【比良】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

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yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

【比良】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

投稿記事 by yamaneko0922 »

オフ会からの帰路、武平峠から杠葉尾までBiwa爺さんの車で送って頂いた。その道すがら、話が朽木の南の白倉岳に話が及び、「眺望がなく、一般にはあまり人気のない山のようですが、この山に登るのに好展望の尾根があります・・・」ということでBiwa爺さんにrepをアップすることを約束して、杠葉尾でお別れしたのだった。しかし、repがすっかり遅くなってしまい、この好展望の尾根から眺める景色も紅葉の見頃が過ぎてしまったことだろう。
Biwa爺さん、もしも白倉岳への山行をお考えでしたら申し訳ありませんでした。

【 日 付 】2019年9月30日(月曜日)
【 山 域 】比良 
【メンバー】山猫、家内
【 天 候 】曇り時々晴れ
【 ルート 】松原橋10:58〜12:38烏帽子岳〜13:12白倉岳〜13:38白倉南岳〜14:50松原橋

時計の針が深夜0時を回った頃にハノイを出発する便に乗って早朝に関西空港に帰着する。空港から外に出た途端に蒸し暑さが体を襲う。もう9月も終わりだというのにこの数日間、夏が舞い戻ったかのような蒸し暑い日が続いているらしい。ハノイと関西では気温はさほど変わらないが、湿度はこちらの方がはるかに高いようだ。

荷物を一通り解き、ひと落ち着きすると、自宅の近くの北山での短い山行を考え、白倉三山に照準を絞る。興味深いのはこの白倉岳をヤマレコで検索するとあがってくるのはほとんどがFairy Trailのトレラン大会の記録である。この山に登る一般登山道はいずれも朽木側からになり、また白倉岳から中岳、南岳と連なる稜線を縦走すると登山口と下山口が離れているので、バスか自転車を併用しない限り車道歩きが長くなり、敬遠されることが多いのだろう。

白倉岳の北側の烏帽子岳の西尾根に山毛欅林があることを知り、この尾根が気になっていたのだった。白倉三山は眺望が楽しめないことになっているが、この烏帽子岳の西尾根には尾根上に送電線が走っており、随所で好展望が期待できそうだ。

京都市内を出てR367を北上すると大原に入ると急に涼しさを感じるようになる。花折峠を越えると電光表示板の温度計は22℃を表示する。梅ノ木でR367を左折し、久多川に沿った狭い渓谷に入る。昨年の台風の直後には多数の杉の倒木により急峻な斜面は痛々しい様相を呈していたが、いつの間にか倒木はかなり整理されたようだ。渓谷の周囲の自然林の木々はすでに淡く色づき始めており、紅葉の美しさを予感させる。

どこの尾根から登るか最後まで逡巡したが、送電線尾根を登り、南岳の西尾根を下ることにより周回を完遂するコースを考える。針畑川に沿って北上し、小川の集落を過ぎたところで。道が再び針畑川を渡る松原橋の手前の道路脇の広地に駐車する。橋の手前からは左手の山の中へと入っていく林道が続いている。

林道を歩き始めると、針畑川の河岸段丘に広いススキの原が現れる。そのすぐ隣には杉並木を挟んでイワヒメワラビの草原が広がる。かつては田畑だったのではないかと思われる。緑と茶色のコントラストが見られるのもこの時期ならではだろう。整然とした矩形の土地割からするとかつては田畑だったのではないかと思われる。蝉時雨に替わって道の両側からは鳴り響く虫の音に迎えられて林道を進む。

