【飛騨】天蓋山
Posted: 2011年8月25日(木) 11:13
【日 付】 2011/8/13(土)
【山 域】 奥飛騨 天蓋山 (岐阜県飛騨市)
【メンバー】 単独
【天 候】 晴ときどき曇
【ルート】 山の村キャンプ場前駐車場7:55---雀平9:20/9:25---天蓋山10:00/10:10
---雀平10:30/10:55---駐車場12:05
最近、体力が落ちたのか、体質が変わったのか、
以前は、毎週金曜の夜になると「なんでもええから行かなくちゃ」と、まるで何かに追われるように、
なかば脅迫観念的に山に出掛けていて、
たまに行けない週があると、ものすごく損をした気分になっていた。
ところが、昨年の夏前から、金曜の夜はバタバタしないでゆっくり過ごしたいと思うようになってきた。
仕事の疲れがたまっているのだ。
そのかわり土曜の朝、早く起きて山に行けばいいのだが、そこは気分が緩んだままなので、
日頃の睡眠不足の反動でゆっくり目覚めた頃には西も東も渋滞が始まっており、
「今から出たら登り始めはお昼やん。もうええわ。今日は家でのんびりしよ。」となってしまう。
うとうと昼寝したりして、そのまま夜になり、ずるずると日曜日になだれ込むと、
「ああ、明日は仕事やから、ゆっくり身体休めとこ。」で週末が終わる。
ヤブコギネットの末席を汚すものとしては、まさに怠惰という他はない。
これはイカン。
はたして立ち直れるのか、洞吹!
お盆休みくらいはどこかへ行こうと思う。
しかし、地獄の釜のフタがフルオープンするという季節。
めっちゃ暑いし、また、どこに行っても混んでいる。なんでこんなに人が多いのか。
そんなときは、エアコンの効いた部屋で冷たいビールを飲んで、まったりと……と囁く悪魔の誘惑を振り払い、
「暑すぎて気が向かなかったら、山登りをやめてドライブと物見遊山にしてもいいから……」、
と自分をダマくらかして、とにかく出発する。
高い山へ行けば涼しいのだろうが、簡単に行けるところはどこも人だらけで逆に疲れるし、
奥地になると日帰り登山は難しい。
今の時期、あまり人が来なくて、名峰が眺められる展望の良い山がいいな。
行き先をいろいろ物色してみたが、奥飛騨の山の村から登る天蓋山というのにしよう。
標高1500mちょいの山で登山口で900mなので、登るのはあっと言う間だけど、まあ気分だけでも涼しかろう。
今まで神岡周辺には一度も行ったことがないので、それも楽しみだ。
東海北陸道を飛騨清見インターで降りて猪臥山トンネルを抜け、古川から国道41号を進む。
目的地へさっさと行くなら、古川からは神原トンネル~吉田経由か、大坂峠を越える道のほうが早いのだろうが、
初めての数河高原と神岡を通りたかったので、41号線回りにした。
神岡の市街地に入り、川を渡って高台に上がると、道の駅「宙ドーム神岡」というのがあった。
「宙ドーム」と書いて、これで「スカイドーム」と読ませる。
神岡と言えば、なんといっても東京大学宇宙線研究施設スーパーカミオカンデじゃないか。
道の駅の建物に入ると、スカイドーム体験コーナーというのがあって、
光電子倍増管の実物なるものが壁一杯に展示されていたが、これで何がどうなるというのかよくわからなかった。
もっとも、ワシごときが簡単にわかるようなら、研究所は閉めたほうがいいかもしれない。
クルマは、よく整備された道を双六谷から山吹峠を越えて山の村へと向かう。
よく聞く「山の村」って何かと思っていたら、このあたりの森茂や下之本や打保など周辺七ヵ村の総称だそうな。
今まで知りませんでした。
地図にない村と言われる山の村に近づくと、
峠を越えたこんな山奥に、なんとのどかな平地と集落がいくつもあるものだと感心してしまった。
ここをゆったりと流れる打保谷川も、ここから下流は道もつけられない断崖絶壁の険谷を流れ下る。
