【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

【日 付】2019年12月28日(土)
【山 域】台高
【コース】マナコ谷登山口8:30---12:00マナコ尾根を登り返す---14:00マナコ谷登山口
【メンバー】単独

 行く場所が決まっていない時はついつい飯高の自然林に足が向いてしまう。植林発祥の地吉野が近いこともあって三重県の山は植林が多く、貴重な自然林だ。大正時代に三重木材乾留会社の山林を千秋社が買い受けてから持ち主は代わっていない。千秋社はキッコーマンの財産管理団体で、飯高町森に昔は事務所もあり「三重木材乾留会社とオジヤン」のオジヤンはここに勤めていた。当初は醤油づくりの杉樽用の杉を確保するためだったが、もはや杉樽は使われていない。太っ腹な世界のキッコーマンが広域な山林を自然林として残している。エアリアマップにある千秋峰は千秋社からきているという訳だ。

 
第二劇場
第二劇場

 この山域の好きな場所の一つに桧塚・桧塚奥峰の眼下に広がる桧塚劇場がる。秋は第三劇場の紅葉、そしてこの時期に気になるのが第二劇場の霧氷だ。kandoさんのレポを読んで久々に見たくなった。

 土砂置き場になってしまった千秋林道の山林事務所跡をすぎるとすぐにマナコ谷の登山口でここ進む。三重県側から桧塚劇場に早く確実に行くにはマナコ道が最適で、整備された植林は歩いていても気持ちがいい。霜柱が大きく伸びているが、最近は山でしか見ない。昔はそこかしこで見た気がするが、舗装だらけの道や広場ではいたし方ないのか。

 標高を上げるにつれて雪がつきだし、マナコ道の吹きっさらし尾根が近づいてくると風の音が大きくなり寒くなってきた。完全防備で突入すると霧氷はしっかりついていて期待が持てる。凍っていないものの薄っすら雪がついて歩きにくい上に強風が吹きつける。ガスの稜線まで我慢して進むと風が弱まった。

 桧塚奥峰に着くが何も見えないので、ヌタハラ谷右岸尾根のP1353に続く桧塚劇場に向かう。さすがに、この時間は誰もいない。第二劇場の霧氷展望ポイントに着くと薄っすら見えている。霧氷もいい感じだし、時間の問題かと思いながら待つ。いっぷくしたり、谷を下り第二劇場に行ったり第三劇場まで歩いたりしながら時間をつぶす。太陽がおぼろげに見えることはあるものの奈良県側からのガスの流れ込みが止まらずに晴れない。粘ったものの結局好転のきざしが見えないので帰ることにした。


第二劇場
第二劇場

 桧塚劇場には誰も来ていないが登山道に合流すると人がいる。さすがに人気のスポットだ。ガスのマナコ道を下っていくと、三重県側に青空があらわれだし桧塚がきれいに見える。ただ県境稜線からはガスが流れ込んでいて好転するかは微妙で、吹きっさらし尾根も半分下っている。三重県側が見えるのであれば桧塚劇場も見えるかなという思いもあり取り合えず登り返す。

桧塚
桧塚

 桧塚奥峰に立つと曇っているものの桧塚劇場がすべて見える。いてもたってもいられずに直接第二劇場に向かう。湧き水をすぎ尾根をひとつ越えると到着。霧氷はこの時間になっても落ちずについている。後は青空と光だが、そううまくはいかない。一瞬、第二劇場に光がさした。第二劇場の尾根に並ぶ木々の霧氷の白が目に鮮やかで、風が吹きつける場所だけに霧氷も見事だ。これを見るために戻ってきたんだ。わざわざ登り返し、戻ってきてよかった。

