【東北】2019春のミニボヘ その① 堅雪、強風の月山
Posted: 2019年4月25日(木) 22:15
【東北】2019春のミニボヘ その① 堅雪、強風の月山
【山 域】東北 山形
【天 候】快晴、強風
【コース】P8:10-リフト上駅8:53-姥ヶ岳9:37/:50-金姥-紫灯森-牛首10:55
-山頂12:23/13:00-南東大雪原-P 15:24
『雲の峰いくつ崩れて月の山』
そんな山を目指して5時過ぎには東の京をあとにした。
他のスキー場がクローズしてからの4月になってやっとオープンした月山スキー場で足慣らし、板慣らしした。
ガスで視界がなくボコボコの堅雪に足を取られて大転倒
テックビンディングがうまく働き、板が外れてくれたのでエッジによる切り傷だけですんだ。
本番は明日だ。
「ま、きょうのところはこの位にしといたろう。?!」
雪壁の向こうの蒼穹を目指して愛車を走らせる。 出羽三山の湯殿山が雲一つない青空をバックに真っ白に佇んでいる。 駐車場の水たまりは氷化し、スキーを担いだまま転倒者数人
慎重に雪の上に出て板を履く。
ペアリフトから時短と体力温存のためTバーリフトにぶら下がったが、機械の不調と変な体勢での
登り滑りで時間も体力も無駄に使ってしまった。
適度な斜度のシール歩行はすこぶる気持ちがいい。
姥ヶ岳は霧氷と大展望だった。 振り向けば、南方に連なって見える朝日連峰から以東岳が美しい。
それにしても風が強い。10m以上はあるだろう。 金姥~柴灯森~牛首へと稜線を行く。
稜線の東は大雪原だ。この斜面をトラバースルートで行く人が見える。
一旦下って急斜面の登高だ。
何人もの人が取り付いているが、つぼ足にがっちりアイゼンかスキーの人はクトーをかまして慎重に登っている。
片流れの斜面は崖となっている西へ向いている。
東の大雪原へなら滑落しても何とかなりそうだが、こけたらそのまま稜線を西方向へ飛び出すだろう。 緩む雪を期待して金物を持ってこなかったのはエエ歳して大失敗だった。
とか何とか言いながら、時間をかけてシール歩行で慎重に登り切った。
蒼穹の天に抜けた頂上広場は20mを越える強風でビアランチどころではない。
それでもウロウロしながら神社と雪壁の間でお握りを頬張って展望を楽しんだ。
降りは快適滑降!とは行かない。 頂上広場を歩き滑りして斜面に入るがモンスター化した草塊を縫って我慢の滑りを強いられる。
そして、あの急斜面 まだまだ雪は固いままだ。
何とかズルズル小回りでゆっくり滑り降りた。
牛首まで戻り、笹の出た緩斜面で大雪原を眺めながらの遅めのビアランチとした。
吹き抜ける風はまだ青い春が始まったばかりのように感じる。
雪庇の下の大雪原をウキウキ滑降、蟻地獄ならぬ純白の雪天国へそのまま昇華してしまいそうだ。 リフトを見て現実に戻り、ゲレンデを滑ったら志津温泉で昇華しよう。
では また どこか 北国の雲の峰で
SHIGEKI
【日 時】2019/04/20 (土)【山 域】東北 山形
【天 候】快晴、強風
【コース】P8:10-リフト上駅8:53-姥ヶ岳9:37/:50-金姥-紫灯森-牛首10:55
-山頂12:23/13:00-南東大雪原-P 15:24
『雲の峰いくつ崩れて月の山』
そんな山を目指して5時過ぎには東の京をあとにした。
他のスキー場がクローズしてからの4月になってやっとオープンした月山スキー場で足慣らし、板慣らしした。
ガスで視界がなくボコボコの堅雪に足を取られて大転倒
テックビンディングがうまく働き、板が外れてくれたのでエッジによる切り傷だけですんだ。
本番は明日だ。
「ま、きょうのところはこの位にしといたろう。?!」
雪壁の向こうの蒼穹を目指して愛車を走らせる。 出羽三山の湯殿山が雲一つない青空をバックに真っ白に佇んでいる。 駐車場の水たまりは氷化し、スキーを担いだまま転倒者数人
慎重に雪の上に出て板を履く。
ペアリフトから時短と体力温存のためTバーリフトにぶら下がったが、機械の不調と変な体勢での
登り滑りで時間も体力も無駄に使ってしまった。
適度な斜度のシール歩行はすこぶる気持ちがいい。
姥ヶ岳は霧氷と大展望だった。 振り向けば、南方に連なって見える朝日連峰から以東岳が美しい。
それにしても風が強い。10m以上はあるだろう。 金姥~柴灯森~牛首へと稜線を行く。
稜線の東は大雪原だ。この斜面をトラバースルートで行く人が見える。
一旦下って急斜面の登高だ。
何人もの人が取り付いているが、つぼ足にがっちりアイゼンかスキーの人はクトーをかまして慎重に登っている。
片流れの斜面は崖となっている西へ向いている。
東の大雪原へなら滑落しても何とかなりそうだが、こけたらそのまま稜線を西方向へ飛び出すだろう。 緩む雪を期待して金物を持ってこなかったのはエエ歳して大失敗だった。
とか何とか言いながら、時間をかけてシール歩行で慎重に登り切った。
蒼穹の天に抜けた頂上広場は20mを越える強風でビアランチどころではない。
それでもウロウロしながら神社と雪壁の間でお握りを頬張って展望を楽しんだ。
降りは快適滑降!とは行かない。 頂上広場を歩き滑りして斜面に入るがモンスター化した草塊を縫って我慢の滑りを強いられる。
そして、あの急斜面 まだまだ雪は固いままだ。
何とかズルズル小回りでゆっくり滑り降りた。
牛首まで戻り、笹の出た緩斜面で大雪原を眺めながらの遅めのビアランチとした。
吹き抜ける風はまだ青い春が始まったばかりのように感じる。
雪庇の下の大雪原をウキウキ滑降、蟻地獄ならぬ純白の雪天国へそのまま昇華してしまいそうだ。 リフトを見て現実に戻り、ゲレンデを滑ったら志津温泉で昇華しよう。
では また どこか 北国の雲の峰で
SHIGEKI