【鈴鹿】20200125初めてのコリカキ場
Posted: 2020年1月26日(日) 12:48
「鈴鹿のお気に入りの場所ナンバーワン」「日本の窯跡100選」「日本のテント場100選」
こんなにすばらしいところに、なんでもっと早く来なかったんだろうと思いました。
山を歩き始めたころから気になっていた鈴鹿の名所巡りの第2弾。
グーもやっと。遅ればせながら・・・。
【 日 付 】 令和2年1月25日(土)
【 山 域 】 鈴鹿
【 天 候 】 晴れ のち 薄曇り
【 ルート】 朝明8:00---10:50お金明神---11:30コリカキ場---12:45二俣(退却)
---13:50ワサビ峠---15:50根の平峠---16:45駐車場
【メンバー】 グー単独
目覚ましが鳴った。「起きなきゃ」・・・二度寝。洞吹病です。
朝明駐車場に着いたのは8時前。予定より1時間半も遅い。
「今日は行ける所まで」
中峠までに道迷い。足下はしっかりとした道型だけれども落ち葉が踏まれていない。
「落ち着け」ザックを下ろしてお茶を飲む。最後のテープまで戻って見回すと
「なんと、こんな険しいトコをよじ登るの?」
前回このルートを歩いたのはイツだったっけ?
大瀞の渡渉。岩飛びで渡った記憶。しかし、足を滑らせてドボンの予感。
靴を脱いで水に入る。雪解け水の差すような冷たさはないが。
渡って手ぬぐいで拭いて、靴下、靴、スパッツ。さあ出発。
「ん?手袋は?」対岸に取り残されているじゃないの!!
「冷たい!足裏が痛い!」を計3回で20分が経過した。
お金明神への登りで心臓がパクつく。足が止まる。
昨年の健康診断でもbiwa爺病の診断結果ではなかったのだが。
お金明神にはお賽銭がいっぱい。宮司さんは管理に来ないのだろうか?
賽銭泥棒も来ていないようです。
お金峠からの下りは激下り。まあ、危険は感じないけれど。
コリカキ場のテン場には真新しいザックカバーの忘れものです。
上谷尻谷は地形図通りの広々とした明るい谷だ。
いたるところテント場適地。なるほど「日本のテント場100選」です。
しかしここでテン泊するとしたら行程計画を立てるのが難しいな。
トロッコの車輪が落ちている。持ち上げてみるが重い。
zippさんはこの車輪を持ち帰ってきていたが、すごい力持ちです。
横にある巾2cm・厚さ5mm・長さ5mほどの鉄板はレール?
立てても倒れるし、寝かしたらたわむし。レールにならないよな。
帰路に釘の刺さった鉄板を見つけた。
硬い木の角材にこの鉄板を釘で貼り付けてレールにしたようです。
(わりばしさん、グーのこの推理は当たっていますか?)
(カーブはドウしたのだろう?)
どこまでも緩やかな流れが続く。のどかな明るい谷です。
なるべく水線に沿って河原を歩いて二俣に着いた。
地形図を広げる。「クラシまで標高差300mもあるのか」
時間切れもそうだが、登る足が叱咤に従わない様子だ。
「撤退。さてドウ帰ろうか」
・965西の鞍部を越えるのが一番楽そうだ。
登りだしから目標の鞍部が見えている。
緩やかな登り。踏み跡もしっかり付いている。
登り着いた鞍部には「ワサビ峠」のペンキ書き。
オゾ谷に下りて、16連(?)窯跡で休憩する。
24時間稼働で製錬用の炭を大量に生産していたのだろう。
しかし、製錬場の遺構がグーの目には見当たらない。
垂れ流しの溶鉱カスはいたる所で目にするのだけれど。
あとは楽々根の平峠で下山です。いい山行でした。
帰ってから累積標高差を計算したらたったの860m。
「日本の窯跡100選」までは行けなかったが軟弱グーに相応しい山行だった。
グー(伊勢山上住人)