第二劇場
第二劇場
 第二劇場の霧氷に初めて会った時も、日が差した尾根だった。その光景に、引き寄せられるようにまどろんだのだった。

第二劇場
第二劇場
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20191228-29.jpg


わりばしさん、こんばんは。
今日は年末大掃除に最適な、穏やかで暖かいとってもいい日和でした。
もうクタクタです。

わりばしさんは、前日に予想気圧配置図をしっかり見ていましたか?
午前中は弱い冬型。夕方から翌日午前中まで移動性高気圧の中心が台高を覆う。

 行く場所が決まっていない時はついつい飯高の自然林に足が向いてしまう。

いい傾向です。

この時期に気になるのが第二劇場の霧氷だ。

奥ワサビ谷の源頭・太古の森もよろしく。

マナコ道の吹きっさらし尾根が近づいてくると風の音が大きくなり寒くなってきた。

南伊勢でも時折強い風が吹いていました。「台高はガスでしょうね」

 桧塚奥峰に着くが何も見えない

冬型気圧配置が緩むまでしばらく我慢をしてお待ち下さい。

第二劇場の霧氷展望ポイントに着くと薄っすら見えている。

こんな条件の時は三ツ塚と明神岳の間の北斜面を彷徨うのがいいですよ。
幽玄なホワイトアウトが味わえます。

霧氷もいい感じだし、時間の問題かと思いながら待つ。

正解です。しかし時間つぶしが下手ですね。
太古の森から明神岳まで歩きましょうよ。

粘ったものの結局好転のきざしが見えないので帰ることにした。

決断が早過ぎます。もう少し未練がましく粘りましょう。
午後3時を過ぎれば青空をバックに純白の霧氷が楽しめたと思いますが?

【コース】---14:00マナコ谷登山口

最近下山時刻がやけに早いけど、ナニか訳アリですか?
シューさんと同じく温泉でまったりですか?
それにしても早過ぎます。


               グー(伊勢山上住人)
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by kando1945 »

わりばしさん今晩は。このレポ28日の夜見たかったです。

28日に桧塚奥峰に行くつもりでしたが、予報が悪い方へ変化するし

27日は夜まで仕事でしたので、準備はしたもののモチベーションダウン。

29日は近畿一円素晴らしい晴天になりそうなので一日ずらせました。

展望狙いで御池岳へ変更しましたが、28日にこれだけの樹氷がついていれば

29日は快晴の下素晴らしい樹氷が見られたでしょうね。後悔するなと言われますがまたまた後悔です。

御池岳は樹氷はほとんど残っていませんでしたが、白山、御嶽、乗鞍はもちろん北、中央、南アルプス、まで

くっきりと見えました。まあまあかと帰宅してやぶこぎを覗けば、わりばしさんのレポ、あ~あ!
:mrgreen:
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by アオバ*ト »

わりばしさん、こんばんは。

>大正時代に三重木材乾留会社の山林を千秋社が買い受けてから持ち主は代わっていない。千秋社はキッコーマンの財産管理団体で、当初は醤油づくりの杉樽用の杉を確保するためだったが、もはや杉樽は使われていない。太っ腹な世界のキッコーマンが広域な山林を自然林として残している。エアリアマップにある千秋峰は千秋社からきているという訳だ。

断片的にぼんやりとしか知らなかったことが、少しクリアになってきました。

>秋は第三劇場の紅葉、そしてこの時期に気になるのが第二劇場の霧氷だ。

第三劇場がどこかは、このあいだ判ったように思いましたが、今もって第二がどれかよく判っていないアオバ*トです。
知らずに行ってるようにも思うのですが。


>桧塚奥峰に立つと曇っているものの桧塚劇場がすべて見える。いてもたってもいられずに直接第二劇場に向かう。湧き水をすぎ尾根をひとつ越えると到着。霧氷はこの時間になっても落ちずについている。後は青空と光だが、そううまくはいかない。一瞬、第二劇場に光がさした。第二劇場の尾根に並ぶ木々の霧氷の白が目に鮮やかで、風が吹きつける場所だけに霧氷も見事だ。これを見るために戻ってきたんだ。わざわざ登り返し、戻ってきてよかった。

