【白山】白山を目指すも結局三方岩岳
Posted: 2019年9月30日(月) 21:47
【日 付】2019年9月28(土)
【山 域】白山
【天 候】曇り
【メンバ】kasaya
【コース】
鶴平新道入口7:15---9:22稜線---9:35野谷荘司山9:58---11:00三方岩岳11:38---13:30料金所
---13:50鶴平新道駐車地
この週末は天気予報がよくない。前泊で石川県側から白山へ行こうかなと思ったが、考え直して翌朝平瀬から登るつもりで自宅を4時に出発した。天気は思ったほど悪くなく時折青空も見えたりする。これは思ったよりいい山歩きができると期待したが、平瀬で林道に入りすぐにその目論見は打ち消された。ゲートが下りていて通行不可となっている。最近大雨もなくまさか通行止めになっているとは思わず事前確認を怠っていた。あらら。とりあえず道の駅で次善の策を考えよう。
ここからだと選択肢は2つか。三方崩れ三方岩岳が考えられる。三方崩れは登ったことがあるので三方岩岳の方がいいかと車を走らす。ホワイトロードから三方岩岳に登れば近いが、もちろんそんな選択肢はない。野谷荘司からの周回でちょうどいいい距離だ。以前も来た道を車でいき、鶴平登山道手前の駐車地に到着。車は一台もないが登山口には一人の男性がこれから登ろうとしている。このルートはこんなものだろう。
ここから登るのは3度目か。白山までの縦走を目指して重い荷を背負って歩き一度は失敗をした道だ。あれは夏
の暑い日だったが今日は涼しいし荷も軽い。焦らずに行こう。
登りやすい道が続くので比較的快調に行く。登山口にいた人は自分よりも若かったので直に追いつかれるかと思ったがなかなか来ない。途中で鈴の音が聞こえてきたのですぐかなと思ったが意外と離れている。結局野谷荘司まで追いつかれることはなかった。途中からは白山も見えている。先日登った籾糠山や三方崩れ山も。雲は多いが今日は雨の心配はなさそうだ。
結局2時間20分ほどで登頂である。白山頂上はガスで覆われているが、それ以外は雲もなく良く見えている。朝が早かったのでここでランチも考えていたが少し風が強い。別の場所でしようかなと思っていたら登山者が追い付いてきた。ちょっと挨拶。揖斐の人で2週間前には御池にも行ったそうだ。自分も行っていたのでひょっとしたらニアミスしていたかもしれないなどと言葉を交わす。
まだ休憩しているその人にお先にと告げ自分は三方岩岳をめざす。鶴平道の分岐を過ぎて歩いていくと一人の女性がやってきた。自分の存在に気付かなかったようで不意に出くわした感じでひどくびっくりしていた。今日は白山ロードから登ってきたので楽ちんだ。鈴鹿もよく行くがヒルの季節は避ける。雪山は一人の時はいつも藤原だという。単独のことが多いというがこの人もほんと山が好きそう。山の中ではこんな何気ない会話が心の癒しとなる。
三方岩山に行くまでにランチ場がないかなと思いつつ行くがなかなかいいところがない。そうこうするうちに目の前に三方岩山が見えてきた。岩の壁が切り立っていてほんと三方岩山だ。距離はさほど遠くに見えないのでこれならやっぱりランチはあの山かなあと思って進んで行く。 当初は見えていた岩の上が山頂と思っていたが、そこに標識はない。変だなと思って行くとそのすこし先で左折したところにもう一つ別の頂上があた。地図には飛騨岩と加賀岩と書かれているのでこれがそうなのだろう。そして加賀岩の方がどうやら頂上らしい。そう思ってやってくるが頂上らしくベンチなどもあるが肝心の標識がない。危険の標識はあるのに山頂プレートが一つもない。ちょっと意外。 まあ風もないのでランチにしよう。誰もいないので広いテーブルを独り占め。恒例のラーメンを食べる。そこにちょうどホワイトロードから団体が登ってきた。コースタイム50分のラクチンコース。有料道路代は安くなって1600円なので手軽に登れるこの山は何人かで来るにはいいかもしれない。ただここだけではもったいない気がするが。ゆっくり食事をしていると野谷荘司で一緒だった男性もやってきた。ただ彼はここで食事をしないようで風景写真を何枚か撮ると私より先に下山して行った。
さあ自分も下ろう。料金所に向かう道に入ると三方岩岳の斜面がちょっと紅葉しているのが分かる。いい感じだ。ただこの道は無理やり切り開いたのではと思われる藪の中の道。なんか面白みがないなあと思いつつ下って行くが、途中から尾根に出て展望がよくなるとその印象は一変する。ここもいいい道だ。こうなるとどこかでお茶がしたいなあ。そう思って降りていくとブナの見事な林が続く場所に来た。 いいところだと思ったら先ほどの男性が休憩中。ここで休憩だ。そう思って腰を下ろすと男性も動かずに結局の四方山話に花がさく。ここからは遠い鳥海山の話、山スキーの話その他もろもろ。ずいぶん話し込みその後登山口まで一緒に下ることになる。 どこの誰とも知らないがお互い山の好きなことだけは話しぶりから響いてくる。最後にはヤブコギネットの紹介もしてお別れ。また覗いてくれるといいなあ