だから、山の村からどこに出ていくのも必ず峠越えになり、
現在の冬期除雪される道ができるまでは、冬は交通が途絶していたというからすごい。
よくこんなところに住みついたものだ。
景色を見ながらぶらぶらとクルマを進めていると、飛越トンネルまで来てしまった。
駐車場は登山者のクルマがいっぱいで満車状態だ。
ああ、いやだいやだ。
もともとこんなとこに用はないので、さっさとUターンして戻る。
いや、前置きが長かったね。
これで、山のレポートがすぐ終わったら、罵声が飛ぶかな。
まあ、今回は生存証明みたいなものだから、許してちょうだい。
[attachment=0]s-R0015038.jpg[/attachment]
山の村キャンプ場の入口横に、5台ほど止められる天蓋山登山者専用の駐車場があった。
先客は1台のみ。
横にクルマを止めて支度をしていると、もう1台が到着して軽装の単独行者がさっさと出発していった。
この山はコースタイムが登り2時間、下り1時間ほどだから、ナップザックに水だけ持てばいいようなものだが、
ワシは感心にも、いつものとおり愛用の30リットルザックを背負う。
[attachment=3]s-R0015028.jpg[/attachment]
あちこちで朝餉の支度の煙が上がっているキャンプ場……と言っても、
何が面白いのか、ハンで押したように、芝生に乗り入れたワンボックス車の横にコールマンの大きなテントを立てて、
折り畳み式のテーブルとイスを並べている人たちのオートキャンプ場……を抜け、天蓋山の登山道に入る。
最初はブナやカバの木陰になる谷沿いの涼しい道だった。
谷を離れ尾根に付くと、日陰であってもやはり暑い。
[attachment=2]s-R0015030.jpg[/attachment]
雀平というちょっとした広場のある小ピークで休憩。
山頂まであと30分ぼどだが、先発した軽装の人がもうスタスタと下ってきた。
昼メシ前の運動みたいなものか。
その先で最も先行していた家族連れ(ご両親と美しい娘さんとワンコ)のパーティが下ってきてすれ違う。
娘さんがきれいだったので見とれていたら、最後尾のお父さんに睨まれた。
「コニチハ」と言って誤魔化す。
これでこの先は誰もいないはずなので、頂上は独り占めかと思ったら、
下から突然1人が猛烈に追い上げてきて、あっさりと抜かれてしまった。
暑い日になったけど、こんな日に登る人もけっこういるもんだ。
[attachment=1]s-R0015031.jpg[/attachment]
さて頂上。
田部井淳子さんの揮毫による山名を記した標柱が立てられ、まわりの山の方向盤がベンチに取り付けられている。
御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳、薬師岳、立山、剱岳、白山。
360度の素晴らしい展望だ……と言いたいのだが、
それはガイドブックの記述であって、現実はそうは問屋がおろしてくれなかった。
見えるのは周囲の同じくらいの高さの平凡な峰々だけで、
ガイドブックに書かれているような一級品の山々は、モクモクとわきあがる雲に隠されてただのひとつも見えない。
しかし逆に言えば、そんな高い山に行っても天気が悪くて何も見えないということだな……
と、酸っぱいブドウを囓る。
なにせ頭上だけ晴れているので、切り開かれて木陰がない山頂は、陽光にジリジリと焼かれてただ暑いだけだ。
虫もブンブン飛び回るし、落ち着いてメシも食べられない。
何しにきたんだ、まったく。
まわりの平凡な山しか写らない写真を二、三枚撮って、早々と退散する。
先ほどの雀平まで戻って倒木に腰をかけ、少し早い昼メシにした。
今日のメニューはビールにコンビニのゆで卵とおにぎりだけだが、やはり山で食べるメシはうまい。