最後にすばらしい景色見られて良かったですね。でもすごい早業!
わたしは昨日まで仕事だったので、今日29日、大又から明神平に上がって瀬戸越のピークまで行ってきました。
明神平から三ツ塚あたりまでは青空の下美しい霧氷が見られましたが、あまりにポカポカ陽気すぎて、
笹ヶ峰に着くころにはすっかり消えてました。
霧氷は寒くて少しガスってる日のほうが美しいですね。
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 アオバ*ト
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、グーさん。

わりばしさんは、前日に予想気圧配置図をしっかり見ていましたか?
午前中は弱い冬型。夕方から翌日午前中まで移動性高気圧の中心が台高を覆う。


雨雲は気にするんですが、気圧配置は普通の山行ではあんまり見ないですね。
当たるも八卦って感じです。 :mrgreen:
グーさん妙に詳しいですよね。


この時期に気になるのが第二劇場の霧氷だ。

奥ワサビ谷の源頭・太古の森もよろしく。

ピンポイントで目的地に向かう傾向があるようで・・
このあたりを彷徨ったことはあるのですが・・


第二劇場
第二劇場

マナコ道の吹きっさらし尾根が近づいてくると風の音が大きくなり寒くなってきた。

南伊勢でも時折強い風が吹いていました。「台高はガスでしょうね」

森の駐車場にナズナさんの車が置いてあったのは、南伊勢に行ってたからでしたか。

第二劇場の霧氷展望ポイントに着くと薄っすら見えている。

こんな条件の時は三ツ塚と明神岳の間の北斜面を彷徨うのがいいですよ。
幽玄なホワイトアウトが味わえます。


ナメコの季節にホワイトアウトの中彷徨っておりました。

霧氷もいい感じだし、時間の問題かと思いながら待つ。

正解です。しかし時間つぶしが下手ですね。
太古の森から明神岳まで歩きましょうよ。


時間をつぶすのは確かに下手ですね。
ひとところに留まるのが苦手で。


粘ったものの結局好転のきざしが見えないので帰ることにした。

決断が早過ぎます。もう少し未練がましく粘りましょう。
午後3時を過ぎれば青空をバックに純白の霧氷が楽しめたと思いますが?


3時まで待つのかあ・・長いなあ。
ツエルトやコンロも持ってこないとなあ。

帰路の景色
帰路の景色

【コース】---14:00マナコ谷登山口

最近下山時刻がやけに早いけど、ナニか訳アリですか?
シューさんと同じく温泉でまったりですか?
それにしても早過ぎます。


何も用事は無かったのですが・・
まあ2時には下山というのは通常のパターンですね。
さて家の大掃除はこれからだあ・・

                       わりばし
      
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、kandoさん。

わりばしさん今晩は。このレポ28日の夜見たかったです。
28日に桧塚奥峰に行くつもりでしたが、予報が悪い方へ変化するし
27日は夜まで仕事でしたので、準備はしたもののモチベーションダウン。
29日は近畿一円素晴らしい晴天になりそうなので一日ずらせました。
展望狙いで御池岳へ変更しましたが、28日にこれだけの樹氷がついていれば
29日は快晴の下素晴らしい樹氷が見られたでしょうね。後悔するなと言われますがまたまた後悔です。


前回、あれだけ霧氷に恵まれたのですから良いじゃないですか。
今年は暖かいのでいい状態の霧氷を見るのも一苦労するかもしれませんね。

IMG_2542.JPG

御池岳は樹氷はほとんど残っていませんでしたが、白山、御嶽、乗鞍はもちろん北、中央、南アルプス、まで
くっきりと見えました。まあまあかと帰宅してやぶこぎを覗けば、わりばしさんのレポ、あ~あ!
:mrgreen:

kandoさんのレポがなければ第二劇場の霧氷は思いつかなかったので、ありがとうございます。
冬山は気まぐれなので・・
当たるも八卦当たらぬも八卦で行くしかないですね。
グーさんと違い私はかなりアバウトです。 :mrgreen:

sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by sato »