林道の終点にたどり着くと、期待通り、右手の杉の植林の斜面を登ってゆく送電線巡視路が現れた。斜面を登るとすぐにも杉の植林は終わり、アカマツの自然林の尾根に乗ると、送電線鉄塔を目指して広々とした尾根を登ってゆく。
送電線鉄塔尾根.jpg
背後には三国岳から経ヶ岳、市後谷山を経て南東に伸びる県境尾根の展望が広がり始める。南側には鎌倉山から峰床山への稜線を展望する。左手には蓬莱山も顔を覗かせる。
南に鎌倉山から峰床山への稜線
南に鎌倉山から峰床山への稜線
左手には蓬莱山
左手には蓬莱山
風がほとんどなく、湿度が高く感じられる。気温はそれほど高くはない筈だが、すぐにも大粒の汗が噴き出す。尾根の上部に出ると北側の眺望が大きく広がり、百里ヶ岳から西に伸びる江若国境の景色が視界に飛び込んでくる。尾根の傾斜も緩やかになり、吹き渡るそよ風のお陰で急に暑さも和らぐ。
江若国境の山々 右手には百里ヶ岳
江若国境の山々 右手には百里ヶ岳
p858で尾根は大きく方向を変えて東に向かい、すぐ目の前に白倉三山の稜線と対峙するようになる。巡視路はp858の南側斜面をトラバースして鞍部へと向かう。鞍部からは再び百里ヶ岳を中心に北側の江若国境の山々を展望するが、これまで随所に見られた好展望地も終わりである。巡視路は斜面の北側をトラバースしながら次の送電線鉄塔へと向かっていくが、ここからは薄い踏み跡を辿り、杉の植林の尾根へと入ってゆく。
白倉三山.jpg
尾根が広くなだらかになるとすぐに踏み跡は不明瞭となる。尾根上は多数の杉の倒木で荒れている。p892は混合林の殺風景なところである。p892を過ぎると尾根上にはようやく踏み跡らしきものが現れる。ピークを越えて小さな鞍部にたどり着くと途端に山毛欅の林へと変わる。この辺りの山毛欅はまだ色づいていないようだ。
山毛欅の林に
山毛欅の林に

山毛欅の林相を愉しむうちにまもなく烏帽子岳に到着する。北山ではよく見られる木製の小さな山名標が針金がちぎれて、Fairy Trailの山名標の足元に落ちている。応急処置で針金を繋げると近くの樹に懸けさせて頂く。

烏帽子岳からは一般登山道となり、途端に歩きやすい。比良のあたりは天気も良さそうだ。白倉岳からは小さなアップダウンを繰り返し、大きな台杉がある中岳へと辿りつく。
白倉中岳の台杉.jpg

展望が大きく開けることはないが、尾根の樹間からは琵琶湖と武奈ヶ岳を垣間見ることが出来ると嬉しい気分になる。白倉三山の南端のピーク、南岳からは西尾根を下ることにする。最初は尾根の形がわかりにくく、尾根芯と平行に走る南側の支尾根を下っていたことに気がつく。

本来の西尾根にトラバースしようとしたところ、この二重尾根の間の下の方から聞きなれない妙な規則的な音が聞こえてきた。それが獣のものであることに気がつくまでは結構な時間を要したように思われる。気がつくと目の前の平らな窪地で木から地面に降りる真っ黒な獣が目に入る。熊だ!どうやら子熊のようで、すぐ近くに親熊がいるのかもしれない。熊はこちらの存在には気がついていたのかは分からないが、木から降りると左手の尾根の斜面を下ってゆく。熊が立てる奇妙な音も急速に遠ざかっていった。

熊の音が去っていったのを確認し、本来の西尾根に無事トラバースすると、明瞭な尾根の形が現れる。尾根上には全く踏み跡はない。しかし歩きやすい尾根とは言いがたく、この尾根でも随所に倒木が尾根を塞ぐように横たわっている。
自然林の尾根.jpg
標高750mのあたりで右手の斜面から登ってきた杉の植林地が現れる。尾根は南西の方向に曲がるが、やや北西に伸びる支尾根を辿ることにする。主尾根を辿ると尾根の下部でかなりの急斜面になっており、県道への着地が困難な可能性を危惧したためである。

尾根の北側斜面は植林地が広がるものの、尾根芯の周りは下藪のない快適な自然林が続いてゆく。北に伸びる支尾根を見送ると南西方向に尾根を下る。等高線の間隔も狭まり、多少の急斜面ではあるが、無理な斜面ではない。最後は杉の植林地となるが、すぐに林道に着地した。

帰りがけに南岳からの西尾根末端を確認すると県道の法面はコンクリートの擁壁となっているが、谷沿いの小さな祠の上は擁壁が切れて尾根に取り付くことが可能なようだ。しかし、地形図の通り、かなりの急斜面であり下りに使うのは難易度が高いと思われる。

小川の集落から駐車地まではわずかに1km弱の車道歩きである。ススキの穂や満開の秋桜花が短かいが変化に富んだ山行に余韻を与えてくれる。かすかに金木犀の香りが漂う季節になったようだ。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2019年11月29日(金) 17:54 ], 累計 1 回
山猫 🐾
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【京都北山】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