食事中に、山頂にいた青年が下って行ったが、入れ替わりにまだ登ってくる人もいる。
さっきの青年がワシの車の右横に止めたとして、
左側に止めた軽装の人が帰ったあとに、この人が車をとめているはずで、
さっきの青年と家族連れが帰ったから右側が2台分空いて、
今はワシの左側に1台だけ駐車しているはず……と考えながら歩く。
しかし、暑くなってきた。
汗がダラダラと流れて、頭がボーッとしてくる。
やはり夏は暑い。
尾根から谷間に入り、流れを渡るところでタオルを浸して水浴びをすると、冷たくて気持ちよかった。
流れに放り込んで冷えたお茶が喉にしみる。
生き返ったところで再び歩き出すと、すぐにキャンプ場に入って駐車場に着いた。
先ほど考えたとおりに、左側に1台だけ飛騨ナンバーの軽自動車が止まっている。
頭の体操は正解だった。
汗まみれの服を着替えたり荷物を整理したりしているうちに、その人がもう下りてきて、
クルマのドアをあけてザックを乗せると、着替えもせずにそのまま乗り込んで10秒で発車してしまった。
めちゃ早い。
地元の人なのだろうけど、シートが汗くさくならんのかね。
さあ、温泉で汗を流しに行こう。
最初は古川の桃源郷温泉にしようと思っていたけど、前に一度入ったことがあるし、なんといってもここは神岡。
スーパーカミオカンデと来たら、やっぱりニュートリノじゃないの。
ということで、まだ入ったことのない「流葉温泉ニュートリノ」にする。
山の村から、伊西峠(山の村トンネル)越えの車が一台も走っていないガラガラのクニャクニャ県道を神岡に出て、
流葉温泉へ向かった。
国道脇の高台に建つ流葉温泉は、1階が土産品売り場で、2階に展望レストランがあって、
入浴の受付は3階になっていた。
最新鋭のニュートリノ温泉なるものに入れるのかと思ったが、
どうやらこの建物にニュートリノという名前をつけてみたただけらしい。
なんだかトロン温泉と勘違いしそうな名前だけど、いい湯でした。
休憩所で飲んだ飛騨牛乳のコーヒー牛乳もおいしかったです。
どうでもええ話しを書き連ねたら、けっこう長くなったね。
それじゃ最後に、どうでもええ話しをもうひとつ。
温泉を出て、国道を神岡方向へ少し戻り、山田で古川へ向かう県道に入ったとたん、盛大にネズミ取り実施中で、
おまわりさんがズラリと並び、サインさせられている人がいっぱい坐っていた。
たまたまサイン会場が満席だったので、ワシは招待されなかったようだ。
暑いのに、みんなご苦労さんやね。
ウヒョヒョヒョ
洞吹(どうすい)
【山 域】 奥飛騨 天蓋山 (岐阜県飛騨市)
【メンバー】 単独
【天 候】 晴ときどき曇
【ルート】 山の村キャンプ場前駐車場7:55---雀平9:20/9:25---天蓋山10:00/10:10
---雀平10:30/10:55---駐車場12:05
最近、体力が落ちたのか、体質が変わったのか、
以前は、毎週金曜の夜になると「なんでもええから行かなくちゃ」と、まるで何かに追われるように、
なかば脅迫観念的に山に出掛けていて、
たまに行けない週があると、ものすごく損をした気分になっていた。
ところが、昨年の夏前から、金曜の夜はバタバタしないでゆっくり過ごしたいと思うようになってきた。
仕事の疲れがたまっているのだ。
そのかわり土曜の朝、早く起きて山に行けばいいのだが、そこは気分が緩んだままなので、
日頃の睡眠不足の反動でゆっくり目覚めた頃には西も東も渋滞が始まっており、
「今から出たら登り始めはお昼やん。もうええわ。今日は家でのんびりしよ。」となってしまう。
うとうと昼寝したりして、そのまま夜になり、ずるずると日曜日になだれ込むと、
「ああ、明日は仕事やから、ゆっくり身体休めとこ。」で週末が終わる。
ヤブコギネットの末席を汚すものとしては、まさに怠惰という他はない。
これはイカン。
はたして立ち直れるのか、洞吹!
