【白山】令和の初登山は、残雪の別山日帰り
Posted: 2019年5月06日(月) 18:34
【 日 付 】5月5日(日)
【 山 域 】白山
【メンバー】NK氏、HM氏と私(副館長)
【 天 候 】晴れ、微風
【 ルート 】上小池駐車場7:00→8:25六本檜8:35→10:30三ノ峰小屋10:45→10:55三ノ峰11:10→12:10別山平12:25→12:55別山13:05→
13:30別山平13:50→14:25三ノ峰14:50→16:15六本檜16:25→17:30上小池駐車場
10連休(とはいえ2日出勤したが)もあれば、2回は山に登りたい。平成最後の登山と同じメンバーで、今度は別山に登った。本当は別当出合まで車で入れるので白山に行きたかったが、なぜかNK氏がこだわった。この時期の白山は未経験なので、興味があったんだけどな。
登りだけでコースタイムは6時間超と長いので、早く家を出る必要がある。一宮のNK氏の家を4時半に出て、上小池の駐車場に着くと、車は2台しかとまっていない。7時に登山開始。いい天気だ。
六本檜の手前あたりから残雪が現れた。六本檜に上がるとチブリ尾根や願教寺山、銚子ヶ峰が良く見える。ここからは稜線歩き。しばらくはブナなどの樹林があるが、1600mあたりからは高木はなくなる。2年前、ここを下山中に、登ってくるやぶメンのTさんとばったり会って、靴裏がめくれかかっていた彼に、補修テープをプレゼントしたのを思い出した。
三ノ峰はドーンと構えていて、登り応えがある。時に見える別山は遠く、あんなところまで行けるのかと思えてくる。やっとの思いで避難小屋にたどり着くと遅れ気味のNK氏を待って、三ノ峰に上がった。景色は抜群。別山はドーンと構えているがまだ遠い。ここまでで、登山口からの標高差は1200m以上。日帰り登山としては十分である。多くの登山者はここで帰るだろう。 どこまで行こうかとNK氏に尋ねると、「行けるところまで」という。ここから先は急に残雪が増えること、滑落でもしようものなら、谷底まで行ってしまいそうなことを2年前に見ているので、アイゼンを装着し、ピッケルと持った。NK氏は相当バテててきたようで、別山平で再度尋ねると、やっぱり「ここで十分」と言った。一方、トライアスリートで若いHM氏は別山に登りたそうなので、NK氏にゆっくり昼食休憩をして、先に下り始めてもいいよと伝えて2人で登頂した。 頂上にはチブリ尾根からの登山者がいるかなと思ったが、誰もいなかった。展望は素晴らしい。風はなく全然寒くない。10分間ほど景色を堪能し、別山平で遅い昼食。先に下山し始めていたNK氏には三ノ峰で追いついた。 三ノ峰からのこの尾根の下りは、登りではあまり感じなかったが、急傾斜で足元がスパッと切れていて、高度感が抜群。下りでは少々スリルを感じる。上小池の駐車場に戻ったのは17時半頃。よく歩いた。
こんなにいい山なのに、登山者が少ない。我々の他は、車の2人だけのようだ。その2人も三ノ峰まで。関東出身のHM氏は、「名古屋はいいなあ、日帰りできる良い山がたくさんあって」という。関東では、こんな山があったら人だらけになって、観光地化してしまうそうだ。
副館長
【 山 域 】白山
【メンバー】NK氏、HM氏と私(副館長)
【 天 候 】晴れ、微風
【 ルート 】上小池駐車場7:00→8:25六本檜8:35→10:30三ノ峰小屋10:45→10:55三ノ峰11:10→12:10別山平12:25→12:55別山13:05→
13:30別山平13:50→14:25三ノ峰14:50→16:15六本檜16:25→17:30上小池駐車場
10連休(とはいえ2日出勤したが)もあれば、2回は山に登りたい。平成最後の登山と同じメンバーで、今度は別山に登った。本当は別当出合まで車で入れるので白山に行きたかったが、なぜかNK氏がこだわった。この時期の白山は未経験なので、興味があったんだけどな。
登りだけでコースタイムは6時間超と長いので、早く家を出る必要がある。一宮のNK氏の家を4時半に出て、上小池の駐車場に着くと、車は2台しかとまっていない。7時に登山開始。いい天気だ。
六本檜の手前あたりから残雪が現れた。六本檜に上がるとチブリ尾根や願教寺山、銚子ヶ峰が良く見える。ここからは稜線歩き。しばらくはブナなどの樹林があるが、1600mあたりからは高木はなくなる。2年前、ここを下山中に、登ってくるやぶメンのTさんとばったり会って、靴裏がめくれかかっていた彼に、補修テープをプレゼントしたのを思い出した。
三ノ峰はドーンと構えていて、登り応えがある。時に見える別山は遠く、あんなところまで行けるのかと思えてくる。やっとの思いで避難小屋にたどり着くと遅れ気味のNK氏を待って、三ノ峰に上がった。景色は抜群。別山はドーンと構えているがまだ遠い。ここまでで、登山口からの標高差は1200m以上。日帰り登山としては十分である。多くの登山者はここで帰るだろう。 どこまで行こうかとNK氏に尋ねると、「行けるところまで」という。ここから先は急に残雪が増えること、滑落でもしようものなら、谷底まで行ってしまいそうなことを2年前に見ているので、アイゼンを装着し、ピッケルと持った。NK氏は相当バテててきたようで、別山平で再度尋ねると、やっぱり「ここで十分」と言った。一方、トライアスリートで若いHM氏は別山に登りたそうなので、NK氏にゆっくり昼食休憩をして、先に下り始めてもいいよと伝えて2人で登頂した。 頂上にはチブリ尾根からの登山者がいるかなと思ったが、誰もいなかった。展望は素晴らしい。風はなく全然寒くない。10分間ほど景色を堪能し、別山平で遅い昼食。先に下山し始めていたNK氏には三ノ峰で追いついた。 三ノ峰からのこの尾根の下りは、登りではあまり感じなかったが、急傾斜で足元がスパッと切れていて、高度感が抜群。下りでは少々スリルを感じる。上小池の駐車場に戻ったのは17時半頃。よく歩いた。
こんなにいい山なのに、登山者が少ない。我々の他は、車の2人だけのようだ。その2人も三ノ峰まで。関東出身のHM氏は、「名古屋はいいなあ、日帰りできる良い山がたくさんあって」という。関東では、こんな山があったら人だらけになって、観光地化してしまうそうだ。
副館長