【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

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yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

投稿記事 by yamaneko0922 »

【 日 付 】2019年3月17日(日曜日)
【 山 域 】京都北山
【メンバー】山猫、長男
【 天 候 】雪
【 ルート 】江賀谷林道入口12:01~13:36 950mピーク~14:13オグロ坂峠14:47~15:13峰床山~八丁平南西のベンチ15:50~ 16:26 914m峰~17:38駐車地


今年は何度か次男を雪山に連れて行く機会を作ることが出来たのが、長男を伴って雪山に登る機会がないままだった。もう雪山のシーズンは終わってしまいそうではあるが、今季の雪山に一度は行ってみたいという長男の願いを叶えるべく、この日、久しぶりに長男との山行を約束していた。しかし予報では近畿は全般的に雨模様だ。湖北や湖西の山を考えるも、北に行けば行くほど雨が多いようだ。京都では雨の降り始めは11時頃の予報ではあったが、早くも朝から雨が降り始める。

山行先は八丁平を考える。昨年は厳冬期から晩秋にかけて計6回も足を運んだのだが、今年はまだ訪れていない。SHIGEKIさんのレポに触発されたこともあり、先週の日曜日には京都バスに乗り、峰定寺経由で八丁平を目指すも、工事による通行止めで鞍馬の手前、貴船口でバスを降ろされてしまったので、やむなく山行先を天ヶ岳に変更したのだった。

朝から雨雲レーダーと睨めっこをしていたが、雨雲が切れる頃合いを見計らって出発する。江賀谷林道の入口に車を停め、雨の中を歩き始めると間もなく雨足も弱くなる。北見谷の入口を過ぎたところで植林の尾根に取り付くと、いつしか雨も上がっていた。

八丁平の北側、オグロ坂峠から東に延びる尾根の先はいくつもの小さなピークが集合して複雑な地形を形成している。標高点は南側の小さな935m峰につけられているが、ここよりも高いピークがいくつかある。それらのピークを縫うように結ぶ尾根となだらかな谷の源頭部は山毛欅、小楢の自然林が美しい林相を形成しており、山の静かさと相俟って魅力的な山域である。今回取り付いた尾根は北見谷の左岸をなし、この山域の西側で最も高いと思われる950mピークのすぐ南側に向かってほぼ直線的に登ってゆくことになる。時間的な余裕と天候が良ければこの山域の東から入りたいところではあったが、この尾根を選んだのは長男に少しでもこの辺りの雰囲気を伝えたいという私の意図もあったのだった。

最初の斜面を登ると植林地はすぐにも自然林にかわり、後は地形図の通り緩やかな登りとなる。鹿のものと思われる踏み跡を辿り、馬酔木の藪を右に左に避けながら進む。尾根を登るにつれ、背後には樹間から森山岳を望むようになる。森山岳に至るための鉄塔尾根は既に雪がほぼ消失している。

標高800mを過ぎて、尾根がなだらかになるとあたりは薄く積雪している。なんと新雪であり、その下には根雪はほとんど見られない。おそらく昨夜に降雪したばかりと思われる。雪の上には動物の足跡も全くといってもいいほどに見られない。新雪のサクサクとした感触は、尾根上部で雪が増えるにつれ、モフモフとした感触に変わる。雪山に行きたいという長男の期待に図らずも添うことが出来たようである。

尾根上部で傾斜も緩やかになると山毛欅が目立つようになり、美しい林相が広がる。途端に下草も少なく、歩きやすい尾根を辿り、オグロ坂から延びる尾根と合流すると尾根上にテープが現れる。ランチにしようと950mピークに向かうのだが、ピークにたどり着いた瞬間に強い北風と共に降雪が始まった。
ca950mピーク
ca950mピーク

しかし、尾根に戻るとすぐにも雪はやみ、鎌倉山からの尾根と合流するあたりになると雲の中から鎌倉山が姿を現す。右手の武奈ヶ岳もすっかり冠雪しているようだ。
武奈ヶ岳と釣瓶岳
武奈ヶ岳と釣瓶岳

正面には峰床山を望みつつ、オグロ坂を目指して山毛欅の樹が目立つ尾根を西に向かう。右手には桑谷山や久多側流域の山々が目に入るが、わずかな標高差のせいなのであろう、これらの山には全くといってもいいほど雪が見当たらない。
オグロ坂へ.jpg
オグロ坂へ2.jpg