お盆休みくらいはどこかへ行こうと思う。
しかし、地獄の釜のフタがフルオープンするという季節。
めっちゃ暑いし、また、どこに行っても混んでいる。なんでこんなに人が多いのか。
そんなときは、エアコンの効いた部屋で冷たいビールを飲んで、まったりと……と囁く悪魔の誘惑を振り払い、
「暑すぎて気が向かなかったら、山登りをやめてドライブと物見遊山にしてもいいから……」、
と自分をダマくらかして、とにかく出発する。
高い山へ行けば涼しいのだろうが、簡単に行けるところはどこも人だらけで逆に疲れるし、
奥地になると日帰り登山は難しい。
今の時期、あまり人が来なくて、名峰が眺められる展望の良い山がいいな。
行き先をいろいろ物色してみたが、奥飛騨の山の村から登る天蓋山というのにしよう。
標高1500mちょいの山で登山口で900mなので、登るのはあっと言う間だけど、まあ気分だけでも涼しかろう。
今まで神岡周辺には一度も行ったことがないので、それも楽しみだ。
東海北陸道を飛騨清見インターで降りて猪臥山トンネルを抜け、古川から国道41号を進む。
目的地へさっさと行くなら、古川からは神原トンネル~吉田経由か、大坂峠を越える道のほうが早いのだろうが、
初めての数河高原と神岡を通りたかったので、41号線回りにした。
神岡の市街地に入り、川を渡って高台に上がると、道の駅「宙ドーム神岡」というのがあった。
「宙ドーム」と書いて、これで「スカイドーム」と読ませる。
神岡と言えば、なんといっても東京大学宇宙線研究施設スーパーカミオカンデじゃないか。
道の駅の建物に入ると、スカイドーム体験コーナーというのがあって、
光電子倍増管の実物なるものが壁一杯に展示されていたが、これで何がどうなるというのかよくわからなかった。
もっとも、ワシごときが簡単にわかるようなら、研究所は閉めたほうがいいかもしれない。
クルマは、よく整備された道を双六谷から山吹峠を越えて山の村へと向かう。
よく聞く「山の村」って何かと思っていたら、このあたりの森茂や下之本や打保など周辺七ヵ村の総称だそうな。
今まで知りませんでした。
地図にない村と言われる山の村に近づくと、
峠を越えたこんな山奥に、なんとのどかな平地と集落がいくつもあるものだと感心してしまった。
ここをゆったりと流れる打保谷川も、ここから下流は道もつけられない断崖絶壁の険谷を流れ下る。
だから、山の村からどこに出ていくのも必ず峠越えになり、
現在の冬期除雪される道ができるまでは、冬は交通が途絶していたというからすごい。
よくこんなところに住みついたものだ。
景色を見ながらぶらぶらとクルマを進めていると、飛越トンネルまで来てしまった。
駐車場は登山者のクルマがいっぱいで満車状態だ。
ああ、いやだいやだ。
もともとこんなとこに用はないので、さっさとUターンして戻る。
いや、前置きが長かったね。
これで、山のレポートがすぐ終わったら、罵声が飛ぶかな。
まあ、今回は生存証明みたいなものだから、許してちょうだい。
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山の村キャンプ場の入口横に、5台ほど止められる天蓋山登山者専用の駐車場があった。
先客は1台のみ。
横にクルマを止めて支度をしていると、もう1台が到着して軽装の単独行者がさっさと出発していった。
この山はコースタイムが登り2時間、下り1時間ほどだから、ナップザックに水だけ持てばいいようなものだが、
ワシは感心にも、いつものとおり愛用の30リットルザックを背負う。
[attachment=3]s-R0015028.jpg[/attachment]
あちこちで朝餉の支度の煙が上がっているキャンプ場……と言っても、
何が面白いのか、ハンで押したように、芝生に乗り入れたワンボックス車の横にコールマンの大きなテントを立てて、
折り畳み式のテーブルとイスを並べている人たちのオートキャンプ場……を抜け、天蓋山の登山道に入る。
最初はブナやカバの木陰になる谷沿いの涼しい道だった。
谷を離れ尾根に付くと、日陰であってもやはり暑い。
[attachment=2]s-R0015030.jpg[/attachment]
雀平というちょっとした広場のある小ピークで休憩。
山頂まであと30分ぼどだが、先発した軽装の人がもうスタスタと下ってきた。
昼メシ前の運動みたいなものか。
