【日 付】2020年2月23日(日)
【山 域】奥美濃 石徹白周辺
【天 候】曇り時々小雪
【コース】白山中居神社6:50---8:40越美国境稜線9:00---11:10小白山---12:00ランチ場13:30---15:00稜線分岐
---16:10白山中居神社
郡上地方の晴れの予報を信じて向かった石徹白だったが、夜には星が瞬いていた空から白いものが落ち続けて
いた。朝になっても明るさを取り戻さない、鉛色のどんよりとした空。どうにもモチベーションが上がらないが、
ここまで来たからには行くしかない。
新雪が既に15センチほど積もった林道へ入ると、和田山牧場跡への道を見送って、小白山東尾根への支尾根に
取り付いた。このあたりは植林主体の面白くない林相である。
尾根をそのまま進むとやや遠回りになるので、途中で谷の方へ入り、隣の尾根に乗り換える。
このルートを歩くのは11年ぶりだ。3回目だが、記憶があるような、ないような、なんとなく覚えているよう
な感じである。少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。例年なら雪の下に眠
っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
杉山の北側で稜線に合流した。小白山東尾根は越美国境稜線でもある。合流点にはガスの中に怪異な姿の巨大
なヒノキが立ち並び、魔界に迷い込んだような印象を受ける。
ここから一旦下って登り返すのだが、鞍部のあたりの地形は実に複雑で面白い。尾根を進むか、浅い谷沿いに
ルートを延ばすか迷うところだ。結局、谷を選んでスノーブリッジを利用しながら進み、再び尾根に乗ると、こ
れまでとは林相が一変して、すっきりとしたブナ林が続いた。
今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまった
く視界ののない国境稜線を、まるで修行のような登行が続く。
樹林が切れ、面白いことに今度は北側に雪庇ができた真っ白い尾根に、一歩一歩足跡を刻む。
顔を上げても何も見えないので、足元だけを見ながら、目の前から傾斜が消える瞬間を待った。
不意に、スノーシューを履いた足を上げる必要がなくなった。どうやら小白山北峰に着いたようだ。
この山頂は広く、ただでさえどこが山頂なのかわからないような場所なのだが、この状況では皆目見当がつかな
い。すぐそこに見えるはずの、三角点のある南峰もガスの中。行くだけ行ってみようかと、南峰へ向かって進み
だしたが、雪面と空間の境が判然としない。真っ白なガスと雪面を凝視していると、目がおかしくなってしまう。
右手の打波川側はスパッと切れ落ち、左手の俵谷側は通常なら雪庇が発達するか、崩壊してクレバスができてい
るかというところだ。自分の足元がやっと見えるという今の状況では、これ以上前進するのは危険だ。
第一、山頂に立つ意味がない。これまで快晴の山頂に3度立っているのだ。やめよう。
風が強く、ゆっくりとメシも食えないので、少し下ったところで食べることにする。
橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、GPSを見ると福井県側の小尾根に乗っていた。危ない危ない。
登り返して再度確認するが、峠の方向は視界ゼロ。ここは安全策を取って、元来た道を辿る方が得策だ。
少し下った潅木の林でツェルトを張ってランチタイムとする。周りは小ぶりながらも霧氷の森となっていた。
往路のトレースは風と降雪でかなり消えていた。しかし、天候は回復傾向のようで、少し明るくなってきた。
わずかながら青空も覗いている。振り返ると、野伏ヶ岳の山頂が一瞬見えた。
進行方向の視界は徐々に開け、和田山牧場跡や正面の大日ヶ岳、俵谷の下流方面が姿を現す。
往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
中居神社へ戻ると、屋根に10センチばかりの新雪を載せた愛車が寒そうに待っていた。
【日 付】2020年2月24日(月)
【山 域】白山北方 三方岩岳
【天 候】快晴
【コース】トヨタ自然学校8:00---8:25馬狩料金所---10:00蓮如台上---11:30三角点横谷1586.3m---12:30三方岩岳
14:15---15:35蓮如台上---16:25トヨタ自然学校
昨日の天気はいったい何だったのかと思うような、抜けるような青い空が頭上に広がっていた。
白川郷のトヨタ自然学校前には数台の車が止まっていた。この時期には山スキーヤーで賑わう山だが、今年は少
ないようである。
除雪されていないホワイトロードの馬狩料金所への道はまだ除雪されていない。真新しいスキーとスノーシュー
のトレースを辿る。途中で道の左側から突然大人数のトレースが現れ、しばらくすると右の方へ消えて行った。
自然学校のスノーシュー体験ツアーのものだろう。
白谷の橋に立つと、谷の奥に純白の稜線が見えた。野谷荘司山方面の雪稜だ。白川村は昨日一日雪が降ってい
たのだろう。真っ白な衣装を纏った稜線は、神々しいばかりに朝の光を受けて輝いていた。
モチベーションを下げる要素は何もないはずなのに、昨日の疲労が残っているようで、心が浮き立つような気
持ちになれない。まっさらな雪面に自分のトレースを刻む喜びを味わいたいはずなのに、今日は先行者のトレー
スがありがたい。
こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。情けない話である。
それでも、ゆっくりながら一歩ずつ足を進めれば高度は稼げるものだ。背後で見守る猿ヶ馬場や籾糠山、端正
な三角錐が天を突く三ヶ辻山等の展望に励まされて、1586.3mの三角点に着いた。
ここまで来れば、三方岩岳まではわずかな標高差を残すのみだ。
その名の通り、三方を岩壁に護られた山頂は迫力がある。そこから馬狩荘司山を経て野谷荘司山へ続く稜線に
は大きな雪庇が張り出していた。野谷荘司山から大窪へ下る白谷右岸尾根は樹林がなく、たかだか1700mの山と
は思えない、鋭い刃物のような輝きを放つ雪稜が続いている。
白谷側の斜面は真っ白な雪の襞の陰影が美しく、吸い込まれるように見入ってしまった。
この高度まで上がると、ブナに代わってダケカンバとオオシラビソが森の主役になる。オオシラビソの葉先に
は小さなつららがぶら下がったり、氷の玉で飾られたりと、見ているだけでも面白い。
一旦下った鞍部から先は、無木立ちの雪面が続く。正面に聳える飛騨岩が来るものを拒むように立ちはだかっ
ている。ここから見る三方岩岳の山頂は、どこから取り付くのだろうと思わせる。
積雪期にここへ来るのは3度目である。しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
加賀岩下のトラバースはトレースがきっちりと付けられていて、何の不安もない。この場所のためにアイゼン
とピッケルを用意して来たが、スノーシューとストックで十分だった。雪がカチカチになった残雪期の方が恐い
かもしれない。
トラバースを終えて、いよいよ山頂への最後の登り。背の低いオオシラビソを縫いながら頂稜に立った。
360度の展望が取り囲む。笈ヶ岳、大笠山、奈良岳、見越山、大門山、猿ヶ山、登りで見守ってくれた庄川右岸
の山々、三方崩山、そして白山。心躍る白い風景に包まれて、途中でやめなくて良かったと心底思った。
快晴、微風。岩の陰に腰を降ろす。すぐ脇は雪庇ギリギリのラインだ。ストックで雪面を突くと、スポッと突き
抜けて空間が見えた。
先行者はすでに下山して、レストラン三方岩は貸切である。昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビール
でも美味いと感じるのだから、このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
予定では野谷荘司山へ周回するつもりだったが、もうここで十分だ。二日続けての往復コースになってしまった
が、たまにはこういうこともあるだろう。
下山はトレースのないところを選んでガンガン下る。午後の斜光線を受けて、白い山襞は登りの時とは違う表
情を見せてくれた。振り返れば逆光の下、一直線に延びる自分だけのトレースが愛おしく見えた。
山日和
【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
山日和さん こんばんは
今回は、この時期には珍しい連チャン山行ですね。
郡上地方の晴れの予報を信じて向かった石徹白だったが、
夜には星が瞬いていた空から白いものが落ち続けていた。
朝になっても明るさを取り戻さない、鉛色のどんよりとした空。
どうにもモチベーションが上がらないが、ここまで来たからには行くしかない。
ちょこちょこと奥越や飛騨方面の道路ライブカメラを見ますが、ほんとに雪がないですね。
奥越カメラでは雪が一番多いはずの谷トンネルでも、
なんと路傍の草地がむき出しになってます。
ここまでになると、少しでも降雪があるほうが有り難いのでは?