投稿記事 by biwaco »

Dr.Nekoちゃん、どうも~(^_-)
さっそくというか、ようやくというか、忘れずにレポアップ、ありがとうさんです。

しかし、repがすっかり遅くなってしまい、この好展望の尾根から眺める景色も紅葉の見頃が過ぎてしまったことだろう。Biwa爺さん、もしも白倉岳への山行をお考えでしたら申し訳ありませんでした。
とんでもありません(^^♪
私、長年京都でお仕事させてもらっていながら、京都北山も芦生も、数えるくらいしか歩いておりませんでした。
鯖街道沿いも八丁平~峰床山くらいで、この夏になってやっと皆子山を訪ねました。
鎌倉山から北は地図で眺めるだけでしたが、この山域のDr.Nekoレポを読みながら、興味が湧いてきていたところです。

時計の針が深夜0時を回った頃にハノイを出発する便に乗って早朝に関西空港に帰着する。空港から外に出た途端に蒸し暑さが体を襲う。もう9月も終わりだというのにこの数日間、夏が舞い戻ったかのような蒸し暑い日が続いているらしい。ハノイと関西では気温はさほど変わらないが、湿度はこちらの方がはるかに高いようだ。
なんと、フライト帰りのブラリと山歩きでしたか!
ハノイならそんなに時差はないでしょうが、気温はこちらが上とは何とも意外(@_@。
白倉岳の北側の烏帽子岳の西尾根に山毛欅林があることを知り、この尾根が気になっていたのだった。白倉三山は眺望が楽しめないことになっているが、この烏帽子岳の西尾根には尾根上に送電線が走っており、随所で好展望が期待できそうだ。
なるほど、西尾根ですか! ってことは、針畑川からですね。ほんま、期待できそうや(^^♪
どこの尾根から登るか最後まで逡巡したが、送電線尾根を登り、南岳の西尾根を下ることにより周回を完遂するコースを考える。針畑川に沿って北上し、小川の集落を過ぎたところで。道が再び針畑川を渡る松原橋の手前の道路脇の広地に駐車する。橋の手前からは左手の山の中へと入っていく林道が続いている。
松原谷出合付近ですね。これだと周回が可能です。ただ、巡視路が見つかるか…?
橋の手前からは、右手ですよね(?_?)
林道を歩き始めると、針畑川の河岸段丘に広いススキの原が現れる。そのすぐ隣には杉並木を挟んでイワヒメワラビの草原が広がる。かつては田畑だったのではないかと思われる。緑と茶色のコントラストが見られるのもこの時期ならではだろう。整然とした矩形の土地割からするとかつては田畑だったのではないかと思われる。蝉時雨に替わって道の両側からは鳴り響く虫の音に迎えられて林道を進む。
山間の少ない平坦地ですから、往時は貴重な田畑だったんでしょう。
林道の終点にたどり着くと、期待通り、右手の杉の植林の斜面を登ってゆく送電線巡視路が現れた。斜面を登るとすぐにも杉の植林は終わり、アカマツの自然林の尾根に乗ると、送電線鉄塔を目指して広々とした尾根を登ってゆく。
地形図でも、小さな谷と送電線で林道は終点になっています。
尾根の上部に出ると北側の眺望が大きく広がり、百里ヶ岳から西に伸びる江若国境の景色が視界に飛び込んでくる。尾根の傾斜も緩やかになり、吹き渡るそよ風のお陰で急に暑さも和らぐ。
・767辺りまでくれば傾斜も無くなりますね。その分ヤブっぽくなってくるとか…(^_-)
鞍部からは再び百里ヶ岳を中心に北側の江若国境の山々を展望するが、これまで随所に見られた好展望地も終わりである。巡視路は斜面の北側をトラバースしながら次の送電線鉄塔へと向かっていくが、ここからは薄い踏み跡を辿り、杉の植林の尾根へと入ってゆく。
やはり(@_@。
p892を過ぎると尾根上にはようやく踏み跡らしきものが現れる。ピークを越えて小さな鞍部にたどり着くと途端に山毛欅の林へと変わる。この辺りの山毛欅はまだ色づいていないようだ。
いい感じのようです。うん!

