけど。
石むし谷、滝谷とも釣り師がよく入っているようで、ビールの空き缶やエサの空箱のゴミが目立った。
なんであれぐらいのゴミが持って帰れないのか、不思議でしょうがない。
クルマの窓から、まだ火のついたタバコを道路にポイ捨てする輩もけっこうおるしね。
サル並みの知能しとるんやろね。
奥美濃の粥川という集落では、ウナギの産地でありながら決してウナギを食べないという。
その昔、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)に住む鬼がしばしば粥川の里に下りてきて住民を悩ませていた。
藤原高光が、現われた一匹のウナギに導かれて鬼を見つけ出し、見事成敗したという伝説があり、
ここではウナギを食べることを禁じられているそうだ。
地形図にも「粥川ウナギ生息地」の注記があるので、
このへんでうまいウナギが食べられるのかな、と思っていたけど違うんですね。
ここでうなぎ屋を開店したら大バッシングに遭いそう。
一刀彫で多くの仏像を残した円空にも縁が深く、
集落最奥の星宮神社前には「円空の森水」という名水がある。
昔、粥川に行ったとき、
集落内に円空仏を多数展示している資料館があったので、見てきました。
名水は気がつかなかったなあ。
現代の粥川には鬼の代わりに面白い沢がある。粥川の左俣を遡行して、未踏の瓢ヶ岳を目指してみよう。
瓢ヶ岳は、高賀山、今淵ヶ岳と合わせて高賀三山のひとつとして、この近辺ではメジャーな山である。
瓢ヶ岳は2回登りました。
もちろん一般登山道です。
ここでsatoさんが、さっきの休憩時に手袋を置き忘れたことに気が付いた。
下山時もここを通るから、帰りに回収しようとそのまま進む。
そう思っていても、実際に帰りになると、目論み通りにならないことが多いのよね。
コース変わったりして。
瓢ヶ岳の山頂からはササ越しの展望が広がるが、雲が多く、遠くの山はわからなかった。
すぐそばの高賀山と能郷白山だけはなんとか識別できた。
うまい具合に木陰のスペースがあり、暑さ知らずでランチタイムを楽しむ。
もっと賑わっていると思っていた山頂で会ったのは4パーティー。
思いがけず静かな瓢ヶ岳を楽しむことができた。
暑いのに、ちゃんと4パーティも登ってたんですね。
ワシのときは季節はよかったものの、雨の日だったり、朝が早かったりしたせいか、
2回とも、山頂でも途中でも、誰一人として会いませんでした。
下山は忠実に登山道を辿るが、フェルト底の沢靴ではなんとも思わなかった道が、
登山靴では苔の付いた石が無抵抗に滑るので、思ったほどペースが上がらない。
左岸の尾根道に乗ると格段に歩きやすくなったが、再び谷へ下りて行く。
この登山道は途中まで下ったことがありますよ。
途中から林道と別の山道を登り返して、
片知渓谷から高賀山に延びる林道へ戻るコースでした。
林道の交叉するところまで下りてきて、手袋の回収を試みたが見つからない。
沢靴を履いていればもう少し谷を下って探せたのだが、
ツルツル滑る中を滝を下って行くのは危ない。
もったいないがあきらめよう。
やっぱり、こうなりましたか。
もったいないけど。
下山後は、長良川鉄道の駅舎と一体化している「日本まん真ん中温泉子宝の湯」で汗を流した。
これは日本一長い名前の温泉だろう。
そうなんですか?
日本一長い名前の鉄道駅はよく耳にしますが、温泉名はあまり聞きませんね。
「知らんけど」って言わんといてね。
どうでもええことのレスばっかりで、沢登りへのレスはできませんでしたが、
暑い中、お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
洞吹さん、どうもです。
石むし谷-石虫谷?