新雪が既に15センチほど積もった林道へ入ると、
和田山牧場跡への道を見送って、小白山東尾根への支尾根に取り付いた。
このルートを歩くのは11年ぶりだ。
3回目だが、記憶があるような、ないような、なんとなく覚えているような感じである。
2004年に山日和さんやY夫人たちといっしょに登った尾根ですね。
少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。
例年なら雪の下に眠っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
なんともはや。
今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。
南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまったく視界のない国境稜線を、
まるで修行のような登行が続く。
ここまで登ると、雪も少なからずありますね。
どうやら小白山北峰に着いたようだ。
すぐそこに見えるはずの、三角点のある南峰もガスの中。
行くだけ行ってみようかと、南峰へ向かって進みだしたが、雪面と空間の境が判然としない。
真っ白なガスと雪面を凝視していると、目がおかしくなってしまう。
そのうち自分の身体の傾きがわからなくなって、
上下もわからなくなって倒れそうになってしまうことがあります。
空間識失調ってやつですね。
先日、どこぞの防災ヘリの機長が空間識失調に陥って、ヘリが墜落してますね。
右手の打波川側はスパッと切れ落ち、左手の俵谷側は通常なら雪庇が発達するか、
崩壊してクレバスができているかというところだ。
自分の足元がやっと見えるという今の状況では、これ以上前進するのは危険だ。
第一、山頂に立つ意味がない。これまで快晴の山頂に3度立っているのだ。やめよう。
あのリッジでこれだけ視界が悪いのでは、賢明な判断だと思います。
もっとも、昔、いっしょに初めて行ったときは、
構えていたのに拍子抜けのコンディションでしたけど。
橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
GPSを見ると福井県側の小尾根に乗っていた。危ない危ない。
登り返して再度確認するが、峠の方向は視界ゼロ。
ここは安全策を取って、元来た道を辿る方が得策だ。
初見の地でもないところで、GPSも持ちながら、珍しくもピストンコースを選択!
山日和さんをしてそこまで慎重にさせるとは、よほど濃いガスだったんですね。
往路のトレースは風と降雪でかなり消えていた。
しかし、天候は回復傾向のようで、少し明るくなってきた。
わずかながら青空も覗いている。振り返ると、野伏ヶ岳の山頂が一瞬見えた。
進行方向の視界は徐々に開け、和田山牧場跡や正面の大日ヶ岳、俵谷の下流方面が姿を現す。
往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
ここの下りの景色もいい感じでしょうね。
昨日の天気はいったい何だったのかと思うような、
抜けるような青い空が頭上に広がっていた。
続いて白川郷へ転戦ですか。
今日はご褒美の上天気ですね。
前夜、食糧調達は例の鳩ケ谷のヤマザキデイリーストア……じゃなくて、
高鷲村あたりで温泉のあと、さっさとその辺のコンビニに入ってますよね。
モチベーションを下げる要素は何もないはずなのに、
昨日の疲労が残っているようで、心が浮き立つような気持ちになれない。
まっさらな雪面に自分のトレースを刻む喜びを味わいたいはずなのに、
今日は先行者のトレースがありがたい。
こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。
情けない話である。
おやまあ、どうしちゃったんですか。
寄る年波のせい?
正面に聳える飛騨岩が来るものを拒むように立ちはだかっている。
ここから見る三方岩岳の山頂は、どこから取り付くのだろうと思わせる。
積雪期にここへ来るのは3度目である。
しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真 冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、
新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
加賀岩下のトラバースはトレースがきっちりと付けられていて、何の不安もない。
この場所のためにアイゼンとピッケルを用意して来たが、
スノーシューとストックで十分だった。
雪がカチカチになった残雪期の方が恐いかもしれない。
真冬ならそんな感じなんですか。
昔、GWに通ったときは、この区間だけアイピケ換装を強いられましたけど。
トラバースを終えて、いよいよ山頂への最後の登り。
背の低いオオシラビソを縫いながら頂稜に立った。
360度の展望が取り囲む。笈ヶ岳、大笠山、奈良岳、見越山、大門山、猿ヶ山、
登りで見守ってくれた庄川右岸の山々、三方崩山、そして白山。
心躍る白い風景に包まれて、途中でやめなくて良かったと心底思った。
先行者はすでに下山して、レストラン三方岩は貸切である。
昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビールでも美味いと感じるのだから、
このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
予定では野谷荘司山へ周回するつもりだったが、もうここで十分だ。
二日続けての往復コースになってしまったが、たまにはこういうこともあるだろう。
二日続けての往復コースなんて、ほんとに珍しいですね。
でも、「これで充分なのだ。」ということですね。
下山はトレースのないところを選んでガンガン下る。
昔、ここの下りの途中で、
誰か降りて来るのを待っていたらしい見知らぬおっさん登山者に
「下山する道がわからなくなったので教えて」と泣きつかれて、
雪の下から道が顔を出すところまで連れて降りたことがありました。
途中のピークで地図を読みながら進行方向を変えると、
泣きついてきた割には「そっちじゃないと思うんですけど。」と言い出したりして、
「いや、こっちだから。」と無理やり引っ張ってきたんですが、変な人やったなあ。
午後の斜光線を受けて、白い山襞は登りの時とは違う表情を見せてくれた。
振り返れば逆光の下、一直線に延びる自分だけのトレースが愛おしく見えた。
いい山でしたね。
お疲れさまでした。
ここでちょっと話しは変わって、どうでもええモードに入りますが、
よくお世話になった、ご存知、大野市のショッピングセンターvio。
2/19に立ち寄ったところ、この中にあった「吉兵衛」がなくなっていました。
さらに、その隣りにあったミスタードーナツも、
得体のしれない回転寿司もなくなっていました。
空き店舗が目立って寂しいかぎり。
これで、vioの中に食い物屋がなくなってしまった。(外のマクドは健在だけど)
そのかわりというわけではないが、
旧和泉村、道の駅九頭龍にファミリーマートができていました。
去年の8月にできたらしい。
但し営業時間は6時~22時で、夜中は閉店。
しかし、工事中の大野油坂道路(中部縦貫道/無料)が完成したら、
現国道158号を通る車の交通流が大きく変わり、
ほとんどの車が道の駅九頭龍の前を通らなくなるので、
このファミマが持つのかどうか興味あるところ。
ちょっと行かないとすぐ様子が変わってしまって、
まさに栄枯盛衰の絵巻さながらですなあ。
本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
今回は、この時期には珍しい連チャン山行ですね。
郡上地方の晴れの予報を信じて向かった石徹白だったが、
夜には星が瞬いていた空から白いものが落ち続けていた。
朝になっても明るさを取り戻さない、鉛色のどんよりとした空。
どうにもモチベーションが上がらないが、ここまで来たからには行くしかない。
ちょこちょこと奥越や飛騨方面の道路ライブカメラを見ますが、ほんとに雪がないですね。
奥越カメラでは雪が一番多いはずの谷トンネルでも、
なんと路傍の草地がむき出しになってます。
ここまでになると、少しでも降雪があるほうが有り難いのでは?
新雪が既に15センチほど積もった林道へ入ると、
和田山牧場跡への道を見送って、小白山東尾根への支尾根に取り付いた。
このルートを歩くのは11年ぶりだ。
3回目だが、記憶があるような、ないような、なんとなく覚えているような感じである。
2004年に山日和さんやY夫人たちといっしょに登った尾根ですね。
少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。
例年なら雪の下に眠っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
なんともはや。
今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。
南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまったく視界のない国境稜線を、
まるで修行のような登行が続く。
ここまで登ると、雪も少なからずありますね。
どうやら小白山北峰に着いたようだ。
すぐそこに見えるはずの、三角点のある南峰もガスの中。
行くだけ行ってみようかと、南峰へ向かって進みだしたが、雪面と空間の境が判然としない。
真っ白なガスと雪面を凝視していると、目がおかしくなってしまう。
そのうち自分の身体の傾きがわからなくなって、
上下もわからなくなって倒れそうになってしまうことがあります。
空間識失調ってやつですね。
先日、どこぞの防災ヘリの機長が空間識失調に陥って、ヘリが墜落してますね。
右手の打波川側はスパッと切れ落ち、左手の俵谷側は通常なら雪庇が発達するか、
崩壊してクレバスができているかというところだ。
自分の足元がやっと見えるという今の状況では、これ以上前進するのは危険だ。
第一、山頂に立つ意味がない。これまで快晴の山頂に3度立っているのだ。やめよう。
あのリッジでこれだけ視界が悪いのでは、賢明な判断だと思います。
もっとも、昔、いっしょに初めて行ったときは、
構えていたのに拍子抜けのコンディションでしたけど。
橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
GPSを見ると福井県側の小尾根に乗っていた。危ない危ない。
登り返して再度確認するが、峠の方向は視界ゼロ。
ここは安全策を取って、元来た道を辿る方が得策だ。
初見の地でもないところで、GPSも持ちながら、珍しくもピストンコースを選択!