オグロ坂峠に着くと長男がここは来たことがあると云う。今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い夏の日、長男を伴って八丁平から峰床山を訪れたのは一昨年の夏であった。八丁平に入るや否や長男の靴にはヒルが纏わりついたのは記憶に生々しく残っているのだが、上空からの雷の音を聞きながら峰床山の山頂から逃げるように下ったのだが、私が方向を間違えてこのオグロ坂に下ってしまったことを思い出すまで少しの時間を要した。
オグロ坂
オグロ坂

オグロ坂から八丁平の方にわずかに下ったところにある水場ではやはり滾々と水が流れている。再び雪が降り始めたところであったが、この水場のあたりは風も緩いので、ここで湯を沸かしてランチとする。

食事をしている間に雪はすぐ止んで、八丁平の上には青空が広がり始めた。晴れ間が見えている間にとまずは峰床山の山頂を目指することにする。八丁平の北西の雪原が近くなるあたりでは稜線から少し下って八丁平を望む。毎度のように訪れる場所の一つだ。雲の合間から青空が広がりはじめ、柔らかな陽光が白い雪原に淡く樹々のシルエットを添える。
八丁平北西.jpg

しかし、峰床山の山頂もあともう少しというところでて急に北側から雲が沸き起こったかと思うとまたたく間にあたり一帯は雲に包まれ、雪となった。山頂にたどり着いた時はやはりガスで視界は遮られたままである。山頂にはおそらく数時間以内のものと思われる数名の足跡があった。足跡は南の尾根から往復しているようだ。

長居は無用なので、折り返して八丁平の北西部へと至る尾根を辿る。この北西部の草原は無雪期は防鹿ネットが張られているのだが、積雪期になるとこネットを外すので自由に闊歩出来るのが魅力だ。尾根から八丁平へと降りると、鹿がピョンピョンと跳ねながら湿原の中へと消えてゆく。

たまたま風雪が弱まったのか、山に囲まれた空間であるからなのか判らないが、風も雪もおさまり、静寂が支配する雪の庭園となる。直近に降り積もったと思われる雪の純白さが過ぎ去った季節に再び迷い込んだかのような非現実感を一層際立たせている。時折思い出したかのようにそよ風が迷子のような雪の名残を運んでゆく。
八丁平.jpg

鹿が消えていった後を負って湿原の端を歩いてみる。湿原の泥濘の上や樹の根元では既に雪が融けてしまっており、春を待つ湿原の息吹のようである。湿原の泥濘の上や樹の根元では既に雪が融けてしまっているが、まだまだ積雪している箇所は十分に多い。
八丁平2.jpg

湿原の中を自由に歩くことが出来るという雪の季節ならではの贅沢を堪能させて頂く。湿原の中を蛇行する小さな川を渡って、南西のベンチと看板のあるあたりに着く。ここから南東の916m峰の斜面を登ってみる。湿原を俯瞰する好適地の一つであり、八丁平を訪れる度にここの斜面から湿原を眺めることになる。深々と雪が降る中、過ぎゆく季節に哀惜の念をいだきつつ、雪景色の八丁平を後にするのだった。

夏道を辿り橋を渡ると再び雪の勢いが強くなってきたので、八丁平の南東914m峰から江賀谷林道の終点を目がけて北東へと延びる尾根を下ることにする。中村乗越を越えるルートは谷道となるので積雪期は避けたいところだ。尾根に上がると914m峰にかけてはコナラや楓が目立つ尾根を緩やかな辿ることになる。

914m峰のピークで小さなプレートを確認するとここからは一気に急降となる。まもなく尾根の藪が密集する地点があるので、植林地の端を歩いてから尾根をトラバースする必要があることを、昨年7月にこの尾根を登ったときの記憶から思い出す。すぐに尾根には赤テープが頻繁に出現するので、下る尾根筋が正しいことを確信出来る。いつしか赤テープを目にしなくなったと思い、GPSを確認すると再び尾根芯から南にずれていたことを知る。再び斜面をトラバースして、尾根芯に戻る。

尾根の下部になると両側から沢の音が聞こえるようになる。江賀谷の右俣の方に堰堤が見えるので谷の方に降りてみるが、すぐには渡渉によい場所が見当たらないので、尾根の末端まで下ることにする。左手の斜面に見覚えのある鉄のワイヤーが巻きつけられたところから沢に降りて、対岸に渡渉する。最後は右俣と左俣の合流する手前でそれぞれの沢を渡って、林道終点にたどり着くのだった。