山毛欅の林相を愉しむうちにまもなく烏帽子岳に到着する。北山ではよく見られる木製の小さな山名標が針金がちぎれて、Fairy Trailの山名標の足元に落ちている。応急処置で針金を繋げると近くの樹に懸けさせて頂く。
今度行く時、ペンチと針金用意していきます。(忘れるかも…)
烏帽子岳からは一般登山道となり、途端に歩きやすい。比良のあたりは天気も良さそうだ。白倉岳からは小さなアップダウンを繰り返し、大きな台杉がある中岳へと辿りつく。
市販地図にも「台杉」の記述あり!
白倉三山の南端のピーク、南岳からは西尾根を下ることにする。最初は尾根の形がわかりにくく、尾根芯と平行に走る南側の支尾根を下っていたことに気がつく。
??? 真っすぐ南下してたってこと? 
本来の西尾根にトラバースしようとしたところ、この二重尾根の間の下の方から聞きなれない妙な規則的な音が聞こえてきた。それが獣のものであることに気がつくまでは結構な時間を要したように思われる。気がつくと目の前の平らな窪地で木から地面に降りる真っ黒な獣が目に入る。熊だ!どうやら子熊のようで、すぐ近くに親熊がいるのかもしれない。熊はこちらの存在には気がついていたのかは分からないが、木から降りると左手の尾根の斜面を下ってゆく。熊が立てる奇妙な音も急速に遠ざかっていった。
クマさん、今年は多いようですね。とはいえ、1年でいきなり増えるわけはないでしょうから、もともと生息密度が濃いってことかな?

熊の音が去っていったのを確認し、本来の西尾根に無事トラバースすると、明瞭な尾根の形が現れる。尾根上には全く踏み跡はない。しかし歩きやすい尾根とは言いがたく、この尾根でも随所に倒木が尾根を塞ぐように横たわっている。
1昨年だったかの台風で北山、湖西の山は大被害だったようです。いまだに倒木除去は手が付いていないみたいですね。

標高750mのあたりで右手の斜面から登ってきた杉の植林地が現れる。尾根は南西の方向に曲がるが、やや北西に伸びる支尾根を辿ることにする。主尾根を辿ると尾根の下部でかなりの急斜面になっており、県道への着地が困難な可能性を危惧したためである。
尾根の北側斜面は植林地が広がるものの、尾根芯の周りは下藪のない快適な自然林が続いてゆく。北に伸びる支尾根を見送ると南西方向に尾根を下る。等高線の間隔も狭まり、多少の急斜面ではあるが、無理な斜面ではない。最後は杉の植林地となるが、すぐに林道に着地した。
たしかに最後の50mがきつそうですね。
co700m分岐からもう少し下ったco550m辺りから右(北)へ逃げるのはどうでしょう?

帰りがけに南岳からの西尾根末端を確認すると県道の法面はコンクリートの擁壁となっているが、谷沿いの小さな祠の上は擁壁が切れて尾根に取り付くことが可能なようだ。しかし、地形図の通り、かなりの急斜面であり下りに使うのは難易度が高いと思われる。
間違っても突入しないよう、気をつけます(^_-)

小川の集落から駐車地まではわずかに1km弱の車道歩きである。ススキの穂や満開の秋桜花が短かいが変化に富んだ山行に余韻を与えてくれる。かすかに金木犀の香りが漂う季節になったようだ。
もうキンモクセイは匂わないでしょうね(^_-)
雪で入れなくなる前に晩秋の尾根を楽しんでみたいもんです。
詳細なガイド、ありがとうございました。<m(__)m>
            ~Biwa爺
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

投稿記事 by yamaneko0922 »

Biwa爺さん 早速にもコメント下さり有難うございます。果たしてこの人気のない山にどなたが興味を示して下さるものかとrepを逡巡しておりましたが、このrepはbiwa爺さんが武平峠から杠葉尾まで遠回りをして送って下さったお陰です。

>なんと、フライト帰りのブラリと山歩きでしたか!

さすがです!

>橋の手前からは、右手ですよね(?_?)
>地形図でも、小さな谷と送電線で林道は終点になっています。


その通りです。右手、すなわち左岸の林道を辿ります。林道終点からそのまま送電線巡視路につながります。

>・767辺りまでくれば傾斜も無くなりますね。その分ヤブっぽくなってくるとか…(^_-)

いえ、送電線巡視路は極めて良好に整備されており、藪の心配は皆無です。

>真っすぐ南下してたってこと?