山日和さんをしてそこまで慎重にさせるとは、よほど濃いガスだったんですね。
往路のトレースは風と降雪でかなり消えていた。
しかし、天候は回復傾向のようで、少し明るくなってきた。
わずかながら青空も覗いている。振り返ると、野伏ヶ岳の山頂が一瞬見えた。
進行方向の視界は徐々に開け、和田山牧場跡や正面の大日ヶ岳、俵谷の下流方面が姿を現す。
往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
ここの下りの景色もいい感じでしょうね。
昨日の天気はいったい何だったのかと思うような、
抜けるような青い空が頭上に広がっていた。
続いて白川郷へ転戦ですか。
今日はご褒美の上天気ですね。
前夜、食糧調達は例の鳩ケ谷のヤマザキデイリーストア……じゃなくて、
高鷲村あたりで温泉のあと、さっさとその辺のコンビニに入ってますよね。
モチベーションを下げる要素は何もないはずなのに、
昨日の疲労が残っているようで、心が浮き立つような気持ちになれない。
まっさらな雪面に自分のトレースを刻む喜びを味わいたいはずなのに、
今日は先行者のトレースがありがたい。
こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。
情けない話である。
おやまあ、どうしちゃったんですか。
寄る年波のせい?
正面に聳える飛騨岩が来るものを拒むように立ちはだかっている。
ここから見る三方岩岳の山頂は、どこから取り付くのだろうと思わせる。
積雪期にここへ来るのは3度目である。
しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真 冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、
新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
加賀岩下のトラバースはトレースがきっちりと付けられていて、何の不安もない。
この場所のためにアイゼンとピッケルを用意して来たが、
スノーシューとストックで十分だった。
雪がカチカチになった残雪期の方が恐いかもしれない。
真冬ならそんな感じなんですか。
昔、GWに通ったときは、この区間だけアイピケ換装を強いられましたけど。
トラバースを終えて、いよいよ山頂への最後の登り。
背の低いオオシラビソを縫いながら頂稜に立った。
360度の展望が取り囲む。笈ヶ岳、大笠山、奈良岳、見越山、大門山、猿ヶ山、
登りで見守ってくれた庄川右岸の山々、三方崩山、そして白山。
心躍る白い風景に包まれて、途中でやめなくて良かったと心底思った。
先行者はすでに下山して、レストラン三方岩は貸切である。
昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビールでも美味いと感じるのだから、
このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
予定では野谷荘司山へ周回するつもりだったが、もうここで十分だ。
二日続けての往復コースになってしまったが、たまにはこういうこともあるだろう。
二日続けての往復コースなんて、ほんとに珍しいですね。
でも、「これで充分なのだ。」ということですね。
下山はトレースのないところを選んでガンガン下る。
昔、ここの下りの途中で、
誰か降りて来るのを待っていたらしい見知らぬおっさん登山者に
「下山する道がわからなくなったので教えて」と泣きつかれて、
雪の下から道が顔を出すところまで連れて降りたことがありました。
途中のピークで地図を読みながら進行方向を変えると、
泣きついてきた割には「そっちじゃないと思うんですけど。」と言い出したりして、
「いや、こっちだから。」と無理やり引っ張ってきたんですが、変な人やったなあ。
午後の斜光線を受けて、白い山襞は登りの時とは違う表情を見せてくれた。
振り返れば逆光の下、一直線に延びる自分だけのトレースが愛おしく見えた。
いい山でしたね。
お疲れさまでした。
ここでちょっと話しは変わって、どうでもええモードに入りますが、
よくお世話になった、ご存知、大野市のショッピングセンターvio。
2/19に立ち寄ったところ、この中にあった「吉兵衛」がなくなっていました。
さらに、その隣りにあったミスタードーナツも、
得体のしれない回転寿司もなくなっていました。
空き店舗が目立って寂しいかぎり。
これで、vioの中に食い物屋がなくなってしまった。(外のマクドは健在だけど)
そのかわりというわけではないが、
旧和泉村、道の駅九頭龍にファミリーマートができていました。
去年の8月にできたらしい。
但し営業時間は6時~22時で、夜中は閉店。
しかし、工事中の大野油坂道路(中部縦貫道/無料)が完成したら、
現国道158号を通る車の交通流が大きく変わり、
ほとんどの車が道の駅九頭龍の前を通らなくなるので、
このファミマが持つのかどうか興味あるところ。
ちょっと行かないとすぐ様子が変わってしまって、
まさに栄枯盛衰の絵巻さながらですなあ。
本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
洞吹さん、どうもです。
今回は、この時期には珍しい連チャン山行ですね。
普段の年ならもっと近場で遊べるんですが、今年は遠征しないと雪が・・・
そうなると、1日ではもったいないですわ。
ちょこちょこと奥越や飛騨方面の道路ライブカメラを見ますが、ほんとに雪がないですね。
奥越カメラでは雪が一番多いはずの谷トンネルでも、
なんと路傍の草地がむき出しになってます。
ホンマです。毎年各地の積雪深を定点観測して表にしているんだけど、今年はバカらしくてやめました。
谷トンネルの積雪が一度も1mを超えなかったのは初めてです。
2004年に山日和さんやY夫人たちといっしょに登った尾根ですね。
その通りです。
ここまで登ると、雪も少なからずありますね。
さすがに1300mぐらいからはまともに積もり出しました。
ここで無かったら帰ってます。
そのうち自分の身体の傾きがわからなくなって、
上下もわからなくなって倒れそうになってしまうことがあります。
空間識失調ってやつですね。
その言葉を聞くと、岳の谷山を思い出します。
あのリッジでこれだけ視界が悪いのでは、賢明な判断だと思います。
もっとも、昔、いっしょに初めて行ったときは、
構えていたのに拍子抜けのコンディションでしたけど。
行く意味が無いし、足元も見えないのに前進するのは無謀ですね。
一緒に行った時は、せっかく持って来たからということで、ロープまで出しましたね。
初見の地でもないところで、GPSも持ちながら、珍しくもピストンコースを選択!
山日和さんをしてそこまで慎重にさせるとは、よほど濃いガスだったんですね。
この尾根は3回下ってるんですが、まったくわかりませんでした。
ここの下りの景色もいい感じでしょうね。
少し視界が開けたので、楽しい下りでしたね。
続いて白川郷へ転戦ですか。
今日はご褒美の上天気ですね。
前夜、食糧調達は例の鳩ケ谷のヤマザキデイリーストア……じゃなくて、
高鷲村あたりで温泉のあと、さっさとその辺のコンビニに入ってますよね。
あの近辺唯一のコンビニをあてにするわけにはいきません。
食糧は大阪を出る前に用意しました。
>こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。
情けない話である。
おやまあ、どうしちゃったんですか。
寄る年波のせい?
[/q_yab]疲れが取れないお年頃になりました。
>この場所のためにアイゼンとピッケルを用意して来たが、
スノーシューとストックで十分だった。
雪がカチカチになった残雪期の方が恐いかもしれない。
真冬ならそんな感じなんですか。
昔、GWに通ったときは、この区間だけアイピケ換装を強いられましたけど。
雪が少ないせいが大きいんでしょうね。例年ならもっとシビアな斜面になっていたのかも。
二日続けての往復コースなんて、ほんとに珍しいですね。
でも、「これで充分なのだ。」ということですね。
これはこれで満足できました。同じ道とはいえ、見える景色も違いますからね。
昔、ここの下りの途中で、
誰か降りて来るのを待っていたらしい見知らぬおっさん登山者に
「下山する道がわからなくなったので教えて」と泣きつかれて、
雪の下から道が顔を出すところまで連れて降りたことがありました。
途中のピークで地図を読みながら進行方向を変えると、
泣きついてきた割には「そっちじゃないと思うんですけど。」と言い出したりして、
「いや、こっちだから。」と無理やり引っ張ってきたんですが、変な人やったなあ。
世の中、いろんな人がいるもんです。
ここでちょっと話しは変わって、どうでもええモードに入りますが、
よくお世話になった、ご存知、大野市のショッピングセンターvio。
2/19に立ち寄ったところ、この中にあった「吉兵衛」がなくなっていました。
さらに、その隣りにあったミスタードーナツも、
得体のしれない回転寿司もなくなっていました。
空き店舗が目立って寂しいかぎり。
これで、vioの中に食い物屋がなくなってしまった。(外のマクドは健在だけど)
ありゃー、そうなんですか!! 吉兵衛はよく行きました。
ところで何しに大野まで行ったんですか?