県民の山は、そのままの点名なんですなあ。
点の記も見てみたけど、そのまんま書いてあるだけで手掛かりなし。
なんでこんな名前になったのかね。
県営公園でも作るつもりやったんかな。
石虫谷なら魚が釣れそうですねえ。
県民の山は意味不明。さて問題です。この山に登ったことのある岐阜県民は、いったい何人いるでしょう?
クルマの窓から、まだ火のついたタバコを道路にポイ捨てする輩もけっこうおるしね。
サル並みの知能しとるんやろね。
親の教育が悪かったんでしょう。親に感謝です。
地形図にも「粥川ウナギ生息地」の注記があるので、
このへんでうまいウナギが食べられるのかな、と思っていたけど違うんですね。
ここでうなぎ屋を開店したら大バッシングに遭いそう。
山頂で喋ってたパーティーの一人もそんなこと言ってましたわ。
てっきり鰻屋が軒を連ねてるのかと。
昔、粥川に行ったとき、
集落内に円空仏を多数展示している資料館があったので、見てきました。
名水は気がつかなかったなあ。
それ、時間があれば見ようと思ってたんですが、最終入館が3時半では無理でした。
円空の森水は新しそうな感じでした。説明書きをよく見ると、1.8キロ上流から導水してるみたいです。無理やり名水に仕立て上げた感じ。
瓢ヶ岳は2回登りました。
もちろん一般登山道です。
2回も登ってたんですか?結構この辺うろついてるんですね。
そう思っていても、実際に帰りになると、目論み通りにならないことが多いのよね。
コース変わったりして。
御意!!
暑いのに、ちゃんと4パーティも登ってたんですね。
ワシのときは季節はよかったものの、雨の日だったり、朝が早かったりしたせいか、
2回とも、山頂でも途中でも、誰一人として会いませんでした。
意外に静かな山なんですね。たまたまか。
この登山道は途中まで下ったことがありますよ。
途中から林道と別の山道を登り返して、
片知渓谷から高賀山に延びる林道へ戻るコースでした。
なるほど、そういうコース取りもできますね。
やっぱり、こうなりましたか。
もったいないけど。
場所のメドはついてたんだけど、沢靴に履き替えるのが面倒で・・・・
そうなんですか?
日本一長い名前の鉄道駅はよく耳にしますが、温泉名はあまり聞きませんね。
「知らんけど」って言わんといてね。
知らんけど
山日和
石むし谷-石虫谷?
県民の山は、そのままの点名なんですなあ。
点の記も見てみたけど、そのまんま書いてあるだけで手掛かりなし。
なんでこんな名前になったのかね。
県営公園でも作るつもりやったんかな。
石虫谷なら魚が釣れそうですねえ。
県民の山は意味不明。さて問題です。この山に登ったことのある岐阜県民は、いったい何人いるでしょう?
クルマの窓から、まだ火のついたタバコを道路にポイ捨てする輩もけっこうおるしね。
サル並みの知能しとるんやろね。
親の教育が悪かったんでしょう。親に感謝です。
地形図にも「粥川ウナギ生息地」の注記があるので、
このへんでうまいウナギが食べられるのかな、と思っていたけど違うんですね。
ここでうなぎ屋を開店したら大バッシングに遭いそう。
山頂で喋ってたパーティーの一人もそんなこと言ってましたわ。
てっきり鰻屋が軒を連ねてるのかと。
昔、粥川に行ったとき、
集落内に円空仏を多数展示している資料館があったので、見てきました。
名水は気がつかなかったなあ。
それ、時間があれば見ようと思ってたんですが、最終入館が3時半では無理でした。
円空の森水は新しそうな感じでした。説明書きをよく見ると、1.8キロ上流から導水してるみたいです。無理やり名水に仕立て上げた感じ。
瓢ヶ岳は2回登りました。
もちろん一般登山道です。
2回も登ってたんですか?結構この辺うろついてるんですね。
そう思っていても、実際に帰りになると、目論み通りにならないことが多いのよね。
コース変わったりして。
御意!!
