【鈴鹿】仙香谷(赤坂)、ツメカリ谷周回
Posted: 2011年8月20日(土) 16:03
【 日 付 】2011年8月6日(土)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】神崎川取水堰堤9:10>仙香(赤坂)谷出合い>Co740m>尾根乗越し>ツメカリ谷13:52>神崎川>取水堰堤
8月6日(土)、日曜日に予定が入っているので遠征は諦め、今週も鈴鹿の沢を目指す。行き先は仙香(赤坂)谷に決定。石榑トンネルのお陰でアプローチが楽になったので、帰りはツメカリ谷を下る周回ルートを取ることにした。
杠葉尾から林道に入り、発電所を過ぎて取水堰堤の下降階段の少し手前に車を止めて林道を歩き下降階段を下る。神崎川に降りたら仙香谷出合いまで河原を下るが、途中2回ほど渡渉が必要で水量も多かったので注意を要した。
仙香谷に入るとこちらもなかなかの水量で小滝でも迫力がある。
連続する滝や深い釜も現れるが、大きく巻き上がる必要はなく、左右の岩場で越えていける。
暫く谷を遡行したところで若い男女のペアに追いつき予定を聞くと当方と同じようにツメカリ谷周回ルートを予定しているとのことでご一緒させていただくことにした。相手方も自分と同じようにそれぞれの谷は経験済みだが、周回ルートは初めてで尾根の乗り越し点は自信が無いと言う。
巨石のCS滝
ダイビングスポットの大きな釜。ここは泳がず左の岩場を登る。
核心部の6m斜滝に来た。ここでちょっと事件があって写真がない。女性のAさんがトップを切って泳いで滝の横に取付いた。次が自分、ゆっくり泳いで滝の横に取付こうとした時、右手の方に吸い込まれるような感覚が・・いや、感覚だけじゃなかった。本当に吸い込まれた。ここでジタバタしても始まらないので流れに逆らわないように反転して押し出されるように泳ぎ始めたところまで戻った。
この様子を滝の途中で見守っていたAさんが降りてきて、また泳いで戻ってきたと思ったら、ザックからロープを取り出し「これで引張りますから。」と言ってくれた。滝つぼの方へ近づき過ぎないようにやり直せば大丈夫とは思ったが、へまをしたら反って迷惑だからご好意に甘えることにした。
Aさんは鮮やかに泳いで岸にたどり着くと滝の横を少し登って準備ができた。男性Bさんもこちらに残ってロープを確保。こうして万全の態勢で岸にたどり着き事なきを得た。全く世話の焼けるおっさんだ。
続く8m滝も問題だった。前回はバンドを登っていって滝の横の方をちょこちょこと登れば簡単に通過できたが、今日は水量が多くてバンドの横まで水があふれ激しく水しぶきを上げている。こりゃ高巻いていくしか無いかなと思いながら、お二人の対応ぶり見物することに。ロープで結びあった二人。Bさんの確保でAさんがバンドを登っていったかと思うといきなり左の壁を登り始めた。「えっえーっ、そんな所を登るの?」こちらの心配をよそにAさんはスパイダーマンみたいに壁を登って上の方にあった残置ハーケンにちょんちょんとクイックドローを架けていき次々ロープを通して、あっという間に安全路が確保されてしまった。Bさんが笛を鳴らしAさんが合図を送り返して準備完了。
Bさんはロープの途中に結び目を作って私に手渡してくれる。もう、後には引けなくなった。覚悟を決めて自分のハーネスにロープを繋いだらAさんに習ってスパイダーマンの真似をする羽目になった。幸い見た目ほど厳しくはなかったので何とか通過できたけど、途中で動けなくなったらお荷物どころか粗大ゴミになるところだった。
後で聞いたらクライミングが本職で沢登は最近始めたそうな。おまけに元水泳部というから鬼に金棒だ。こうして頼もしいお二人に助けられ無事難局を乗りきったスカイウォーカーでありました。ありがとうございました。
その後は厳しいところは無くなり、2条滝を過ぎると・・
ナメの連続となって癒しの谷となる。
お二人も癒しの谷を楽しんでいく。
さて、ナメが終わるとそろそろ尾根を乗り越してツメカリ谷に渡らねばならない。右手のルンゼの入口に白テープがあったので高度を確認すると709m。Aさんが事前調査して計画したルートは740m地点から右に入るようになっていたので更に進むと左岸に紫テープを発見。仲間に聞いてきた話も紫テープを辿るということだったので、そこから少しヤブっぽいルンゼを詰めて尾根に出た。尾根に出たら左に進んで紫テープを追った。
降り易そうなところで斜面を下り枝沢を下って行ったら少し大きな沢に出た。朴の木谷に出たようだ。Aさんの計画ではもう一つ尾根を越えてツメカリ谷上部に出るはずだったようだが、尾根を越えていけそうなところも無かったのでそのまま沢を下ったら見覚えのある4m滝の下に出た。
ここでお二人はアタックしたい滝もあるとかで、お別れした。ツメカリ谷の下降は登りよりは気を使うが何とか出合いまで出られた。神崎川に出るとすぐ深い淵があって泳がねばならない。ザックの防水を確認していたら、がっしりした男性が下ってきて流れに入った。ここは浮いてさえいれば自然に流されていくので自分も流れに入って泳いだ。
川を下っていくと遡行を終えた人達がぞろぞろと歩いたり流れに飛び込んだりしている。
人の列はどんどん詰って堰堤の辺りでは20人以上になった。自分も団体に飲み込まれて堰堤の鉄梯子では順番待ちになる。これもトンネル効果で人が増えたせいだろうか。
今日は、ひやっとした場面もあったが、頼もしいお二人さんのお陰で事なきを得た。本当にお世話になりました。
