【台高】20190811木梶ゴルジュ・突破リベンジならず。
Posted: 2019年8月12日(月) 11:19
シュークリームさんから木梶川沢行のお誘いが来た。
今回は木梶ゴルジュ初見参のわりばしさんも参加とのこと。
ステミングのコツも教えてもらった。
2年前のリベンジに燃えて、勇んで出かけたのですが・・・・
【 日 付 】 令和1年8月11日(日)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ
【 ルート】 キワラ滝8:15---8:50不動滝---9:15女滝---10:35白滝---11:45木梶ゴルジュ
(昼食)---13:40鳴滝---14:05林道橋遡行終了---14:55駐車地
【メンバー】 シュークリームさん わりばしさん グー
ここのところ猛暑が続き、雨も降っていない。渇水期は木梶ゴルジュの適期なのです。
キワラ滝駐車場に8時に集合する。遅れてやってきた釣り師のために車を寄せる。
「谷を歩かれるのですか?」心配そうに話しかけてくる。
「木梶三滝から登りますから上の方は昼頃になります」安心の笑顔になった。
遊歩道を下る。2年前には無かった崩落で寸断されている。手前でショートカット。
谷に下りて水に浸かる。全く冷たくない。火照った体にはもっと冷たいのがいいな。
不動滝の不動尊に安全祈願して巻き上がる。
女滝の巻きは前回と同じところをシューさんがリードするが戻ってきた。
土が崩れ落ちてオーバーハングになっていて登れないとのことだ。
少し戻って踏み跡のしっかりと付いた巻き道を登るが、これがいやらしい。
ズルズル滑りそうでチェーンスパイクを付けたらよかったと後になって思う。
小さな嵓の巻きではロープを出した。
女滝落ち口へは手がかりだった笹が枯れてお尻をズリズリしながら下りた。
シューさんとわりばしさんは懸垂下降で下りてきた。
女滝と白滝の間のナメはグーのお気に入りなのだが、お二人は振り返りもせずにスタスタと。
女滝の巻きには1時間ほどもかかったが、白滝は遊歩道を登って10分で巻き終わった。
キワラ滝の出合辺りも雰囲気のいい所なのだが日差しが強くて絵にならない。
わりばしさんからトロッコ道の話を聞きながら谷を進み、木梶ゴルジュ。
水量が少なく木梶ゴルジュ突破には最高の条件だ。
ほとんど泳ぐこともなくお二人はステミングでスイスイと進んでいく。
後に続いて・・・ステミングの足場を探るが引っかからない。
少し戻って足場を選んで行くが、そこから先に足場が見つからない。
すでに水流よりも2m以上高い所にいる。
「落ちたら危ないよ。もっと低い所を」わりばしさんから声がかかるが、
進むもならず戻るのも怖い。進退窮まった。
コワゴワ後退して両手でつっかい棒しながら落下する。
「ロープを出して~。引っ張り上げて~。」
わりばしさんにロープで引っ張ってもらい、
シューさんにザックをつかんで引きずり上げてもらった。
「昔は単独で突破したのだけどなぁ~」
箱型廊下のところで昼食休憩。30分で切り上げると
「もう行くの?」シューさんには食後の昼寝が必要なようです。
箱型廊下の上の淵も今日の水量では突破できるかも?
挑戦するがやっぱり水流に押し流されて無理でした。
林道支線を越えると全くの平流になる。癒しの渓の雰囲気がいい。
釣師二人に会う。「やっと追いつきました。釣れましたか?」
別れてから「グーさん、朝会った釣り師とは違うよ」
朝会った釣り師とは鳴滝の下で再会した。
鳴滝くぐりも打たれる滝水の圧力が弱い。
岩棚から落ち口の横をよじ登るのだが、わりばしさんのラバー底はよく滑る。
引っかかりを確かめながら慎重に登っている。
こんなヌルヌルのところはグーのフェルト底に軍配が上がる。
林道の橋で遡行終了。
わりばしさんもこの界隈はトロッコ道探索でよく歩いているが、
初見参の木梶ゴルジュの感想は如何だったでしょうか?
グーの世話を焼くのに大変お手間を取らせました。
シューさん、わりばしさん、非力グーの介助ありがとうございました。
グー(伊勢山上住人)