【鈴鹿】心も満タンに 蛇谷ワンダーランド(竜ヶ岳)
Posted: 2018年8月27日(月) 18:42
【日 付】2018年8月26日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】宇賀渓駐車場7:20---8:35 15m滝---13:00 Co850二股---13:53竜ヶ岳直下コル---15:30宇賀渓駐車地
【メンバー】シュークリーム、Iさん、わりばし
シュークリームさんが帰国しIさんと三人で竜ヶ岳の蛇谷を遡行することにした。宇賀渓駐車場で待ち合わせて土産物屋を通り林道を進む。林道終点のホダカ谷登山道は入山禁止となっていた。その下にあった白竜橋という立派な吊り橋はなぜか板がはずされ、見る影もない。
ここから入渓すると正面にホダカ谷の6m滝が見え、谷は左に折れる。上に青い鉄橋を見ながら進むと大きな釜を持つ魚止滝が出てくる。釜を泳いで取りつくが、前回より水量が多くロープで助け舟を出してもらった。左岸を登り木の支点を二ヶ所取って登った。滝上に着くと左岸に巻き道があり、簡単に巻けるようだ。
両岸が立ってきて廊下になり進むと正面に蛇谷出合の7m滝が見え、左に燕滝10mが落ちている。蛇谷に入り3m滝に続き15mの直瀑が白く輝いている。以前来たときは、右岸のバンドから巻いたのだがIさんは左の岩壁を狙うようだ。よく見ると残置ハーケンがポイントに打ってある。垂直な岩壁で足がかりが難しい所があったが突破した。私は最後でロープに確保されながらハーケンに付けたヌンチャクを回収するだけだが、足がかりの厳しい場所はやはり怖かった。
蛇谷の遡行記録を見ていると魚止滝と15m滝を巻くケースが多い。竜ヶ岳を目指すと先は長いので、下部でロープを出して時間をかけたくないというのもあるだろう。蛇谷の場合は巻くか登るかによって難易度は大きく変わってくる。蛇谷は炭焼きの谷で炭焼き窯をつなぐ杣道があったようで、所々残っている。これを使えば滝の巻きも簡単になるだろう。
通行止めになっている登山道を横切ると五階滝10mで、右を登った。チョックストーン滝がいくつかあらわれる。水量が多いので越えるたびにびしょ濡れになるが、猛暑日だけあって寒さは感じない。CS二条6m滝は中央を登りCSをくぐり滝上に出る時に大量の水が流れ込んできた。
両岸が立ってきて第2の廊下入り口の10mを登り7m滝はロープを出して左を登った。連瀑をこなすとCS8m滝でここでもロープを出した。左の岩棚で進んで行けるが最後の落ち口にぬける所が厳しい。残置ハーケンに通したヌンチャクに体重をかけて乗り越えた。
続く5m滝は手ごわそうだが今回は木が滝に引っかかっている。これを頼りに突破した。Iさんもシュークリームさんも苦労していたのでシュリンゲで引っ張り上げた。厳しい場所でお世話になっているので、少しは役に立てたかな。
二条7m滝は水量が多いのと滑っていそうだったので、右岸を巻いた。廊下が終わり岩質が花崗岩から黒い岩に変わると8m滝で、ここは登れないので右岸を巻いた。850mの二股は左股を進む。谷は傾斜が強まり階段滝の連瀑が続く。青空が大きくなりだすと谷は小川のように曲がりくねり源頭部の雰囲気をかもし出す。ここまで、詰めても水量はしっかりとある。970mの奥の二股のあたりで尾根上の台地に取りつき笹原を進むと竜ヶ岳直下コルの登山道に出た。
蛇谷は難易度の異なる様々な滝がつめ合わさったワンダーランドだった。水量が多くいつも以上に楽しませてくれた。ほとんどの滝を登れたのも大きな収穫だった。Iさんとシュークリさんというパートナーあっての事なので感謝したい。
【山 域】鈴鹿
【コース】宇賀渓駐車場7:20---8:35 15m滝---13:00 Co850二股---13:53竜ヶ岳直下コル---15:30宇賀渓駐車地
【メンバー】シュークリーム、Iさん、わりばし
シュークリームさんが帰国しIさんと三人で竜ヶ岳の蛇谷を遡行することにした。宇賀渓駐車場で待ち合わせて土産物屋を通り林道を進む。林道終点のホダカ谷登山道は入山禁止となっていた。その下にあった白竜橋という立派な吊り橋はなぜか板がはずされ、見る影もない。
ここから入渓すると正面にホダカ谷の6m滝が見え、谷は左に折れる。上に青い鉄橋を見ながら進むと大きな釜を持つ魚止滝が出てくる。釜を泳いで取りつくが、前回より水量が多くロープで助け舟を出してもらった。左岸を登り木の支点を二ヶ所取って登った。滝上に着くと左岸に巻き道があり、簡単に巻けるようだ。
両岸が立ってきて廊下になり進むと正面に蛇谷出合の7m滝が見え、左に燕滝10mが落ちている。蛇谷に入り3m滝に続き15mの直瀑が白く輝いている。以前来たときは、右岸のバンドから巻いたのだがIさんは左の岩壁を狙うようだ。よく見ると残置ハーケンがポイントに打ってある。垂直な岩壁で足がかりが難しい所があったが突破した。私は最後でロープに確保されながらハーケンに付けたヌンチャクを回収するだけだが、足がかりの厳しい場所はやはり怖かった。
蛇谷の遡行記録を見ていると魚止滝と15m滝を巻くケースが多い。竜ヶ岳を目指すと先は長いので、下部でロープを出して時間をかけたくないというのもあるだろう。蛇谷の場合は巻くか登るかによって難易度は大きく変わってくる。蛇谷は炭焼きの谷で炭焼き窯をつなぐ杣道があったようで、所々残っている。これを使えば滝の巻きも簡単になるだろう。
通行止めになっている登山道を横切ると五階滝10mで、右を登った。チョックストーン滝がいくつかあらわれる。水量が多いので越えるたびにびしょ濡れになるが、猛暑日だけあって寒さは感じない。CS二条6m滝は中央を登りCSをくぐり滝上に出る時に大量の水が流れ込んできた。
両岸が立ってきて第2の廊下入り口の10mを登り7m滝はロープを出して左を登った。連瀑をこなすとCS8m滝でここでもロープを出した。左の岩棚で進んで行けるが最後の落ち口にぬける所が厳しい。残置ハーケンに通したヌンチャクに体重をかけて乗り越えた。
続く5m滝は手ごわそうだが今回は木が滝に引っかかっている。これを頼りに突破した。Iさんもシュークリームさんも苦労していたのでシュリンゲで引っ張り上げた。厳しい場所でお世話になっているので、少しは役に立てたかな。
二条7m滝は水量が多いのと滑っていそうだったので、右岸を巻いた。廊下が終わり岩質が花崗岩から黒い岩に変わると8m滝で、ここは登れないので右岸を巻いた。850mの二股は左股を進む。谷は傾斜が強まり階段滝の連瀑が続く。青空が大きくなりだすと谷は小川のように曲がりくねり源頭部の雰囲気をかもし出す。ここまで、詰めても水量はしっかりとある。970mの奥の二股のあたりで尾根上の台地に取りつき笹原を進むと竜ヶ岳直下コルの登山道に出た。
蛇谷は難易度の異なる様々な滝がつめ合わさったワンダーランドだった。水量が多くいつも以上に楽しませてくれた。ほとんどの滝を登れたのも大きな収穫だった。Iさんとシュークリさんというパートナーあっての事なので感謝したい。