暑いのに、ちゃんと4パーティも登ってたんですね。
ワシのときは季節はよかったものの、雨の日だったり、朝が早かったりしたせいか、
2回とも、山頂でも途中でも、誰一人として会いませんでした。
意外に静かな山なんですね。たまたまか。
この登山道は途中まで下ったことがありますよ。
途中から林道と別の山道を登り返して、
片知渓谷から高賀山に延びる林道へ戻るコースでした。
なるほど、そういうコース取りもできますね。
やっぱり、こうなりましたか。
もったいないけど。
場所のメドはついてたんだけど、沢靴に履き替えるのが面倒で・・・・
そうなんですか?
日本一長い名前の鉄道駅はよく耳にしますが、温泉名はあまり聞きませんね。
「知らんけど」って言わんといてね。
知らんけど
山日和
Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
山日和さま
こんにちは。
9月に入っても暑いですね。
「石むし谷」「県民の山」とお聞きし、洞吹さんと同じことを思いました。多くの方もそう思うでしょうね。
山日和さんは不思議な地名が気になり訪れたのでしょうか。
でも、名に惹かれてだったら、酷暑の日に、灼熱をイメージしてしまう「石むし谷」を遡行しようとは思わないですね。
29日は、下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに、手袋探しで時間を取らせてしまい、間に合わず、すみませんでした。
擦り傷、切り傷を少なくするよう、防げることはしていこうと思ったばかりだったのに、どういうこと?と思いました。
最近、物忘れが多いのでこわいです。
瓢ヶ岳は想像力を掻き立てられる山でした。
その中でも、藤原高光の妖鬼退治の伝説は興味深く、次々と疑問が湧いてきて、山から戻り、伝承の世界に入り浸っています(笑)。
谷に降り立つと同時に、艶やかな流れと透き通った淵が目に飛び込み、こころが浮き立ちました。すぐに林道が見えて、ガクッとなりましたが。
三枚滝の上の情景には、えっ?と一瞬、言葉を失ってしまいました。
風景そのものが自由を謳歌していると感じました。谷を遡るのではなく風景の中に飛び込んでいきたくなりました(笑)。
粥川左俣は、直登できる小滝が続く楽しい谷でした。
段差がきつくて、引っ張り上げていただいた箇所もありましたが、ずぶ濡れになって水と戯れる沢登りの楽しさを味わえました。
山岳信仰、妖鬼伝説の山から、鬱蒼とした谷の情景を思い描いていたのですが、
木々も水の流れものびやかで清々しく、流れが細くなるまで明るく開放感のある谷でした。
源頭の「苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森」は、なんともいえないこころに沁みいる情景でした。
苔むした岩も、その岩から流れ落ちる幾筋もの絹糸のような水も、緑の森も、すべてが透明な世界に支配されているような。
清冽という言葉が、ガムランの音色のような響きとなり、私の中で木霊していました。
石積みが見えた時、窯跡かなと思いましたが、道でしたね。美しい道の佇まいに導かれるように谷芯から離れてしまいました。
急傾斜を避けたかったからか(笑)。
丁寧に積み上げられた石、絶妙なトラバースにこの道の歴史を感じました。瓢ヶ岳は星宮神社の奥宮なのだなぁと。
山頂では、数グループの登山者とお会いし、びっくりしました。こんな猛暑の日に登られるとは。皆さまが歩かれてきた片知渓谷側が気になりました。
洞吹さんは、二度とも片知渓谷から登られていらっしゃるのでしょうか。
お会いしたどの方も、マスク無しで気さくに話しかけてくださりうれしかったです。
それぞれ空いたスペースに腰を下ろし、おしゃべりしながらお昼の時間を楽しんでいる光景は平和そのものでした。
こころが解放された心地よさに包まれていました。
登りでは何とも思わなかった道が、下りではツルツルと滑り、暑さも重なり、汗をたくさんかきました。
前夜の雨もありますが、湿気の多い谷なのでしょうね。
暑い中、手袋探しのために40分くらい寄り道していただき申し訳なかったです。
日本の真ん中といわれる美並の、駅舎が温泉施設という、みなみ子宝温泉駅は興味がありました。
気になることは一緒なのか、観光客でにぎわっていましたね。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、食べもしないのによろこんでしまいました。
旅って面白い。
絵が描けたら絵日記にしたくなるような山旅でした。ありがとうございます。
これからは、忘れ物に注意します!