わりばしさま

こんにちは。
8月に、山日和さんと木屋谷川を訪れた時、歩いた林道は千秋林道といい、周辺の山は千秋社の持ち山だと聞きました。
千秋社が買い取る前は、三重の乾留会社の工場が並んでいたということも知りました。
私の実家が、千秋社のある野田ということもあり、乾留工場と千秋社の歴史に興味が湧きました。
乾留という言葉の意味も分からなかったのですが、わりばしさんの三重の乾留工場のレポを拝見し、
少し前の時代に、酢酸というものの需要があり、日本の山の中でこんな産業、こんな暮らしもあったのだと知りました。
そして、乾留工場は、戦争と関わり深かったいうことも。
今回のわりばしさんのレポで、疑問に残っていた、千秋社がこの地を買い取った理由が分かりました。
醤油作りの杉樽用の杉を確保するためだったのですね。
千秋社の持ち山には自然林が残されていると書かれていますが、樽用の杉の需要が無くなり、杉を植えなかったのでしょうか。

桧塚劇場とは、わりばしさんの命名の場所なのでしょうか。
見事な霧氷ですね。霧氷が出来るには、風と水蒸気が必要と聞きました。
台高は霧氷に出会える確率が高いそうですね。やっぱり湿気が多いからなのでしょうか。
霧氷を見に山に向かうのではなく、向かった山で霧氷に出会った時の喜びが好きなのですが、
こんなに素晴らしい霧氷の写真を見ると、訪れたくなりますね。

台高の山々は未知の山域でしたが、ちょこっと覗いた谷から、世界が広がっていくのを感じました。
全く興味の無かった野田の歴史を知りたくなったのも、その中のひとつです。

来年も、わりばしさんの味わい深い山旅のレポを楽しみにしております。

sato
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

あけましておめでとうございます、アオバトさん。

大正時代に三重木材乾留会社の山林を千秋社が買い受けてから持ち主は代わっていない。千秋社はキッコーマンの財産管理団体で、当初は醤油づくりの杉樽用の杉を確保するためだったが、もはや杉樽は使われていない。太っ腹な世界のキッコーマンが広域な山林を自然林として残している。エアリアマップにある千秋峰は千秋社からきているという訳だ。

断片的にぼんやりとしか知らなかったことが、少しクリアになってきました。

千秋社に勤めていたオジヤン達のおかげでいろんなことが直接聞けるのが大きいです。
春の闇天には顔を出してくれるので
よければ参加してください。


IMG_2545.JPG

 秋は第三劇場の紅葉、そしてこの時期に気になるのが第二劇場の霧氷だ。

第三劇場がどこかは、このあいだ判ったように思いましたが、今もって第二がどれかよく判っていないアオバ*トです。
知らずに行ってるようにも思うのですが。


P1394の南のコルからP1353に向けて第1、第2、第3と並ぶ感じです。
奥峰からだとよくわかると思います。

第二劇場
第二劇場

 桧塚奥峰に立つと曇っているものの桧塚劇場がすべて見える。いてもたってもいられずに直接第二劇場に向かう。湧き水をすぎ尾根をひとつ越えると到着。霧氷はこの時間になっても落ちずについている。後は青空と光だが、そううまくはいかない。一瞬、第二劇場に光がさした。第二劇場の尾根に並ぶ木々の霧氷の白が目に鮮やかで、風が吹きつける場所だけに霧氷も見事だ。これを見るために戻ってきたんだ。わざわざ登り返し、戻ってきてよかった。

最後にすばらしい景色見られて良かったですね。でもすごい早業!
わたしは昨日まで仕事だったので、今日29日、大又から明神平に上がって瀬戸越のピークまで行ってきました。
明神平から三ツ塚あたりまでは青空の下美しい霧氷が見られましたが、あまりにポカポカ陽気すぎて、
笹ヶ峰に着くころにはすっかり消えてました。
霧氷は寒くて少しガスってる日のほうが美しいですね。


この日は遅い時間まで霧氷が落ちなかったのですが
通常は午前中に落ち始めるので霧氷狙いの時は最短ルートで行きます。

喜平小屋谷の乾留工場は瀬戸越の道を使って蓮の精製工場まで運んだんです。
今は昔って感じですが・・

アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by アオバ*ト »