そのかわりというわけではないが、
旧和泉村、道の駅九頭龍にファミリーマートができていました。
去年の8月にできたらしい。
但し営業時間は6時~22時で、夜中は閉店。
これは知ってます。9月に大納越戸谷へ行った時に寄りました。
しかし、工事中の大野油坂道路(中部縦貫道/無料)が完成したら、
現国道158号を通る車の交通流が大きく変わり、
ほとんどの車が道の駅九頭龍の前を通らなくなるので、
このファミマが持つのかどうか興味あるところ。
ちょっと行かないとすぐ様子が変わってしまって、
まさに栄枯盛衰の絵巻さながらですなあ。
本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
道はどのあたりを通るんでしょう?
明治の交差点から白鳥までの間の唯一のコンビニですからね。貴重な存在です。
しかし、ずいぶん早い履き替えだこと。
山日和
今回は、この時期には珍しい連チャン山行ですね。
普段の年ならもっと近場で遊べるんですが、今年は遠征しないと雪が・・・
そうなると、1日ではもったいないですわ。
ちょこちょこと奥越や飛騨方面の道路ライブカメラを見ますが、ほんとに雪がないですね。
奥越カメラでは雪が一番多いはずの谷トンネルでも、
なんと路傍の草地がむき出しになってます。
ホンマです。毎年各地の積雪深を定点観測して表にしているんだけど、今年はバカらしくてやめました。
谷トンネルの積雪が一度も1mを超えなかったのは初めてです。
2004年に山日和さんやY夫人たちといっしょに登った尾根ですね。
その通りです。
ここまで登ると、雪も少なからずありますね。
さすがに1300mぐらいからはまともに積もり出しました。
ここで無かったら帰ってます。
そのうち自分の身体の傾きがわからなくなって、
上下もわからなくなって倒れそうになってしまうことがあります。
空間識失調ってやつですね。
その言葉を聞くと、岳の谷山を思い出します。
あのリッジでこれだけ視界が悪いのでは、賢明な判断だと思います。
もっとも、昔、いっしょに初めて行ったときは、
構えていたのに拍子抜けのコンディションでしたけど。
行く意味が無いし、足元も見えないのに前進するのは無謀ですね。
一緒に行った時は、せっかく持って来たからということで、ロープまで出しましたね。
初見の地でもないところで、GPSも持ちながら、珍しくもピストンコースを選択!
山日和さんをしてそこまで慎重にさせるとは、よほど濃いガスだったんですね。
この尾根は3回下ってるんですが、まったくわかりませんでした。
ここの下りの景色もいい感じでしょうね。
少し視界が開けたので、楽しい下りでしたね。
続いて白川郷へ転戦ですか。
今日はご褒美の上天気ですね。
前夜、食糧調達は例の鳩ケ谷のヤマザキデイリーストア……じゃなくて、
高鷲村あたりで温泉のあと、さっさとその辺のコンビニに入ってますよね。
あの近辺唯一のコンビニをあてにするわけにはいきません。
食糧は大阪を出る前に用意しました。
>こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。
情けない話である。
おやまあ、どうしちゃったんですか。
寄る年波のせい?
[/q_yab]疲れが取れないお年頃になりました。
>この場所のためにアイゼンとピッケルを用意して来たが、
スノーシューとストックで十分だった。
雪がカチカチになった残雪期の方が恐いかもしれない。
真冬ならそんな感じなんですか。
昔、GWに通ったときは、この区間だけアイピケ換装を強いられましたけど。
雪が少ないせいが大きいんでしょうね。例年ならもっとシビアな斜面になっていたのかも。
二日続けての往復コースなんて、ほんとに珍しいですね。
でも、「これで充分なのだ。」ということですね。
これはこれで満足できました。同じ道とはいえ、見える景色も違いますからね。
昔、ここの下りの途中で、
誰か降りて来るのを待っていたらしい見知らぬおっさん登山者に
「下山する道がわからなくなったので教えて」と泣きつかれて、
雪の下から道が顔を出すところまで連れて降りたことがありました。
途中のピークで地図を読みながら進行方向を変えると、
泣きついてきた割には「そっちじゃないと思うんですけど。」と言い出したりして、
「いや、こっちだから。」と無理やり引っ張ってきたんですが、変な人やったなあ。
世の中、いろんな人がいるもんです。
ここでちょっと話しは変わって、どうでもええモードに入りますが、
よくお世話になった、ご存知、大野市のショッピングセンターvio。
2/19に立ち寄ったところ、この中にあった「吉兵衛」がなくなっていました。
さらに、その隣りにあったミスタードーナツも、
得体のしれない回転寿司もなくなっていました。
空き店舗が目立って寂しいかぎり。
これで、vioの中に食い物屋がなくなってしまった。(外のマクドは健在だけど)
ありゃー、そうなんですか!! 吉兵衛はよく行きました。
ところで何しに大野まで行ったんですか?
そのかわりというわけではないが、
旧和泉村、道の駅九頭龍にファミリーマートができていました。
去年の8月にできたらしい。
但し営業時間は6時~22時で、夜中は閉店。
これは知ってます。9月に大納越戸谷へ行った時に寄りました。
しかし、工事中の大野油坂道路(中部縦貫道/無料)が完成したら、
現国道158号を通る車の交通流が大きく変わり、
ほとんどの車が道の駅九頭龍の前を通らなくなるので、
このファミマが持つのかどうか興味あるところ。
ちょっと行かないとすぐ様子が変わってしまって、
まさに栄枯盛衰の絵巻さながらですなあ。
本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
道はどのあたりを通るんでしょう?
明治の交差点から白鳥までの間の唯一のコンビニですからね。貴重な存在です。
しかし、ずいぶん早い履き替えだこと。
山日和
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
山日和さん こんばんは
ところで何しに大野まで行ったんですか?
2/17~19に、能登・氷見・富山・井波方面に物見遊山に出掛けたんです。
その帰りに九頭龍湖・大野を通ってきたのですよ。
このときは平地でも積雪・大雪になるとの鳴り物入りの天気予報だったので、
「やっと雪道を走れるぞ、ラッキー!」とワクワクしていたのに、
いざふたを開けてみたら、道路に積もりもしない拍子抜けのショボ雪で、
クルマが泥で汚れただけでした。
スカタンの天気予報は、もはや占いレベル!
道はどのあたりを通るんでしょう?
明治の交差点から白鳥までの間の唯一のコンビニですからね。貴重な存在です。
大野油坂道路の計画概要リーフレットURLを貼っておきます。
詳細地図はこれの2ページ目。ちょっと重いようです。
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukui/douro/ ... rasaka.pdf
以下、少し、どうでもええ考察を述べますね。
和泉ICは、道の駅九頭龍の先のR158から和泉スキー場のほうへ1kmほど入ったところ、
貝皿集落の少し先にできます。
ここだと、和泉スキー場へ行く人は順路で道の駅九頭龍を通らないし、
スキーの帰りも、和泉ICから大野油坂道路を10分少々走った大野東ICの真ん前に、
大規模な道の駅「越前おおの荒島の郷」ができるので、
道の駅九頭龍も、そこのファミマも、経営的に苦戦を強いられると予想されます。
大野東ICの真ん前、大野市蕨生地区にできる道の駅「越前おおの荒島の郷」は、
2021年度の早期(来年のGW頃かな)に開駅予定で、現在、建物を建設中。
2023年度中に開通計画の大野油坂道路より一足先にお目見えするようです。
道の駅の計画図によると、
道の駅の入口が東西方向のR158と正面の大野東ICとの十字路になるので、
ここを信号交差点ではなく、ラウンドアバウトにするみたいですね。
巨大な敷地面積5万平方mに駐車場大型33台、普通車169台。
建物には地場産品販売所やモンベルのショップとアウトドア活動拠点も入り、
敷地内に防災ヘリポートも設置されて、一大交流拠点及び防災拠点になるようです。
https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/d ... okuni.html
また、大野から和泉までの途中に用事のある人も、
用事のありそうな勝原と下山にはIC(大野方向のハーフICですが)ができるし、
それ以外はまず用事がありそうな場所はないと思うし、
新道のほうが直線的で圧倒的に早くて距離も短いし、
大野油坂道路が開通すると、ほとんどの車が無料の新道を通ると予想されます。
谷底をうねうねと遠回りする現R158は、車がほとんど通らなくなるよ。
加えて、道の駅九頭龍の地場産品売り場や蕎麦処は
今でも12月上旬から3月中旬まで冬季休業なので、
新道が開通すると、冬場にわざわざ小規模な道の駅九頭龍へ立ち寄る理由がないし、
そうなると、道の駅九頭龍にあるファミマも大ピンチじゃないでしょうか。
ワシはここの地場産品売り場の「舞茸ご飯」弁当のファンなので、
ずっと守っていってほしいんだけど。
>>本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
しかし、ずいぶん早い履き替えだこと。
今シーズンはもう積雪路走行が見込めないので、
スタッドレスタイヤの山がもったいないからね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
ところで何しに大野まで行ったんですか?