sato
こんにちは。
9月に入っても暑いですね。
「石むし谷」「県民の山」とお聞きし、洞吹さんと同じことを思いました。多くの方もそう思うでしょうね。
山日和さんは不思議な地名が気になり訪れたのでしょうか。
でも、名に惹かれてだったら、酷暑の日に、灼熱をイメージしてしまう「石むし谷」を遡行しようとは思わないですね。
29日は、下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに、手袋探しで時間を取らせてしまい、間に合わず、すみませんでした。
擦り傷、切り傷を少なくするよう、防げることはしていこうと思ったばかりだったのに、どういうこと?と思いました。
最近、物忘れが多いのでこわいです。
瓢ヶ岳は想像力を掻き立てられる山でした。
その中でも、藤原高光の妖鬼退治の伝説は興味深く、次々と疑問が湧いてきて、山から戻り、伝承の世界に入り浸っています(笑)。
谷に降り立つと同時に、艶やかな流れと透き通った淵が目に飛び込み、こころが浮き立ちました。すぐに林道が見えて、ガクッとなりましたが。
三枚滝の上の情景には、えっ?と一瞬、言葉を失ってしまいました。
風景そのものが自由を謳歌していると感じました。谷を遡るのではなく風景の中に飛び込んでいきたくなりました(笑)。
粥川左俣は、直登できる小滝が続く楽しい谷でした。
段差がきつくて、引っ張り上げていただいた箇所もありましたが、ずぶ濡れになって水と戯れる沢登りの楽しさを味わえました。
山岳信仰、妖鬼伝説の山から、鬱蒼とした谷の情景を思い描いていたのですが、
木々も水の流れものびやかで清々しく、流れが細くなるまで明るく開放感のある谷でした。
源頭の「苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森」は、なんともいえないこころに沁みいる情景でした。
苔むした岩も、その岩から流れ落ちる幾筋もの絹糸のような水も、緑の森も、すべてが透明な世界に支配されているような。
清冽という言葉が、ガムランの音色のような響きとなり、私の中で木霊していました。
石積みが見えた時、窯跡かなと思いましたが、道でしたね。美しい道の佇まいに導かれるように谷芯から離れてしまいました。
急傾斜を避けたかったからか(笑)。
丁寧に積み上げられた石、絶妙なトラバースにこの道の歴史を感じました。瓢ヶ岳は星宮神社の奥宮なのだなぁと。
山頂では、数グループの登山者とお会いし、びっくりしました。こんな猛暑の日に登られるとは。皆さまが歩かれてきた片知渓谷側が気になりました。
洞吹さんは、二度とも片知渓谷から登られていらっしゃるのでしょうか。
お会いしたどの方も、マスク無しで気さくに話しかけてくださりうれしかったです。
それぞれ空いたスペースに腰を下ろし、おしゃべりしながらお昼の時間を楽しんでいる光景は平和そのものでした。
こころが解放された心地よさに包まれていました。
登りでは何とも思わなかった道が、下りではツルツルと滑り、暑さも重なり、汗をたくさんかきました。
前夜の雨もありますが、湿気の多い谷なのでしょうね。
暑い中、手袋探しのために40分くらい寄り道していただき申し訳なかったです。
日本の真ん中といわれる美並の、駅舎が温泉施設という、みなみ子宝温泉駅は興味がありました。
気になることは一緒なのか、観光客でにぎわっていましたね。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、食べもしないのによろこんでしまいました。
旅って面白い。
絵が描けたら絵日記にしたくなるような山旅でした。ありがとうございます。
これからは、忘れ物に注意します!
