【鈴鹿】ピーカンの七人山・雨乞岳・イブネ・クラシ四連チャン(朝明より)
Posted: 2019年1月14日(月) 14:05
【日 付】2019年1月13日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】朝明P7:00---9:30七人山---10:22雨乞岳---12:02クラシ---15:00朝明P
【メンバー】単独
スノー衆は参加できなかったので、しっかり歩けるコースを組みたいと思っていた。天気も良さそうなので、雨乞岳をからめて周回することにした。
今日は長丁場なので朝明駐車場奥の砂防学習施設に駐車する。快晴の根の平峠へは昨日のトレースがあり、ツボ足で歩く。先行者はおらず一番乗りのようだ。根の平峠からは雪の量も増えスノーシューをはく。コクイ谷出合方面には昨日のツボ足の踏み跡が残っているだけで、あまり歩かれていないようだ。ツボ足はなんと神杉を通過し七人山の取りつきまで進んでいたが、ここで撤退したようだ。コクイ谷の出合の渡渉は水量も少なくスノーシューをはいたまま渡れた。
出合から北東尾根に乗るが、時たま以前のスノーシュー跡が風紋として顔を出すぐらいでこの連休にはだれも歩いていないようだ。気温が上がらず雨も降らなかったので正月の雪が残っている感じでしまっていない。新雪のように深く沈み込む事は無いがラッセルしながら上っていくと尾根主のミズナラが出迎えてくれた。しばらくすると東に開けた場所につき御在所岳が手に取るように見える。なだらかな稜線を気持ちよく歩いていると木立の間からイブネ台地が見えだす。七人山山頂で雨乞岳東峰の巨大な姿が正面をおおうころになると風も強くなりネックウォーマーをつける。東峰の頂上部まで雪がついていていい感じだ。このあたりからスノーシュー跡の風紋も見なくなったので、七人山あたりで引き返したのかもしれない。
郡界尾根の分岐をすぎ上りにかかる展望の良い平原の斜面からはイブネ台地の全容に伊吹・御岳・アルプスの山々が見える。このあたりからズボッと落とし穴に沈みこみだした。慎重に進むが沈むときは沈む。雪におおわれた溝道の横を上っていくと真っ白な山頂が見える。表面は雪で白く見えているものの熊笹の落とし穴だらけになる。雪もさほど降らずにしまっていないのでやっかいだ。登山道の吹き溜まりの方が多少ましだがこの状態のままようやく頂上についた。頂上からは陽光に照らされた伊勢湾の全貌が見える。自宅のある津だけでなく大きく回り込んだ志摩半島の先っぽの鳥羽や神島まで確認できる。鈴鹿の雪山でこんな光景を目にするとは思わなかった。これを見た古代人はアマテラスが伊勢にいると思ったのも納得できる。
雨乞岳の西峰まで稜線が続いていて、この東峰と西峰をつなぐ猫の耳のような白い稜線が毎朝自宅付近から見えている。しかし、ここから見える雪の稜線には熊笹の青のりがかかっている。予想どうりの落とし穴で、多少はましま登山道をつかい山頂についたものの山頂はもっとひどい落とし穴だらけで大変だ。展望は抜群で綿向山や御在所岳・鎌ヶ岳がまじかに見えた。少したってから杉峠からの一番乗りの男性が着いた。この後出会う人たちはみな甲津畑から来ようだった。
杉峠へは男性のトレースをありがたく使わせていただく。峠の杉も朽ちるのみといった感じだが、山の隙間から伊勢平野が見える。中世の山越え商人にとっては元気のでる景色だっだろう。ここからも甲津畑からイブネに直接向かった人のツボ足トレースがある。結構苦労している感じだが、スノーシューだと快適に歩ける。佐目峠の目印の岩はきれいに雪につつまれていた。ひと上りでイブネに着き、雨乞岳の大きな山容がどっしりと構えていた。トレースの主が三角テントの中に入っていったと同時にドローンが飛び立った。テントの中でドローンの映像を見ているようで、山の楽しみ方もいろいろだなあと思ってしまう。ドローンに見られながらもなんなので、熊ノ戸平を少し下った風がよけられる場所で休憩した。イブネの東端やクラシのあたりは雪が解け苔が出ている場所もあった。
クラシに向かうと昔はなかった北尾根への分岐がある。クラシからはP900に伸びる北東尾根から下る。方向を定めて下るとテープも出てきてクラシ北東尾根の分岐も出てきた。ただクラシ谷に導くテープもあるので、方向と尾根筋を確認しながら下った。クラシと言うだけあって嵓が尾根上に出てくる。グズグズの雪なので嵓が出るごとに巻いて稜線に復帰するというのを何度かさせられた。北尾根を横に見ながら下っていくとP900で、稜線にブナが多く明るく開けている。ここまでくればひと安心。この先でT字に分岐する尾根をクラシ谷出合方向に下るだけだ。最終盤になってテープの数が増えそのままクラシ谷道までスムーズに下れた。