2/17~19に、能登・氷見・富山・井波方面に物見遊山に出掛けたんです。
その帰りに九頭龍湖・大野を通ってきたのですよ。
このときは平地でも積雪・大雪になるとの鳴り物入りの天気予報だったので、
「やっと雪道を走れるぞ、ラッキー!」とワクワクしていたのに、
いざふたを開けてみたら、道路に積もりもしない拍子抜けのショボ雪で、
クルマが泥で汚れただけでした。
スカタンの天気予報は、もはや占いレベル!
道はどのあたりを通るんでしょう?
明治の交差点から白鳥までの間の唯一のコンビニですからね。貴重な存在です。
大野油坂道路の計画概要リーフレットURLを貼っておきます。
詳細地図はこれの2ページ目。ちょっと重いようです。
https://www.kkr.mlit.go.jp/fukui/douro/ ... rasaka.pdf
以下、少し、どうでもええ考察を述べますね。
和泉ICは、道の駅九頭龍の先のR158から和泉スキー場のほうへ1kmほど入ったところ、
貝皿集落の少し先にできます。
ここだと、和泉スキー場へ行く人は順路で道の駅九頭龍を通らないし、
スキーの帰りも、和泉ICから大野油坂道路を10分少々走った大野東ICの真ん前に、
大規模な道の駅「越前おおの荒島の郷」ができるので、
道の駅九頭龍も、そこのファミマも、経営的に苦戦を強いられると予想されます。
大野東ICの真ん前、大野市蕨生地区にできる道の駅「越前おおの荒島の郷」は、
2021年度の早期(来年のGW頃かな)に開駅予定で、現在、建物を建設中。
2023年度中に開通計画の大野油坂道路より一足先にお目見えするようです。
道の駅の計画図によると、
道の駅の入口が東西方向のR158と正面の大野東ICとの十字路になるので、
ここを信号交差点ではなく、ラウンドアバウトにするみたいですね。
巨大な敷地面積5万平方mに駐車場大型33台、普通車169台。
建物には地場産品販売所やモンベルのショップとアウトドア活動拠点も入り、
敷地内に防災ヘリポートも設置されて、一大交流拠点及び防災拠点になるようです。
https://www.city.ono.fukui.jp/kurashi/d ... okuni.html
また、大野から和泉までの途中に用事のある人も、
用事のありそうな勝原と下山にはIC(大野方向のハーフICですが)ができるし、
それ以外はまず用事がありそうな場所はないと思うし、
新道のほうが直線的で圧倒的に早くて距離も短いし、
大野油坂道路が開通すると、ほとんどの車が無料の新道を通ると予想されます。
谷底をうねうねと遠回りする現R158は、車がほとんど通らなくなるよ。
加えて、道の駅九頭龍の地場産品売り場や蕎麦処は
今でも12月上旬から3月中旬まで冬季休業なので、
新道が開通すると、冬場にわざわざ小規模な道の駅九頭龍へ立ち寄る理由がないし、
そうなると、道の駅九頭龍にあるファミマも大ピンチじゃないでしょうか。
ワシはここの地場産品売り場の「舞茸ご飯」弁当のファンなので、
ずっと守っていってほしいんだけど。
>>本日、夏タイヤに履き替えてしまいました。
しかし、ずいぶん早い履き替えだこと。
今シーズンはもう積雪路走行が見込めないので、
スタッドレスタイヤの山がもったいないからね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
山日和さん こんばんは。
タイトルからして、4月の山のようですね~
【日 付】2020年2月23日(日)
【山 域】奥美濃 石徹白周辺
【天 候】曇り時々小雪
【コース】白山中居神社6:50---8:40越美国境稜線9:00---11:10小白山---12:00ランチ場13:30---15:00稜線分岐
---16:10白山中居神社
郡上地方の晴れの予報を信じて向かった石徹白だったが、夜には星が瞬いていた空から白いものが落ち続けて
いた。朝になっても明るさを取り戻さない、鉛色のどんよりとした空。どうにもモチベーションが上がらないが、
ここまで来たからには行くしかない。
前夜、好きな音楽を聴きながら、目的地へと向かう車中は幾つになっても幸福感あふれますね。
朝起きて曇天の空を見上げて、現実に返ったり・・・しかし、行くしかないと 独りごちるのでした。
少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。例年なら雪の下に眠
っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
やはりそうですか・・・
今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまった
く視界ののない国境稜線を、まるで修行のような登行が続く。
さすが石徹白の山 ですが、今度は視界が・・・
ま、そんな日もありますわな・・・人生くたばるまで修行なんでしょうねぇ~
樹林が切れ、面白いことに今度は北側に雪庇ができた真っ白い尾根に、一歩一歩足跡を刻む。
顔を上げても何も見えないので、足元だけを見ながら、目の前から傾斜が消える瞬間を待った。
あ~ そうそう この気持ち分かりますね~
振り返ると、野伏ヶ岳の山頂が一瞬見えた。
進行方向の視界は徐々に開け、和田山牧場跡や正面の大日ヶ岳、俵谷の下流方面が姿を現す。
往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
的確な判断で有意義な?復路でしたね。
不肖Sその期待を口実に安易なピストンに甘んじてますが・・・
この山域、今季こそは何度か足を運ぼうと思っていましたが、またまたお預けになりそうです。
【日 付】2020年2月24日(月)
【山 域】白山北方 三方岩岳
【天 候】快晴
【コース】トヨタ自然学校8:00---8:25馬狩料金所---10:00蓮如台上---11:30三角点横谷1586.3m---12:30三方岩岳
14:15---15:35蓮如台上---16:25トヨタ自然学校
昨日の天気はいったい何だったのかと思うような、抜けるような青い空が頭上に広がっていた。
白川郷のトヨタ自然学校前には数台の車が止まっていた。この時期には山スキーヤーで賑わう山だが、今年は少
ないようである。
ですよね~
不肖Sも滑走ルートを色々考えてもいましたが・・・
除雪されていないホワイトロードの馬狩料金所への道はまだ除雪されていない。真新しいスキーとスノーシュー
のトレースを辿る。途中で道の左側から突然大人数のトレースが現れ、しばらくすると右の方へ消えて行った。
自然学校のスノーシュー体験ツアーのものだろう。
さすがにここまで来たら、雪は十分あるんですよね?
