【鈴鹿】高畑山、保月、高室山ミツマタと残りフク(20.3.20)
Posted: 2020年3月21日(土) 21:57
【 日 付 】2020.3.20
【 山 域 】【鈴鹿】高畑山、保月、高室山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】林道入り口6:18ー7:37高畑山ー8:17陣尾山南鉄塔ー8:50県道139-9:43保月ー
10:12アサハギ谷ー12:01P777-12:19高室山ー12:49佐目ー13:26南後谷ー14:02高畑山ー14:38林道入り口
今日の山行は前からある程度決めていましたが、コースが確定せず、また木曜日は午後7時まで仕事なので
テンションが少しづつ下がってきていました。スタッフにそんな話をしているうちにさらに下がり、ほとんど
やめるつもりになっていました。仕事を終えてネットを見ていると3月9日に高畑山ですばらしいミツマタと保月で
フクジュソウを見たレポがありました。昨年は不詳S氏のミツマタのレポで涙をのんだことも思い出し、ムラムラと
意欲が高まり、コースはその場で考えながら臨機応変でいいだろうと決行を決めました。
高畑山への林道の入り口に止め、素早く準備をして歩きだします。すぐに右手の池の縁にミツマタが咲いているのが
見えます。遅かったのではないかという心配は消えました。ミツマタの群生地は林道のある谷の右岸にあり、凄い広さ
一面に咲いており今まで見た中では最大です。写真を撮りまくりながら群生地の中の道を尾根に向けて登って行きます。
上の方には獣除け網がありますが尾根上は鉄塔との間に登山道があり通行には全く問題ありません。すぐに高畑山へ
着きました。ここからどうするか。ミツマタの写真は撮れましたが、朝早いので鮮やかさがもう一つなので陣尾山辺りで
引き返してより明るい時間の写真を撮ってもいいかなと。しかし、西から雲がどんどん流れてくるので曇っていたら
甲斐がないので高室山から周回してもいいかなとも。
高畑山からのびやかな広い尾根を降りて行くと急な坂の手前で北方が広く開けた展望のいい所がありました。
その下の鞍部は南後谷から四手の方への古い道の峠でした。そこからは巡視路の歩きやすい道が続き、陣尾山南直下の
鉄塔に着き西から南にかけていい展望です。ここで結構雲が多くなってきたのでもう引き返すのは止め、思い切って保月の
福寿草が残っていないか足を延ばしてみることにしました。ここから陣尾山へ尾根の急登ですが、送電線は西斜面を平行に
北へ向かっています。この斜面に巡視路があるのではないかと薄い踏み跡を行くと、一部にプラ階段がありましたが
その先は道は不明です。ここで尾根へ復帰してもよかったのですが楽をしたいという欲がかってそのまま斜面を
トラバースしていきます。ところどころに薄い踏み跡らしきものがありましたがほとんど崩壊した急斜面です。
やっとのことで陣尾山から鉄塔のある小ピークに向かう尾根の鞍部に着きました。よく見ると巡視路の標識が
ありましたのでどうやら正解だったようです。
そこから広い涸れ谷を降りて行くと古い道があり、これが地図にある陣尾山の北側から尾根上を高室山方面へいく
点線道のようです。この道を西へ100mくらいで県道139号に出ました。この道を保月へ向かいます。途中でショートカット
したくなるヘアピンが二か所ありますがレポに出ていた保月寄りショートカットは忘れてしまいました。保月について
探すと意外と福寿草が咲き残っていて、歩き回ってそこそこの写真が撮れここまで来た甲斐がありました。
さてここからどう帰るかです。以前高室山からアサハギ谷の左岸尾根で保月に来て、アサハギ谷からザラノへ登り
高室山へ戻ったことがありますが、尾根沿いはアップダウンがあり、もうかなり疲れてきているのでできるだけ楽を
したいのです。そこで地図を見て考えていたのが、アサハギ谷を遡ってP777とP736の間の鞍部の緩やかな源頭部へ
登るコースです。ただ谷は尾根と違い周囲の展望がないので方向が分かりにくいのです。本流を南へ真っすぐ遡れば
迷うこともないと思っていました。途中で90度近く東へ曲がるところがあり地図で確認しましたが、よくわからず
とにかく本流を行けばいいと進みました。最後に左右を広い大きな谷に挟まれた登り易そうな小尾根にたどり着き