神崎川左岸の登山道をタケ谷出合まで進むとここもスノーシューをつけたまま濡れずに渡渉できた。あとは根の平峠を越えて駐車地にもどるだけだ。
【山 域】鈴鹿
【コース】朝明P7:00---9:30七人山---10:22雨乞岳---12:02クラシ---15:00朝明P
【メンバー】単独
スノー衆は参加できなかったので、しっかり歩けるコースを組みたいと思っていた。天気も良さそうなので、雨乞岳をからめて周回することにした。
今日は長丁場なので朝明駐車場奥の砂防学習施設に駐車する。快晴の根の平峠へは昨日のトレースがあり、ツボ足で歩く。先行者はおらず一番乗りのようだ。根の平峠からは雪の量も増えスノーシューをはく。コクイ谷出合方面には昨日のツボ足の踏み跡が残っているだけで、あまり歩かれていないようだ。ツボ足はなんと神杉を通過し七人山の取りつきまで進んでいたが、ここで撤退したようだ。コクイ谷の出合の渡渉は水量も少なくスノーシューをはいたまま渡れた。
出合から北東尾根に乗るが、時たま以前のスノーシュー跡が風紋として顔を出すぐらいでこの連休にはだれも歩いていないようだ。気温が上がらず雨も降らなかったので正月の雪が残っている感じでしまっていない。新雪のように深く沈み込む事は無いがラッセルしながら上っていくと尾根主のミズナラが出迎えてくれた。しばらくすると東に開けた場所につき御在所岳が手に取るように見える。なだらかな稜線を気持ちよく歩いていると木立の間からイブネ台地が見えだす。七人山山頂で雨乞岳東峰の巨大な姿が正面をおおうころになると風も強くなりネックウォーマーをつける。東峰の頂上部まで雪がついていていい感じだ。このあたりからスノーシュー跡の風紋も見なくなったので、七人山あたりで引き返したのかもしれない。
郡界尾根の分岐をすぎ上りにかかる展望の良い平原の斜面からはイブネ台地の全容に伊吹・御岳・アルプスの山々が見える。このあたりからズボッと落とし穴に沈みこみだした。慎重に進むが沈むときは沈む。雪におおわれた溝道の横を上っていくと真っ白な山頂が見える。表面は雪で白く見えているものの熊笹の落とし穴だらけになる。雪もさほど降らずにしまっていないのでやっかいだ。登山道の吹き溜まりの方が多少ましだがこの状態のままようやく頂上についた。頂上からは陽光に照らされた伊勢湾の全貌が見える。自宅のある津だけでなく大きく回り込んだ志摩半島の先っぽの鳥羽や神島まで確認できる。鈴鹿の雪山でこんな光景を目にするとは思わなかった。これを見た古代人はアマテラスが伊勢にいると思ったのも納得できる。
雨乞岳の西峰まで稜線が続いていて、この東峰と西峰をつなぐ猫の耳のような白い稜線が毎朝自宅付近から見えている。しかし、ここから見える雪の稜線には熊笹の青のりがかかっている。予想どうりの落とし穴で、多少はましま登山道をつかい山頂についたものの山頂はもっとひどい落とし穴だらけで大変だ。展望は抜群で綿向山や御在所岳・鎌ヶ岳がまじかに見えた。少したってから杉峠からの一番乗りの男性が着いた。この後出会う人たちはみな甲津畑から来ようだった。
杉峠へは男性のトレースをありがたく使わせていただく。峠の杉も朽ちるのみといった感じだが、山の隙間から伊勢平野が見える。中世の山越え商人にとっては元気のでる景色だっだろう。ここからも甲津畑からイブネに直接向かった人のツボ足トレースがある。結構苦労している感じだが、スノーシューだと快適に歩ける。佐目峠の目印の岩はきれいに雪につつまれていた。ひと上りでイブネに着き、雨乞岳の大きな山容がどっしりと構えていた。トレースの主が三角テントの中に入っていったと同時にドローンが飛び立った。テントの中でドローンの映像を見ているようで、山の楽しみ方もいろいろだなあと思ってしまう。ドローンに見られながらもなんなので、熊ノ戸平を少し下った風がよけられる場所で休憩した。イブネの東端やクラシのあたりは雪が解け苔が出ている場所もあった。
クラシに向かうと昔はなかった北尾根への分岐がある。クラシからはP900に伸びる北東尾根から下る。方向を定めて下るとテープも出てきてクラシ北東尾根の分岐も出てきた。ただクラシ谷に導くテープもあるので、方向と尾根筋を確認しながら下った。クラシと言うだけあって嵓が尾根上に出てくる。グズグズの雪なので嵓が出るごとに巻いて稜線に復帰するというのを何度かさせられた。北尾根を横に見ながら下っていくとP900で、稜線にブナが多く明るく開けている。ここまでくればひと安心。この先でT字に分岐する尾根をクラシ谷出合方向に下るだけだ。最終盤になってテープの数が増えそのままクラシ谷道までスムーズに下れた。
神崎川左岸の登山道をタケ谷出合まで進むとここもスノーシューをつけたまま濡れずに渡渉できた。あとは根の平峠を越えて駐車地にもどるだけだ。