その先で最も先行していた家族連れ(ご両親と美しい娘さんとワンコ)のパーティが下ってきてすれ違う。
娘さんがきれいだったので見とれていたら、最後尾のお父さんに睨まれた。
「コニチハ」と言って誤魔化す。
これでこの先は誰もいないはずなので、頂上は独り占めかと思ったら、
下から突然1人が猛烈に追い上げてきて、あっさりと抜かれてしまった。
暑い日になったけど、こんな日に登る人もけっこういるもんだ。
[attachment=1]s-R0015031.jpg[/attachment]
さて頂上。
田部井淳子さんの揮毫による山名を記した標柱が立てられ、まわりの山の方向盤がベンチに取り付けられている。
御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳、薬師岳、立山、剱岳、白山。
360度の素晴らしい展望だ……と言いたいのだが、
それはガイドブックの記述であって、現実はそうは問屋がおろしてくれなかった。
見えるのは周囲の同じくらいの高さの平凡な峰々だけで、
ガイドブックに書かれているような一級品の山々は、モクモクとわきあがる雲に隠されてただのひとつも見えない。
しかし逆に言えば、そんな高い山に行っても天気が悪くて何も見えないということだな……
と、酸っぱいブドウを囓る。
なにせ頭上だけ晴れているので、切り開かれて木陰がない山頂は、陽光にジリジリと焼かれてただ暑いだけだ。
虫もブンブン飛び回るし、落ち着いてメシも食べられない。
何しにきたんだ、まったく。
まわりの平凡な山しか写らない写真を二、三枚撮って、早々と退散する。
先ほどの雀平まで戻って倒木に腰をかけ、少し早い昼メシにした。
今日のメニューはビールにコンビニのゆで卵とおにぎりだけだが、やはり山で食べるメシはうまい。
食事中に、山頂にいた青年が下って行ったが、入れ替わりにまだ登ってくる人もいる。
さっきの青年がワシの車の右横に止めたとして、
左側に止めた軽装の人が帰ったあとに、この人が車をとめているはずで、
さっきの青年と家族連れが帰ったから右側が2台分空いて、
今はワシの左側に1台だけ駐車しているはず……と考えながら歩く。
しかし、暑くなってきた。
汗がダラダラと流れて、頭がボーッとしてくる。
やはり夏は暑い。
尾根から谷間に入り、流れを渡るところでタオルを浸して水浴びをすると、冷たくて気持ちよかった。
流れに放り込んで冷えたお茶が喉にしみる。
生き返ったところで再び歩き出すと、すぐにキャンプ場に入って駐車場に着いた。
先ほど考えたとおりに、左側に1台だけ飛騨ナンバーの軽自動車が止まっている。
頭の体操は正解だった。
汗まみれの服を着替えたり荷物を整理したりしているうちに、その人がもう下りてきて、
クルマのドアをあけてザックを乗せると、着替えもせずにそのまま乗り込んで10秒で発車してしまった。
めちゃ早い。
地元の人なのだろうけど、シートが汗くさくならんのかね。
さあ、温泉で汗を流しに行こう。
最初は古川の桃源郷温泉にしようと思っていたけど、前に一度入ったことがあるし、なんといってもここは神岡。
スーパーカミオカンデと来たら、やっぱりニュートリノじゃないの。
ということで、まだ入ったことのない「流葉温泉ニュートリノ」にする。
山の村から、伊西峠(山の村トンネル)越えの車が一台も走っていないガラガラのクニャクニャ県道を神岡に出て、
流葉温泉へ向かった。
国道脇の高台に建つ流葉温泉は、1階が土産品売り場で、2階に展望レストランがあって、
入浴の受付は3階になっていた。
最新鋭のニュートリノ温泉なるものに入れるのかと思ったが、
どうやらこの建物にニュートリノという名前をつけてみたただけらしい。
なんだかトロン温泉と勘違いしそうな名前だけど、いい湯でした。
休憩所で飲んだ飛騨牛乳のコーヒー牛乳もおいしかったです。
どうでもええ話しを書き連ねたら、けっこう長くなったね。
それじゃ最後に、どうでもええ話しをもうひとつ。
温泉を出て、国道を神岡方向へ少し戻り、山田で古川へ向かう県道に入ったとたん、盛大にネズミ取り実施中で、
おまわりさんがズラリと並び、サインさせられている人がいっぱい坐っていた。
たまたまサイン会場が満席だったので、ワシは招待されなかったようだ。
暑いのに、みんなご苦労さんやね。
ウヒョヒョヒョ
洞吹(どうすい)
以前は、毎週金曜の夜になると「なんでもええから行かなくちゃ」と、まるで何かに追われるように、