林道を歩き始める、雪はいつしか冷たい雨に変わっていた。標高差数百メートルの間に雪が雨に変わるのだろう。車を停めた林道の入口に戻った頃にはその冷たい雨も上がるところだった。車に乗り込み京都への帰路につくと、花折トンネルと抜けると景色が一変する。空はすっかり晴れて、薄くローズピンクの混じったラヴェンダー色の空が京都市街の方角に広がっているのだった。しかし、路面は濡れているので、先程までは雨が降っていたのだろう。「比叡山にしておいたら良かったかな」と冗談交じりに云うと「いや、雪があったから八丁平が良かった」と長男が応える。昨日からの悪天候も、今季、雪山への山行を経験出来なかった長男に望外の贈り物をくれたようだった。
山猫 🐾
SHIGEKI
記事: 1028
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

投稿記事 by SHIGEKI »

yamanekoさん こんばんは。

今年は何度か次男を雪山に連れて行く機会を作ることが出来たのが、長男を伴って雪山に登る機会がないままだった。もう雪山のシーズンは終わってしまいそうではあるが、今季の雪山に一度は行ってみたいという長男の願いを叶えるべく、この日、久しぶりに長男との山行を約束していた。

いいですね!親子山行

不肖Sは10数年前の笛吹川溯行以来親子で山へは行けてません。



山行先は八丁平を考える。昨年は厳冬期から晩秋にかけて計6回も足を運んだのだが、今年はまだ訪れていない。

そんなに通い詰めておられましたか!!


SHIGEKIさんのレポに触発されたこともあり、先週の日曜日には京都バスに乗り、峰定寺経由で八丁平を目指すも、工事による通行止めで鞍馬の手前、貴船口でバスを降ろされてしまったので、やむなく山行先を天ヶ岳に変更したのだった。

思いつき山行の拙いREPでした、お恥ずかしい限りですわ~ :mrgreen:


八丁平の北側、オグロ坂峠から東に延びる尾根の先はいくつもの小さなピークが集合して複雑な地形を形成している。標高点は南側の小さな935m峰につけられているが、ここよりも高いピークがいくつかある。それらのピークを縫うように結ぶ尾根となだらかな谷の源頭部は山毛欅、小楢の自然林が美しい林相を形成しており、山の静かさと相俟って魅力的な山域である。今回取り付いた尾根は北見谷の左岸をなし、この山域の西側で最も高いと思われる950mピークのすぐ南側に向かってほぼ直線的に登ってゆくことになる。

さすがに詳しいですね、いい話を教えて頂きました。

この尾根は、P510からP836を通る南北に延びる尾根ですね?

標高800mを過ぎて、尾根がなだらかになるとあたりは薄く積雪している。なんと新雪であり、その下には根雪はほとんど見られない。おそらく昨夜に降雪したばかりと思われる。雪の上には動物の足跡も全くといってもいいほどに見られない。新雪のサクサクとした感触は、尾根上部で雪が増えるにつれ、モフモフとした感触に変わる。雪山に行きたいという長男の期待に図らずも添うことが出来たようである。

歓迎のの雪化粧でしたね。


湿原の中を自由に歩くことが出来るという雪の季節ならではの贅沢を堪能させて頂く。湿原の中を蛇行する小さな川を渡って、南西のベンチと看板のあるあたりに着く。ここから南東の916m峰の斜面を登ってみる。湿原を俯瞰する好適地の一つであり、八丁平を訪れる度にここの斜面から湿原を眺めることになる。深々と雪が降る中、過ぎゆく季節に哀惜の念をいだきつつ、雪景色の八丁平を後にするのだった。

不肖Sがゆったりランチしてた辺りですね。

初めてでしたが、偶然いいポイントへ辿り着いたようで、うれしくなりますね。

帰路につく心情もその通り、春は出会いと別れの季節でもありますね。


「比叡山にしておいたら良かったかな」と冗談交じりに云うと「いや、雪があったから八丁平が良かった」と長男が応える。昨日からの悪天候も、今季、雪山への山行を経験出来なかった長男に望外の贈り物をくれたようだった。