わりばしさん、新年おめでとうございます。

あけましておめでとうございます、アオバトさん。

早々のお年賀レスありがとうございます。
こちらはポカポカ日差しが暖かい、いいお正月です。



千秋社に勤めていたオジヤン達のおかげでいろんなことが直接聞けるのが大きいです。
春の闇天には顔を出してくれるので
よければ参加してください。


ありがとうございます。
いつかオジヤンさんにもお会いしてお話しうかがってみたいです。



P1394の南のコルからP1353に向けて第1、第2、第3と並ぶ感じです。
奥峰からだとよくわかると思います。


また晴れた日に、ヒキウス平ワンデリングしてきます。
モノトーンの写真も美しいですね~。



この日は遅い時間まで霧氷が落ちなかったのですが
通常は午前中に落ち始めるので霧氷狙いの時は最短ルートで行きます。

喜平小屋谷の乾留工場は瀬戸越の道を使って蓮の精製工場まで運んだんです。
今は昔って感じですが・・


29日、喜平小屋谷に降りてみたくて瀬戸越のピークから100mくらい下ってみたのですが、
また闇下になると思って、すぐに笹ヶ峰南斜面登り返してきました。
雪も降らなさそうだし、近々また下から行ってみようと思う今日この頃です。
 
今年もよろしくお願いします。

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 アオバ*ト
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、satoさん。

8月に、山日和さんと木屋谷川を訪れた時、歩いた林道は千秋林道といい、周辺の山は千秋社の持ち山だと聞きました。
千秋社が買い取る前は、三重の乾留会社の工場が並んでいたということも知りました。
私の実家が、千秋社のある野田ということもあり、乾留工場と千秋社の歴史に興味が湧きました。
乾留という言葉の意味も分からなかったのですが、わりばしさんの三重の乾留工場のレポを拝見し、
少し前の時代に、酢酸というものの需要があり、日本の山の中でこんな産業、こんな暮らしもあったのだと知りました。
そして、乾留工場は、戦争と関わり深かったいうことも。

乾留については軍需産業だったので、多くの記録からは抹殺されてしまいました。
なんか臭いものには蓋をするという
日本の悪い体質には困ったもんです。
長い目で見れば隠していいことは何もないと思いますが・・


IMG_2589.JPG

今回のわりばしさんのレポで、疑問に残っていた、千秋社がこの地を買い取った理由が分かりました。
醤油作りの杉樽用の杉を確保するためだったのですね。
千秋社の持ち山には自然林が残されていると書かれていますが、樽用の杉の需要が無くなり、杉を植えなかったのでしょうか。

杉の需要が無くなり
千秋社としては新たな植林のための予算はつけなかったとオジヤン達は言っていました。
代わりに野田の公園の整備には行っていたようです。


桧塚劇場とは、わりばしさんの命名の場所なのでしょうか。

グーさんだと思います?

見事な霧氷ですね。霧氷が出来るには、風と水蒸気が必要と聞きました。
台高は霧氷に出会える確率が高いそうですね。やっぱり湿気が多いからなのでしょうか。
霧氷を見に山に向かうのではなく、向かった山で霧氷に出会った時の喜びが好きなのですが、
こんなに素晴らしい霧氷の写真を見ると、訪れたくなりますね。

このあたりは風も強く吹き続ける尾根もあるので、巨大エビの尻尾ができます。
いい霧氷が見られるのですが、落ちるのも早いので
時間との勝負です。
今回のような時間まで落ちないのは珍しいです。


エビの尻尾(昔の写真)
エビの尻尾(昔の写真)

台高の山々は未知の山域でしたが、ちょこっと覗いた谷から、世界が広がっていくのを感じました。
全く興味の無かった野田の歴史を知りたくなったのも、その中のひとつです。

野田も醤油がらみで面白そうです。
紀州から醤油づくりが千葉に伝わったあたりから作られているのかなあ?