そこを登ります。疲れた足にはしんどかったですが何とか尾根に登り着き東へ向かいます。登りついた細長いピークに
明瞭な道があり、木の枝に赤いテープが3本巻いてあります。南へ3~40m辿るとまた小さなピークがありなんか
デジャヴです。そのまま降りて行こうとしますが道がなく、その先尾根が続いているようには見えませんし高室山は
西方向に見えます。赤テープまで戻って登ってきた尾根を確認しますが馬酔木が邪魔ではっきりしません。
2,3度往復してやっと理解できました。私はP777とP736の間の尾根に登りついたと思っていたのですが、どうやら
ザラノのすぐ南の尾根上にいたのです。最初に登りついた尾根がザラノからP777へ行く尾根だったのです。
そこからは馬酔木の藪はほんの少しで後は歩きやすい尾根をP777へ行きます。そこから振り返ると迷ったところが見え
よく分かりました。
この頃になると空はすっかり晴れあがった来たのでもう一度ミツマタを見に行きたくなりました。高室山への登りは
疲れた足には堪えましたが、ゆっくりゆっくり登って素晴らしい展望が見られました。休憩することもなく下山します。
林道を杉集落方面へ降りて行くと佐目、南後谷方面への標識があります。ここを尾根へ登る途中右足の太ももが
痙攣し始め、暫く休憩したら治まり、その後も痙攣は起きませんでした。送電鉄塔に平行に尾根を横断するとそこから
長い急坂を下りますが、道はしっかりしているので問題ありません。意外とこの道を利用している人が多かったです。
南後谷へ降りつき道を下っていると右手に巡視路の標識が見えました。私は送電鉄塔の真下にあるであろう巡視路を
登って低い鞍部を乗り越しミツマタの谷へ行くつもりでした。しかし、まだ送電線は全く見えません。おかしいなと
思いつつも登って行きました。ここまでですっかり足が疲れているのでとにかくしんどいですが、引き返すわけには
いきません。やっとの思いで鉄塔の登りつき、広いピークへ行くと高畑山でした。これなら往きで見た南後谷から四手に
向かう旧道を利用した方がずっと楽だったと思います。そこからミツマタの谷へ降りて行きましたが、木の陰で光が
まだらになるのでそれほどいい写真は撮れませんでした。これだけ歩くことができたのですから良しとせねば。
【 山 域 】【鈴鹿】高畑山、保月、高室山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】林道入り口6:18ー7:37高畑山ー8:17陣尾山南鉄塔ー8:50県道139-9:43保月ー
10:12アサハギ谷ー12:01P777-12:19高室山ー12:49佐目ー13:26南後谷ー14:02高畑山ー14:38林道入り口
今日の山行は前からある程度決めていましたが、コースが確定せず、また木曜日は午後7時まで仕事なので
テンションが少しづつ下がってきていました。スタッフにそんな話をしているうちにさらに下がり、ほとんど
やめるつもりになっていました。仕事を終えてネットを見ていると3月9日に高畑山ですばらしいミツマタと保月で
フクジュソウを見たレポがありました。昨年は不詳S氏のミツマタのレポで涙をのんだことも思い出し、ムラムラと
意欲が高まり、コースはその場で考えながら臨機応変でいいだろうと決行を決めました。
高畑山への林道の入り口に止め、素早く準備をして歩きだします。すぐに右手の池の縁にミツマタが咲いているのが
見えます。遅かったのではないかという心配は消えました。ミツマタの群生地は林道のある谷の右岸にあり、凄い広さ
一面に咲いており今まで見た中では最大です。写真を撮りまくりながら群生地の中の道を尾根に向けて登って行きます。
上の方には獣除け網がありますが尾根上は鉄塔との間に登山道があり通行には全く問題ありません。すぐに高畑山へ
着きました。ここからどうするか。ミツマタの写真は撮れましたが、朝早いので鮮やかさがもう一つなので陣尾山辺りで
引き返してより明るい時間の写真を撮ってもいいかなと。しかし、西から雲がどんどん流れてくるので曇っていたら
甲斐がないので高室山から周回してもいいかなとも。
高畑山からのびやかな広い尾根を降りて行くと急な坂の手前で北方が広く開けた展望のいい所がありました。
その下の鞍部は南後谷から四手の方への古い道の峠でした。そこからは巡視路の歩きやすい道が続き、陣尾山南直下の