真っ白な衣装を纏った稜線は、神々しいばかりに朝の光を受けて輝いていた。
モチベーションを下げる要素は何もないはずなのに、昨日の疲労が残っているようで、心が浮き立つような気
持ちになれない。まっさらな雪面に自分のトレースを刻む喜びを味わいたいはずなのに、今日は先行者のトレー
スがありがたい。
こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。情けない話である。
何と!! 朝日に輝く雪稜を見て それではアキマへんがな~ 師匠!! ○○年生まれの同級生として、情けない
ま、一時的には昔を想いだして頑張れても、このお年頃、疲れは歴然と残りますね~・・・
それでも、ゆっくりながら一歩ずつ足を進めれば高度は稼げるものだ。背後で見守る猿ヶ馬場や籾糠山、端正
な三角錐が天を突く三ヶ辻山等の展望に励まされて、1586.3mの三角点に着いた。
ここまで来れば、三方岩岳まではわずかな標高差を残すのみだ。
とかなんとか言いながら、モチ上々 しっかり高度を稼いでますな。
その名の通り、三方を岩壁に護られた山頂は迫力がある。そこから馬狩荘司山を経て野谷荘司山へ続く稜線に
は大きな雪庇が張り出していた。野谷荘司山から大窪へ下る白谷右岸尾根は樹林がなく、たかだか1700mの山と
は思えない、鋭い刃物のような輝きを放つ雪稜が続いている。
白谷側の斜面は真っ白な雪の襞の陰影が美しく、吸い込まれるように見入ってしまった。
この高度まで上がると、ブナに代わってダケカンバとオオシラビソが森の主役になる。オオシラビソの葉先に
は小さなつららがぶら下がったり、氷の玉で飾られたりと、見ているだけでも面白い。
一旦下った鞍部から先は、無木立ちの雪面が続く。正面に聳える飛騨岩が来るものを拒むように立ちはだかっ
ている。ここから見る三方岩岳の山頂は、どこから取り付くのだろうと思わせる。
積雪期にここへ来るのは3度目である。しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
ですよね。
読み進めながら、想ってました。寡雪なるがゆえ、純白の稜線へ 素晴らしいですね。
やはり、山は行って見るものですね~
レストラン三方岩は貸切である。昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビール
でも美味いと感じるのだから、このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
うわお~ 最高ですね。
思わず、雄叫びでましたか~
予定では野谷荘司山へ周回するつもりだったが、もうここで十分だ。二日続けての往復コースになってしまった
が、たまにはこういうこともあるだろう。
下山はトレースのないところを選んでガンガン下る。午後の斜光線を受けて、白い山襞は登りの時とは違う表
情を見せてくれた。振り返れば逆光の下、一直線に延びる自分だけのトレースが愛おしく見えた。
記録的な寡雪の今季、いい雪山の二日間でしたね。
スノー衆はできたら、この2日目で行きたいもんですね。
では 奥飛騨 静寂の山毛欅の森で (オッサン達の奇声で静けさは無理~)
SHIGEKI
タイトルからして、4月の山のようですね~
【日 付】2020年2月23日(日)
【山 域】奥美濃 石徹白周辺
【天 候】曇り時々小雪
【コース】白山中居神社6:50---8:40越美国境稜線9:00---11:10小白山---12:00ランチ場13:30---15:00稜線分岐
---16:10白山中居神社
郡上地方の晴れの予報を信じて向かった石徹白だったが、夜には星が瞬いていた空から白いものが落ち続けて
いた。朝になっても明るさを取り戻さない、鉛色のどんよりとした空。どうにもモチベーションが上がらないが、
ここまで来たからには行くしかない。
前夜、好きな音楽を聴きながら、目的地へと向かう車中は幾つになっても幸福感あふれますね。
朝起きて曇天の空を見上げて、現実に返ったり・・・しかし、行くしかないと 独りごちるのでした。
少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。例年なら雪の下に眠
っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
やはりそうですか・・・
今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまった
く視界ののない国境稜線を、まるで修行のような登行が続く。
さすが石徹白の山 ですが、今度は視界が・・・
ま、そんな日もありますわな・・・人生くたばるまで修行なんでしょうねぇ~
樹林が切れ、面白いことに今度は北側に雪庇ができた真っ白い尾根に、一歩一歩足跡を刻む。
顔を上げても何も見えないので、足元だけを見ながら、目の前から傾斜が消える瞬間を待った。
あ~ そうそう この気持ち分かりますね~
振り返ると、野伏ヶ岳の山頂が一瞬見えた。
進行方向の視界は徐々に開け、和田山牧場跡や正面の大日ヶ岳、俵谷の下流方面が姿を現す。
往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
的確な判断で有意義な?復路でしたね。
不肖Sその期待を口実に安易なピストンに甘んじてますが・・・
この山域、今季こそは何度か足を運ぼうと思っていましたが、またまたお預けになりそうです。
【日 付】2020年2月24日(月)
【山 域】白山北方 三方岩岳
【天 候】快晴
【コース】トヨタ自然学校8:00---8:25馬狩料金所---10:00蓮如台上---11:30三角点横谷1586.3m---12:30三方岩岳
14:15---15:35蓮如台上---16:25トヨタ自然学校
昨日の天気はいったい何だったのかと思うような、抜けるような青い空が頭上に広がっていた。
白川郷のトヨタ自然学校前には数台の車が止まっていた。この時期には山スキーヤーで賑わう山だが、今年は少
ないようである。
ですよね~
不肖Sも滑走ルートを色々考えてもいましたが・・・
除雪されていないホワイトロードの馬狩料金所への道はまだ除雪されていない。真新しいスキーとスノーシュー
のトレースを辿る。途中で道の左側から突然大人数のトレースが現れ、しばらくすると右の方へ消えて行った。
自然学校のスノーシュー体験ツアーのものだろう。
さすがにここまで来たら、雪は十分あるんですよね?
真っ白な衣装を纏った稜線は、神々しいばかりに朝の光を受けて輝いていた。
モチベーションを下げる要素は何もないはずなのに、昨日の疲労が残っているようで、心が浮き立つような気
持ちになれない。まっさらな雪面に自分のトレースを刻む喜びを味わいたいはずなのに、今日は先行者のトレー
スがありがたい。
こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。情けない話である。
何と!! 朝日に輝く雪稜を見て それではアキマへんがな~ 師匠!! ○○年生まれの同級生として、情けない
ま、一時的には昔を想いだして頑張れても、このお年頃、疲れは歴然と残りますね~・・・
それでも、ゆっくりながら一歩ずつ足を進めれば高度は稼げるものだ。背後で見守る猿ヶ馬場や籾糠山、端正
な三角錐が天を突く三ヶ辻山等の展望に励まされて、1586.3mの三角点に着いた。
ここまで来れば、三方岩岳まではわずかな標高差を残すのみだ。
とかなんとか言いながら、モチ上々 しっかり高度を稼いでますな。
その名の通り、三方を岩壁に護られた山頂は迫力がある。そこから馬狩荘司山を経て野谷荘司山へ続く稜線に
は大きな雪庇が張り出していた。野谷荘司山から大窪へ下る白谷右岸尾根は樹林がなく、たかだか1700mの山と
は思えない、鋭い刃物のような輝きを放つ雪稜が続いている。
白谷側の斜面は真っ白な雪の襞の陰影が美しく、吸い込まれるように見入ってしまった。
この高度まで上がると、ブナに代わってダケカンバとオオシラビソが森の主役になる。オオシラビソの葉先に
は小さなつららがぶら下がったり、氷の玉で飾られたりと、見ているだけでも面白い。
一旦下った鞍部から先は、無木立ちの雪面が続く。正面に聳える飛騨岩が来るものを拒むように立ちはだかっ
ている。ここから見る三方岩岳の山頂は、どこから取り付くのだろうと思わせる。
積雪期にここへ来るのは3度目である。しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
ですよね。
読み進めながら、想ってました。寡雪なるがゆえ、純白の稜線へ 素晴らしいですね。
やはり、山は行って見るものですね~
レストラン三方岩は貸切である。昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビール
でも美味いと感じるのだから、このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
うわお~ 最高ですね。
思わず、雄叫びでましたか~
予定では野谷荘司山へ周回するつもりだったが、もうここで十分だ。二日続けての往復コースになってしまった
が、たまにはこういうこともあるだろう。
下山はトレースのないところを選んでガンガン下る。午後の斜光線を受けて、白い山襞は登りの時とは違う表
情を見せてくれた。振り返れば逆光の下、一直線に延びる自分だけのトレースが愛おしく見えた。
記録的な寡雪の今季、いい雪山の二日間でしたね。
スノー衆はできたら、この2日目で行きたいもんですね。
では 奥飛騨 静寂の山毛欅の森で (オッサン達の奇声で静けさは無理~)
SHIGEKI
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
洞吹さん、再びどうもです。
2/17~19に、能登・氷見・富山・井波方面に物見遊山に出掛けたんです。
その帰りに九頭龍湖・大野を通ってきたのですよ。
このときは平地でも積雪・大雪になるとの鳴り物入りの天気予報だったので、
「やっと雪道を走れるぞ、ラッキー!」とワクワクしていたのに、
いざふたを開けてみたら、道路に積もりもしない拍子抜けのショボ雪で、
クルマが泥で汚れただけでした。
スカタンの天気予報は、もはや占いレベル!
完全観光旅行でしたか
しかし、今年はどこへ行っても道路はドライ路面で、凍結の心配がないのはいいんだけど、スタッドレスが泣いてますわ。
大野油坂道路の計画概要リーフレットURLを貼っておきます。
詳細地図はこれの2ページ目。ちょっと重いようです。
拝見しました。こんな具体的な計画、知りませんでした。勉強不足です。
地図を見るとトンネルだらけですね。
それにしても、大野市街から東市布まで35キロしかないのか!!