来年も、わりばしさんの味わい深い山旅のレポを楽しみにしております。

ありがとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、アオバトさん。

千秋社に勤めていたオジヤン達のおかげでいろんなことが直接聞けるのが大きいです。
春の闇天には顔を出してくれるので
よければ参加してください。


ありがとうございます。
いつかオジヤンさんにもお会いしてお話しうかがってみたいです。


オジヤン達も楽しみにしているので、是非雨子庵へ来てください。

IMG_2577.JPG

P1394の南のコルからP1353に向けて第1、第2、第3と並ぶ感じです。
奥峰からだとよくわかると思います。


また晴れた日に、ヒキウス平ワンデリングしてきます。
モノトーンの写真も美しいですね~。


雪が積もったヒキウス平をスノーシューで歩くのは気持ちいいです。


この日は遅い時間まで霧氷が落ちなかったのですが
通常は午前中に落ち始めるので霧氷狙いの時は最短ルートで行きます。

喜平小屋谷の乾留工場は瀬戸越の道を使って蓮の精製工場まで運んだんです。
今は昔って感じですが・・


29日、喜平小屋谷に降りてみたくて瀬戸越のピークから100mくらい下ってみたのですが、
また闇下になると思って、すぐに笹ヶ峰南斜面登り返してきました。
雪も降らなさそうだし、近々また下から行ってみようと思う今日この頃です。
 


雪の季節の喜平小屋大滝の氷瀑もいいのですが・・
今年は無理かなあ・・


喜平小屋大滝の氷瀑
喜平小屋大滝の氷瀑
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

桧塚劇場とは、わりばしさんの命名の場所なのでしょうか。

グーさんだと思います?

ブッブッブッーーーーーー グーではありません。

国見公園 桧塚劇場 ヌタウ・・・・
これらセンスの光る命名者は今はナキ
(おっと、殺しちゃいけません。生存されています)
どおでもいい話の作者だったと記憶しています。

ですよね。昔はよく歩き、よくヤブに投稿していましたよね。
今は雲隠れが上手で、すっかり筆不精になっておられますが。


            グー(伊勢山上住人)
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by 柳川洞吹 »

s-R0026898.jpg
グーさん あけましておめでとうござります。

わりばしさん あけましておめでとうございます。
ちょっと横レスでお借りします。

  国見公園 桧塚劇場 ヌタウ・・・・
  これらセンスの光る命名者は今はナキ
  (おっと、殺しちゃいけません。生存されています)
  どおでもいい話の作者だったと記憶しています。


おりゃ! 
しばらく生存証明を提出せんかったら、知らんうちに棺桶に入れられそうやな。
おおコワ。(@_@;)

国見山公園、地蔵大滝……そう、ワシが金ピカ扇子のごとく名付けた名所の数々は、
いまでは、伊勢山上のあのうるさい人にのみ、
綿々と語り継がれているのでございます。(^^)d

でもね、桧塚劇場はちょっと記憶にないんですけどね。
ワシはグーさんが名付けたと思っていたけど、
イブネ劇場オーケストラ席なんかの延長でワシが言ったのかな。
最近、脳みそがトウフ化しはじめているので、そこんとこ、ちょっとあやふや。
ヌタウは山日和さんの命名ですよ。

  ですよね。昔はよく歩き、よくヤブに投稿していましたよね。

そんなこともあったにゃあ。(*´ω`)(遠い目)

  今は雲隠れが上手で、すっかり筆不精になっておられますが。

ちょっと前に長年愛用していた筆がボキッと折れてから、書くものがないのよ。
どうでもええ話しはいっぱい貯まってるんだけど。(^^ゞ
おっと、ここで「でぶしょう」の三段活用=出不精→デブ症→筆不精。
ここ試験にでるよ。

よい山旅を!
        霧隠れ才蔵 
        またの名を雲隠れ才能 またの名をブタまんマン
        こと、ボーッと生きてる柳川洞吹(やながわほらふきぃ)
          まだ生きてるからねー o(^o^)o
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by アオバ*ト »