sato
Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
satoさん こんばんは
山日和さん、ちょいと横から失礼します。
下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに間に合わず
そうそう、円空仏を展示している資料館は「美並ふるさと館」でしたね。
ワシ、円空仏が好きで、その粥川の近所では高賀山の麓にも展示館がありますし、
関市の鵜飼いの近くにある博物館や高山市郊外の千光寺にある展示館に行ったことがあります。
「円空」と書いてあれば、つい入ってしまうのです。
satoさんは円空仏に興味がおありかどうかわかりませんが、
美並ふるさと館の円空仏はなかなか素晴らしかったですよ。
山頂では、数グループの登山者とお会いし、びっくりしました。
こんな猛暑の日に登られるとは。皆さまが歩かれてきた片知渓谷側が気になりました。
洞吹さんは、二度とも片知渓谷から登られていらっしゃるのでしょうか。
初回は15年前になりますが、
片知渓谷の駐車場から一般的なメインルートを使っての往復です。
有名な瓢ヶ岳、一度は登っておこうじゃないの……とね。
しょぼしょぼと雨の降る秋の日でした。
木陰も多いようですが、決して猛暑の日に登る道ではありません。
2回目はその3年後で、
瓢ヶ岳の西方にある林道(中美濃林道)から市境稜線を通って瓢ヶ岳へ。
そのあとsatoさんたちが下った登山道を下り、
途中で別の林道や山道を使って登り返し、瓢ヶ岳北方を徘徊して帰りました。
こちらはメインルートじゃないので、
ほとんど誰も来ないんじゃないのって思いました。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、
ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、
食べもしないのによろこんでしまいました。
旅って面白い。
この件、ご存じなら言うまでもありませんが、とりあえずどうでもええ話しをひとつ。
郡上八幡地区の名産品のハムのブランドには、
「明方(みょうがた)ハム」と「明宝(めいほう)ハム」がありますね。
よく似た字面のブランドがあることを知らないと、
明方(みょうがた)は「めいほう」とも読めるので、
漢字は気にしないで明方・明宝どちらも「めいほう」と読んでしまって、
「めいほうハム」という発音だけを覚えていて、
お店に並んでいる「明方(みょうがた)ハム」を見て「めいほうハム」だと思って買ってくる、
そんな事件がちょいちょい起こります。
明方も明宝も、どちらも本物のおいしいブランドハムなので、
どちらを買っても間違いはないのですが、
なんだか、混同しやすいブランド名だと思います。
厚切りにしたハムステーキやハムカツがうまいですよ。
さて、瓢ヶ岳の山頂では、
「めいほうハム」と「みょうがたハム」のどちらでどう盛り上がっていたのか、
「これって知らないと間違うよねー」って言ってたのか、興味あるところです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
山日和さん、ちょいと横から失礼します。
下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに間に合わず
そうそう、円空仏を展示している資料館は「美並ふるさと館」でしたね。
ワシ、円空仏が好きで、その粥川の近所では高賀山の麓にも展示館がありますし、
関市の鵜飼いの近くにある博物館や高山市郊外の千光寺にある展示館に行ったことがあります。
「円空」と書いてあれば、つい入ってしまうのです。
satoさんは円空仏に興味がおありかどうかわかりませんが、
美並ふるさと館の円空仏はなかなか素晴らしかったですよ。
山頂では、数グループの登山者とお会いし、びっくりしました。