山と親の気持ちのよく分かったいい息子さんですね。

      では また 雨上がりの山毛欅林で

           SHIGEKI




[/quote]
添付ファイル
2019/03/20
2019/03/20
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

投稿記事 by 宮指路 »

yamanekoさん、はじめまして

八丁平の北側、オグロ坂峠から東に延びる尾根の先はいくつもの小さなピークが集合して複雑な地形を形成している。標高点は南側の小さな935m峰につけられているが、ここよりも高いピークがいくつかある。それらのピークを縫うように結ぶ尾根となだらかな谷の源頭部は山毛欅、小楢の自然林が美しい林相を形成しており、山の静かさと相俟って魅力的な山域である。

八丁平は鈴鹿にはない興味深い山域ですね。

今回取り付いた尾根は北見谷の左岸をなし、この山域の西側で最も高いと思われる950mピークのすぐ南側に向かってほぼ直線的に登ってゆくことになる。時間的な余裕と天候が良ければこの山域の東から入りたいところではあったが、この尾根を選んだのは長男に少しでもこの辺りの雰囲気を伝えたいという私の意図もあったのだった。

長男さんは小学生ですか?

最初の斜面を登ると植林地はすぐにも自然林にかわり、後は地形図の通り緩やかな登りとなる。鹿のものと思われる踏み跡を辿り、馬酔木の藪を右に左に避けながら進む。尾根を登るにつれ、背後には樹間から森山岳を望むようになる。森山岳に至るための鉄塔尾根は既に雪がほぼ消失している。

森山岳は第二回スノー衆が行われた山ですがここも例年になく雪が少なかったです。

標高800mを過ぎて、尾根がなだらかになるとあたりは薄く積雪している。なんと新雪であり、その下には根雪はほとんど見られない。おそらく昨夜に降雪したばかりと思われる。
雪の上には動物の足跡も全くといってもいいほどに見られない。新雪のサクサクとした感触は、尾根上部で雪が増えるにつれ、モフモフとした感触に変わる。雪山に行きたいという長男の期待に図らずも添うことが出来たようである。

これはラッキーでしたね。前夜寒波が一時的に到来したようです。

オグロ坂峠に着くと長男がここは来たことがあると云う。今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い夏の日、長男を伴って八丁平から峰床山を訪れたのは一昨年の夏であった。八丁平に入るや否や長男の靴にはヒルが纏わりついたのは記憶に生々しく残っているのだが、


息子さんはヒルにはやられなかったですか?

湿原の中を自由に歩くことが出来るという雪の季節ならではの贅沢を堪能させて頂く。湿原の中を蛇行する小さな川を渡って、南西のベンチと看板のあるあたりに着く。ここから南東の916m峰の斜面を登ってみる。湿原を俯瞰する好適地の一つであり、八丁平を訪れる度にここの斜面から湿原を眺めることになる。深々と雪が降る中、過ぎゆく季節に哀惜の念をいだきつつ、雪景色の八丁平を後にするのだった。

この湿原は雰囲気が良いのでしょうね~

尾根の下部になると両側から沢の音が聞こえるようになる。江賀谷の右俣の方に堰堤が見えるので谷の方に降りてみるが、すぐには渡渉によい場所が見当たらないので、尾根の末端まで下ることにする。左手の斜面に見覚えのある鉄のワイヤーが巻きつけられたところから沢に降りて、対岸に渡渉する。最後は右俣と左俣の合流する手前でそれぞれの沢を渡って、林道終点にたどり着くのだった。


結構ややこしいルート取りだったようで、息子さんは大丈夫でしたか?

                               宮指路
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

投稿記事 by yamaneko0922 »

SHIGEKIさん コメント有難うございます

>不肖Sは10数年前の笛吹川溯行以来親子で山へは行けてません。

笛吹川とはあの山梨県東部にある川でしょうか?あの川もマリンブルーの水が非常に美しかったのではないでしょうか?
私は小3の時、父親に連れられて西沢渓谷を訪れた時の記憶しかありませんが。

>思いつき山行の拙いREPでした、お恥ずかしい限りですわ~


とんでもない。SHIGEKIさんのrepのお陰で美しい雪原の景色への憧憬が掻き立てられることになりました。深謝の限りです。

>いい話を教えて頂きました。

複雑な地形ではありますが、それ故に独特の光景がみられると思います。対岸の森山岳を想起させるところがあります。ヤマレコでもここを通るrepはみられないこともあり、知られていないのだと思いますが、北山の中でもとりわけ偏愛している場所です。
とくに気に入っているのは東の端のあたりです。鎌倉谷の右岸尾根を登り切ったところでは正面に比良山系を望む格好の好展望地でもあります。宜しければ、是非、このあたりに足を踏み入れてみて下さい。
IMG_5789.JPG
IMG_5786.JPG

>この尾根は、P510からP836を通る南北に延びる尾根ですね?