わりばしさん、こんばんは。
再びレス返、ありがとうございます。

オジヤン達も楽しみにしているので、是非雨子庵へ来てください。

何だかとても気恥ずかしいですが、お誘い下さり、うれしいです。

雪が積もったヒキウス平をスノーシューで歩くのは気持ちいいです。
雪の季節の喜平小屋大滝の氷瀑もいいのですが・・
今年は無理かなあ・・

どちらもすばらしいでしょうね。
でもこんなに雪降らない年はめずらしいですね。
スノーシューの出番あるのかなぁ。

アオバ*ト
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、グーさんと洞吹さん。

IMG_2546.JPG

桧塚劇場とは、わりばしさんの命名の場所なのでしょうか。

グーさんだと思います?

ブッブッブッーーーーーー グーではありません。
国見公園 桧塚劇場 ヌタウ・・・・
これらセンスの光る命名者は今はナキ
(おっと、殺しちゃいけません。生存されています)
どおでもいい話の作者だったと記憶しています。
ですよね。昔はよく歩き、よくヤブに投稿していましたよね。
今は雲隠れが上手で、すっかり筆不精になっておられますが。


あらまあ洞吹さんでしたか。
洞吹節が炸裂してます。 :mrgreen:

まとめると
国見山公園、地蔵大滝、桧塚劇場が洞吹さん
ヌタウが山日和さんですね。

それにしても地蔵大滝って・・
初めて行った時、なんでこんな不具合な名前にしたんだろうと思いましたが・・
洞吹さんでしたか。
納得。 :ugeek:

アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by 柳川洞吹 »

わりばしさん こんにちは
若干訂正があるので、申し上げておきます。

  まとめると
  国見山公園、地蔵大滝、桧塚劇場が洞吹さん
  ヌタウが山日和さんですね。


その後、少し内輪でやりとりがあって、
その結果、桧塚劇場は山日和さん命名であることがわかりました。
イブネ劇場銚子席やイブネ劇場オーケストラ席(イブネと銚子の間の大岩のある小丘)
なんかはワシが言ったやつですが、
桧塚劇場は、どおりで言った記憶がなかったし。
知らんうちに言ってたんかなあとも思ったけど、やっぱり違いました。

ですから、再度まとめると、
国見山公園、地蔵大滝は洞吹で、
桧塚劇場、ヌタウは山日和さんです。
(#^^#)

ニフティ山のフォーラム当時、
眼前にど~んと劇場の舞台が広がるごとくの展望のいい景色の場所を、
「なんとか劇場」と呼ぶのが流行ったときがあって、
多分その草分けであろう「佐目峠劇場」というのがあるんですが、
はたしてこれは誰が命名したのかが解明できず、謎として残っています。
どなたか、ご存知ありませんか?

よい山旅を!
            木綿豆腐アタマの洞吹(どうすい)
            もうすぐ絹ごしやあ (>_<)
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by 山日和 »

皆々様、こんばんは。
もうひとつ、若干の訂正があります。

ですから、再度まとめると、
国見山公園、地蔵大滝は洞吹で、
桧塚劇場、ヌタウは山日和さんです。

地蔵(谷)大滝の命名者はワタシです。 :mrgreen:
これはハッキリ覚えています。

       山日和
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by 山日和 »

皆々様、再びこんばんは。
訂正の訂正と謝罪です。

>ですから、再度まとめると、
国見山公園、地蔵大滝は洞吹で、
桧塚劇場、ヌタウは山日和さんです。

地蔵(谷)大滝の命名者はワタシです。 :mrgreen:
これはハッキリ覚えています。

地蔵大滝は洞吹さんでした。
ヌタウも私ではありません。緑水さんです。
関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしました。
訂正してお詫び申し上げます。 :mrgreen:

          山日和
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】桧塚第二劇場の霧氷を愛でる

投稿記事 by わりばし »

確定版

国見山公園、地蔵大滝の命名者は洞吹さん。

桧塚劇場の命名者は山日和さん。

ヌタウの命名者は緑水さん。

となりました。

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