こんな猛暑の日に登られるとは。皆さまが歩かれてきた片知渓谷側が気になりました。
洞吹さんは、二度とも片知渓谷から登られていらっしゃるのでしょうか。
初回は15年前になりますが、
片知渓谷の駐車場から一般的なメインルートを使っての往復です。
有名な瓢ヶ岳、一度は登っておこうじゃないの……とね。
しょぼしょぼと雨の降る秋の日でした。
木陰も多いようですが、決して猛暑の日に登る道ではありません。
2回目はその3年後で、
瓢ヶ岳の西方にある林道(中美濃林道)から市境稜線を通って瓢ヶ岳へ。
そのあとsatoさんたちが下った登山道を下り、
途中で別の林道や山道を使って登り返し、瓢ヶ岳北方を徘徊して帰りました。
こちらはメインルートじゃないので、
ほとんど誰も来ないんじゃないのって思いました。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、
ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、
食べもしないのによろこんでしまいました。
旅って面白い。
この件、ご存じなら言うまでもありませんが、とりあえずどうでもええ話しをひとつ。
郡上八幡地区の名産品のハムのブランドには、
「明方(みょうがた)ハム」と「明宝(めいほう)ハム」がありますね。
よく似た字面のブランドがあることを知らないと、
明方(みょうがた)は「めいほう」とも読めるので、
漢字は気にしないで明方・明宝どちらも「めいほう」と読んでしまって、
「めいほうハム」という発音だけを覚えていて、
お店に並んでいる「明方(みょうがた)ハム」を見て「めいほうハム」だと思って買ってくる、
そんな事件がちょいちょい起こります。
明方も明宝も、どちらも本物のおいしいブランドハムなので、
どちらを買っても間違いはないのですが、
なんだか、混同しやすいブランド名だと思います。
厚切りにしたハムステーキやハムカツがうまいですよ。
さて、瓢ヶ岳の山頂では、
「めいほうハム」と「みょうがたハム」のどちらでどう盛り上がっていたのか、
「これって知らないと間違うよねー」って言ってたのか、興味あるところです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
satoちゃん、どうもです。
「石むし谷」「県民の山」とお聞きし、洞吹さんと同じことを思いました。多くの方もそう思うでしょうね。
山日和さんは不思議な地名が気になり訪れたのでしょうか。
でも、名に惹かれてだったら、酷暑の日に、灼熱をイメージしてしまう「石むし谷」を遡行しようとは思わないですね。
まあ、名前だけ見たら遡行したいと思うような感じではないですね。
山名も意味がわかりませんよね。菰野の県民の森みたいなのを想像したらガックリきます。
29日は、下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに、手袋探しで時間を取らせてしまい、間に合わず、すみませんでした。
擦り傷、切り傷を少なくするよう、防げることはしていこうと思ったばかりだったのに、どういうこと?と思いました。
最近、物忘れが多いのでこわいです。
よくある話ですね。「荷物は固めて置け」が鉄則です。人のこと言えんけど。
瓢ヶ岳は想像力を掻き立てられる山でした。
その中でも、藤原高光の妖鬼退治の伝説は興味深く、次々と疑問が湧いてきて、山から戻り、伝承の世界に入り浸っています(笑)。
異説では、藤原高光はウナギに導かれて鬼退治した後、祝勝会で蒲焼きに舌鼓を打ったらしいですよ。
三枚滝の上の情景には、えっ?と一瞬、言葉を失ってしまいました。
風景そのものが自由を謳歌していると感じました。谷を遡るのではなく風景の中に飛び込んでいきたくなりました(笑)。
この風景はガーンと来ましたね。長いこと沢やってるけど、あまり見たことない風景でした。
