【台高】20200208ヌタハラ谷・氷瀑
Posted: 2020年2月09日(日) 15:42
2日ほどだが、この時期らしい冷え込みがあった。
「ツララぐらいは下がっているだろう」と出かけた。
ところがところが、コウセ滝はほぼ全面が氷に覆われていた。
今冬は諦めていたが、予想外の氷瀑が楽しめた。
【 日 付 】 令和2年2月8日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 曇り 時々日差し のち 雪
【 ルート】 ヌタハラ橋手前7:00---9:05不動滝9:40---10:55コウセ滝12:50
---14:35桧塚奥峰---17:15駐車地
【メンバー】 グー単独
珍しく目覚まし時計の鳴る前に目が覚めた。
まん丸お月様が山に沈むところを眺めながら家を出る。
ヌタハラ橋の手前に車を停めて・588尾根でヌタハラ林道をショートカット。
夫婦滝展望作業場手前の崩落地は均されていた。山仕事があるのだろうか?
不動滝までは雪は無い。津でも吹雪いたのだから少しは降ったと思っていたのだが。
不動滝のツララの数が少ない。期待外れでした。氷筍は全く形成されていない。
「暖冬だから、まあこんなモンか。仕方が無いよな」
時折ツララの落下する音が響く。気温が上がってきたようだ。
コウセ滝に近づくと石飛の石の上が凍っている。アイゼンを装着する。
コウセ滝はほぼ全面氷結していた。例年の氷瀑と何ら遜色ない。
これは予想外でした。たった2日で氷瀑は完成するのだろうか?
さて、ここからが本日のメインイベントです。ステップを刻んで最下段を登る。
たった2mほどを登るのに25分を要した。体力の消耗も激しい。
「まあ、この後はラクラクだから」
2つめの滝はいつも通り右岸から。ところが登れない。「なんで?」
雪で埋まっていないので段差はあるが、夏は沢靴で登っているのに?
打ち込んだピックに力を入れるが体を引き上げられない。
氷に引っかけていたアイゼンが滑った。「ヤメ~」
左岸の杣道まで登って次の滝の下へ降りた。
コウセ滝の落ち口まで登り着くのに2時間もかかってしまったよ。
ネコ滝は氷柱になっていなかった。「2日では無理だよな」
アザミ滝を巻き上がった源流部はくるぶしほどの積雪になったが、
奥峰南斜面の積雪は1cm程度。スノーシューを担ぎ上げなくてよかった。
奥峰に上がるとガスと吹雪になった。稜線の南側へ下りて歩く。
・1214から下りだすと3歩で4cmの落ち葉団子。アイゼンを外す。
駐車地手前では霙となったが、今冬も氷瀑鑑賞が出来て満足山旅でした。
(腕立て伏せと懸垂の訓練をしなきゃダメかな)
グー(伊勢山上住人)