目指す尾根のわずかに2〜30mほど南に平行に走る小さな尾根筋に入ってしまいました。

>1昨年だったかの台風で北山、湖西の山は大被害だったようです。いまだに倒木除去は手が付いていないみたいですね。

昨年の台風21号、一昨年の19号とダブルパンチでしたね。この白倉岳の被害はかなり少ない方だと思います。

>たしかに最後の50mがきつそうですね。
co700m分岐からもう少し下ったco550m辺りから右(北)へ逃げるのはどうでしょう?


なるほど、それも可能だと思います。
車道歩きを厭わなければ、白倉岳南岳から尾根をまっすぐ南下して、co930を南西に辿り、p717から南の尾根を辿る道もついているようです。

>雪で入れなくなる前に晩秋の尾根を楽しんでみたいもんです。

針畑川沿いの道は高島市営バスが走っているので、余程の雪でない限り、朝一番のバスの前に除雪車を毎朝走らせるのだそうです。この除雪車のお陰で冬は安心してアプローチすることが出来るのです。このルートは冬の季節も良さそうです。
山猫 🐾
sato
記事: 421
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【京都北山】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

投稿記事 by sato »

山猫さま

こんばんは。私が日頃歩いている朽木の山のレポにうれしくなりました。
烏帽子、白倉、南岳は、村井か栃生を起点に周回する方が大半だと思うのですが、
タイトルの戸谷という文字に山猫さんらしさを感じました。どのようなコースで歩かれたのだろうと読み始めました。

登りに使われた送電線の尾根を、私は今月の初めに下りました。途中から小杉谷の方に向かいましたが。
・858付近は毎年のように訪れています。
伐採地で景観がいいとは言えませんが切り開かれているために眺めがよく、ぼぉっと周りの山々に見入ってしまいます。
この稜線を北西、北に辿っていくと山猫さんが冬に訪れた正座峰ですね。

・858から東の稜線は戸谷の支流を遡ったりした時に歩きました。
戸谷とその支流は下部は植林ですが、しっとりとした佇まいの趣のある谷だなぁと感じます。

烏帽子岳鞍部からのカツラの木が並ぶ谷沿いの荒れた登山道の情景もこころに沁み入ります。
小川と村井を結ぶ峠道だからでしょうか。
村井の山中にある松本地蔵のあたりには牛コバと呼ばれる地もあったようです。
南岳の西側はどのようにルートを取るか考えてしまいますね。
地図とにらめっこしながら歩くのも楽しいです。

この冬も湖西の山でばったりお会いするのではと楽しみにしております。

sato
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】白倉三山☆好展望の送電線鉄塔尾根から戸谷周回

投稿記事 by yamaneko0922 »

satoさん コメントどうも有難うございます。

>私が日頃歩いている朽木の山のレポにうれしくなりました。

satoさんのそのお言葉を励みに、ほとんど一般登山道を歩いた登山だったのですが、先週末の蛇谷ヶ峰のrepをあげさせて頂きました。

>・858付近は毎年のように訪れています。
伐採地で景観がいいとは言えませんが切り開かれているために眺めがよく、ぼぉっと周りの山々に見入ってしまいます。


御意です。ここから眺める周囲の山々の景色はいいですよね。特にイチゴ谷山から南に下る国境尾根(県境)の景色が素晴らしいと思いました。
UNADJUSTEDNONRAW_thumb_2442.jpg

偶然ですが、今週の日曜日、この送電線の下を伐採されている方に大変、お世話になることになりました。後ほどアップさせて頂く若丹国境尾根縦走のrepに詳しく顛末を書かせて頂きますので。

>この稜線を北西、北に辿っていくと山猫さんが冬に訪れた正座峰ですね。

折しも、次はこの尾根を辿ってみようかと思っていた矢先でした。

>烏帽子岳鞍部からのカツラの木が並ぶ谷沿いの荒れた登山道の情景もこころに沁み入ります。
小川と村井を結ぶ峠道だからでしょうか。


地図に破線で記されているルートですよね。辿ってみたいとと思います。

>この冬も湖西の山でばったりお会いするのではと楽しみにしております。

こちらこそ、またお会い出来ますことを期待しております。
山猫 🐾
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