ずいぶん遠いイメージだったんですが、30分ほどで行けてしまいますね。
これなら白鳥まで東海北陸道経由と時間的にいい勝負で、高速代は安上がりになりそう。
和泉ICは、道の駅九頭龍の先のR158から和泉スキー場のほうへ1kmほど入ったところ、
貝皿集落の少し先にできます。
ここだと、和泉スキー場へ行く人は順路で道の駅九頭龍を通らないし、
スキーの帰りも、和泉ICから大野油坂道路を10分少々走った大野東ICの真ん前に、
大規模な道の駅「越前おおの荒島の郷」ができるので、
道の駅九頭龍も、そこのファミマも、経営的に苦戦を強いられると予想されます。
九頭龍の駅から大野まで10分とは恐れ入りました。
道の駅の工事進捗写真を見ましたが、だいぶ形になってきてますね。
モンベルが中核となって、大野が一大山岳ベース都市になりそうです。
また、大野から和泉までの途中に用事のある人も、
用事のありそうな勝原と下山にはIC(大野方向のハーフICですが)ができるし、
それ以外はまず用事がありそうな場所はないと思うし、
新道のほうが直線的で圧倒的に早くて距離も短いし、
大野油坂道路が開通すると、ほとんどの車が無料の新道を通ると予想されます。
谷底をうねうねと遠回りする現R158は、車がほとんど通らなくなるよ。
除雪はするんでしょうねえ。そうしてくれないと、国道からアプローチする山に登れない・・・
加えて、道の駅九頭龍の地場産品売り場や蕎麦処は
今でも12月上旬から3月中旬まで冬季休業なので、
新道が開通すると、冬場にわざわざ小規模な道の駅九頭龍へ立ち寄る理由がないし、
そうなると、道の駅九頭龍にあるファミマも大ピンチじゃないでしょうか。
ワシはここの地場産品売り場の「舞茸ご飯」弁当のファンなので、
ずっと守っていってほしいんだけど。
そうですよねえ。九頭竜湖の駅もさびれてしまうのかな?
この駅前は大好きなんですけどねえ。
今シーズンはもう積雪路走行が見込めないので、
スタッドレスタイヤの山がもったいないからね。
賢明な判断だと思うけど、もう山には行かないということでしょうか?
山日和
2/17~19に、能登・氷見・富山・井波方面に物見遊山に出掛けたんです。
その帰りに九頭龍湖・大野を通ってきたのですよ。
このときは平地でも積雪・大雪になるとの鳴り物入りの天気予報だったので、
「やっと雪道を走れるぞ、ラッキー!」とワクワクしていたのに、
いざふたを開けてみたら、道路に積もりもしない拍子抜けのショボ雪で、
クルマが泥で汚れただけでした。
スカタンの天気予報は、もはや占いレベル!
完全観光旅行でしたか
しかし、今年はどこへ行っても道路はドライ路面で、凍結の心配がないのはいいんだけど、スタッドレスが泣いてますわ。
大野油坂道路の計画概要リーフレットURLを貼っておきます。
詳細地図はこれの2ページ目。ちょっと重いようです。
拝見しました。こんな具体的な計画、知りませんでした。勉強不足です。
地図を見るとトンネルだらけですね。
それにしても、大野市街から東市布まで35キロしかないのか!!
ずいぶん遠いイメージだったんですが、30分ほどで行けてしまいますね。
これなら白鳥まで東海北陸道経由と時間的にいい勝負で、高速代は安上がりになりそう。
和泉ICは、道の駅九頭龍の先のR158から和泉スキー場のほうへ1kmほど入ったところ、
貝皿集落の少し先にできます。
ここだと、和泉スキー場へ行く人は順路で道の駅九頭龍を通らないし、
スキーの帰りも、和泉ICから大野油坂道路を10分少々走った大野東ICの真ん前に、
大規模な道の駅「越前おおの荒島の郷」ができるので、
道の駅九頭龍も、そこのファミマも、経営的に苦戦を強いられると予想されます。
九頭龍の駅から大野まで10分とは恐れ入りました。
道の駅の工事進捗写真を見ましたが、だいぶ形になってきてますね。
モンベルが中核となって、大野が一大山岳ベース都市になりそうです。
また、大野から和泉までの途中に用事のある人も、
用事のありそうな勝原と下山にはIC(大野方向のハーフICですが)ができるし、
それ以外はまず用事がありそうな場所はないと思うし、
新道のほうが直線的で圧倒的に早くて距離も短いし、
大野油坂道路が開通すると、ほとんどの車が無料の新道を通ると予想されます。
谷底をうねうねと遠回りする現R158は、車がほとんど通らなくなるよ。
除雪はするんでしょうねえ。そうしてくれないと、国道からアプローチする山に登れない・・・
加えて、道の駅九頭龍の地場産品売り場や蕎麦処は
今でも12月上旬から3月中旬まで冬季休業なので、
新道が開通すると、冬場にわざわざ小規模な道の駅九頭龍へ立ち寄る理由がないし、
そうなると、道の駅九頭龍にあるファミマも大ピンチじゃないでしょうか。
ワシはここの地場産品売り場の「舞茸ご飯」弁当のファンなので、
ずっと守っていってほしいんだけど。
そうですよねえ。九頭竜湖の駅もさびれてしまうのかな?
この駅前は大好きなんですけどねえ。
今シーズンはもう積雪路走行が見込めないので、
スタッドレスタイヤの山がもったいないからね。
賢明な判断だと思うけど、もう山には行かないということでしょうか?
山日和
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
SHIGEKIさん、どうもです。
タイトルからして、4月の山のようですね~
イヤ、ホンマ。三方岩はGWのような陽気でした。
でもオオシラビソのツララが帰りにも残っていたので、日差しが強かっただけで気温は低かったのかも。
前夜、好きな音楽を聴きながら、目的地へと向かう車中は幾つになっても幸福感あふれますね。
朝起きて曇天の空を見上げて、現実に返ったり・・・しかし、行くしかないと 独りごちるのでした。
御意!!
>少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。例年なら雪の下に眠
っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
やはりそうですか・・・
これはある程度織り込み済みですが・・・
>今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまった
く視界ののない国境稜線を、まるで修行のような登行が続く。
さすが石徹白の山 ですが、今度は視界が・・・
ま、そんな日もありますわな・・・人生くたばるまで修行なんでしょうねぇ~
禍福は糾える縄の如し。すべてうまく行くなんてことはありません。
>樹林が切れ、面白いことに今度は北側に雪庇ができた真っ白い尾根に、一歩一歩足跡を刻む。
顔を上げても何も見えないので、足元だけを見ながら、目の前から傾斜が消える瞬間を待った。
あ~ そうそう この気持ち分かりますね~
でしょー
>往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
的確な判断で有意義な?復路でしたね。
またの名を「負け惜しみ」とも言います。
>白川郷のトヨタ自然学校前には数台の車が止まっていた。この時期には山スキーヤーで賑わう山だが、今年は少
ないようである。
ですよね~
不肖Sも滑走ルートを色々考えてもいましたが・・・
この日は三方岩に単独2人、野谷荘司へ2人組のスキーヤーが入ってました。
こんな絶好の天気の日なのに少ないですよね。
登山者は2人パーティーが1組だけでした。
さすがにここまで来たら、雪は十分あるんですよね?
白川郷への道すがらはほとんど雪はありませんでしたが、馬狩まで上がるとグッと積雪が増えました。
と言っても大したことないですが。
>こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。情けない話である。
何と!! 朝日に輝く雪稜を見て それではアキマへんがな~ 師匠!! ○○年生まれの同級生として、情けない
ま、一時的には昔を想いだして頑張れても、このお年頃、疲れは歴然と残りますね~・・・
お恥ずかしい限りですが、SHIGEKIさんも大差なかったりして
頭では登ってるんですが、体が動いてない・・・
とかなんとか言いながら、モチ上々 しっかり高度を稼いでますな。
やめる理由が見つかりませんわ。
>積雪期にここへ来るのは3度目である。しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
ですよね。
読み進めながら、想ってました。寡雪なるがゆえ、純白の稜線へ 素晴らしいですね。
例年ならさらに1m以上積もってるはず。この時期は山スキーヤーだけの山みたいな感じですからね。
ラッセルしてたらとても届きません。
>レストラン三方岩は貸切である。昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビール
でも美味いと感じるのだから、このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
うわお~ 最高ですね。
思わず、雄叫びでましたか~
静かに微笑んでました。
記録的な寡雪の今季、いい雪山の二日間でしたね。
スノー衆はできたら、この2日目で行きたいもんですね。
1日目があったからこその2日目でしたね。
スノー衆は土曜日が期待できそうです。
山日和
タイトルからして、4月の山のようですね~
イヤ、ホンマ。三方岩はGWのような陽気でした。
でもオオシラビソのツララが帰りにも残っていたので、日差しが強かっただけで気温は低かったのかも。
前夜、好きな音楽を聴きながら、目的地へと向かう車中は幾つになっても幸福感あふれますね。
朝起きて曇天の空を見上げて、現実に返ったり・・・しかし、行くしかないと 独りごちるのでした。
御意!!
