【鈴鹿】タヌクラと、鈴北岳 1,182m
Posted: 2019年11月29日(金) 00:02
【 日付 】2019年11月2日(土)
【 山域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】鞍掛トンネル西側駐車場11:20---11:45鞍掛峠---12:45Ca1,000m---14:20タヌクラ14:30---15:30鈴北岳---16:15鞍掛峠---16:30駐車場
鞍掛峠に上がる国道306号線には、あちこち、車がたくさん停まっていた。トンネル手前、三重県側には、少しの余地も無かった。だいたい、11時なんていう中途半端な時間に来て、駐車しようというのが虫が良すぎる。トンネルを抜けて西側に行くと、やはり満車で、入りかけてユーターンして出ていく車もいた。
しかたがないので、滋賀県側に降りて御池谷を登ろうか?標高差があっていやだなあ、と考えていた。すると、よく見ると、西側駐車場の奥は3台くらい停めれそうなスペースが空いている。ところが、向こう側への通路の真ん中に停めている軽自動車があって奥に行けない。京都から来たという女性が、怒っている。今、運転手が来る途中にあった駐車スペースに車を置きに行ったとおっしゃる。
ナンバーは福岡だ。何といういい加減な軽自動車だ。と最初は思った。しかしよく見ると、ぎりぎり、通れないこともなさそうだ。通ってみた。何とか奥に行けて無事駐車できた。最初は怒りを覚えたが、よくよく考えれば、こいつ、いや、この方のお蔭で、こんな時間に来て、停めることができたのだ。
鞍掛トンネル西側駐車場から杉林の登山道を通って鞍掛峠に上がると、もう、降りてくる人と何人もすれ違う。自分はそこまでのお散歩のつもりなので気楽なものだ。御池岳には、何回も登り、いろいろなところにも行ってみたが、10年ほど前に話題になったネコマサクラ、タヌクラにまだ行っていない。今日は、そこに行ってみたいと思う。
鞍掛尾根は紅葉していた。Ca950mくらいからトラバースして行けないかなあ。なるべく登りたくない。と、Ca970mくらいで、尾根道をはずして西側を歩いてみた。尾根が下降していく。展望がよく、鈴ヶ岳や桜峠がよく見えた。紅葉も綺麗だ。しかしながら、地図にあるようにガレ場になっていて、とても歩けそうにない。おとなしく尾根道に戻って再び鞍掛尾根を登る。
1,056mの標高点を前に、今度こそトラバースできないかと、西側に向かってみる。今度は、比較的なだらかに斜面が下って行く。樹林も紅葉していて感じがいい。ナメコの木もあった。ここを少しずつ下りながら南へ向かう。やがて、タヌクラの向かいの尾根に乗れた。木々は植林に変わった。尾根を左側の谷に降りたいが少し急だ。しばらくそのまま尾根を下降してみた。なかなか谷側に降りれそうな場所がない。
100mほど下降したところでやっと谷側に回り込めた。今度は谷筋を登り返す。両側の特に岩々しているところを探しながら登る。なかなか、それらしい場所が見つからない。ネコの耳のような岩があって近くまで行ってみたが穴は無かった。やがて、谷が少しなだらかになって谷幅が広くなり、その奥は城壁のように立っている場所に来た。その壁が一ヶ所切れている場所の下に穴が見えた。タヌクラだ。近くまで寄って写真を撮ったが、中に入ることはやめておいた。
帰りは、少し右に回って登れそうなところから、鈴北岳まで上がった。途中で鞍掛尾根にトラバースしてもよかったが、地形が複雑そうに見えたので、真っ直ぐ鈴北岳に上がった。展望がよく見えた。鈴北岳は御池岳の通過点でよく来るが、ここからの展望は気持ちがいい。
ネコマサクラは分からなかったけど、タヌクラは見ることができた。あとで分かったが、ネコマサクラはもう少し下だったようだ。紅葉も綺麗だった。展望も見ることが出来た。5時間ほどの手軽な山歩きだった。今度は、御池谷を歩いてみようと思う。