絵日記版はこちらです。http://blogs.yahoo.co.jp/lancer9jp/30153134.html
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】神崎川取水堰堤9:10>仙香(赤坂)谷出合い>Co740m>尾根乗越し>ツメカリ谷13:52>神崎川>取水堰堤
8月6日(土)、日曜日に予定が入っているので遠征は諦め、今週も鈴鹿の沢を目指す。行き先は仙香(赤坂)谷に決定。石榑トンネルのお陰でアプローチが楽になったので、帰りはツメカリ谷を下る周回ルートを取ることにした。
杠葉尾から林道に入り、発電所を過ぎて取水堰堤の下降階段の少し手前に車を止めて林道を歩き下降階段を下る。神崎川に降りたら仙香谷出合いまで河原を下るが、途中2回ほど渡渉が必要で水量も多かったので注意を要した。
仙香谷に入るとこちらもなかなかの水量で小滝でも迫力がある。
連続する滝や深い釜も現れるが、大きく巻き上がる必要はなく、左右の岩場で越えていける。
暫く谷を遡行したところで若い男女のペアに追いつき予定を聞くと当方と同じようにツメカリ谷周回ルートを予定しているとのことでご一緒させていただくことにした。相手方も自分と同じようにそれぞれの谷は経験済みだが、周回ルートは初めてで尾根の乗り越し点は自信が無いと言う。
巨石のCS滝
ダイビングスポットの大きな釜。ここは泳がず左の岩場を登る。
核心部の6m斜滝に来た。ここでちょっと事件があって写真がない。女性のAさんがトップを切って泳いで滝の横に取付いた。次が自分、ゆっくり泳いで滝の横に取付こうとした時、右手の方に吸い込まれるような感覚が・・いや、感覚だけじゃなかった。本当に吸い込まれた。ここでジタバタしても始まらないので流れに逆らわないように反転して押し出されるように泳ぎ始めたところまで戻った。
この様子を滝の途中で見守っていたAさんが降りてきて、また泳いで戻ってきたと思ったら、ザックからロープを取り出し「これで引張りますから。」と言ってくれた。滝つぼの方へ近づき過ぎないようにやり直せば大丈夫とは思ったが、へまをしたら反って迷惑だからご好意に甘えることにした。
Aさんは鮮やかに泳いで岸にたどり着くと滝の横を少し登って準備ができた。男性Bさんもこちらに残ってロープを確保。こうして万全の態勢で岸にたどり着き事なきを得た。全く世話の焼けるおっさんだ。
続く8m滝も問題だった。前回はバンドを登っていって滝の横の方をちょこちょこと登れば簡単に通過できたが、今日は水量が多くてバンドの横まで水があふれ激しく水しぶきを上げている。こりゃ高巻いていくしか無いかなと思いながら、お二人の対応ぶり見物することに。ロープで結びあった二人。Bさんの確保でAさんがバンドを登っていったかと思うといきなり左の壁を登り始めた。「えっえーっ、そんな所を登るの?」こちらの心配をよそにAさんはスパイダーマンみたいに壁を登って上の方にあった残置ハーケンにちょんちょんとクイックドローを架けていき次々ロープを通して、あっという間に安全路が確保されてしまった。Bさんが笛を鳴らしAさんが合図を送り返して準備完了。
Bさんはロープの途中に結び目を作って私に手渡してくれる。もう、後には引けなくなった。覚悟を決めて自分のハーネスにロープを繋いだらAさんに習ってスパイダーマンの真似をする羽目になった。幸い見た目ほど厳しくはなかったので何とか通過できたけど、途中で動けなくなったらお荷物どころか粗大ゴミになるところだった。
後で聞いたらクライミングが本職で沢登は最近始めたそうな。おまけに元水泳部というから鬼に金棒だ。こうして頼もしいお二人に助けられ無事難局を乗りきったスカイウォーカーでありました。ありがとうございました。
その後は厳しいところは無くなり、2条滝を過ぎると・・
ナメの連続となって癒しの谷となる。
お二人も癒しの谷を楽しんでいく。
さて、ナメが終わるとそろそろ尾根を乗り越してツメカリ谷に渡らねばならない。右手のルンゼの入口に白テープがあったので高度を確認すると709m。Aさんが事前調査して計画したルートは740m地点から右に入るようになっていたので更に進むと左岸に紫テープを発見。仲間に聞いてきた話も紫テープを辿るということだったので、そこから少しヤブっぽいルンゼを詰めて尾根に出た。尾根に出たら左に進んで紫テープを追った。
降り易そうなところで斜面を下り枝沢を下って行ったら少し大きな沢に出た。朴の木谷に出たようだ。Aさんの計画ではもう一つ尾根を越えてツメカリ谷上部に出るはずだったようだが、尾根を越えていけそうなところも無かったのでそのまま沢を下ったら見覚えのある4m滝の下に出た。
ここでお二人はアタックしたい滝もあるとかで、お別れした。ツメカリ谷の下降は登りよりは気を使うが何とか出合いまで出られた。神崎川に出るとすぐ深い淵があって泳がねばならない。ザックの防水を確認していたら、がっしりした男性が下ってきて流れに入った。ここは浮いてさえいれば自然に流されていくので自分も流れに入って泳いだ。
川を下っていくと遡行を終えた人達がぞろぞろと歩いたり流れに飛び込んだりしている。
人の列はどんどん詰って堰堤の辺りでは20人以上になった。自分も団体に飲み込まれて堰堤の鉄梯子では順番待ちになる。これもトンネル効果で人が増えたせいだろうか。
今日は、ひやっとした場面もあったが、頼もしいお二人さんのお陰で事なきを得た。本当にお世話になりました。
絵日記版はこちらです。http://blogs.yahoo.co.jp/lancer9jp/30153134.html
