雪にまみれてドロミテ行脚 Parte 1
Posted: 2019年5月06日(月) 23:27
【日付】 2019年4月30日
【山域】 イタリア ドロミテ山群南部
【メンバー】 たんぽぽ&カミさん
【天候】 曇り
昨秋、春の10連休が発表された際、こんなチャンスは二度とないと思い立ち、すぐにドロミテ行きのチケットをゲットした。
ドロミテはベネチアから車で北へ2時間ほどのところにある大きな山群、あのラインホルト・メスナーの故郷でもある。
そこに4日間滞在してMonte Punta(プンタ山1,925m)Monte Crot(クロト山2,158m)Monte Pore(ポレ山2,405m)の3座とTre Cime山麓ハイクすることが今回の目標だった。ところが前日に季節外れの大雪に見舞われてしまい、初日はイタリアの友人にドロミテの入り口の町Longaroneを案内してもらってからMonte Pelmo(ペルモ山)の麓の村々を巡った。どこも静かで素敵な村ばかりで、毎日ドロミテの絶景を眺めて暮らしている村人が羨ましい。
村巡りをしながら雪の状態を確認して、翌日にMonte Puntaの西麓にある村Costaに入った。
登り口がよくわからず村人に聞くとここだよとのこと、お節介好きのイタリア人だが雪が多いので止めとけなどとは言わなかった。
取付きからいきなりの膝上ラッセル、これだけ雪が多いとルートを見失うことが心配だったが、案の定すぐにルートを外してしまった。
深雪を避けようと樹林帯に入れば、昨秋の大雨被害の倒木帯に突入してしまい難儀を強いられる。
そこから脱出しようと強引に直登すると今度は岩場に行く手を阻まれる。
ウチのカミさんは山嫌いだが、何もわからないからか黙って着いてきてくれるのがありがたい。
どうにか登り切って青空が望めたので稜線に出たかのように思えたが、その見当も外れていた。
雪さえなければ山頂まで2時間のコースタイムだが、2時間半かかってもまだ半分に届いていない。
Monte Pelmoの雄姿が拝めるところで仕方なく前進を断念、帰りは見つけた林道を下ることにした。
山を下りながら西に仰ぎ見るのはMonte Civetta(チベッタ山3,220m)教会の鐘は30分毎に鳴り響くので、森の中にいても村の方角がよくわかる。
Costaに戻って車に荷物を積んでいると、赤い車に愛犬を積んで散歩にやって来た女性に出会った。
声をかけないはずはない、Buon Giorno! 日本から持ってきた大福餅と柿の種をプレゼントしたらBuono!Buono!と喜んでくれた。
さて、除雪された道以外はどこもラッセルを強いられるという想定外の状況、明日からいったいどうしたらいいのだろう?
【山域】 イタリア ドロミテ山群南部
【メンバー】 たんぽぽ&カミさん
【天候】 曇り
昨秋、春の10連休が発表された際、こんなチャンスは二度とないと思い立ち、すぐにドロミテ行きのチケットをゲットした。
ドロミテはベネチアから車で北へ2時間ほどのところにある大きな山群、あのラインホルト・メスナーの故郷でもある。
そこに4日間滞在してMonte Punta(プンタ山1,925m)Monte Crot(クロト山2,158m)Monte Pore(ポレ山2,405m)の3座とTre Cime山麓ハイクすることが今回の目標だった。ところが前日に季節外れの大雪に見舞われてしまい、初日はイタリアの友人にドロミテの入り口の町Longaroneを案内してもらってからMonte Pelmo(ペルモ山)の麓の村々を巡った。どこも静かで素敵な村ばかりで、毎日ドロミテの絶景を眺めて暮らしている村人が羨ましい。
村巡りをしながら雪の状態を確認して、翌日にMonte Puntaの西麓にある村Costaに入った。
登り口がよくわからず村人に聞くとここだよとのこと、お節介好きのイタリア人だが雪が多いので止めとけなどとは言わなかった。
取付きからいきなりの膝上ラッセル、これだけ雪が多いとルートを見失うことが心配だったが、案の定すぐにルートを外してしまった。
深雪を避けようと樹林帯に入れば、昨秋の大雨被害の倒木帯に突入してしまい難儀を強いられる。
そこから脱出しようと強引に直登すると今度は岩場に行く手を阻まれる。
ウチのカミさんは山嫌いだが、何もわからないからか黙って着いてきてくれるのがありがたい。
どうにか登り切って青空が望めたので稜線に出たかのように思えたが、その見当も外れていた。
雪さえなければ山頂まで2時間のコースタイムだが、2時間半かかってもまだ半分に届いていない。
Monte Pelmoの雄姿が拝めるところで仕方なく前進を断念、帰りは見つけた林道を下ることにした。
山を下りながら西に仰ぎ見るのはMonte Civetta(チベッタ山3,220m)教会の鐘は30分毎に鳴り響くので、森の中にいても村の方角がよくわかる。
Costaに戻って車に荷物を積んでいると、赤い車に愛犬を積んで散歩にやって来た女性に出会った。
声をかけないはずはない、Buon Giorno! 日本から持ってきた大福餅と柿の種をプレゼントしたらBuono!Buono!と喜んでくれた。
さて、除雪された道以外はどこもラッセルを強いられるという想定外の状況、明日からいったいどうしたらいいのだろう?