山岳信仰、妖鬼伝説の山から、鬱蒼とした谷の情景を思い描いていたのですが、
木々も水の流れものびやかで清々しく、流れが細くなるまで明るく開放感のある谷でした。
私は事前にいろいろ見てたけど、情報以上に楽しめましたね。
源頭の「苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森」は、なんともいえないこころに沁みいる情景でした。
苔むした岩も、その岩から流れ落ちる幾筋もの絹糸のような水も、緑の森も、すべてが透明な世界に支配されているような。
清冽という言葉が、ガムランの音色のような響きとなり、私の中で木霊していました。
滝が続いた後のこの風景は想定外でした。2年前に訪れた但馬の佐津川左俣を思い出しましたよ。
「ガムラン」?satoちゃんの言葉は難しい。
石積みが見えた時、窯跡かなと思いましたが、道でしたね。美しい道の佇まいに導かれるように谷芯から離れてしまいました。
急傾斜を避けたかったからか(笑)。
これ以上谷芯を辿る意味もないし、第一しんどいし。
お会いしたどの方も、マスク無しで気さくに話しかけてくださりうれしかったです。
それぞれ空いたスペースに腰を下ろし、おしゃべりしながらお昼の時間を楽しんでいる光景は平和そのものでした。
こころが解放された心地よさに包まれていました。
マスクを着けてないと罪悪感を感じるような昨今、この解放感がうれしいですね。
登りでは何とも思わなかった道が、下りではツルツルと滑り、暑さも重なり、汗をたくさんかきました。
前夜の雨もありますが、湿気の多い谷なのでしょうね。
楽勝だと思ってたけど、気の抜けない登山道でした。沢靴のままの方が楽だったかも。
日本の真ん中といわれる美並の、駅舎が温泉施設という、みなみ子宝温泉駅は興味がありました。
登る前からこの温泉の話題が出てましたね。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、食べもしないのによろこんでしまいました。
少し離れてるだけなのに、このギャップが面白いですね。
明宝ハムと明方ハムの話も聞き耳を立ててました。
絵が描けたら絵日記にしたくなるような山旅でした。ありがとうございます。
これからは、忘れ物に注意します!
ぜひ絵日記を書いてほしいものです。
忘れ物は期待せんけど。
山日和
「石むし谷」「県民の山」とお聞きし、洞吹さんと同じことを思いました。多くの方もそう思うでしょうね。
山日和さんは不思議な地名が気になり訪れたのでしょうか。
でも、名に惹かれてだったら、酷暑の日に、灼熱をイメージしてしまう「石むし谷」を遡行しようとは思わないですね。
まあ、名前だけ見たら遡行したいと思うような感じではないですね。
山名も意味がわかりませんよね。菰野の県民の森みたいなのを想像したらガックリきます。
29日は、下山後に「美並ふるさと館」に寄りましょうとお話ししていたのに、手袋探しで時間を取らせてしまい、間に合わず、すみませんでした。
擦り傷、切り傷を少なくするよう、防げることはしていこうと思ったばかりだったのに、どういうこと?と思いました。
最近、物忘れが多いのでこわいです。
よくある話ですね。「荷物は固めて置け」が鉄則です。人のこと言えんけど。
瓢ヶ岳は想像力を掻き立てられる山でした。
その中でも、藤原高光の妖鬼退治の伝説は興味深く、次々と疑問が湧いてきて、山から戻り、伝承の世界に入り浸っています(笑)。
異説では、藤原高光はウナギに導かれて鬼退治した後、祝勝会で蒲焼きに舌鼓を打ったらしいですよ。
三枚滝の上の情景には、えっ?と一瞬、言葉を失ってしまいました。
風景そのものが自由を謳歌していると感じました。谷を遡るのではなく風景の中に飛び込んでいきたくなりました(笑)。
この風景はガーンと来ましたね。長いこと沢やってるけど、あまり見たことない風景でした。
山岳信仰、妖鬼伝説の山から、鬱蒼とした谷の情景を思い描いていたのですが、