>少し積もったとはいえ、やはり積雪は少なく、ヤブを埋めるにはほど遠い。例年なら雪の下に眠
っているはずの潅木をかき分けながらの登行となる。
やはりそうですか・・・
これはある程度織り込み済みですが・・・
>今年は雪が少ないとは言っても、積雪は1mを超えただろうか。南側には小さな雪庇も現れ、小雪の舞うまった
く視界ののない国境稜線を、まるで修行のような登行が続く。
さすが石徹白の山 ですが、今度は視界が・・・
ま、そんな日もありますわな・・・人生くたばるまで修行なんでしょうねぇ~
禍福は糾える縄の如し。すべてうまく行くなんてことはありません。
>樹林が切れ、面白いことに今度は北側に雪庇ができた真っ白い尾根に、一歩一歩足跡を刻む。
顔を上げても何も見えないので、足元だけを見ながら、目の前から傾斜が消える瞬間を待った。
あ~ そうそう この気持ち分かりますね~
でしょー
>往復とは言っても、登りとはまったく違う印象の風景を楽しむことができた。
的確な判断で有意義な?復路でしたね。
またの名を「負け惜しみ」とも言います。
>白川郷のトヨタ自然学校前には数台の車が止まっていた。この時期には山スキーヤーで賑わう山だが、今年は少
ないようである。
ですよね~
不肖Sも滑走ルートを色々考えてもいましたが・・・
この日は三方岩に単独2人、野谷荘司へ2人組のスキーヤーが入ってました。
こんな絶好の天気の日なのに少ないですよね。
登山者は2人パーティーが1組だけでした。
さすがにここまで来たら、雪は十分あるんですよね?
白川郷への道すがらはほとんど雪はありませんでしたが、馬狩まで上がるとグッと積雪が増えました。
と言っても大したことないですが。
>こんな好条件の日に、どこまで頑張ってやめようかと考えている自分がいる。情けない話である。
何と!! 朝日に輝く雪稜を見て それではアキマへんがな~ 師匠!! ○○年生まれの同級生として、情けない
ま、一時的には昔を想いだして頑張れても、このお年頃、疲れは歴然と残りますね~・・・
お恥ずかしい限りですが、SHIGEKIさんも大差なかったりして
頭では登ってるんですが、体が動いてない・・・
とかなんとか言いながら、モチ上々 しっかり高度を稼いでますな。
やめる理由が見つかりませんわ。
>積雪期にここへ来るのは3度目である。しかし、前の2回はいずれもGWの残雪期。真冬に訪れるのは初めてだ。
ただでさえ雪の白さが違う上に、新雪のデコレーションで飾られた山は、以前とは比べ物にならないほど美しい。
ですよね。
読み進めながら、想ってました。寡雪なるがゆえ、純白の稜線へ 素晴らしいですね。
例年ならさらに1m以上積もってるはず。この時期は山スキーヤーだけの山みたいな感じですからね。
ラッセルしてたらとても届きません。
>レストラン三方岩は貸切である。昨日の雪と風の中、ツェルトを張って飲むビール
でも美味いと感じるのだから、このシチュエーションで飲むビールが美味くないはずがない。
うわお~ 最高ですね。
思わず、雄叫びでましたか~
静かに微笑んでました。
記録的な寡雪の今季、いい雪山の二日間でしたね。
スノー衆はできたら、この2日目で行きたいもんですね。
1日目があったからこその2日目でしたね。
スノー衆は土曜日が期待できそうです。
山日和
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
山日和さん今日は
【コース】白山中居神社6:50---8:40越美国境稜線9:00---11:10小白山---12:00ランチ場13:30---15:00稜線分岐
---16:10白山中居神社
同じコースだと思いますがヤマメさん達と一度歩いていますが
ここから一旦下って登り返すのだが、鞍部のあたりの地形は実に複雑で面白い。尾根を進むか、浅い谷沿いに
ルートを延ばすか迷うところだ。
少し複雑な地形をしてますよね
不意に、スノーシューを履いた足を上げる必要がなくなった。どうやら小白山北峰に着いたようだ。
この山頂は広く、
ここまで安全にこれますよね
三角点のある南峰もガスの中。行くだけ行ってみようかと、南峰へ向かって進み
だしたが、雪面と空間の境が判然としない。真っ白なガスと雪面を凝視していると、目がおかしくなってしまう。
右手の打波川側はスパッと切れ落ち、左手の俵谷側は通常なら雪庇が発達するか、崩壊してクレバスができてい
るかというところだ。自分の足元がやっと見えるという今の状況では、これ以上前進するのは危険だ。
第一、山頂に立つ意味がない。これまで快晴の山頂に3度立っているのだ。やめよう。
私達の時は少し緊張しましたが南峰まで行けましたが
場合によってはザイルを使う場所ですよね
橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
下り 美しいカールの印象が今も脳裏に残っています。
お疲れ様でした。
小白山思い出しながらのレスでした。
バーチャリ
【コース】白山中居神社6:50---8:40越美国境稜線9:00---11:10小白山---12:00ランチ場13:30---15:00稜線分岐
---16:10白山中居神社
同じコースだと思いますがヤマメさん達と一度歩いていますが
ここから一旦下って登り返すのだが、鞍部のあたりの地形は実に複雑で面白い。尾根を進むか、浅い谷沿いに
ルートを延ばすか迷うところだ。
少し複雑な地形をしてますよね
不意に、スノーシューを履いた足を上げる必要がなくなった。どうやら小白山北峰に着いたようだ。
この山頂は広く、
ここまで安全にこれますよね
三角点のある南峰もガスの中。行くだけ行ってみようかと、南峰へ向かって進み
だしたが、雪面と空間の境が判然としない。真っ白なガスと雪面を凝視していると、目がおかしくなってしまう。
右手の打波川側はスパッと切れ落ち、左手の俵谷側は通常なら雪庇が発達するか、崩壊してクレバスができてい
るかというところだ。自分の足元がやっと見えるという今の状況では、これ以上前進するのは危険だ。
第一、山頂に立つ意味がない。これまで快晴の山頂に3度立っているのだ。やめよう。
私達の時は少し緊張しましたが南峰まで行けましたが
場合によってはザイルを使う場所ですよね
橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
下り 美しいカールの印象が今も脳裏に残っています。
お疲れ様でした。
小白山思い出しながらのレスでした。
バーチャリ
Re: 【奥美濃・飛騨】雪を追いかけて 小白山と三方岩岳
バーチャリさん、どうもです。
同じコースだと思いますがヤマメさん達と一度歩いていますが
比較的ポピュラーなコースですね。和田山牧場跡経由より近いし。
>ここから一旦下って登り返すのだが、鞍部のあたりの地形は実に複雑で面白い。尾根を進むか、浅い谷沿いに
ルートを延ばすか迷うところだ。
少し複雑な地形をしてますよね
こういう地形は大好きです。
>不意に、スノーシューを履いた足を上げる必要がなくなった。どうやら小白山北峰に着いたようだ。
この山頂は広く、
ここまで安全にこれますよね
そうですね。危険な箇所はまったくないですね。
私達の時は少し緊張しましたが南峰まで行けましたが
場合によってはザイルを使う場所ですよね
雪の状態次第で天と地ほどの差があるでしょう。
それだけに面白いとも言えますが。
>橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
下り 美しいカールの印象が今も脳裏に残っています。
この広い谷をシリセードで延々滑り降りたのもいい思い出です。
山日和
同じコースだと思いますがヤマメさん達と一度歩いていますが
比較的ポピュラーなコースですね。和田山牧場跡経由より近いし。
>ここから一旦下って登り返すのだが、鞍部のあたりの地形は実に複雑で面白い。尾根を進むか、浅い谷沿いに
ルートを延ばすか迷うところだ。
少し複雑な地形をしてますよね
こういう地形は大好きです。
>不意に、スノーシューを履いた足を上げる必要がなくなった。どうやら小白山北峰に着いたようだ。
この山頂は広く、
ここまで安全にこれますよね
そうですね。危険な箇所はまったくないですね。
私達の時は少し緊張しましたが南峰まで行けましたが
場合によってはザイルを使う場所ですよね
雪の状態次第で天と地ほどの差があるでしょう。
それだけに面白いとも言えますが。
>橋立峠への国境稜線を下り始めたつもりだったが、
下り 美しいカールの印象が今も脳裏に残っています。
この広い谷をシリセードで延々滑り降りたのもいい思い出です。
山日和