Kasaya
【山 域】白山
【天 候】曇り
【メンバ】kasaya
【コース】
鶴平新道入口7:15---9:22稜線---9:35野谷荘司山9:58---11:00三方岩岳11:38---13:30料金所
---13:50鶴平新道駐車地
この週末は天気予報がよくない。前泊で石川県側から白山へ行こうかなと思ったが、考え直して翌朝平瀬から登るつもりで自宅を4時に出発した。天気は思ったほど悪くなく時折青空も見えたりする。これは思ったよりいい山歩きができると期待したが、平瀬で林道に入りすぐにその目論見は打ち消された。ゲートが下りていて通行不可となっている。最近大雨もなくまさか通行止めになっているとは思わず事前確認を怠っていた。あらら。とりあえず道の駅で次善の策を考えよう。
ここからだと選択肢は2つか。三方崩れ三方岩岳が考えられる。三方崩れは登ったことがあるので三方岩岳の方がいいかと車を走らす。ホワイトロードから三方岩岳に登れば近いが、もちろんそんな選択肢はない。野谷荘司からの周回でちょうどいいい距離だ。以前も来た道を車でいき、鶴平登山道手前の駐車地に到着。車は一台もないが登山口には一人の男性がこれから登ろうとしている。このルートはこんなものだろう。
ここから登るのは3度目か。白山までの縦走を目指して重い荷を背負って歩き一度は失敗をした道だ。あれは夏
の暑い日だったが今日は涼しいし荷も軽い。焦らずに行こう。
登りやすい道が続くので比較的快調に行く。登山口にいた人は自分よりも若かったので直に追いつかれるかと思ったがなかなか来ない。途中で鈴の音が聞こえてきたのですぐかなと思ったが意外と離れている。結局野谷荘司まで追いつかれることはなかった。途中からは白山も見えている。先日登った籾糠山や三方崩れ山も。雲は多いが今日は雨の心配はなさそうだ。
結局2時間20分ほどで登頂である。白山頂上はガスで覆われているが、それ以外は雲もなく良く見えている。朝が早かったのでここでランチも考えていたが少し風が強い。別の場所でしようかなと思っていたら登山者が追い付いてきた。ちょっと挨拶。揖斐の人で2週間前には御池にも行ったそうだ。自分も行っていたのでひょっとしたらニアミスしていたかもしれないなどと言葉を交わす。
まだ休憩しているその人にお先にと告げ自分は三方岩岳をめざす。鶴平道の分岐を過ぎて歩いていくと一人の女性がやってきた。自分の存在に気付かなかったようで不意に出くわした感じでひどくびっくりしていた。今日は白山ロードから登ってきたので楽ちんだ。鈴鹿もよく行くがヒルの季節は避ける。雪山は一人の時はいつも藤原だという。単独のことが多いというがこの人もほんと山が好きそう。山の中ではこんな何気ない会話が心の癒しとなる。
三方岩山に行くまでにランチ場がないかなと思いつつ行くがなかなかいいところがない。そうこうするうちに目の前に三方岩山が見えてきた。岩の壁が切り立っていてほんと三方岩山だ。距離はさほど遠くに見えないのでこれならやっぱりランチはあの山かなあと思って進んで行く。 当初は見えていた岩の上が山頂と思っていたが、そこに標識はない。変だなと思って行くとそのすこし先で左折したところにもう一つ別の頂上があた。地図には飛騨岩と加賀岩と書かれているのでこれがそうなのだろう。そして加賀岩の方がどうやら頂上らしい。そう思ってやってくるが頂上らしくベンチなどもあるが肝心の標識がない。危険の標識はあるのに山頂プレートが一つもない。ちょっと意外。 まあ風もないのでランチにしよう。誰もいないので広いテーブルを独り占め。恒例のラーメンを食べる。そこにちょうどホワイトロードから団体が登ってきた。コースタイム50分のラクチンコース。有料道路代は安くなって1600円なので手軽に登れるこの山は何人かで来るにはいいかもしれない。ただここだけではもったいない気がするが。ゆっくり食事をしていると野谷荘司で一緒だった男性もやってきた。ただ彼はここで食事をしないようで風景写真を何枚か撮ると私より先に下山して行った。
さあ自分も下ろう。料金所に向かう道に入ると三方岩岳の斜面がちょっと紅葉しているのが分かる。いい感じだ。ただこの道は無理やり切り開いたのではと思われる藪の中の道。なんか面白みがないなあと思いつつ下って行くが、途中から尾根に出て展望がよくなるとその印象は一変する。ここもいいい道だ。こうなるとどこかでお茶がしたいなあ。そう思って降りていくとブナの見事な林が続く場所に来た。 いいところだと思ったら先ほどの男性が休憩中。ここで休憩だ。そう思って腰を下ろすと男性も動かずに結局の四方山話に花がさく。ここからは遠い鳥海山の話、山スキーの話その他もろもろ。ずいぶん話し込みその後登山口まで一緒に下ることになる。 どこの誰とも知らないがお互い山の好きなことだけは話しぶりから響いてくる。最後にはヤブコギネットの紹介もしてお別れ。また覗いてくれるといいなあ
Kasaya