クロオ
【 山域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】鞍掛トンネル西側駐車場11:20---11:45鞍掛峠---12:45Ca1,000m---14:20タヌクラ14:30---15:30鈴北岳---16:15鞍掛峠---16:30駐車場
鞍掛峠に上がる国道306号線には、あちこち、車がたくさん停まっていた。トンネル手前、三重県側には、少しの余地も無かった。だいたい、11時なんていう中途半端な時間に来て、駐車しようというのが虫が良すぎる。トンネルを抜けて西側に行くと、やはり満車で、入りかけてユーターンして出ていく車もいた。
しかたがないので、滋賀県側に降りて御池谷を登ろうか?標高差があっていやだなあ、と考えていた。すると、よく見ると、西側駐車場の奥は3台くらい停めれそうなスペースが空いている。ところが、向こう側への通路の真ん中に停めている軽自動車があって奥に行けない。京都から来たという女性が、怒っている。今、運転手が来る途中にあった駐車スペースに車を置きに行ったとおっしゃる。
ナンバーは福岡だ。何といういい加減な軽自動車だ。と最初は思った。しかしよく見ると、ぎりぎり、通れないこともなさそうだ。通ってみた。何とか奥に行けて無事駐車できた。最初は怒りを覚えたが、よくよく考えれば、こいつ、いや、この方のお蔭で、こんな時間に来て、停めることができたのだ。
鞍掛トンネル西側駐車場から杉林の登山道を通って鞍掛峠に上がると、もう、降りてくる人と何人もすれ違う。自分はそこまでのお散歩のつもりなので気楽なものだ。御池岳には、何回も登り、いろいろなところにも行ってみたが、10年ほど前に話題になったネコマサクラ、タヌクラにまだ行っていない。今日は、そこに行ってみたいと思う。
鞍掛尾根は紅葉していた。Ca950mくらいからトラバースして行けないかなあ。なるべく登りたくない。と、Ca970mくらいで、尾根道をはずして西側を歩いてみた。尾根が下降していく。展望がよく、鈴ヶ岳や桜峠がよく見えた。紅葉も綺麗だ。しかしながら、地図にあるようにガレ場になっていて、とても歩けそうにない。おとなしく尾根道に戻って再び鞍掛尾根を登る。
1,056mの標高点を前に、今度こそトラバースできないかと、西側に向かってみる。今度は、比較的なだらかに斜面が下って行く。樹林も紅葉していて感じがいい。ナメコの木もあった。ここを少しずつ下りながら南へ向かう。やがて、タヌクラの向かいの尾根に乗れた。木々は植林に変わった。尾根を左側の谷に降りたいが少し急だ。しばらくそのまま尾根を下降してみた。なかなか谷側に降りれそうな場所がない。
100mほど下降したところでやっと谷側に回り込めた。今度は谷筋を登り返す。両側の特に岩々しているところを探しながら登る。なかなか、それらしい場所が見つからない。ネコの耳のような岩があって近くまで行ってみたが穴は無かった。やがて、谷が少しなだらかになって谷幅が広くなり、その奥は城壁のように立っている場所に来た。その壁が一ヶ所切れている場所の下に穴が見えた。タヌクラだ。近くまで寄って写真を撮ったが、中に入ることはやめておいた。
帰りは、少し右に回って登れそうなところから、鈴北岳まで上がった。途中で鞍掛尾根にトラバースしてもよかったが、地形が複雑そうに見えたので、真っ直ぐ鈴北岳に上がった。展望がよく見えた。鈴北岳は御池岳の通過点でよく来るが、ここからの展望は気持ちがいい。
ネコマサクラは分からなかったけど、タヌクラは見ることができた。あとで分かったが、ネコマサクラはもう少し下だったようだ。紅葉も綺麗だった。展望も見ることが出来た。5時間ほどの手軽な山歩きだった。今度は、御池谷を歩いてみようと思う。
クロオ