鉄塔に着き西から南にかけていい展望です。ここで結構雲が多くなってきたのでもう引き返すのは止め、思い切って保月の
福寿草が残っていないか足を延ばしてみることにしました。ここから陣尾山へ尾根の急登ですが、送電線は西斜面を平行に
北へ向かっています。この斜面に巡視路があるのではないかと薄い踏み跡を行くと、一部にプラ階段がありましたが
その先は道は不明です。ここで尾根へ復帰してもよかったのですが楽をしたいという欲がかってそのまま斜面を
トラバースしていきます。ところどころに薄い踏み跡らしきものがありましたがほとんど崩壊した急斜面です。
やっとのことで陣尾山から鉄塔のある小ピークに向かう尾根の鞍部に着きました。よく見ると巡視路の標識が
ありましたのでどうやら正解だったようです。
そこから広い涸れ谷を降りて行くと古い道があり、これが地図にある陣尾山の北側から尾根上を高室山方面へいく
点線道のようです。この道を西へ100mくらいで県道139号に出ました。この道を保月へ向かいます。途中でショートカット
したくなるヘアピンが二か所ありますがレポに出ていた保月寄りショートカットは忘れてしまいました。保月について
探すと意外と福寿草が咲き残っていて、歩き回ってそこそこの写真が撮れここまで来た甲斐がありました。
さてここからどう帰るかです。以前高室山からアサハギ谷の左岸尾根で保月に来て、アサハギ谷からザラノへ登り
高室山へ戻ったことがありますが、尾根沿いはアップダウンがあり、もうかなり疲れてきているのでできるだけ楽を
したいのです。そこで地図を見て考えていたのが、アサハギ谷を遡ってP777とP736の間の鞍部の緩やかな源頭部へ
登るコースです。ただ谷は尾根と違い周囲の展望がないので方向が分かりにくいのです。本流を南へ真っすぐ遡れば
迷うこともないと思っていました。途中で90度近く東へ曲がるところがあり地図で確認しましたが、よくわからず
とにかく本流を行けばいいと進みました。最後に左右を広い大きな谷に挟まれた登り易そうな小尾根にたどり着き
そこを登ります。疲れた足にはしんどかったですが何とか尾根に登り着き東へ向かいます。登りついた細長いピークに
明瞭な道があり、木の枝に赤いテープが3本巻いてあります。南へ3~40m辿るとまた小さなピークがありなんか
デジャヴです。そのまま降りて行こうとしますが道がなく、その先尾根が続いているようには見えませんし高室山は
西方向に見えます。赤テープまで戻って登ってきた尾根を確認しますが馬酔木が邪魔ではっきりしません。
2,3度往復してやっと理解できました。私はP777とP736の間の尾根に登りついたと思っていたのですが、どうやら
ザラノのすぐ南の尾根上にいたのです。最初に登りついた尾根がザラノからP777へ行く尾根だったのです。
そこからは馬酔木の藪はほんの少しで後は歩きやすい尾根をP777へ行きます。そこから振り返ると迷ったところが見え
よく分かりました。
この頃になると空はすっかり晴れあがった来たのでもう一度ミツマタを見に行きたくなりました。高室山への登りは
疲れた足には堪えましたが、ゆっくりゆっくり登って素晴らしい展望が見られました。休憩することもなく下山します。
林道を杉集落方面へ降りて行くと佐目、南後谷方面への標識があります。ここを尾根へ登る途中右足の太ももが
痙攣し始め、暫く休憩したら治まり、その後も痙攣は起きませんでした。送電鉄塔に平行に尾根を横断するとそこから
長い急坂を下りますが、道はしっかりしているので問題ありません。意外とこの道を利用している人が多かったです。
南後谷へ降りつき道を下っていると右手に巡視路の標識が見えました。私は送電鉄塔の真下にあるであろう巡視路を
登って低い鞍部を乗り越しミツマタの谷へ行くつもりでした。しかし、まだ送電線は全く見えません。おかしいなと
思いつつも登って行きました。ここまでですっかり足が疲れているのでとにかくしんどいですが、引き返すわけには
いきません。やっとの思いで鉄塔の登りつき、広いピークへ行くと高畑山でした。これなら往きで見た南後谷から四手に
向かう旧道を利用した方がずっと楽だったと思います。そこからミツマタの谷へ降りて行きましたが、木の陰で光が
まだらになるのでそれほどいい写真は撮れませんでした。これだけ歩くことができたのですから良しとせねば。