説明が悪くて申し訳ありません。今回登ったのは江賀谷林道の中間を少し過ぎたあたり、地図ではp461の西で江賀谷に流れ込むのが北見谷で、そこから北西に上がってゆく尾根です。尾根の中間あたりでp510からp836を経て北に延びる尾根と合流するのですが、p836は寄っておりません。丁度この尾根と合流するあたりで植林が上がってきていたので、尾根はおそらくずっと植林が続いている可能性があると思います。私達が辿った尾根は植林は最初の斜面のみでした。

>不肖Sがゆったりランチしてた辺りですね。
初めてでしたが、偶然いいポイントへ辿り着いたようで、うれしくなりますね。


とてもいいところだと思います。SHIGEKIさんにも再び同じポイントからの雪景色をお届けしたいと思い、私も写真を撮ったのですが、情けないことにレンズ表面の曇りに気が付かず、写真としてはみれないものになっておりました。painting風のeffectをかけた写真でご容赦下さい。
南西斜面op.jpg
>山と親の気持ちのよく分かったいい息子さんですね。

少なくとも親の気持ちを理解してくれている訳ではないと思いますが・・・ :mrgreen:
長男とはこの先、山に一緒に登る機会が果たして何度あるか・・・といつも思ってしまいます。

SHIGEKIさんは高丸から越美国境のパノラマを楽しまれたようですね。写真の左端に映っているのは笹ヶ峰のようです。レポを楽しみにしております。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2019年3月22日(金) 14:02 ], 累計 2 回
山猫 🐾
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【京都北山】深々と雪の降る静寂の八丁平へ

投稿記事 by yamaneko0922 »

宮指路さん コメントどうも有難うございます。

>八丁平は鈴鹿にはない興味深い山域ですね。

ご興味を抱いて下り、有難うございます。東西南北、どこからでもアプローチ可能なのですが、アプローチによって山の表情が大きく異なるのも魅力だと思います。西尾根は台杉の巨木の回廊があり、これまた魅力的だと思います。

> 長男さんは小学生ですか?

もうすぐ高3です。
高校では登山同好会にも入っておりましたが、冬山は登山同好会ではさすがに行かないようで。
来年は受験なので既に同好会も引退しておりますが、全く受験勉強には身が入らないようで :oops:

>息子さんはヒルにはやられなかったですか?

この時はやられる前にすぐに気がついてたから良かったのですが、そのすぐ後、比良の白滝山~乙羽池の山行でヒルにやられることになりました。

>この湿原は雰囲気が良いのでしょうね~

八丁という距離が示しているように意外と狭いように思います。大したことはないという印象を抱かれる方もいらっしゃるかと思いますが、近いこともあってよく訪れる場所なので私自身は客観的な判断が難しいです。四季折々の表情の移ろいも魅力的だと思いますので、もしもいらしたことがなければ是非、一度、いらしてみて下さい。

>結構ややこしいルート取りだったようで、息子さんは大丈夫でしたか?

ご心配有難うございます。珍しく膝が痛くなったと書きましたが、翌日には快復しているようでした。
結果的にややこしいルート取りに思われるかもしれませんが、江賀谷の夏道は谷ルートになってしまうので、今回の下山ルートは冬季に八丁平に入るには最も早く、また登りのルートは最も安全に下ることが出来るルートだと思います。その点は逆周回の方がよかったのですが、天気が悪くなければ登った尾根の東のあたりから下ろうと思っていたのでした。

もしもいらっしゃることがあれば、ルートに関して疑問があれば、どうぞご遠慮なくPM下さい。

昨年の夏の写真を添付します。
一枚は八丁平の北西から、今回のrepの写真と同じ地点から
P6283351.JPG

前のSHIGEkIさんへのレスの最後の写真と同じ地点のものです。
P6283324.JPG
山猫 🐾
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