木々も水の流れものびやかで清々しく、流れが細くなるまで明るく開放感のある谷でした。
私は事前にいろいろ見てたけど、情報以上に楽しめましたね。
源頭の「苔むした岩がゴロゴロと転がる緑の森」は、なんともいえないこころに沁みいる情景でした。
苔むした岩も、その岩から流れ落ちる幾筋もの絹糸のような水も、緑の森も、すべてが透明な世界に支配されているような。
清冽という言葉が、ガムランの音色のような響きとなり、私の中で木霊していました。
滝が続いた後のこの風景は想定外でした。2年前に訪れた但馬の佐津川左俣を思い出しましたよ。
「ガムラン」?satoちゃんの言葉は難しい。
石積みが見えた時、窯跡かなと思いましたが、道でしたね。美しい道の佇まいに導かれるように谷芯から離れてしまいました。
急傾斜を避けたかったからか(笑)。
これ以上谷芯を辿る意味もないし、第一しんどいし。
お会いしたどの方も、マスク無しで気さくに話しかけてくださりうれしかったです。
それぞれ空いたスペースに腰を下ろし、おしゃべりしながらお昼の時間を楽しんでいる光景は平和そのものでした。
こころが解放された心地よさに包まれていました。
マスクを着けてないと罪悪感を感じるような昨今、この解放感がうれしいですね。
登りでは何とも思わなかった道が、下りではツルツルと滑り、暑さも重なり、汗をたくさんかきました。
前夜の雨もありますが、湿気の多い谷なのでしょうね。
楽勝だと思ってたけど、気の抜けない登山道でした。沢靴のままの方が楽だったかも。
日本の真ん中といわれる美並の、駅舎が温泉施設という、みなみ子宝温泉駅は興味がありました。
登る前からこの温泉の話題が出てましたね。
帰り際、壁に貼られたレストランのメニューの写真の中に、
粥川ではうなぎを食べない風習があるのに、ここでは関係ないとでんと写っているうなぎとおそばのセットや、
山頂でお会いしたグループのお話の中で盛り上がっていた明方ハムを見つけ、食べもしないのによろこんでしまいました。
少し離れてるだけなのに、このギャップが面白いですね。
明宝ハムと明方ハムの話も聞き耳を立ててました。
絵が描けたら絵日記にしたくなるような山旅でした。ありがとうございます。
これからは、忘れ物に注意します!
ぜひ絵日記を書いてほしいものです。
忘れ物は期待せんけど。
山日和
Re: 【奥美濃】奥美濃の沢2題 殿又谷と粥川
洞吹さん、こんにちは。
明方も明宝も、どちらも本物のおいしいブランドハムなので、
どちらを買っても間違いはないのですが、
なんだか、混同しやすいブランド名だと思います。
厚切りにしたハムステーキやハムカツがうまいですよ。
さて、瓢ヶ岳の山頂では、
「めいほうハム」と「みょうがたハム」のどちらでどう盛り上がっていたのか、
「これって知らないと間違うよねー」って言ってたのか、興味あるところです。
まさにその話題でした。
でも、元々は同じルーツのようですね。
当時の郡上農協が明方から八幡に工場を移すのに反発して、明方村が地元で事業を立ち上げて
「明方の宝」という意味で明宝ハムと名付けたらしいです。
その後、村名まで明宝村に変えてしまったそうです。
山日和
明方も明宝も、どちらも本物のおいしいブランドハムなので、
どちらを買っても間違いはないのですが、
なんだか、混同しやすいブランド名だと思います。
厚切りにしたハムステーキやハムカツがうまいですよ。
さて、瓢ヶ岳の山頂では、
「めいほうハム」と「みょうがたハム」のどちらでどう盛り上がっていたのか、
「これって知らないと間違うよねー」って言ってたのか、興味あるところです。
まさにその話題でした。
でも、元々は同じルーツのようですね。
当時の郡上農協が明方から八幡に工場を移すのに反発して、明方村が地元で事業を立ち上げて
「明方の宝」という意味で明宝ハムと名付けたらしいです。
その後、村名まで明宝村に変えてしまったそうです。
山日和